« 北朝鮮がミサイル発射! | トップページ | 破壊王・橋本真也 »

2006年7月 9日 (日)

映画『不撓不屈』

不撓不屈・・・『困難に屈せず、くじけないこと
まさにこの不撓不屈という言葉は、主人公・飯塚毅さんにぴったりの言葉で、税理士・飯塚毅と国家権力との闘いが描かれた実話を基にした映画です。
かなりシブイ映画だけど、とっても興味深い内容です!

内容を少し紹介すると、
税理士・飯塚毅は中小企業の経営を少しでも安定させるために、苦心して考え出した節税対策『別段賞与』をクライアントへ勧めていた。
『別段賞与』とは、従業員に決算賞与の支給を決定して、その賞与を会社が従業員から借り入れる形をとり、経営に再投資するもの。
もちろん当時の税法の解釈では違法性はみられなかったのだが、所管の国税局は別段賞与の取り扱いを認めず、飯塚氏に脱税のあっせん容疑を着せてしまう。
それだけではなく、国税局は飯塚事務所のクライアントにまで嫌がらせまがいの税務調査に入り、クライアント契約の破棄まで迫る。
そんな国家権力の暴挙乱用を許せず、7年にも渡る国税庁・検察庁との対立へ発展していく・・・という内容。

この映画のみどころは、やはり飯塚さんの生き方だ。
国家権力から強力な圧力をかけられようとも、社会から脱税指南のレッテルを貼られようとも、税理士としての使命を尽くし、理想と信念を貫こうとする姿勢に注目です!

飯塚事務所のモットー『他利利自』 今の日本人はこの精神を忘れてしまったかのようだ。 自分の利益のみを追求してしまった結果が、耐震偽造事件であったりインサイダー事件であったり監査法人の不祥事であったりで・・・
正義はどこへいってしまったのか。
自分にウソをつくから、自分の力を信じることができず、その結果、他人をも欺いてしまう。 そしてその繰り返し・・・
この作品は、そんなニセモノだらけの全く美しくない資本主義社会への警笛とも思える。
飯塚さんが生きていたら、これらの事件をみて何を思うのだろうか。

|

« 北朝鮮がミサイル発射! | トップページ | 破壊王・橋本真也 »

映画 こちとら、自腹じゃ!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103678/10854509

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『不撓不屈』:

« 北朝鮮がミサイル発射! | トップページ | 破壊王・橋本真也 »