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2007年1月28日 (日)

低姿勢な宮崎の宣伝マン

暖かい!朝起きるのが苦にならない。
千葉県のどっかでは、うっかりした桜が花を咲かせてしまったらしい…。
ここ何日か、爽やかな朝をむかえているけど、まだ1月のはず。 そう思うと薄気味悪い…。

今朝起きてテレビをつけると、
どのチャンネルにも東国原英夫宮崎県知事が引っ張りだこで出演していた。
マスコミお得意の、すごい持ちあげようだ。
選挙活動の様子から初登庁まで、あますとこなく映像を流しているみたいだ!

そのまんま東氏の圧勝についてコメンテーターは“政党離れ”を挙げている。 新聞の社説には“自民・民主の頼りなさ”を論じていたっけ。

もちろん、東さんの当選にはそういった要因があるんだけど、オイラの感想はちょっと違う。

東さんが知事選で圧勝した最大の理由は、ゲリラトークのうまさ、これにつきる!
言葉を操れる人って求心力があるし、県民にむかって話言葉で演説して、話言葉で説得することで多くの県民を味方につけることができたんだと思う。
まさにゲリラトークが宮崎県民を呑み込んでしまったのだ!

それに対して政治家の棒読みは雑音にしか聞こえないし、書き言葉の施政方針演説など耳にも入らない。
もはや政治家の演説は形だけの儀式のようなもので、聞き手の相手方が存在していないのだ!

今や県民は、いや国民は、説得してもらいたいことがたくさんある。それなのに何ひとつ説得させてもらえてない。

施政方針演説にしても、国民へのプレゼンであることを忘れてしまっているようだ。

そういえば、施政演説の教育再生の部分で、『愛着・道徳心』を教えることが重要と言ったが、毎日のように不正献金やら虚偽記載、官製談合やら収賄、情報の捏造やら耐震偽造…こんなニュースばかりなのに子供たちに日本を愛せ・道徳心を養えとよく言えるよね!?

テレビを見てると負のニュースだらけで、オイラはハラが立ってきた。
日曜の午前中ぐらいは穏やかな気分で過ごしたいので、テレビを消して読書をすることにした。

手嶋龍一さんの『ライオンと蜘蛛の巣』と真保裕一さんの『最愛』。

うん! これなら快適な時を過ごせそうだ。

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2007年1月24日 (水)

K-1秋山問題はこれで終止符?

ノーコンテスト裁定になった大晦日のK-1ダイナマイト『秋山VS桜庭』戦。

疑惑は2つ。
1.秋山選手が試合中に使用したグローブは非公式のものではないのか?

2.秋山選手がオイル・ワセリン等を体に塗って試合をしたのではないか?

この2つの疑惑に対して、FEG谷川プロデューサーが会見で答えた。

まず、グローブ疑惑に関しては、
公式グローブに貼られたスポンサーロゴが試合前のスパーリング中に剥がれ落ちたのを、後日、VTRで確認された。グローブの着脱には審判団のチェックが必要なため、試合で使用したグローブとテーピングは公式のものと断定できる。

オイル・ワセリン疑惑に関しては、試合前に秋山選手がスキンクリームを体に塗っているところをVTRで確認された。
競技ルールでは、あらゆる塗布物を体に塗ることを禁止しているので、秋山選手の行為は競技ルールに違反している。

ただし、状況的に判断して故意性は認められず、もし裁判になっても、弁護士の見解では過失扱いになるようだ。

これにより、K-1は秋山選手に『ファイトマネー全額没収』『無期限出場停止』の処分を下した。
HERO'Sライトヘビー級のタイトルは剥奪しない。

オイラがかねがね疑問に思っていたレフェリングについては、

試合が秋山選手のアクシデントで中断しているときに、桜庭選手がサブレフェリーに対して『秋山選手の体が滑る』とアピールするが、強くアピールしてこなかったので黙殺した。

その後、試合中、桜庭選手がレフェリーに対してアピールするが、試合の流れを止めることは秋山選手の攻撃を止めることになるので聞き入れられず。

試合後に秋山選手の上半身を触ってチェックし、問題なしと判断。

となると、秋山選手の行為だけが問題なのではなくて、K-1のレフェリングにも問題があるのが明らかなのだ!

