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2006年1月 8日 (日)

『あおぞら』(星野夏)

あおぞら』(ポプラ社)
すがすがしさを感じる本のタイトルなんだけど、その内容は女の子の青春時代とはほど遠い内容の実話。
何度ものレイプ、脅迫、売春を経験し、何度も自分の腕をカッターで切り刻む・・・現実に絶望してしまった少女『夏』の手記。

オイラはこの本を読みながらショックを受けてしまいましたよぉ!
自分の過去を背負いきれず苦しむ“夏ちゃん”が心配でさぁ・・・
だって、男を憎むために自分を売ってしまい、そんな自分が汚いからと手首を切ってしまう中学生の心理は想像できないじゃん!

そんな夏ちゃんも高校生になると、『こぅちゃん』という彼氏と運命的な出会いをする。
『こぅちゃん』は、夏の過去をすべて受け止め、それでも愛し合える運命の人。
それなのに現実とは残酷なもので、幸せは長くは続かない
夏の人生が輝き始めたとき、こぅちゃんは事故で死んでしまう・・・

あおぞら』を読んだ感想として、
この本のタイトルと内容のギャップの差に戸惑いながらオイラは読んでいたけど、後半は涙をこらえながら夏ちゃんを応援してましたよぉ!
“こぅちゃんの死”から立ち直っていけるのだろうか!? 夏ちゃんは一人で大丈夫なんだろうか!? ・・・とハラハラしたけど、家族や友達に支えられ、“こうちゃんとの思い出”が心の支えになっていたことに感動したぁ!
そのことに夏ちゃん自身が気づいたからこそ、『生きていくね』という言葉が夏ちゃんの心から湧き出てきて、そのときの夏ちゃんの心が“あおぞら”のように澄みきっていたのだと、オイラは理解しました!
それがこの本のタイトル『あおぞら』なんでしょ?

現在、夏ちゃんは18歳。
どっかで“こぅちゃん”を想い、生きている。

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オイラの読書感想文」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。そらといいます。
「あおぞら」今まで読んだどの本よりも心を突き動かされました。
私は、今中2です。
夏さんが初めて辛い出来事に直面した頃と同じ年です。
最近、ちょっと辛いことがあっただけで、とても悲しくなって、親に当たってしまい、友達にもあいそ笑いしかできなかったんですが、この本を読んで、夏さんはとても辛い出来事にあったのに、ちゃんと前を向いていられた。
カッコよかった!
もっと頑張んなきゃ!と思えました。
夏さんのおかげで、私は本当に救われました。
夏さんの姿勢、とっても素晴らしいと思います。
こぅちゃんが、夏さんをずっと思っているのもよくわかる気がします。あえて、「思っていた。」ではなく、「思っている。」にしました。
こぅちゃんと、夏さんは、永遠に惹かれあう2人なんだと思います。頑張ってください!応援してます!   *そらより*

投稿: そら | 2008年7月31日 (木) 10時37分

初めまして。アルトといいます。
『あおぞら』読みました。かなり感動しました。この本を読んだきっかけは、友達から進められました。とても泣けるし、感動できるって・・・
そして、その本を借りた日・・・いっきに読みました。どんどん読み始めると、止まらなく、夏さんがどれだけ苦しくて、辛かったのが本からよく伝わりました。そのとき、私は涙を流していました。信じていた人に、裏切られるのは凄く悲しいことですよね・・・
私は時々、今の自分が嫌になるとき・・・死にたいと思うときがあります。しかし、『あおぞら』を読んで、必死に彼氏の分まで生きようとしている夏さんの心境がわかって、私は「なんでこんな理由で死にたいなんて思ってるんだ!!」と思いました。 私にも今、彼氏がいます。『あおぞら』の話を彼氏にしました。彼氏も私の話で泣いていました。
夏さん!!本にするのは辛かったと思います。だけど、私はこの本が絶対反響すると思います。 ちなみに私個人的なことなんですが、映画化してほしいと思っています。『あおぞら』をもっといろんな人に読んでもらいたいと・・・夏さんと同じ境遇に遇っている人たちにも・・・ それでは これからも頑張ってください!!

投稿: アルト | 2006年1月17日 (火) 20時57分

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» あおぞら [乱読日記]
星野 夏 あおぞら たしか結構前に楽天ブックスのトップで紹介されてた本ですね。 そんな軽い気持ちで読み始めたものの…。 相当つらかっただろうなと。 よく生きていてくれたなと。 ありがというか、なんというか…。 なんかうまくいえないんですけど…。... [続きを読む]

受信: 2006年1月30日 (月) 23時38分

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