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2006年7月31日 (月)

アロンソ、大ピンチ!

M・シューマッハ母国ドイツGP優勝!
3連勝で王者アロンソに11ポイント差に迫る!

いよいよアロンソが追い詰められた・・・。
欧州の異常気象によるミシュランのパフォーマンス不足、ルノーが先行開発していたマスダンパーシステムの禁止によって、ルノーのマシンが明らかに遅い。
このレース、アロンソはフィジケラに順位を譲ってもらい、M・ウェーバーのリタイアでなんとか5位4ポイント、残り6戦をこの状態で逃げ切れるのかなぁ!?

M・シューには追い風が吹いてます!
真夏のハンガリー、そしてテスト禁止期間に突入・・・
絶好調のフェラーリBSにとっては断然に有利となる。
逆転も時間の問題か!?
引退を噂された男の面影は全くなくなりましたね。

スーパーアグリ、念願の新車SA06登場!

ただ・・・テスト不足は歪めない。
本来なら、ニューマシンは信頼性が得られるまでは実戦には投入せず、旧マシンで戦うのが定石だけど、アグリにはそんな余裕は残されてないし、今シーズンが終わってしまう。
だから琢磨が38周できたのは大きいはず!

“2秒速くなる”はF1の世界では有り得ないよなぁ・・・!?
まずはミッドランドからですね。 願わくば、第2ピリオド進出!

今週末は久々のハンガリーGP、M・シューの勢いはこのまま続くのか・・・!?
楽しみですな!

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2006年7月30日 (日)

ポスト小泉争い始まる!

自民党総裁選まで2ヶ月をきり、候補者の顔が見え始めてきた。
総裁選は300の国会議員票と400の党員票の合計数で決する。
国民が直接選出するわけではないので、世論調査では断トツの安部晋三官房長官も予断は許されないわけだが、来年の参院選のことを考えれば安部氏勝利を選ぶのだろう。

敵前逃亡を選んだ福田氏に対して、いち早く立候補表明を出してテレビに出演しまくりの谷垣禎一財務大臣が目立ってきた。
この行動は大正解!
総裁選とはいえども、昔みたいに密室で総裁が決まる時代ではなく国民世論に左右されるのなら、いち早く立候補して政策をアピールしたほうが有利に働くにきまっている。 麻生外務大臣みたいに曖昧な態度をとるより遥かに結果がいい。

その谷垣氏の政策だが、かなり本音とゆうか、きっちり方向性を示した。
消費税は2010年半ばまでには10%以上
靖国参拝自粛
政策論争の中心は消費税増税問題ですかね。
消費税の引き上げに関して、麻生氏はかなり消極的で、安部氏は2%程度の引き上げ、谷垣氏は10%以上としている。

ただ、問題なのは何%になるのか、ではない!
どう使われるのかです!

まず、消費税の増税部分が普通税のままなら、消費税の引き上げはゼッタイ認めてはいけない。
福祉目的税にすべきという議論もあるが、年金に限るのか、社会保障全般に及ぶのか、はっきりしなければダメ。
オイラは年金目的でなければ納得できない話だと思っている。それも条件つきで。
『引き上げ部分は基礎年金の給付のみに使われること。』
『基礎年金の給付額を改善すること。』
年金事務や年金事業にまで使われたら消費税を引き上げた意味がなくなるし、あまりにも基礎年金の給付額が低すぎる。
これが守られるのなら、谷垣氏が主張する10%以上になっても仕方がないのかなと思える。
くれぐれも、“財政不足を埋めるため”という曖昧な理由や、“国債残高を減らすため”という無理な理由では受け入れられない。

最後に、オイラとしては政策論争も大いに結構だが、総理になろうという人には、理想を熱く語ってほしいし、その人なりの哲学を語るべきだ!
総裁選に関して細かい事など興味がないのだ!

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2006年7月25日 (火)

高齢者いじめの政治

昨日の夜、『たけしのTVタックル』を見たんだけど、オイラはぶったまげたよぉ。
年金生活の高齢者をねらった増税・医療費負担の見直について紹介されてたけど、ちょっと恐ろしかった・・・。

年金収入が270万円ほどの高齢者が納める住民税が、今年の支払い分からは昨年の6倍になってるのだという。 ほとんどの高齢者が3倍から5倍ほど増えている。
老年者控除の廃止等がその原因だ!