オイラがもっとも不可解に思っているのが、
なぜもっと早く試合を止めなかったのか?
そして、あの試合をストップさせたのはいったい誰なのか?

おそらくは、リング外にいた審判団が桜庭選手の危険性を判断して試合を止めたのだろうが、その経緯の説明がいっさいなかったように思われる。 レフェリーストップだけでは説明不足ではないか!?

それと、スタンドだろうがパウンドだろうが、ノーガードになったり体が動かなくなった瞬間に試合は止めるべきではなかろうか?
意識があるかどうかではないのだ!
選手に息の根まで止めさせる必要はないのだ!

『まだできる!』と言ってるぐらいが丁度いいと思う。

秋山選手の今後だが、
K-1によると、アマのリングにあがるのは可能だが、プロのリングは契約上不可能とのこと。

となると、選手生命が途絶えてしまうではないか!
K-1は過失扱いにして契約を打ち切らないのなら、秋山選手に再出発の道をあたえなければいけない。

はやく今後の方向性をしめせ!
はやくK-1自体の責任の取り方をしめせ!なのだ。

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2007年1月23日 (火)

知財にはご用心!

ピアノバー経営者に有罪判決!

『懲役10月 執行猶予3年』

著作権使用料を支払わずにビートルズの曲を生演奏していたピアノバー経営者に東京地裁は有罪判決を下した。

本来なら、1曲を演奏するごとに90円をJASRACに支払わなくてはいけなかったのに、経営者は支払いを拒否。 積もり積もって10年で840万円にもなってしまったらしいのだ。

さらに。支払い拒否だけでなく、演奏中止の仮処分も無視して演奏を続けていたために経営者は逮捕起訴されてしまった。

どうも見せしめ的な判決ではあるけれども、これからは“知的財産の窃盗は許さない”という裁判所の姿勢が感じられる。

ということは、著作権の侵害には細心の注意をしてないと、いつ逮捕され実刑判決をくらうかわからない時代になってくるのだ!

そうなると、著作権のことを知ってないと注意できないことになる。 知らなかった、や、うっかりした、では済まないのだ!

著作権の保護範囲を調べてみると、詞や曲の演奏や、ダンスや舞踏の振り付け、コンピュータプログラムにも及んでいる。

さらに著作権には隣接権まであって、相当注意してないと著作権違反になってしまうことがわかる。

ちなみに、著作権は著作者の死後50年間保護される。
映画の著作権は公開後70年間保護される。

しかし、これは日本の法律での話で、欧米ではもっと長期間保護されている。

たまにワンコイン映画で問題になっているもんね!

我々ブロガーも著作権には気をつけないといけませんね!

著作権を調べてみるとおもしろいかも!

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2007年1月21日 (日)

納豆ダイエット!?

フジ系関西テレビの『あるある』で捏造が発覚したらしい。

朝日新聞の一面を飾っているので何事かと読んでみたら、
なんと根も葉もない実験データやダイエット実施前後の写真をあたかも真実のように放送してしまったらしいのだ。

放送直後には巷から納豆がなくなってしまうほどの影響で、信頼できる番組であると視聴者からはみられていた。

オイラはこの番組を一度も見たことがないけど、番組のやらせ問題が起こるたびにオイラは猿岩石のユーラシア横断のときを思い出す。

確かあの時は、タレントの安全とバラエティーの演出の許容範囲内で…ってことになって事態が終息された。

でも、電波少年はガチンコの番組だったはずで、そんなことを許していいのか!?ってオイラは思っていた。

それ以来、テレビ局は視聴率のためなら何でもする!って思っている。
ただ嘘八百が演出ならテレビっ子のオイラは悲しい。

今回の『あるある』は情報バラエティーなんでしょ?
ただのバラエティー番組なら、“納豆だけで1週間”で笑えるけど、ダイエットに苦しむ人を騙すというのはテレビマンとしても最悪。

だいたい内容がくだらないと思わない?

