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2006年5月30日 (火)

村上ファンドの次の一手は?

阪急ホールディングスは阪神株のTOB実施を決議し、完全子会社化をめざす。
TOB価額は930円
それに対して、村上ファンド側の要求は、おそらく950円プラス配当50円とみられ、その差はいまだ大きいといえる。

村上氏はTOBに応じるのか?
“村上氏は追い込まれている”という報道もあるが、本当にそうか?

それは・・・追い込まれてはいません!
むしろ選択肢が広がった!
村上氏はこの見切り発車を待っていたのです。

オイラが想像するに、
村上氏はTOBに応じるとみた!
ただし、6月19日ギリギリまでTOB価額の引き上げと臨時配当を迫りながら、最終的には40%を売却し、約7%は保有し続ける。
TOBが無事に成立すれば、10月1日の完全子会社化と同時に、株式交換(1対1.4)で阪急阪神HD株を大量に保有できることになる。
そうすれば、大株主としてそのまま影響を保持できるのだ!

村上氏抜きのTOB実施決議こそ、村上氏が狙っていた真の選択肢の出現ではないのか!?
これが村上氏のシナリオだとオイラはみている!

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2006年5月29日 (月)

アロンソ、モナコGP初制覇!

M・シューマッハのPP剥奪処分は厳しいねぇ・・・
確かに、ラスカスであんな状態でストップさせれば、予選妨害のみなされても仕方がないけど、最後尾にしなくてもよさそう・・・厳しいペナルティーだったね。
ファンからすると、決勝レースの興味をなくしちゃうよ。
せめて10グリッド降格とかで・・・

M・シューも、スターティンググリッドには着かずに、Tカーでピットスタートを選んだのは、FIAへの抗議のあらわれか? それともマイスターのプライドか?
それでも終わってみれば、5位入賞で4ポイントGETだもん!
しかもファーステストのおまけつき。 さすがですな!

モナコを制したのはアロンソ。 今季4勝目!

注目のスーパーアグリですが、モンタニが3周遅れながら完走。
佐藤琢磨はリタイアでした。

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2006年5月28日 (日)

ナスカの地上絵

昨日の夜、上野・国立科学博物館で開催されている『ナスカ展』に行ってきましたよぉ!
前々からナスカ展には行きたく、やっと実現しました。

オイラは、ガキの頃に『ゼビウス』をやって以来、ナスカの地上絵に興味津々!
“んっ、地上に絵が書かれてるじゃん!?”ってビックリしたもん。

で、『ナスカ展』のウリですが、大画面のスクリーンでナスカの地上絵を、セスナ機に乗ってるような気分で体感できるバーチャル飛行体験です!
これを見れば、飛行機がなかった頃には地上絵が発見できなかった理由がわかりますもん。 そんな大迫力で神秘的な映像が見られます。

その他にも、ナスカの土器や織物、ナスカ人のガイコツなども展示されていて興味深いのです。
オイラが1番驚いたのが、1300年前のこどものミイラ
黒目まで残っている珍しいミイラなのだそうです。
なのでナスカ人と目が合います!
この人たちが地上絵を創造したのですねぇ・・・ UFOの仕業ではなかったのですねぇ・・・

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2006年5月24日 (水)

社保庁の不正

国民年金の納付率を上げるために、本人には無断で保険料の免除手続きをしていたという・・・
これって“不正”ではなく“不法” 公文書偽造レベルの話ではないか!?

不正を働いた社会保険事務所の言い分にもあきれる。
年金受給権を失わないよう、本人のためにやった
ふ~ん、そんな良心的な役人がいたんですねぇ!?

確かに、公的年金は25年の「納付済期間と免除期間」を要求している。
25年に満たなければ、年金受給権は得られない。
申請免除”の手続きを社会保険事務所が“カッテ”にやってくれれば、年金受給権を失うことはなさそうだ!

でも、そういう問題ではない!

申請免除とは、“将来の追納を期待した制度”であって、年金加入の重要性を理解されて初めて成立する制度なのだ。
そのために10年間の猶予期間がある。
年金制度を軽視して保険料を払わない人に利用させる制度ではない!
今回の不正手続きは、年金制度を失墜させた行為なのだ。

社会保険庁の人間は、年金教育の普及に尽力されよ!
障害年金の裁定にはもっと協力的になれ! なのだ。

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2006年5月20日 (土)

共謀罪と太田総理

共謀罪”採決は見送りですかぁ!?
自民党もたいしたことないねぇ・・・絶対安定多数だとかで大騒ぎしたわりには、民主党が審議拒否をチラつかせると先送りだもん。

まぁ、与党案にはツッコミどころがあるのも確か。
民主党案では“越境テロ犯罪集団”に限定して曖昧さを排除しているのに対して、与党案では暴力団やサギ集団にまで及んでいる。 こんなのは現行刑法で解決すればいい。
“共謀罪”は国際条約を批准するために必要なのだから、条約そのままの“越境的犯罪”に限定した法律をつくればいいのです。

それにしてもマスコミはいいかげんだね・・・
話し合っただけで罪になる』とか『監視社会になる』とか、挙句の果てには、“市民社会の自由の抑圧”だってさ・・・、恐怖を煽るな! 報道を自粛するな!!