高齢者の医療費負担も、今年の10月から、
現役なみの所得がある高齢者については2割負担から3割負担へ変更。 年収520万円以上の高齢者については1割負担から3割負担へ変更。
2008年4月からは、70歳~74歳の高齢者は1割から2割へ変更される。
ちなみに、75歳以上は1割負担に変更はない。

その他にも、医療保険が適用されるリハビリ期間に制限を設けて、過剰なリハビリを制限して財政を抑制しようとしてるみたいだけど、リハビリを自己負担で続けられずに、リハビリをあきらめる人もいるんだと・・・。

ほんと血も涙もないね・・・
『高齢者をいたわれ』 この言葉は政治の世界には無用の長物のようだ!
どっかの総裁のように、退職金を何度も、しかも高額にもらえて、資金運用までしている高齢者なら負担を増やしてもいいんだよ。 でも、そんな特権をもった人はごく一部で、ほとんどの“人生の先輩方”は長い職業生活で身体が壊れてしまって、余生をのんびりと楽しく生きようとする人なんだよ。
医療も受けれず、リハビリも受けれずにどうするんだよ!

オイラも少し調べてみたんだけど、医療費負担の見直しはそれだけではないようだ!
高齢者の高額療養の自己負担限度額も引き上げられたのだ! 知らず知らずに・・・

これが痛みをともなう改革なのか!?
ぬるま湯に浸かっている特権者たちを湯ぶねから出すことが先決ではないのか?

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2006年7月22日 (土)

欽ちゃん球団はどうなるの?

欽ちゃんの羽田会見を見ててオイラは泣きそうになったよぉ・・・
無念さと申し訳なさが、ひしひしと伝わってきました。

茨城のみんな、ごめんな』 そう言って“茨城ゴールデンゴールズ”の解散を宣言した。
確かに、極楽の山本とGGの選手2人が酒の席にいて、未成年の女性相手にそれなりの事をしてしまったのだから、その責任は重い。
遠征中の出来事だし、総監督の欽ちゃんにも不祥事の責任はあるともいえそうだ。
だから欽ちゃんは『球団解散』という責任のとり方を瞬時に選んだのだろう。

球団を解散する必要はないという論理、欽ちゃんはやめなくてもよいという論理もある。
でもオイラは単純に“続けてほしい”と願う。

そういえば、5月にオイラは筑波山に登山しに行ったとき、近くの観光案内所に立ち寄ってみたら、ゴールデンゴールズの写真がたくさん飾られていた。 練習所の場所までくわしく宣伝されている。 もはや茨城ゴールデンゴールズは観光名所になっているのだ。
球場も8000万円の費用をかけて整備されたのだという。
そういうことを考えると、球団の“解散”は簡単ではないようだし、そうだと欽ちゃんはますます苦しんでしまう・・・
ゴールデンゴールズはそこらのクラブチームではない。 “夢・笑い・強さ”を同時に追求しているチームなのだ。

そう思うと、『山本、何してくれんねん』と言いたくなる。
夢列車に不祥事はタブーなのだ!
ゴールデンゴールズに欽ちゃんがいないなんて有り得ないのだ!!
なにか良いアイデアはないものか。

7月23日 追記

みんな、オレやるぞぉ
昨日、欽ちゃんは夢列車の再出発を宣言した!
新生・茨城ゴールデンゴールズ、今まで以上に気になる存在ですな。

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2006年7月18日 (火)

第11戦 フランスGP

M・シューマッハの圧勝、アロンソはなんとか2位フィニッシュといったレース結果でしたね。

今回のレースは、タイヤの特性の違いに注目しながら見てないと、つまらないレースだったかなぁ!?
オイラがなんとか今回のレースを楽しめたのは川井ちゃんのリポートが聞けたから!
『周回を重ねるごとにタイヤ性能の落ち込みが大きく、ラップタイムがどんどん落ちる』
『各自2セットあるニュータイヤの使いどころが勝敗のポイントになる』
ということは、ルノー・アロンソはスタート時にニュータイヤを使って勝負に出たけど、マッサに押さえ込まれてしまったことが敗因となる。 逆に、フェラーリ勢はユーズドでスタートしてアロンソを押さえ込めた。 これがすべてだった!

まぁ、アロンソにとっては2ポイント縮められただけで済んだので、“良し”といったところ。

マクラーレンのモントーヤの突然の離脱はどうしたのでしょうか・・・
ここ数戦のモントーヤの走りは危険だったけど、それが原因?
よくわかんないけど残念です。

注目のスーパーアグリですけど、
佐藤琢磨はクラッチのトラブルでリタイア。
今回が最後となるモンタニーは16位でフィニッシュ!

次戦のドイツGPからは、念願のSA06投入! そして、山本左近がセカンドドライバーに昇格する!
約2秒速くなるといわれている新車、楽しみですねぇ!