あとオイラは、テロップで『個人差があります』ってのも信じてない。

やっぱりだけど、情報って自分で得られてないモノは疑ってかからないとね。

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2007年1月19日 (金)

K-1秋山に追加処分!

HERO'Sライトヘビー級王者・秋山成勲選手に追加処分が下された。

『無期限出場停止』

事実上、K-1から永久追放になるそうだ。
それなら同時に、王座の剥奪もすればいいのに…。

オイラがK-1に対して思うのは、
疑惑うんぬんいぜんに、レフェリングに問題ありなんだよ。特に総合ルールでは、どうして?って思える場面がめだつ。
総合の試合で『アクション!』ってのもおかしいし。
こちとら選手が105発もボコボコに殴られる試合なんて観たくなんかない!
ノーガードになった瞬間にレフェリー権限で試合は止めろ!なのだ。
誰かの指示を待つな!

それも桜庭選手は2試合連続で殴り続けられたのだ。もはやガチンコの競技にオイラはみえない。
どうしても勝者をK-1主導でつくりだしているように思えるのだ。

今回K-1は、秋山選手には責任をとらせた。
ではK-1自体はどう責任をとるのか?
桜庭選手の名誉をどうやって回復させるのか?

オイラはそこが知りたい。

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2007年1月18日 (木)

華麗なる藤井一族に…

97年の歴史ある不二家に不祥事が起こってしまった。
手土産には不二家のブランド力が必要だっただけに残念に思う…。

オイラが思うに、
どの企業でも、資本主義・グローバルスタンダードを中途半端に受け入れてしまうと不二家のような不祥事を起こす危険がある。

というのは、今までの日本型の経営は資本主義に半分だけ足を突っ込んだ状態で、例えば、『会社は誰のもの?』という問いに、『株主のものでもあり…、従業員のものでもあり…、経営者のものでもあり…』と言葉を濁しながら全方位的に少しづつ目を配っていた。

それが資本主義・グローバルスタンダードという流行に飲み込まれた瞬間に『会社は株主のもの!』となってしまう。
そのことは日本の特徴を放棄したことにもなる。

今回のことだって、不二家が企業利益を最優先にした時価総額経営で商品を作っていたことが原因だ。
“企業利益を最優先にする”ということは、安定して商品を作り続けることに最重点が置かれる、ということ。絶対に機械を止めることは許されないのだ。

本来なら、不二家はお客様のために商品を作らなければいけないのに、そのことが解っていても、資本主義・グローバルスタンダードの世界ではそれが出来なくなってしまうのだ!
時価総額一辺倒の経営がお客さま第一主義を見失わせてしまうのだ!

そういった危うい制度の欠陥を取り払うために、『内部統制』の整備が重要になってくるはずなのに、内部統制の不備どころか整備されていたとは到底思えないし、食品管理に関して社内基準があったのに、それさえ無視して商品を作り続けてしまったのだ。

ISO基準だって不二家の品質管理を阻害したものになってしまった。
牛乳の廃棄もISOの維持更新のためには簡単ではないのだ。
そもそもISOには国際標準という言葉ほどの信用があるわけではないが、
不二家はISOマーク取得企業という流行の信用にこだわった。

企業の信用とは何なのか? 企業の価値とは何なのか?
時価総額の大きさ? ISOの表示?
いや違う!
“どれだけ多くの人にその企業が必要とされているかだ!”

『不二家』というブランド力は社会に必要とされていたのに、今回の不祥事でブランドが失われてしまうことは社会的損失なのだ!

オイラが腹立たしいと思うのは、
不祥事をパートタイマーのせいにしたことだ! これは心情的に許せない。

製造現場のヒューマンパワーをパート従業員に頼っているくせに、責任をパートに押しつけるのは許せない行為だろう。

隠蔽も最悪だ。
同族経営が隠蔽体質を生むのではなくて、内部統制の未整備が隠蔽体質を生むのだ!