話は変わって、オイラの好きなテレビ番組『太田光の私が総理大臣になったら
今週のマニフェストは“アメリカにはビタ一文払いません”でした。

なぜか米軍再編に意味不明の3兆円を要求され、グアム移転に7000億円も日本が払うことになっていた!?
思いやり予算にいたっては、2300億円もアメリカに献上している。
“ビタ一文払わない”は別にして、今こそ日米関係を考え直さないといけない時期ですよねぇ!

で、太田総理いわく『米軍基地はアメリカの世界戦略のためにあるだけで、日本の利益にはなっていない。アメリカにものを言えないのだから、莫大な予算を払う理由がない。』とこんな感じの主張。

反対派には現職の自民党議員やデーブ・スペクターなどがいるんだけど、
『日米安保は片務条約なので金がかかるのは仕方がない。』 『同盟を解消すれば自衛隊を強化せざるを得ない。そうなると、もっとお金がかかる。』

とまあ、こんな主張でこの法案に反対するわけだけど、太田総理の持論は“武器はすべて捨てる”(以前に否決されている)なので、軍備ありきの議論に『んっ???』となるのはあたりまえだわなぁ!

ハッキリ言って、“軍備は戦争をしないための抑止力になる”はウソです! 武器を持つから戦争しなくちゃならなくなるのです。
それに、ホントに米軍は日本を守ってくれるのでしょうか?
北朝鮮のテポドン2を打ち落としてくれるのでしょうか?
かなりあやしいですなぁ・・・

で、結局この法案は否決されてしまいました!
確かに、無防備な国に安定した未来や経済成長なんて有り得ない。
ただ、オイラは太田総理の心意気に1票!

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2006年5月16日 (火)

サイテー最悪病院って・・・

最低最悪病院”と題するテレビ番組を見たんだけど、医療従事者の恐ろしさにブッタマゲタよぉぉぉ!
医療ミスの隠蔽カルテの改ざんドクハラ・・・いろいろ出てきたけど、病院にはコンプライアンスってないのかねぇ!?
病院の利益のために抗がん剤を必要以上に投入する医師!? 消毒液を点滴に混ぜてしまう看護師!? これって殺人者のレベルでしょうよ!
しかも、病院全体で事実を隠蔽するんだから殺人集団か?
これは“共謀罪”を適用してもいいぐらいの犯罪だね・・・

カルテの改ざんは日常茶飯事らしいけど、こんな詐欺師みたいなヤツらは即、医師免許を剥奪しなきゃ!
だって、耐震偽造以上に悪質だもん。 免許持たせてたらイカンよ!

番組のすべてが事実だとは思わんよ。再現ドラマは大げさに作られてるんだろうし、タレントのコメントなんてテキトーなことを言ってるだけ。
でも、“ヤブ医者”は確かに存在するし、態度の悪い医者はごまんといる。

医者『どうしました?』
患者『熱があるので、たぶん風邪だと思うんですけど・・・』
医者『風邪かどうかは、こっちで判断します。』
こんな傲慢なクソ医者はあちこちに存在するもん!

あと、番組では小児科医の少なさや、小児を診察する体制の不備を取り上げていた。
これって、政治の問題でしょうよ!?
児童手当の拡充?出産一時金の増額? こんなの少子化対策ではない!
本当の少子化対策って、こんなところにあるんじゃないの、政治家さん。

やはり病院も、情報開示ができなきゃダメですな!
情報開示こそが病院と医師の質を高めるし、患者の支持を得るのだとわかりました。
そして医療従事者もコンプライアンスを守れ! なのだ。

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2006年5月15日 (月)

アロンソ、母国スペイン初優勝!

かのアイルトン・セナでさえ、母国ブラジルGPではF1年目まで1度も優勝を手にできなかった。
初優勝は1991年のことだ!
このときのセナのMP4/6は、残り数ラップのところで6速以外のギアのすべてが壊れ、苦しみながらの悲願の初優勝! ゴールした瞬間にスコールが降り、セナは号泣しながら“”を見たのだ!
それはど母国グランプリでの優勝は難しく、“母国グランプリでは優勝できない”というジンクスまでできたほど・・・

それなのにアロンソという男はいとも簡単に優勝してしまった!
もはやアロンソにはジンクスなど通用しないのか!?
みごとなポール・to・ウィンでした!!!

期待のスーパーアグリは、佐藤琢磨17位で完走! ヨーロッパラウンドでは初完走。
モンタニはリタイアでした。
次のモンテカルロはコースも狭いし、道を譲るのが大変そう・・・ですな!
琢磨がんばれぇー!!!

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2006年5月12日 (金)

海猿にチェックイン!

LIMIT OF LOVE 海猿』 オイラは泣きそうになりましたよぉ!

