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2007年6月30日 (土)

国会閉幕、参院選へ…。

起きたらすでに夕方になっていた。
ウッ、頭が痛い、完全に二日酔い…。

昨日の夜は国技館でIGFを観戦したあと、錦糸町で朝方まで飲んでいたのだ。

確か、寝たのは朝の8時頃だったか。

しばらくボーっとした後、玄関に朝刊を取りにいくと、すでに夕刊紙も届けられている。

朝刊の一面には、社保庁改革関連・年金時効・新人材バンク法大詰めへ、朝までに成立する見通し!と報じている。

夕刊には、新人材バンク法が“中間報告”という非常手段で成立し、午前3時過ぎに国会は事実上閉幕したと報じている。

ふーん、その深夜の時間に酒を飲んでたオイラにはよくわからないけど、天下りを規制しようとする新人材バンク法が委員会採決を経ないで本会議で採決してしまうという“数の暴挙”が参院でも行われた、ってことか。

もし、この新法でも天下りが平然と行われるようなら、参院はチェック機能を果たさず暴走したと言われ続けるのだろう。

結果はみえみえだね。

社保庁も晴れて解体が決まり、平成22年1月から“日本年金機構”という非公務員型の独立行政法人に生まれ変わる?ようだ。

問題は新組織に移行するまでに、どれだけ名寄せ作業を進めることができるのか、どれだけの職員をリストラして何を民間に任せるのか。

要は、誠実に年金業務を行なってくれるのなら、どんな組織形態でも文句なんかない。

それにしても今国会は最初から最後まで醜かった…。

柳沢失言から始まって、消えた年金記録、現職大臣の自殺、そして強行採決の連発。

1つ1つ怒って血圧を上げていたら、こっちは死んじゃうよぉ!

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カート・アングルIWGP 3rd 奪取!

IGF『闘今 BOM-BA-YE』観戦記

カート・アングルIWGP 3rd<br />
 奪取!

1年近く開催が延期されたイノキ・ゲノムが、今日、ついに旗揚げ興行が実現した。

が、なにもかもが未定!?
対戦カードも未定、興行が始まってもわからないのだ…。

いったいこのリングでアントニオ猪木は何がやりたいのか?

プロレス? それとも総合なのか?
何も明らかにされない。

一寸先はハプニング改め、一寸先は未定。

ルール説明によると、場外カウントなし、反則カウントなし、すべてレフェリーの指示に従う。
オープンフィンガーグローブの着用は認められていないようだ。

つまり、プロレスということ。

わかっていることは、自称IWGP 3rd王者のブロック・レスナーと、TNA王者のカート・アングルが日本にいることだけ。

もちろんファンが期待しているのは、この2人のシングル対決!
WWEの名勝負を猪木のリングで見たいのだ!

午後8時、ついにこの2人がリングに登場した!
アングルの腰にはTNAベルトが、レスナーの腰にはIWGP 3rdベルトが巻かれている。

暗黙のダブルタイトル戦。

《IWGP 3rd Belt Match
ブロック・レスナー vs カート・アングル》

過去4度の対戦成績は2勝2敗のイーブン、4戦ともWWEヘビー級選手権で行われている。
そのうちの1戦は歴史的な名勝負を展開したアイアンマンマッチでレスナーが制している。

そして5度目は?

その前に、メイン前までの5試合すべてが失格と言ってもいい試合内容だった。

面白い面白くないは別にして、アントニオ猪木の遺伝子を名乗るのならリングで“怒り”を表現しないとダメ。

プロレスでもなく、MMAでもない試合が続いてしまったように思う。

それだけにメインには期待が集まった。

パワーで圧倒するレスナーに対して、スープレックスとアンクル・ロックで動きを封じようとするアングル。

試合が動いたのは8分過ぎ、レスナーが必殺のバーディクトを炸裂させてフォールへ。アングルはカウント3寸前に肩を上げるが、レスナーが掟破りのアンクル・ロックへ。

アングルは苦し紛れにマットにタップしようとするが目前で踏張ると、体を反転させて逆にレスナーの足首を掴んでアンクル・ロック返しへ!

リング中央で極まったアンクル・ロックではレスナーでも逃げることができずにキブアップ。
10分36秒の出来事だった!

