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2006年10月17日 (火)

代理出産は是か非か

代理出産』が世間を騒がせている。
発端は、格闘家・高田延彦氏と向井亜紀さん夫婦がネバダ州で米国人女性に代理出産を依頼し、双子が生まれたことに始まる。
また、代理出産した女性が娘の実母というケースもある。

日本には代理出産に関する法規がなく、今までも日本では代理出産が行なわれていたが、世間にはカミングアウトされてこなかった。
厚労省は03年に代理出産を禁止する法案を出そうとしたが、国会では審議されなかった為に未整備なのだ。 その為、現在日本では日産婦の指針で禁止するのみに留まっている。

高田夫婦のケースでは、米国裁判では、代理出産で生まれた双子の子供は高田夫婦の子供であると確定判決が出された。 それを受けて品川区に出生届を提出したが“不受理扱い”にされている。
現在、子供の立場は親が存在しない状態になっていて在留許可で日本に居住している。
高田夫婦は法律上“保護者”という立場でしかない。

代理母が実母のケースでは、戸籍上では祖母の子供となり、娘夫婦が養子縁組をして子供を育てる。 遺伝上でも実態でも娘夫婦の子供なのだが・・・。

日産婦がどういった理由で代理出産を禁止しているのか?
医学的に問題があるのか? それとも倫理モラル的に問題があるのか?
確かに、出産は危険が伴なう。 それも閉経後の女性の出産ともなればさらに危険が増す。 米国では代理母とのトラブルもあるようだ。
家族関係も複雑になり、“家族もいろいろ”と言ってる場合ではない。
代理出産を行なったクリニックの院長いわく、祖母のケースではトラブルにならないと主張しているが、本当にそうか?
娘夫婦が離婚することもあるだろう。 そのときの養子縁関係の問題だってあるのだ。

代理出産に関するオイラの意見は、
代理出産を法律で禁止すべきだと思う。
医学的なことはわからないが、他人のお腹のなかで免疫を受けながら育ち、血の繋がりのない他人から、または血の繋がりの薄い祖母から出産を受けることで、子供の遺伝子が後天的に変化してしまう問題があると思えてならない。
DNAのほんの一部でONとOFFが切り替われば奇形をもった次世代が誕生するリスクが過大にあるのではないか。 子供の子供が正常に生まれてこられるのかが心配だ。
“医学は進歩している”というが、オイラは医学は常に未熟なものだと思っている。
人間の生命を人間がコントロールすることにオイラは違和感を感じてならない。
しかし、向井さんのように子供が生めずに悩んでいる人もいる。
そういう人を是非救ってほしいとも思う。
そうすると代理出産を完全に禁止してしまうと、子供がいない夫婦を救うことが出来なくなってしまう。
ならば、事前に家裁での手続きを踏んだうえで代理出産を認めていくしかないのではないか。 代理出産や代理母の条件を法律でルール化して国が介入するしかない。
これは戸籍制度をもつ国の責任なのだ。

最後に、高田・向井夫婦の訴えは最高裁で認めてあげてほしい。
子供の権利や福祉を最優先に考えるしか今はないのだ。
裁判の寛容さをオイラは期待している。

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