LIMIT OF LOVE”とタイトルにあるように、伊藤英明が演じる仙崎大輔カンナをつなぐ愛が描かれているんだけど、
オイラは、大輔と吉岡との“バディー愛”に感動ですよぉぉぉ!

バディーの吉岡のほうに感情移入しちゃったもん!
吉岡は潜水士1年目で、女にモテたいが為に潜水士になったお調子者なんだけど、
海猿最終章では大活躍です!
要救助者に『大輔さんは絶対に戻ってくる!』と約束する場面では、“よく言った!”って感じだったし、
脱出中に吉岡だけが身動きがとれなくなってしまい、残圧の少ないボンベを渡され一人残されるシーンでは、『すごく怖い』と言いながらも大輔を信じて握手する。 ここでオイラは泣きそうになったねぇ・・・
これこそ“LIMIT OF LOVE”、バディー愛を感じましたぁ!

大輔の無敵ぶりもいいねぇ!
プロポーズしてないで、はよ逃げろッ、って感じもしないではないけど。

やっぱオトコは身体を鍛えなきゃね!
オイラも何年かぶりに筋トレ始めるべぇ!!!

スピンオフ企画『潜水士・吉岡哲也』の実現を楽しみにしてまっせぇ!

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2006年5月 8日 (月)

シューマッハ2連勝!

《 Rd5 ヨーロッパGP 

引退を噂されている男とは思えません!
新旧王者対決はまたもやシューマッハの勝利でした。
ピットストップ後に形勢逆転って、マイケル君お得意のパターンだもんね!
昨シーズンの詐欺のような1勝に甘んじた男の姿はもうないし、シューマッハ完全復活ですね。

フェラーリも1-3フィニッシュでルノーに接近中!

注目のスーパーアグリは・・・井出有治に欠場勧告、オールジャパンが崩れてしまいました。

遅すぎる”ですかぁ!?
確かに遅すぎるけど、これって井出選手のせいか?
ライセンス発給基準はクリアしてるんだし、ドライバーを変更させたって状況は変わらんぞぉ! テストすら出来ないスーパーアグリなのに、どこで経験積むのよぉ!?

でも、フランク・モンタニに期待するしかない! スーパーアグリにとっては、ルノーのテスト経験のあるモンタニを起用出来たことはプラスになるはず!

そんなスーパーアグリですけど、Wリタイアでした。

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2006年5月 7日 (日)

Vフォー・ヴェンデッタ

近未来の英国が『V』の舞台で、英国が“圧制”と“検閲”で支配された独裁国家になってしまった、という設定。

夜11時以降は “外出禁止令”が出され、政府による盗聴、自警団による監視・・・とまあ恐ろしい国家になってしまったイギリス。
テレビでは“愛国心”まるだしのキャスターが他国を誹謗中傷してるわけだけど、

こんな国って現実に存在してるから、別に驚かないけどね。

かつての“自由”と“人権”を取り戻すために V は生まれ、白い仮面を被る。

そのへんが面白そうなので、この映画を観たんだけど、
“自由と人権”を取り戻すというのは表むきの目的であって、結局は、自分を人体実験の道具にした政府に対して、血の復讐(ヴェンデッタ)をすることが本当の目的だったのかと・・・
それに、最初から最後まで殺人鬼だったVには共感もできないし、なぜ大勢の人民を動かせたのかもオイラには理解できない。

そんな残念な映画だったけど、“イヴィ”を演じたナタリー・ポートマンが良かった!
丸刈りにされる場面は迫真の演技だったしね!
あと見所といえば、音楽に合わせて裁判所を爆破するシーンかな。

で・・・、Vっていったい何ものだったの!?

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2006年5月 2日 (火)

村上氏、阪神乗っ取り!

村上ファンドが阪神電鉄に提出した株主提案の中身が明らかになった!
阪神電鉄の取締役16人のうち、過半数の9人を村上ファンド側から送り込み、経営支配すること!だった。 その9人の中には村上世彰氏本人も含まれている。
この提案は6月の株主総会で決議される。

事実上、村上ファンドは阪神の“乗っ取り”に成功。
阪神・阪急連合の目論見はみごとに崩れさってしまった・・・というか、外堀を埋めれば阪神株を売却するのでは、と楽観視しすぎたのではないか。

株主価値の向上”を標榜する村上氏からすれば、大株主を無視した阪神・阪急の経営統合計画には当然“YES”とは言えない。
それに、なぜ阪急と経営統合するのですか? との問に、
“村上ファンドの排除”とは答えられないもんね。

オイラは“阪急HDのTOBは成立しない”とブログで書いたけど、価格交渉いぜんの問題だったのかも・・・

ただし、オイラが思うに、このまま村上氏が阪神の経営に参加するとは思えない!
なぜなら、村上ファンドは“ハゲタカ”とは違い、経営には興味がないのです。
つまり・・・あの株主提案は“脅し”とみた!!!
阪神・阪急との価格交渉は6月の株主総会ギリギリまで交渉するつもりなのだろう。

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