とは言っても、同族経営のデメリットと言われる部分が出たからには経営陣の一新は避けられないし、製造現場も外部から食品管理の現場監督者を投入しないと、現場のたるみは繰り返される。
『安全宣言』がそのもっともたる例だろう。
3秒ルール!? そんなモノを食べてたなんてトホホだね…。

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2007年1月14日 (日)

生き残りと終末時計

オイラが毎週木曜日に必ず入手するものがある。

それは『R25』だ!
木曜の夜のうちに入手しておかないと、次の日にはなくなってしまうのだ。
R25依存症のオイラにとって『R25』の取り忘れは命取りになる。

おそらく世の中の最新情報の大部分をオイラは『R25』で補充しているように思う。
特に巻末のコラムとインタビュー記事は必ず読んでいる。

そのインタビュー記事に今週は宇宙飛行士の毛利衛さんが登場していて、その記事がとても面白かった!

まずタイトルが良いのだ!
想定できる人生は面白くない』 『誰にでも適した場所がある
宇宙飛行士になった毛利さんが言うのだから説得力があるし、オイラはその言葉にときめいた。

テーマは“生き残り”。
毛利さんの言う“生き残り”とは、予想外の出来事に対して条件反射的に対処すること。

そして、予想外の出来事に対して個人での対処に限界があるのなら、チームワークで対処する。
チームワークで対処するためには、そのチームにいろんな人がいないとチームワークは発揮されない。
だから、『自分を否定しちゃいけない』と、毛利さんは言うのだ。

うん、 凄いメッセージだ!
毛利さんは、NASAでのトレーニングから“生き残り”を実感したそうだ。

そうか!
“生きる”とは常にハプニングと戦い、常にハプニングと向き合うことなんだ!
そしてそのハプニングを人生のスパイスとして受け入れることが“生きる”ための作業なんだ!
とオイラはカッテに理解した。

そんな毛利衛さんですけど、ここ連日、新聞に登場している。
なんとも今は南極にいるそうだ。
南極観測50周年記念だかで、昭和基地から世界の子どもたちに向けて、科学の面白さを伝える活動をしている。

そんな大役を務めながら、南極では『エアロゾル』という微粒子の観測も行なっていたり、ペンギンの生態を観察してたりで、多くの活動を行なっているという記事を新聞で読んだ。

『エアロゾル』とは、地球の気候変動に大きく関わる微粒子だと新聞に書かれている。
南極で息が白く見えないのは、空気中のエアロゾルが少ない為なのだそうだ。
オイラにはよくわからないけど・・・。

宇宙から地球の姿を見た毛利さんは、今、その地球の環境改善と、その地球に住む生物の生態系の研究をしているんだな・・・、ホントすごいなぁ!
今度、毛利さんが館長している日本科学未来館に行ってみようっと。

そういえば地球で思い出したけど、地球の終末時計というのを米国の民間団体が発表していて、その団体によると、地球終末への残り時間はあと7分なのだそうだ。

近日中に残り時間の改定が行なわれるようで、北の核実験のいかんで大きく残り時間が進んでしまうんだとさ。

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2007年1月11日 (木)

K-1秋山が失格処分に!

K-1秋山成勲選手が大晦日の桜庭和志戦でクリームを使用していたことが判明した!
試合はノーコンテスト、秋山選手は失格となった。


遅い! この一言に尽きるよ・・・。
K-1はもっとはやく疑惑に対する公式会見ができたはずだ。
大晦日のことは去年のこととしてタカを括っていたとしか思えないね。

それに秋山選手への追求も甘い!
“無過失”とは到底思えないよ。

オイラなんかは、K-1と秋山選手が事前に手を組んで試合を行なったと今でも思ってるもん。
桜庭選手のあれだけのアピールを無視してまで試合を続行させたのだから、なにか意図的なことが働いているはずなんだよ。
“滑る”ことを認識していた確信犯なんだよ、K-1は!