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2006年7月15日 (土)

ゼロ金利政策解除

《日銀は金融政策決定会合でゼロ金利政策を解除し、短期金利を実質ゼロから0.25%に、 また、公定歩合を0.1%から0.4%へ引き上げる決定を行なった。》

政策金利が復活した!
福井日銀総裁はゼロ金利解除の理由について 「景気過熱を未然に防ぎ、このまま景気を緩やかに拡大させるため」 とした。
確かに金利は通貨の将来価値であるため、あるべき平時に復帰したといってよさそうだ。 預金金利も現在の0.001%から0.1%へ引き上げられることは個人的には喜ばしい。
ただし、再利上げには、いささか不安がある。
なぜなら、今回のゼロ金利の解除に違和感を感じてないのは大企業のみであって、中小企業は景気拡大の効果は感じてなく、利上げは中小企業の事業投資をひかえさせてしまう。
経団連と商工会では感じ方が違うようだ。
再利上げは、中小企業に痛みを与える金利政策であって、オイラはその危機感を感じる。
この点を福井総裁は“小刻みにゆっくり”とその時点の状況をみながら再利上げを判断するようだ。
くれぐれも再度の失策は勘弁願いたい!

日銀の金利政策に目を離せなくなってきたが、
景気が減速傾向にある米国のFOMCの動向にも注目だ!
グリーンスパンからFRB議長を引き継いだバーナンキが8月に行なわれるFOMCで、十数回連続で引き上げてきた現状の5.25%の金利を再度引き上げるのか?
景気の減速傾向を懸念した政策をとるのなら、再利上げは見送られる。
逆に、インフレの高まりを懸念した政策をとるのなら、0.25%ほどの利上げへ踏み切る。

日銀は米国との金利差に注意しながら金利政策を行なわないと、大企業にまで高景気感を阻害してしまう恐れもある。
約6年も政策金利を休んできた日銀の、そして“職責を全うする”福井総裁のお手なみ拝見ですな!

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2006年7月11日 (火)

破壊王・橋本真也

はやいよなぁ・・・
あの破壊王が天国に旅立ってから、もう1年になるんだよなぁ・・・
1年前の『橋本真也 死亡』のニュースは寝耳に水というかヤフーのデマ情報だと思ったもん、夜のニュース番組を見るまでは。
だって、肩の手術に成功して、近々どこかのリングで復帰するものとばかり思っていたから・・・
オイラは何度も破壊王の復帰戦と名のつく試合を観戦してきたから、次も当然観に行くつもりだっんですよぉ。

99年1.4 小川直也戦で実質的に橋本の戦意喪失状態の無効試合。 半年間休場後、天龍源一郎戦で復帰

00年4月 小川直也との闘いで3連敗。『負けたら即、引退!』試合でKO負け。 半年間休場後、藤波辰巳戦で復帰

00年11月 新日本プロレス退団。 ZERO-ONE設立。
01年1月 新日本プロレス電撃復帰。 対長州力で両者レフェリーストップ。

01年3月 ZERO-ONE旗揚げ

復帰試合は全部観に行ったもん・・・
だから今度も『爆勝宣言』の入場曲で復帰してくれると思ってました。

オイラは腹立たしい!
なぜ新日本プロレスはきちんと追悼興行をやらないのか?
新日本プロレスは『橋本真也・追悼興行』と名をつけた特別興行をやる義務があるのではないか!!!

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2006年7月 9日 (日)

映画『不撓不屈』

不撓不屈・・・『困難に屈せず、くじけないこと
まさにこの不撓不屈という言葉は、主人公・飯塚毅さんにぴったりの言葉で、税理士・飯塚毅と国家権力との闘いが描かれた実話を基にした映画です。
かなりシブイ映画だけど、とっても興味深い内容です!

内容を少し紹介すると、
税理士・飯塚毅は中小企業の経営を少しでも安定させるために、苦心して考え出した節税対策『別段賞与』をクライアントへ勧めていた。
『別段賞与』とは、従業員に決算賞与の支給を決定して、その賞与を会社が従業員から借り入れる形をとり、経営に再投資するもの。
もちろん当時の税法の解釈では違法性はみられなかったのだが、所管の国税局は別段賞与の取り扱いを認めず、飯塚氏に脱税のあっせん容疑を着せてしまう。
それだけではなく、国税局は飯塚事務所のクライアントにまで嫌がらせまがいの税務調査に入り、クライアント契約の破棄まで迫る。
そんな国家権力の暴挙乱用を許せず、7年にも渡る国税庁・検察庁との対立へ発展していく・・・という内容。

この映画のみどころは、やはり飯塚さんの生き方だ。
国家権力から強力な圧力をかけられようとも、社会から脱税指南のレッテルを貼られようとも、税理士としての使命を尽くし、理想と信念を貫こうとする姿勢に注目です!

