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2006年12月 2日 (土)

ジグソウは最前列にいる

ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』の映画第3弾『SAW3』を観てきましたよぉ!
残虐極まりないシーンの連続なんだけど、とてもスリリングで少し哲学的で面白いのだ。

『ソウ』の世界では必ず“”と“”が存在する。
“生きたければ何分以内に何かを捨てろ、血を流せ”と問いかけ、ゲームが始る。
タイムオーバーとなれば“”を失う・・・

血を流させることで生きていることを感じさせる。 それがジグソウの手口だ!
一方的なゲームだし一方的なルールなので、アンフェアだと思われがちだが、どの世界でも支配者がゲームをつくりルールをつくるのだから、ジグソウだけがアンフェアな訳ではない。 『ソウ』の世界ではジグソウが支配者なのだから、ジグソウのルールに従うしかないのだ!

ただし、最新作『SAW3』では少し違ってくる。
拷問機具にかけられている3人は、ある男の行動によって生死が分かれる。
つまりは、3人にとってゲームは存在しないのだ!
100%受け身である。

おそらく、ジグソウの生命が末期にある為に完璧なゲームをつくりあげれないのだとオイラは考える。 それに弟子のアマンダとの若干の不一致もその原因なのだ。

ラストシーンは衝撃的!
ジグソウは間違いなく最前列にいた!!
そしてジグソウはゲームの参加者でもあった!!!
続きは『SAW4』へ・・・ですかね。

オイラが超ビビッタのは、ドクター・リンの手術ですよぉぉぉ・・・。
ジグソウの心拍数は抑えたけど、オイラの心拍数は振りきれました!
それと、強烈な酸に手を突っ込むやつ・・・、オイラにはゼッタイ出来ません。
目を覆いたくなる映像でした!
それでも次回作が楽しみ。

ジグソウが不在となる次回作では、ソウの世界はどうなるのでしょうかね!?

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