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2006年10月30日 (月)

『いじめ』と『親の責任』について

国会ではいまだに『愛国心』だかを議論している。
自民党と公明党では愛国心の定義についてひと悶着し、民主党は廃案に持ちこむために必死になっているではないか。
一体政治家は何をやっているのか!?

ここ連日“いじめ”を原因に遺書を残して死んでしまう少年少女のことが話題になっている。
もう教育現場が、ちょっと見てられない状況になっている。

福岡の中学校では、教師による“いじめ”で女子生徒が自ら命を捨てた。
教師によるパワーハラスメントだ!
どういった理由でこのセンコウが生徒に対して“言葉の暴力”をしたのか理解に苦しむが、ウサを生徒にぶつけてたとしか思えない。
まったく狂った話ではないか!?

一生かけて償う』と、このセンコウは言ったが、どうやって償えるものか!?
公務員暴行陵虐罪で逮捕してほしいぐらいだ。

校長が教師をいじめて、教師が自殺した・・・
もうどうしようもないではないか。
学校は“いじめ”を認めない、仮に認めたとしても、いじめが原因による自殺を認めない。
誰が子供たちを守ってあげられるのか?
その答えを探しているうちに、今日も自殺未遂を起こした高校生のニュースが報道されていた。

オイラが思うに、親が子供を非難させてやるしかないのでは?

親は学校に救済を求めるだけでなく、親の責任で子供を非難させてあげる。
親は学校に多くの事を求めても無駄だと知れ。
なぜなら、学校はいじめを隠し、教師は真相を追究しない。 遺書ですら知らんぷりする。
学校とはそういう所なのだと知れ。
もはや学校では協調を教えることはできない。
そうならば、親は子供に“孤独”を教えるしかないのだ。 人生とは“孤独”で“寂しい”ものだと教えるしかないのだ。
これは悲観ではない!
実際にそうなのだから仕方がない。
小学校に入学したら早いうちに友達は100人もできないことを教えてあげるしかない。
少しでも子供の様子がおかしかったら、“孤独”を教え、“精神的苦痛”から逃がしてあげる。 子供を絶望から救ってあげるのは親の仕事だろう。
親はいつでもこの仕事をする準備をしてなくてはいけないのだ!

いじめを隠し、遺書を否定し、履修証明書を偽造する。
為政者は偽善でしかモノを語れず、教育者は生徒を叱れない。
悲しいけど、これが現実なのだ!
絶望から子供の命を守れるのは親だけなのだ!!
オイラはそう思う。

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2006年10月26日 (木)

日本一!SHINJOが泣いた!!

北海道日本ハムファイターズが2006日本シリーズを制覇した!
実に44年ぶりの日本一だ!!

なんか・・・中日ドラゴンズが試合に勝てそうな雰囲気が全くなかったなぁ・・・
こと、札幌へ戦場を移してからは・・・。
誰からみても、日ハムのテンションの高さに中日が全くついていけずに敗れた。
そんな日本シリーズだった。

中日の敗因は、落合監督の俺流野球が日本シリーズに通用しなかったこと。 それにつきる。
落合監督はシリーズ直前に『まだ日本シリーズモードに入っていない。7ゲームのうち4つ勝てばいい。』と言った。
このときすでに日ハムとのテンションの温度差が明らかに違っていた。
日ハムは“お祭り”のようなパ・リーグのプレーオフを制し、その雰囲気を残したまま日本シリーズへ突入しようとしていたのだ。
そして“お祭り騒ぎ”は日本シリーズでも演出された。

日本シリーズで勝つには、チームの総合力に加えて“勢い”“気持ちの充実度”というファクターがものをいう。 そして何よりも1戦必勝、常にトーナメント形式で戦うことが短期決戦では必須条件なのだ。
全7戦を想定していたら瞬発力で負ける。
これが日本シリーズの最大のポイント!

落合監督は146ゲームのうち85勝するペナントレースの野球をそのまま日本シリーズでもやってしまった。 そして先に3つ負けてしまった為に4つ勝てばいいという俺流野球ができなくなってしまったのだ。
そもそも俺流に“お祭り”という華麗さはなかったのかもしれない。
これがすべてなのだ・・・。

日本シリーズは“勢い”“テンション”“パフォーマンス”の高さがものをいう。
これは昨年の千葉ロッテもそうだった。
まさに昨年と全く同じではないか!?

