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2007年4月13日 (金)

歴史人物の肖像画について

今日の朝日新聞に“教科書から消える肖像画”という記事があった。

オイラはこの記事を読みながら思わず笑ってしまったんだけど、。
なんとも、聖徳太子や源頼朝、足利尊氏の馴れ親しんだ肖像画はもはや学説的には別人であると考えられているんだって。

じゃあ、あの肖像画は誰だったの?っていう寂しさを感じてしまう。

記事で紹介されていたのは聖徳太子、源頼朝、足利尊氏の3人だけど、あの3人の肖像画は教科書から削除されるか、あるいは掲載されても、表記が“伝源頼朝像”とか“騎馬武者像”とかになるようだ。

ふーん、ということは、
これから歴史を学ぶ中・高生は旧一万円札の顔を知らない世代になるんだなぁ…。
これってすごい世代の壁だよね!

聞くところによると、西郷隆盛像も全然似てないって話だし、
そもそも肖像画や銅像なんて似てないものと割り切って、イメージや想像図として頼朝や尊氏や聖徳太子でいいんじゃないかなぁ…

もう鎌倉幕府はいい国でいいじゃん。

歴史的事実がまったく違うなら教科書は書き変えないとダメだけど、
学問としての歴史を現代史のように正確性を追究する必要はまったくないように思う。

むしろ世代間で歴史の常識が違うことのほうがオソロシイ。

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