そう言われたくないなら、
試合のVTRを流しながら、レフェリーの行動の正当性を1つ1つ説明してくれ!
“体が滑る”というアピールにどう対処したのか説明してくれ!
そして、いつ誰があの試合をストップさせたのかをハッキリさせてくれ!
なのだ。

K-1のジャッジはいつも変なんだよ。
中邑真輔VSイグナショフ戦だって、藤田和之VSミルコ戦だって、ジャッジが選手のミスを誘導しているように思われる。
事前にK-1主導で勝者を作りだしているのだ。

TBSにしても、2試合連続で桜庭選手が殴り続けられた試合を放送して、その1試合は不正行為が発覚したんだから、K-1に対して事情を求めろ!なのだ。

今後、桜庭選手はどうするんだろうか・・・。
新天地を求めてHERO’Sのリングにやって来たのに、そんな桜庭選手のモチベーションもガタ落ちだと思う。
再戦というのもなんか違うのかなぁ・・・。

まずK-1は桜庭選手の汚名を晴らすことが先決だね。
このままでは格闘技ファンから総スカンを喰うはずだ!

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2007年1月10日 (水)

43歳の巨人キラーが復活!

巨人・工藤公康投手が横浜ベイスターズに移籍へ!

巨人はいったい何をやっているんだか・・・。
今の巨人軍は職人不在の製造業といっしょで衰退の道を進んでいる! 当然、競争力も失われる。
もはや巨人は、闘う集団として機能しない。

それだけでなく、巨人は、試合という商品も売ることができなくなってくるだろう。
なぜなら職人不在の欠陥試合が増えるからだ。
そんな試合を観たって面白いわけがないのだ!

こんなことが続いていくと、原監督の“ジャイアンツ・愛”という言葉が虚しく思える。 安倍首相の“美しい国”と同じくらい空虚だよ。
何も残らないよ・・・


そんなことよりオイラは今シーズンの工藤投手のピッチングが楽しみ!
特に対巨人戦は面白くなる。

オイラの中で工藤投手といえば、今でも巨人キラーという強烈なインパクトが残っている。
西武が黄金時代を築いたころ、巨人対西武の日本シリーズで、工藤投手がリリーフで登場し、翌日の試合では先発で登場して、完璧に巨人打線を抑え込んだのを・・・。
もう年齢的にそれは無理でも、巨人を完全に見下して投げてくる。
そんな姿が楽しみで仕方がない!

たぶんだけど、今の工藤投手の反骨精神は燃えてるに違いないよ!
だって、43歳になってもプロとしての商品が売れたんだもん。
『まだやれる』と思っている。
プロ魂に火をつけてしまったね。
もし工藤投手がフルシーズン投げれれば、対戦チームは手がつけられなくなる!

巨人軍は後悔しろ!なのだ。

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2007年1月 8日 (月)

天候リスクと向き合う時代が来たのか!?

オイラの職場は5日から仕事始め。 そして6日から3連休に突入した。
なんか“仕事始め”がアホらしく思える。
1年のスタートダッシュを完全に失っしてしまった感もある!
こんなんでいいのか!?

オイラ、疑問に思うんだけど、
ハッピーマンデーって誰の為の制度なのよ?
経済効果を大義名分にした、ただ役人たちが3連休したいが為に作られた制度にしか思えないんだけど!
まったく必要ないし、ただ迷惑なだけだ!

この際、ハッピーマンデーなんて、なくしてしまえ!

そんな3連休ですけど、オイラは6日から熱海に出かけた。
正月はどこにも旅行に出かけなかったので、3連休を仕方なく利用して熱海に行くことにしていた。

1泊2日のくつろぎの旅のはずだったんだけど、1日目は大雨、海は大荒れ状態。 2日目は強風に襲われた。
またまた“バクダン低気圧”の仕業で、日本中の鉄道と空港がパニックになってしまったようだ。

そんな天候だったが、オイラは強行突破的に露天風呂に入ってきた。
だって、露天風呂目当てに宿をとって熱海までやって来たのに、天候なんかにジャマされてたまるか!
なのだ。
ちょっとやそっとの雨ぐらい、いくらでも打たれてやる!