飯塚事務所のモットー『他利利自』 今の日本人はこの精神を忘れてしまったかのようだ。 自分の利益のみを追求してしまった結果が、耐震偽造事件であったりインサイダー事件であったり監査法人の不祥事であったりで・・・
正義はどこへいってしまったのか。
自分にウソをつくから、自分の力を信じることができず、その結果、他人をも欺いてしまう。 そしてその繰り返し・・・
この作品は、そんなニセモノだらけの全く美しくない資本主義社会への警笛とも思える。
飯塚さんが生きていたら、これらの事件をみて何を思うのだろうか。

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2006年7月 5日 (水)

北朝鮮がミサイル発射!

実験? 挑発? 宣戦布告?
今朝、北朝鮮がミサイル6発を発射した!

日本に向けてなのか? それとも、アメリカへ向けてなのか?
くしくもアメリカは独立記念日で、NASAはスペースシャトル『ディスカバリー』の打ち上げを行なった。 しかも、スペースシャトルの打ち上げとミサイルの発射が、ほぼ同時刻だった。
アメリカはこれをメッセージととるのか、宣戦布告ととるのか・・・
アメリカにとって問題なのが、3発目の“テポドン2”の発射だ!
日本海に落水したのが失敗なのか故意なのかは、もう関係ない。 延長線上にアラスカがあるのが問題なのだ。

北朝鮮は以前から『経済制裁の発動は我々への宣戦布告である』と主張している。
つまり、今回のミサイル発射は、臨戦体勢状態であることをアメリカに示したのだ!

そうなると、日本政府には慎重な対応をとっていただきたい。
北朝鮮船籍の入港禁止を決定したが、それ以上の経済制裁は危険すぎる。
日本はこれ以上の“宣戦布告”をしてはいけない!

それにしても、びっくりしたなぁ・・・!?
オイラ達がテレビでW杯を観ているときに北が発射したミサイルが日本の近くを飛んでて、出勤中にも仕事中にもミサイルが飛んでるんだもん。
ちょうどオイラは手嶋龍一さんの『ウルトラ・ダラー』を読んでいるときで、ちょっと怖かったよぉ! ホンモノとなんら変わらないニセ100ドル札を北朝鮮が刷りあげて、そのニセ札で巡航ミサイルを購入して核武装するなんて衝撃的な内容だし、しかもニセ札の製作に日本企業が関係してるなんて信じたくもないし・・・小説の世界だと思いたい。

午後5時すぎに、7発目のミサイルが発射された。 あと2発は発射の可能性があるようだ。
小泉総理『ピョンヤン宣言を守ってほしい。対話の道は残す。』
なんかモノ足りない気もしないではないが、
対話こそが問題解決の方法だし、それが一番難しいのだ!
小泉さんの最後の仕事が“北との対話”であることを信じたい。

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2006年7月 3日 (月)

F1アメリカGP決勝

ミシュラン勢のボイコット事件から1年、今年のインディアナポリスも大波乱! オープニングラップの第1コーナーで7台が多重クラッシュする幕開け、22台中13台がリタイアするというサバイバルレースでした。

そんなレースの中、フェラーリの2台は独走状態の速さで他車の追走を許さず。 予選をみても、ブリヂストンを履くフェラーリの優位はルノー・ミシュランよりも明らかに大きく、王者アロンソでもその差は埋められなかった!

このコースはタイヤの差がすべて!
インディーで培かった膨大なデータと経験を持つブリヂストンに対して、昨年、構造的な欠陥を理由に決勝レースをボイコットしたミシュラン。 いくらチャンピオンタイヤでも1年ではアメリカのコースには対応できなかった。
その証拠に、アロンソはオーバルでもインフィールドでもグリップ不足に苦しみ、トヨタのトゥルーリとラルフにも先順位を譲ってしまっている。

決勝レースの結果は、M・シューマッハが今季3勝目の勝利! フェラーリが1-2フィニッシュで、3位フィジケラ、5位アロンソのルノー勢とのコンストラクター争いで8ポイント縮めた!
ドライバーズポイントでも、シューマッハはアロンソに19ポイント差まで迫った!

そして我らのスーパーアグリですけど、ニューマシン『SA06』のシェークダウンがドイツGPに決まり、久々に明るい話題がありました!
予選では、佐藤琢磨が18位グリッドを獲得し、今季最高位グリッドをゲット!
決勝では、2台ともリタイアでした。

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