« 男女7人 | トップページ | ニッポン女子バレーに感動! »

2006年11月10日 (金)

アメリカ側から見た硫黄島

硫黄島”二部作の第1弾『父親たちの星条旗』はすごく興味深い映画だった。
従軍カメラマン“ジョー・ローゼンタール”が撮影した摺鉢山に突き刺した星条旗の写真が戦時国債の集金プロパガンダに使われた背景や、この写真で星条旗を担いでいた6人の英雄のひとりの“ドク”がその後を人生をどう生きてきたのかが描かれた映画だ。

オイラが身に染みたのが、『戦争の最前線にいた戦争体験者は何も語らない』ということ。
語りたくないのだ! 自分のために語りたくないのだ! 自分の息子にでさえ語りたくないのだ。
常にフラッシュバックのように戦地での悪夢がよみがえり、寝ても覚めても何年たっても地獄のような戦場を思い出してしまう。 それが戦争体験者の後遺症なのだ!

この映画の原作者“ジェームス・ブラッドリー”の父である“ドク”は戦友“イギー”のことを夢の中でも探してしまうのだ。 ドクは実際にイギーが日本兵に拷問され殺された遺体を発見しているのだが、それでも夢の中では探してしまうのだ。

そんな悲しい姿をクリント・イーストウッドが描いている。

硫黄島・・・東京から南へ約1200キロ、グアムとのほぼ中間の地点にある。
この島を日本軍は米国への攻撃拠点としていた。
米軍は逆にこの島を日本本土の攻撃拠点にしようと占拠に乗り出した。
これが“硫黄島の戦い”だ!

クリント・イーストウッドは、硫黄島の戦いを忠実に再現しているそうだ!
そのためか戦争シーンは息を呑んでしまうほど大迫力で、日本軍の戦術もみごとに描かれ壮絶さ悲惨さが伝わってくる。
それだけでも見る価値あり!
12月には“日本側から見た硫黄島の戦い”を描いた『硫黄島からの手紙』も日本で先行上映されるので是非見たい!
ハリウッドが日本軍の“見えない戦術”で米兵を迎え撃った日本兵の姿や気持ちをどう描くのか楽しみだ。 期待したい。

|

« 男女7人 | トップページ | ニッポン女子バレーに感動! »

映画 こちとら、自腹じゃ!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103678/12628500

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ側から見た硫黄島:

« 男女7人 | トップページ | ニッポン女子バレーに感動! »