これからの時代、オイラ達人類は天候とも戦わなくてはいけないのだ!
個人だけでなく企業も、どれだけ“天候のリスク”を背負い、どれだけそのリスクを避けるのか。 そして、どれだけ天候にお金を払い、あるいは天候に歯向かうのか。
経済活動においても、そういった時代になる。

すでに天候に保険をかけないと企業が潰れてしまう時代がとっくに来ている。
そして個人も、大きくなる天候リスクを最小限に背負って人生を楽しむしかないのだ。
それにはリスクを“最小限に絞る”という作業が重要になるが、
完全に回避してしまうと、人生が味気ないものになってしまう。
それならオイラは天候リスクと向き合いながら天候と戦いたい!


それにしても、まったく最悪なくつろぎの旅になってしまった。
まぁ、財政危機の熱海にお金を落としてきたと思えば納得もいくか・・・。
それもこれも無意味なハッピーマンデーのせいなのだ!

こんな制度がなくたって、生活設計は十分出来る。
大きなお世話だ!
だいたいハッピーマンデーに働いている人のほうが多いよ、ゼッタイ。

今日はそんな3連休の最後の日、成人の日だ。
夕張市では、1万円の資金と全国からの援助金236万円のうち30万円を使って、手作りのコンパクトな成人式を行なったようだ。
みんなで作りあげた成人式!
ニュースの映像を見ると、クラス会レベルの成人式だったけど、みんなで作って楽しんで祝い合える成人式のようだった。
援助金の残りは来年以降の成人式のためにプールするそうだ!

こんな映像をみると、成人の日もすてたもんじゃないね。

そんな成人の日にオイラはですけど、朝からビールを飲みながらDVDを観てました。
ガンブレスト』と『アークエンジェル』の2本。

『ガンブレスト』は、キーファー・サザーランドが殺し屋を演じるんだけど、内容はイマイチ。 『アークエンジェル』のほうは、ダニエル・グレイクがスターリン・ノートを探す学者を演じて、ロシアスパイなんかに追われたりしてオモシロイ。

結局3連休なんて、時間を持て余すだけなんだよなぁ・・・。

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2007年1月 5日 (金)

レッスルキングダムIN東京ドーム観戦記

今年の1・4東京ドームはすごく良かった!
試合内容も演出も納得できたし、発表された対戦カードもファンの興味をそそったし、エンディングはハッピーな気分になれた!
昨年の東京ドーム大会とは天と地の差があったんじゃないかなぁ

オイラが注目していたのは三冠戦!
壮絶な試合でした。
鈴木みのるとキラー永田がかもし出す雰囲気は殺伐としていて、小川・橋本戦に似た雰囲気をもっていた。
三冠防衛!

中邑真輔は川田利明を相手にすると青臭さが出たけど、プロレスラーとしての戦い方が確立されてきた感じがする。
試合後に川田が『過去3回の対戦よりも一番良かった。新日本を潰すなよ!』と真輔に言ったけど、真輔にプロレス界を託せると思ったんじゃないかなぁ・・・。
川田の勝利!

棚橋弘至は試合運びの上手さとスープレックスの威力には説得力が出てきたかな。
なんせ1年間新日を背負ったのに、今回負けてしまったらすべてがウソになりそうだった。
それにIWGP王者は東京ドームで防衛してこそ認められる。
IWGP防衛!

そして大トリのレッスルキングダム、武藤敬司と蝶野正洋のタッグは別格でした!

武藤の入場曲『TRANS MAGIC』の前奏と蝶野の『CRASH』の前奏のミックスはすごくカッコイイ!
テンコジ相手に大ピンチな時に、『橋本の手は借りない』と言ってたけど、袈裟切りチョップとDDTで逆転するあたりは泣かせるし、試合後には橋本真也がオーロラビジョンに映し出されて『爆勝宣言』で退場するあたりの演出は、三銃士の歴史が成せる技!
感動モノでした。