お祭りを演出したSHINJO、ひちょり、ヒルマン監督、北海道のファン・・・の勝利だ!
“Boys, be ambitious.” 北海道の勝利だ!

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2006年10月23日 (月)

アロンソ V2達成!

インテルラゴスには“勝利の女神”ってホントにいるんだなぁ・・・と思った。
91年、ブラジル・インテルラゴス、アイルトン・セナは最終ラップ中に“”を見た。
06年、その神はM・シューマッハには背を向けた・・・
予選では燃料供給系のトラブルでQ3を走れず、
決勝では9周目に左リアタイヤが不運のパンクチャー
誰よりも速いラップタイムで走っても勝てないんだなぁ・・・、勝利の女神は去る者には厳しかった。
それでも4位フィニッシュはさすが! 1分近い遅れがあったはずなのに見事にリカバーして、ライコネンをパスしたときには感動すらしたもんね。
M・シューのラストランはオイラの記憶に残るだろう。

今季のワールドチャンピオンにはフェルナンド・アロンソが2年連続で輝いた。
アロンソは今季でルノーを去り、来季からマクラーレンへ移籍するけど、
低迷したマクラーレンを常勝軍団に復興させるかが今後のアロンソの腕の見せどころか。
思いおこせば、M・シューもルノーの前身であるベネトンでV2、その後に低迷したフェラーリに移籍して絶対王者になったのだ。
アロンソもその歴史を繰り返せるか!?

最後にうれしい話題はスーパーアグリ・佐藤琢磨が10位フィニッシュしたことだ!
ファステスト・ラップでも琢磨は上位陣と大接近!
来季こそ、Q2進出とポイントゲットを期待してるぞぉ!

フェルナンド・アロンソ 134P
ミハエル・シューマッハ 121P

ルノー 206P
フェラーリ 201P

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2006年10月21日 (土)

南びわ湖駅の是非

明日、滋賀県栗東市の市長選が行なわれる。
市長選の争点は、『南びわ湖駅』建設の是非だろう。
新駅建設を強行するのか、中止するのか、直接市民が判決を下す。

新駅建設には県と市あわせて240億円ほどの負担がかかり、この負担を『もったいない』と言って滋賀県知事に当選した嘉田知事同様、栗東市も追ずいするのかが注目されている。

ここ最近、地方の財政悪化が問題となっている。
北海道夕張市では、市の財政破綻によって市営病院にまでツケがまわり、新たな入院を拒否する事態にまでなっている。
もはや対岸の火事とは言ってられないのだ。
新たな借金をしてまで建設する駅なのだろうか?
明日、栗東市民が判断してくれるだろう。

この駅をめぐっては、栗東市が起債する43億円の地方債発行の是非を争った住民訴訟が行なわれ、大津地裁は起債を差し止める判決を下した。
地方財政法によれば、地方債の発行が認められるのは、公共事業の建設のためと災害復興などに限られていて、一時的な仮線工事のために巨額な工事費を含めた地方債を発行することは認められないと判断した。
この司法判断を建設推進派の候補者はどう説明するのか?
起債できないことによる工事費をどこから捻出するのか?
滋賀県議会も栗東市議会も新駅建設の必要性を住民が納得できるように説明をする責任があろう。

どうも新駅には疑惑がある。
土地収用のための代替地取得を業者に行なわせ、購入費の借入金金利を不当に過大な金額で支払っているという話があるようだ。
こういった癒着構造が建設計画の見直しを行なえない原因となっているのではないか。
新駅は1988年に地元業者の請願で建設が計画されたが、今年の着工までに計画の見直しは行なわれていない。
それが地方政治の現実なのだ。
もっと言えば、住民投票もねじ伏せられた。
どうか市民の力で変えてほしい!
このままで地方分権は大丈夫なのか、不安でならない・・・。

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http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/08/post_fb4d.html

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2006年10月17日 (火)