カート・アングルがIWGP 3rd ベルトの座に就いて、IGFは幕を閉じた。

○小川直也 vs マーク・コールマン

○ジョシュ・バーネット vs 安田忠夫

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2007年6月28日 (木)

TBS防衛策、プロキシ攻防制す!

今日、28日は全国で1459社の株主総会が行われた。

そのなかでも注目されているのがTBSの株主総会で、TBS経営陣と楽天によるプロキシーファイトが展開された!

楽天の目的は、今現在19.86%所有しているTBS株を20%超まで買い増してTBSを持ち分法適用会社にすること、そしてその後にホールディングス形態の経営統合を目指している。

対するTBSは、楽天との経営統合にメリットなしと判断しているので買収防衛策を発動したい。

そこでTBSは、企業価値を損ねると判断できる買収者が現われたときのために、新株予約権を発行できる買収防衛策導入案を株主総会に提案し、
楽天は企業統合にむけて、TBS社外取締役に楽天・三木谷社長とCCC増田社長を選任することを提案し、株主総会で株主の賛同を得ようと委任状争奪戦が行われた。

事前にTBSは3分の2以上の賛成票を確保したと伝えられていたが、今日の株主総会では、TBSの買収防衛策導入案には77.1%の賛成票を集めて承認された。

楽天側の提案はすべて否決。

その結果、楽天がTBS株を20%超取得した場合、外部特別委員会の判断にもよるのだが、新株予約権を発行して楽天の持株比率を下げることも可能になる。

同じようなプロキシーファイトがブルドックソースとスティールパートナーズとの間でも行われた。

10.52%所有するスティールがTOBを仕掛けているなかで行われたブルドックの株主総会で、新株予約権を行使できる買収防衛策導入案が80%を超える賛成票を得て承認された。

新株が発行された場合、スティールの持株比率は3%を下回る。

スティールは東京地裁に防衛策差し止めの仮処分を申請していたが、今日、東京地裁はスティールの申し立てを退けた。

このことで買収防衛策に対する司法判断が少しみえてきた。

ニッポン放送のときのように取締役会決議による防衛策の行使は司法の場では差し止められる可能性が高く、株主総会の特別決議による防衛策なら司法は総会決議を支持すると言えそうだ。

問題は、大半の企業が普通決議で買収防衛策を導入しているので、その場合の司法判断が微妙になってくる。

今回のTBS買収防衛策は普通決議による承認なので、いくら77%の賛成票を集めたとはいえ司法判断は微妙といえそうだ。

オイラの私見だけど、
普通決議だと今いる買収者に対する防衛策としては弱い。
危険回避とはいえ、株主平等という原則を破ることにもなる策なので、司法は特別決議を要求するように思われる。

ただ、事前警告という観点では普通決議でも効果あり。

ただ、一番の企業防衛策は、ワタミの渡辺社長が言うように、プレミアが付いたTOBにも応じない株主を味方につけることだろう。

目先の利益よりも、この株を長期間持っていたいと株主に思わせる経営をすること。

これが1番難しいことだけど、1番の効果がある。

株主も目先の企業業績を見るのではなく、経営者の魅力と素質を観察するべき時が来ているように思う。

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2007年6月25日 (月)

年金保険料の横領発覚!

『年金保険料を横領、総額1億円超』

社会保険事務所職員による年金保険料の横領が発覚した!

昨日の日経によると、全国の社会保険事務所で89年から02年までの間に総額で1億円を超える年金保険料が職員によって横領されていたことがわかった。

横領された年金保険料は当然ながら個人の年金記録には反映されていないので、未納と同じ状態になってしまっている。

さらに、昨日の毎日には、厚生年金記録にも4000万件ほどが該当者不明になっている可能性があるという。

すでに船員保険の旧年金にも未統合が発覚している。
年金・船員保険は昭和61年に厚生年金に統合されているのだが、昭和61年前に船員保険を脱退している人の記録に未統合が生じている。

そして今日、ついに共済年金にも未統合記録が約181万件あることがわかった。

そんな社保庁職員に夏の賞与が満額支給された。

村瀬長官によれば、1万7000人の全職員に賞与の一部を自主返納するよう指示したという。

実現すれば10億円の返納額となり、調査費用にあてられる予定。

オイラが思うのは、
まさか横領までしているなんて!?という驚きと、ただの犯罪者集団じゃないか!という怒りで、飽きれて物が言えない状態になってしまう…。
自分達の共済年金だけは安全にしておいて、私学共済の60万件や公立学校の教諭などの地方公務員共済は未統合のままほっておく。

最悪!
歴代の長官はもちろん、上は幹部から、下は窓口職員や徴収員まで腐敗している!

