理想の上司、室井慎次!
『容疑者 室井慎次』をみてきましたよぉ!
あっ!? このブログの記事はネタばらしはしてませんので、ご安心を!
青島よ、約束は果たせそうにない・・・。
ん!? 何やらただ事じゃないなぁ・・・
「容疑者~」のタイトルどおり、室井さんが逮捕されてしまう!
容疑は、特別公務員暴行陵虐の共謀共同正犯
刑法は大学時代にかじる程度のオイラの知識では、いまいちピンとこない・・・
早速、六法と刑法総論のテキストを引っ張り出して調べてみると、
特別公務員暴行陵虐とは、警察が被疑者に暴行行為をすることで、刑法195条で禁じている。
つまり、汚職の一種のようだ!
7年以下の懲役又は禁錮・・・けっこう重い罪だよねぇ!?
共謀共同正犯というのは、
ある犯罪を複数の人が共同して実行した場合、全員が正犯となる刑法60条の共同正犯の拡大理論として生まれたもので、犯罪の実行行為には参加しなかったが、謀議・指揮命令をしている者も共同正犯として認めよう、という裁判例で確立されたもの・・・らしい。
学者によっては共謀共同正犯を否定してる人もいて、適用にはグレーな部分もあるそうだ。
現場のやり方が、ときには法やルールに抵触することもあると考える、室井慎次の現場重視がこんな結果になってしまったのだろうか・・・それともハメられたのか・・・
「事件は現場で起こってるんだぁー」 って叫びたくなるよぉ!
あと、劇中に登場する日記をホームページで読んでいるけど、結末が気になりますぅ!!
オイラが「踊る~」の世界に注文したいのは、
この世界の警察組織が、国家機関なのか民間組織なのかハッキリしてくれぇ!ってこと。
テレビドラマシリーズでは、国家機関だったと勝手に解釈している。
というのも、警視庁を「本店」、所轄を「支店」と皮肉まじりに呼んでいるし、キャリアとノンキャリの対立を描いている。
その後、MOVIE2のパンフには、ニッポン警察株式会社が行なった警察改革が記事で紹介されている!
どっち?
「容疑者~」では、警視庁と警察庁の確執が描かれているので、国家機関ということか?
和久さ~ん、教えて!!
次回作では、警察官僚と警察民営化賛成派議員の対立を映画化するのも面白いかも・・・
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