代理出産は是か非か

代理出産』が世間を騒がせている。
発端は、格闘家・高田延彦氏と向井亜紀さん夫婦がネバダ州で米国人女性に代理出産を依頼し、双子が生まれたことに始まる。
また、代理出産した女性が娘の実母というケースもある。

日本には代理出産に関する法規がなく、今までも日本では代理出産が行なわれていたが、世間にはカミングアウトされてこなかった。
厚労省は03年に代理出産を禁止する法案を出そうとしたが、国会では審議されなかった為に未整備なのだ。 その為、現在日本では日産婦の指針で禁止するのみに留まっている。

高田夫婦のケースでは、米国裁判では、代理出産で生まれた双子の子供は高田夫婦の子供であると確定判決が出された。 それを受けて品川区に出生届を提出したが“不受理扱い”にされている。
現在、子供の立場は親が存在しない状態になっていて在留許可で日本に居住している。
高田夫婦は法律上“保護者”という立場でしかない。

代理母が実母のケースでは、戸籍上では祖母の子供となり、娘夫婦が養子縁組をして子供を育てる。 遺伝上でも実態でも娘夫婦の子供なのだが・・・。

日産婦がどういった理由で代理出産を禁止しているのか?
医学的に問題があるのか? それとも倫理モラル的に問題があるのか?
確かに、出産は危険が伴なう。 それも閉経後の女性の出産ともなればさらに危険が増す。 米国では代理母とのトラブルもあるようだ。
家族関係も複雑になり、“家族もいろいろ”と言ってる場合ではない。
代理出産を行なったクリニックの院長いわく、祖母のケースではトラブルにならないと主張しているが、本当にそうか?
娘夫婦が離婚することもあるだろう。 そのときの養子縁関係の問題だってあるのだ。

代理出産に関するオイラの意見は、
代理出産を法律で禁止すべきだと思う。
医学的なことはわからないが、他人のお腹のなかで免疫を受けながら育ち、血の繋がりのない他人から、または血の繋がりの薄い祖母から出産を受けることで、子供の遺伝子が後天的に変化してしまう問題があると思えてならない。
DNAのほんの一部でONとOFFが切り替われば奇形をもった次世代が誕生するリスクが過大にあるのではないか。 子供の子供が正常に生まれてこられるのかが心配だ。
“医学は進歩している”というが、オイラは医学は常に未熟なものだと思っている。
人間の生命を人間がコントロールすることにオイラは違和感を感じてならない。
しかし、向井さんのように子供が生めずに悩んでいる人もいる。
そういう人を是非救ってほしいとも思う。
そうすると代理出産を完全に禁止してしまうと、子供がいない夫婦を救うことが出来なくなってしまう。
ならば、事前に家裁での手続きを踏んだうえで代理出産を認めていくしかないのではないか。 代理出産や代理母の条件を法律でルール化して国が介入するしかない。
これは戸籍制度をもつ国の責任なのだ。

最後に、高田・向井夫婦の訴えは最高裁で認めてあげてほしい。
子供の権利や福祉を最優先に考えるしか今はないのだ。
裁判の寛容さをオイラは期待している。

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2006年10月12日 (木)

日本シリーズは 中日VS日ハム

中日ドラゴンズがセ・リーグを制覇した!
落合監督は3年で2度、優勝へ導いた。

オイラは落合監督の優勝インタビューを見て、つい、もらい泣きをしてしまいましたよぉ!
思うんだけど、落合博満が現役時代と監督の今とでは人が違うように見えてならない。

現役時代の印象は、マイペースで個人主義、常に無口なポーカーフェース。
練習始めでは験を担ぎながらの超スローペースで、キャンプではまわりから少し距離を置き、シーズンに入れば天性の感覚でバットを広角に振り分けて結果を残す。
まさに天才という言葉がふさわしい男。
もちろん練習の賜物であることは誰でも知っていることだ。