ただし、ドームの2階席はまったく客を入れなかった。
やはり2階席も含めて満員にしないと・・・。

最後に
新日本プロレスと全日本プロレスが35周年を迎えた。

よく企業の寿命は30年といわれている。
一昨年、新日本プロレスは債務過多で倒産寸前まで追い込まれたが、ユークスの子会社になることで寿命を延ばした。

全日本プロレスは選手の大量離脱によって団体の存在価値が失われた時期があったが、武藤体制・経営陣の一新によって生まれかわれた。

これは喜ばしいことだ!
たとえ天と地がヒックリ返るような激変があっても、ライオンマークと日本地図のマークだけは残さなければいけない。

だって、この看板を守るためにたくさんのレスラーが血を流したのだから。
ジャイアント馬場、アントニオ猪木、ジャンボ鶴田、藤波辰巳、長州力、ハンセン、ブロディー、アンドレ、ホーガン・・・、そして三銃士と四天王。

今回はその2つの団体の協力によって東京ドーム大会は成功したのだ!
オイラはそう思っている。

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2007年1月 4日 (木)

レッスルキングダム

レッスルキングダム

東京ドームに見参!

まもなくゴングです。

オイラが注目している対戦カードは、
中邑真輔 VS 川田利明
鈴木みのる VS 永田裕志の三冠ヘビー級選手権

この2試合はプロレスファンにはたまらない極上モノのカード!

もちろん、IWGPは棚橋に防衛してもらわないと困る!武藤敬司と蝶野正洋の夢タッグも楽しみだ。

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2007年1月 3日 (水)

“鼓”という文字

三箇日の最後の日、オイラは川崎大師に詣でることにした。
湾岸を大井で降りて第一京浜を川崎方面に走っていると、
ちょうど12時過ぎぐらいか、沿道が読売新聞の旗をなびかせている人でいっぱいだった。

川崎に近づくにつれて、右折が出来なくなることに気づく!
思えば信号には一回も引っ掛かってない!

どうやら箱根駅伝のせいらしい。

川崎駅近辺で駐車したかったんだけど、右折できずにやむなく直進。
左折をしたって第一京浜を横切れなかったら意味が無い。

川崎駅をとっくに過ぎたところで順天堂のランナーとすれ違った!
車だらけ排ガスだらけの第一京浜を走るのはゼッタイ辛いはずだ。
鶴見駅付近では我が母校・専修大学のランナーとすれ違う。 トップからはだいぶ遅れているようだ・・・、というか出ていたのか!?と驚いた。

なんとか箱根駅伝をやり過ごしUターンに成功。
パーキングに車を置いて、京急で大師駅に行くことにした。

その途中、川崎チッタデッラの広場で太鼓の音が聞こえてくる。
見ると“武蔵野太鼓”と書かれたのぼりが立っていて、ちょうど演目が行なわれている最中だったので、ちょっと寄ることにした。

もう座った瞬間に、太鼓の振動が体にビンビン響いてきて、その迫力にオイラは圧倒されました!
しかも“武蔵野太鼓”のメンバーをみると、オイラの親世代の人から小学校の女の子まで、10数人いる。

この小学生、スゴイ!

たぶんオイラはこんな間近で“和太鼓”の演奏を聞いたのは初めてだ。
時間を忘れて太鼓の音と太鼓打ちを見ていた!
17時に最終公演があるので、それまでに初詣は済ませて戻ってくることにした。

17時になると外はもう暗くかなり寒かった、が、今のオイラには関係ない!
“太鼓”という格闘技が観たいのだ!

白い胴衣の背中に“”という漢字一文字が書かれている。
これ一文字でどういう意味が込められているのだろうか?
とにかく礼で始まり礼で終わるのだから格闘技なのだ!

体全体で太鼓を打つ!
これを1時間ちかくもやるんだからスゴイよ
オイラがスゴイと思った打ち方があって、
渡し』という打ち方がある。
太鼓をたくさん並べて、太鼓を次から次へと打っていき、みんなで技術を競いながら最後には、みんなで音を合わせてクライマックスを迎える。
これにはシビレタ!
無駄な動きがないように思えて、たまに棒をクルクル回しながら曲打ちしてみたりで遊び心もある。
厳しさと華やかさを両方みせてくれるのだ!


