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2006年8月22日 (火)

地方自治体の財政破綻

竹中総務相は地方自治体の破綻を未然に防ぐための法整備を進めている。
破綻認定基準を民間なみに厳しくして初期段階のうちに裁判所が関与できるような仕組みをつくって、地方債や銀行借入れの免除を可能にする。

確かに、夕張市のように財政赤字を銀行借入れや不正経理で隠すという手法は出来なくなりそうだ。
計画性の乏しい公共事業も資金繰りの時点で閉ざすという仕組みは地方分権の絶対条件だろう。
これは特権者の汚職断絶にも繋がる。
でも、もっと必要なのは、責任の所在をきちんと明らかにすることだし、何よりも責任を誰かにとらせる仕組みではなかろうか?

夕張市は632億円の負債を抱えて財政再建団体になった。
夕張市民1人あたり約480万円の借金になる計算だ! 当然に国税から一部補填されるのだが・・・
夕張市の場合、観光誘致のために市営の遊園地やロボット館という公共施設をつくってしまった。
もちろん財政赤字の本質は別のところにあるのだろうが、不要な公共施設が財政悪化に拍車をかけているのも事実だろう。
財政赤字は銀行借入れで隠した。 普通、銀行は借金返済のための融資はしない。
誰がこの責任をとるのか・・・!?


南びわ湖駅』の建設中止を公約にかかげた嘉田由紀子さんが滋賀県知事に当選した。
この駅を建設するために、滋賀県は240億円を負担することになっていて、すでに100億円以上が土地収用のために投入されている。
それでも、これ以上お金をつかうのは『もったいない』と言って当選した。
すでに滋賀県は負債1兆円という問題を抱えているのだ。
南びわ湖駅建設のいただけないところは、建設計画が1988年につくられ、1度も見直されていないことだ!
費用対効果よりも重要なことは、常に計画を見直すことではないか?

栗東市長はこう言った。
地元の請願だから
これは地元業者の請願という意味で、市民や県民の願いではない。
そのことは知事選挙で証明された!
もっと言えば、癒着をなくせと県民は言っているのだ!

竹中大臣には引き続き破綻法制の整備と同時に、地方自治体のコンプライアンスの徹底と責任追及できる仕組みをつくっていただきたい!
地元住民が監視するには限界がある。
このままだと地方分権という言葉が恐ろしいものになりそうだ。

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コメント

“滋賀県人”さんへ
はじめまして!
南びわ湖駅建設に関しての補足コメントありがとうございます。
また新情報が入ったらコメントください!

新知事誕生前に起工してしまおうなんて、まさに政財官の癒着がなせる技!
地元の方々のチカラではなかなかこの計画を崩せないのがモドカシイですね。
住民投票を阻止しようなんて言語道断ですよぉ!

『政治イズ道路 道路イズ政治』
公共事業ありきの政治からは早く脱却していただきたい!

では、またお待ちしています。

投稿: REのぐち、滋賀県人さんへ | 2006年8月23日 (水) 15時18分

はじめまして、
栗東市長は地元の請願とか言ってますけど、ちなみに地元であり一番利益があるはずの栗東市でも、先の知事選では反対派の票(合算)のほうが推進派より多かったんですよ。

そればかりか、実は新駅について過去に実施されたアンケートでは 6割の人が新駅に反対しており、その結果を知っている新駅推進派は住民投票を二度までも潰してきました。また新駅ができる事による将来についての説明も全く不十分であり、とても信じられるものではありませんでした。挙句の果てには、知事選の1ヶ月半前に工事をはじめ、計画を中止しにくいように強引に既成事実を作ろうとしたのでした。

栗東市長は方針転換すると信頼が失われるとか言ってましたが、新駅に対する限りは最初から信頼というものはなかったのかもしれません。

投稿: 滋賀県人 | 2006年8月23日 (水) 07時29分

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