そんな男が、監督として優勝したときには、素直に喜び男泣きをみせてくれる。
優勝できなかったときには、悔しさを表情に出して苦虫を噛んだ。

3年前、落合博満が中日の監督に就任したときに、オイラはどうなんだろう?と思った。
天才と呼ばれた人が名監督、名コーチになれた例は数少ない。
天性の感覚というモノはプロ野球の世界では引き継げないし伝達できないからだ。
だから、落合監督はそういった理論的でないモノは一切捨てたのだと思う。
そして自分がそうだったように、選手にも人一倍練習をさせた。 “練習はウソをつかない”ということを肌で知っているからだろう。

監督就任時に、『スターはいらない、補強はしない、チームの底上げ』を強調した。
補強といえば横浜からウッズを獲ったときぐらいか・・・、むやみに補強はしなかった。
そのことが選手の技術を向上させて、チームの底上げを達成させた。
まさにオレ流監督像を実践して、就任初年度から結果を出した!

落合博満は、“選手の能力を見極めて選手を活用する”天才でもあった!
そして野球は守備であることを証明してみせてくれた。
あの三冠王が・・・!
すごい男だ!
たったの3年で名監督になってしまった。
あとは日本一の監督になるだけだ!

そんな記事を書いている今、北海道日本ハムファイターズが25年ぶりにパ・リーグを制覇した。
このチームも鉄壁な外野陣で守りの野球で勝ち抜いてきた。
日本シリーズが楽しみだ!
最高の守りの野球がみれるのだろう。
こちとらパワーベースボールには飽き飽きしているのだ。

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2006年10月 8日 (日)

最後の鈴鹿、日本GP決勝

えっ、リタイア!?
まさかのエンジントラブルがトップを走行していたミハエル・シューマッハのマシンに起こってしまった・・・
2位を走行していたフェルナンド・アロンソがトップにそのまま繰り上がり、日本グランプリを制して今季7勝目、勝ち点10  総合優勝へ王手をかけた。

なぜ?というか、これが現実なのか!?といった感じのシューマッハのリタイア劇だった。
シーズン通してフェラーリエンジンはほとんど壊れず、特にシーズン中盤からのシューマッハのマシンは完璧だったのに・・・なんでここで!?
アンチ・シューのオイラにとっても、さすがにショックな出来事だった。

でも同じことがイタリアGPでアロンソにも起こっていた。
それだけにF1ドライバーは2戦目のエンジンの危うさとも戦っているんだなぁ

ミハエル・シューマッハはノーポイントで日本GPを終え、
フェルナンド・アロンソは10ポイントを得た。

でも、まだ終わったわけではない!
ラストのブラジルGPで今回とまったく逆の出来事がシューとアロンソに起こることもあるわけだし、僅かながらシューにも大逆転のチャンスがある! 確かに10対0は厳しい結果だけど、最後まで大バトルを見せてくれよぉ!
追い込まれたときの人間は強く、
あと一歩のときの人間はミスを犯す。
だから人間模様は面白いのだ!

もっと言えば、セナとプロストが電撃的な握手をしたように、
去ってゆくシューとアロンソの握手も最後には見たいものだ。

それにしても、鈴鹿からしばしの別れ・・・
来季から日本グランプリは富士スピードウェイへ開催を移す。
なんか寂しいよなぁ・・・
オイラは91年に鈴鹿へ観戦しに行ったことがあるし、数々のワールドチャンピオンを生んだサーキットだし、ファンにとって思い入れがスゴクある。
新しく日本グランプリの歴史をつくる富士開催も楽しみだけど、
やっぱり日本GPイコール“SUZUKA”でしょう!
オイラは日本グランプリが鈴鹿へ戻ってくることを願います。

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2006年10月 5日 (木)

メキシコ発のこどもの国

豊洲に今月オープンしたばかりのテーマパークがテレビで紹介されていた。
その名は『キッザニア東京』。
“キッザニア”とはいくつかの単語を組み合わせた造語で、『素敵なこどもたちの国』という意味をもつらしい。 子供達が楽しみながら社会の仕組みを学ぶことを目的にしているのだ!