“鼓”という文字

太鼓が格闘技ならオイラは曙です。 完敗です・・・。

あと、『源流』って言ってたかなぁ!?
そうゆう演目があって、 1滴・2滴の水が小川になり激しい川となる様子を太鼓で表現するのだ。

オイラ、のめり込みました! 和太鼓の演奏でオイラの厄は落ちたようです。
厄除け大師にいかなくてもよかったかも・・・。
やっぱ和太鼓の音は日本人のDNAをかきたてますね!

探しました・・・、武蔵野太鼓のホームページを。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2124/

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2007年1月 1日 (月)

2人の柔道家に明暗が・・・

あけまして、おめでとうございます。

新年早々、格闘技の話題ですが、
昨日の大晦日、K-1はまたまた桜庭選手の試合で疑惑のジャッジをしてしまいましたね。
前回のミスジャッジの反省がまったく生かされてない!と怒りをおぼえる。
亀田興毅の世界戦レベルの話ではないよ・・・。
WBCの時のデービットソンなみにひどい。

その話は後にして、
オイラは昨日、さいたまスーパーアリーナへ行ってきた。
PRIDE『男祭り』を観戦するためだ。

さいたま新都心駅に14時に到着すると、改札近辺はかなりの人でごった返している。 近くのコンビニで買い物をしてからスーパーアリーナに入場したかったんだけど、コンビニは満員御礼状態。
やむなく北与野駅のほうまで歩いて行く。

スーパーアリーナには15時すぎに入場した。 やはり満員状態で、あらためてプライド人気の高さには驚かされる。
世間を騒がすような話題はなくても、大晦日の祭りの日にスーパーアリーナに来る人は格闘マニアなのだ!

オイラのお目当ては、ヒョードルVSマーク・ハントの試合!
オイラはハントのファイトスタイルが特に好きで、2年前のヴァンダレイ・シウバ戦はオイラのなかでのベストバウト。 K-1もこの男が優勝してから面白くなった。

だから昨日ヒョードルに負けてしまったのは残念だったけど、
それでも今のヒョードルに勝てるのはハント以外にはいないとオイラは思っている。

あと衝撃的だったのが、吉田秀彦のTKO負け!
完全に殴り倒された・・・。
とは言っても吉田秀彦のほうが弱かったわけではない。 紙一重で勝敗が分かれる世界なのだ。

21時30分には全試合が終わりスーパーアリーナをあとにする。 そのまま京浜東北線で関内へ向かった。
カウントダウンを山下公園で騒ぐためだ。

0時と同時にバクチクの轟音と船の汽笛が鳴り響く。
バクチクの音はかなり怖いけど、ここ何年かは山下公園で新年を迎えている。

そういえば、マリンタワー氷川丸が営業を休止してしまったのだとか。
でもマリンタワーは横浜市が、氷川丸は郵船が買い戻して再開を目指すようだ。
ヨコハマのシンボルとして、そしてヨコハマの景色として、あり続けてほしい!

30分ほど山下公園で遊び、家路につく。
早速、録画したK-1ダイナマイトをみる。
約6時間の放送だったけど、VTRを飛ばせば1時間半ちょっとですべての試合を見ることができた。

やっぱり気になったのが、桜庭選手の試合だ!
どうもジャッジが変なのだ・・・。
なぜもっとはやく試合を止めないのか?
そもそも試合を止めたのは誰なのか?
対戦相手の秋山選手がパンチの手を緩める前にレフェリーが試合を止めなければいけないのだ! 
前回も同じだったじゃん・・・。 K-1は何を桜庭選手に求めているのか?
あの試合がメインイベントだったからか?
そうだったとしたらK-1とTBSは最悪だ。
結局105発も桜庭選手は頭部にオープンフィンガーでのパンチをくらってしまったのだ。
オイラが桜庭選手のほうを応援していたから、そう思えてしまうのかもしれないけど、“秋山選手の身体が滑る”というアピールだって試合を一時的に止めてからチェックしなくてはいけない。

K-1のダメなところは、K-1ルールも総合ルールもジャッジが不可解なのだ。
ジャッジが不可解だと、勝者も敗者もかすんでしまう!
秋山成勲選手を心から賞賛できなくなってしまうのだ!

そんなことを考えながら新年を迎えたオイラでした。

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