村上ファンドの次の一手は?
阪急ホールディングスは阪神株のTOB実施を決議し、完全子会社化をめざす。
TOB価額は930円。
それに対して、村上ファンド側の要求は、おそらく950円プラス配当50円とみられ、その差はいまだ大きいといえる。
村上氏はTOBに応じるのか?
“村上氏は追い込まれている”という報道もあるが、本当にそうか?
それは・・・追い込まれてはいません!
むしろ選択肢が広がった!
村上氏はこの見切り発車を待っていたのです。
オイラが想像するに、
村上氏はTOBに応じるとみた!
ただし、6月19日ギリギリまでTOB価額の引き上げと臨時配当を迫りながら、最終的には40%を売却し、約7%は保有し続ける。
TOBが無事に成立すれば、10月1日の完全子会社化と同時に、株式交換(1対1.4)で阪急阪神HD株を大量に保有できることになる。
そうすれば、大株主としてそのまま影響を保持できるのだ!
村上氏抜きのTOB実施決議こそ、村上氏が狙っていた真の選択肢の出現ではないのか!?
これが村上氏のシナリオだとオイラはみている!
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