この“国”では、70種類以上ある職業から子供たち自身が自分の職業を選び、実際に仕事を体験して給料をもらい、そのお金で買い物ができる素敵な世界だ!
キャビンアテンダントを選んだ子どもは、実際に制服を着て接客作法を学ぶ。
アナウンサーを選んだ子どもは、原稿を読む訓練を受けて館内放送を担当する。
警察官や消防隊員にもなれて、国の治安を維持したり、消火活動を体験できる。
あらゆる職業が用意されていて、しかも有名企業が参加しているから、まさにホンマモノのリアルな世界なのだ!
給料は“キッゾ”という独自の通貨で支払われて、キッゾを使って買い物が出来るし、館内の三井住友銀行にも預金ができる。

オイラは、子供たちが楽しそうに働く姿をテレビでみながら、“あるモノ”を思い出した・・・
・・・そう、あれですよぉ!
私のしごと館』ですよぉ!!
まったく無意味な施設で、いまだにオイラはどこにあるのかわかりません。
東京ドーム2個分の敷地に立派なガラス張りの建物、総額580億円の税金が投入されて建設された。 それなのに館内にはほとんど人がいません!
あるのは赤字だけで、毎年16億円も税金が投入され続けています。
それでも『必要な施設ですから』と言う役人たち・・・キッザニア東京をみてどう思うのでしょうか!?

まったく人が寄り付かない施設、片や、教育と遊びが融合したテーマパーク。
この差はいったい何なのでしょうかねぇ!?

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2006年10月 2日 (月)

F1中国GPと凱旋門賞

116対116  フェルナンド・アロンソミハエル・シューマッハがドライバーズポイントで並んだ! 勝ち数で1勝多い今季7勝目を挙げたM・シューマッハがついにランキングトップに!

コースコンディションがウエットからドライに変わっていく難しい決勝レースだったけれど、観る側からすれば1番面白いレース展開。
完全なウエット状態ならミシュラン有利、路面が乾きだしたらブリヂストン有利、低温のドライならミシュランといったタイヤ性能の差がそのままレースに反映された中国GPだった。

アロンソの敗因は、1回目のタイヤ交換と2回目のピット作業の遅れだろう。
特に2回目のピット作業に19秒もかかってしまい、この遅れが残り10周の猛追にも前を走るシューマッハには追いつけずに敗れた。

今週末、鈴鹿サーキットに戦場が移る。もう目が離せませんな!
もし、日本GPでM・シューマッハが優勝して、アロンソがノーポイントで終わった場合、その瞬間にミハエル・シューマッハが8度目のワールドチャンピオンに輝く!
もちろん、シューとアロンソの戦いは最後の最後まで大バトルを演じて、劇的なエンディングを迎えるのだろう。
もう全く予想できない!
気が付けば、コンストラクターズも大接戦で、179対178でわずか1ポイントでルノー
ホントに凄いシーズンになった・・・!


F1中継でミハエル・シューマッハが勝利したとき、裏のNHKで凱旋門賞の生中継が始った。
ディープインパクトが世界を制するのかが日本中の注目になっていた。

“惜しくも”なのか、“快挙”なのか、世界最高峰のレースでディープインパクトは3着に終わった。

オイラが思ったのは、
F1と競馬は似ているな、と。
どちらもヨーロッパが発祥で、高い地位と名誉が与えられている。
他地域からの挑戦も、なぜか制することができない・・・。

競走馬をF1マシンとするならば、騎手はF1レーサーとなる。
ディープと武豊の凱旋門への挑戦は、ホンダあるいはスーパーアグリと佐藤琢磨の挑戦に似ている。
もし、ディープインパクトに欧州騎手が騎乗していたならば、これほど話題になっただろうか? 4000人もの日本人がフランス・ロンシャン競馬場まで応援しに行っただろうか?

競馬ファンとF1ファンは同じ夢を共にしていたのだ!
『発祥の地で、最高の舞台で、オールニッポンで勝ちたい!』と。

ホンダは39年ぶりにF1で優勝を果たした。
当然のようにF1ファンは歓喜した。 でも何か物足りない・・・
それはドライバーがイギリス人・ジェンソン・バトンだったからではないか!?
やはり日本籍のシャーシで日本人レーサーでの勝利を望んでいるのだ。

これは果てしない夢だけれども、F1でも競馬でもいつか実現する日が来ることをオイラは信じている・・・

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