それでボーナスまでいただくという感覚がわからない!

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2007年6月24日 (日)

7.29参院選について

国会の会期延長が決定した。 と同時に参院選の日程も先延ばしになる。

その影響が各地に出ているようで、投票場や開票場の確保が間に合わなかったり、看板の日付を変更したりと大忙しになっているようだ。
ある地方では、経費削減のために参院選と地方選挙を同時に行う予定だったのが、別々の日になったことで3億円の経費がよけいにかかってしまうとか。

そういった地方の方には御気の毒様だけど、
オイラが思うのは、そんなことの為に国会を閉会することのほうがおかしな話であって、選挙よりも法案を通すほうを優先するのは当たり前。

報道を見てると、年金問題を風化させるために会期を延長したという論調も見受けられる。

まぁ、当たっているのかもしれないけど、政府の高度な政治判断だとオイラは信じたい。

はっきり言ってしまえば、この時期、参院選なんてどうでもいいのだよ。
選挙より年金でしょう、
選挙より介護問題でしょう、
こういった問題が終息するまで国会は開きっぱなしでいいと思う。

国会の閉会期日が迫っているから強行採決の連発というゴタゴタが起こるわけで、しかも、衆院厚生労働委員会では、年金時効撤廃法案を強行に採決しようとした委員長を民主の内山議員が羽交い締めにして、懲罰委員会で登院停止の重罰に処せられている。 しかも、懲罰委員会に懲罰動議を発議するために民主の横光委員長を不信任でクビを切るという強行ぶりも一際目立つ。

数の論理で動いているから仕方ないにしても、建設的な議論がみられないのがむなしく思えるし、学級崩壊ならぬ国会崩壊を国会議員は正してほしい。

そんなんだから当然、各新聞の世論調査では、内閣支持率も自民党支持率も低下していて、自民支持が30%台前半で、民主支持は20%以下。
完全に国民は政党から離れてしまっている。 いや、選挙から離れてしまっているのだ。

まして今回は不要とまで言われている参議院の選挙。
この際だから、“参議院はいらない”とまでは言わないけど、参議院のあり方を議論するのもいいのかも。
もはや良識の府という標語がうたがわしいものとなっているのだから。

あと、タレントの出馬だけど、オイラは基本的には賛成なんだけど、政党から出馬要請するのは違うと思う。

どうせ政党はタレントを集票マシンに使うだけで、その人の政治理念なんてどうだっていいと思っている。
そういった政党の行動も政党離れの原因になっていることに気付いてほしい。

とはいっても参院選はやってくる。
野党は年金爆弾をまだまだ用意しているようだが、国民はそんな爆弾はいらん!
どうしたら正確な年金記録を取り戻せて、本来の年金を受給できるのかをマニフェストで示してほしい。

くれぐれも“骨太の方針”の副題ような『美しい国』という抽象的なマニフェストはノーだ。

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2007年6月20日 (水)

フェラーリの失速、原因は風洞にあり?

2週連続で開催されたF1北米ラウンド2連戦。

2連勝を飾ったマクラーレンに対しフェラーリ勢は惨敗を喫してしまった。
しかもルイス・ハミルトンが2戦連続でポール・トゥ・ウインを飾り、アロンソもアメリカGPでは2位でフィニッシュしたのでワン・ツー完勝、マクラーレンは北米ラウンドを終えた。

それに対してフェラーリ勢は、マッサが失格と3位、ライコネンが5位と4位にとどまった。

いったいフェラーリはどうしてしまったのか? 第4戦のスペインGPまではマシンの性能とスピードで群を抜いていたはず。
しかもスペインにはF2007をさらに改良した最新型F2007を投入し、圧倒的な速さで勝利を挙げた。

それがモナコと北米2連戦では、マクラーレンの影をも踏むことすら出来ずに失速してしまったのだ…。

その失速の原因がマラネロの風洞施設にあったことが、今日のトーチュウに報じられている。

風洞が壊れたのが5月ということなので、ちょうどモナコGPの直前ぐらい。

その期間、風洞実験による空力開発とデータ収集が出来なかったことを考えれば、この3戦の敗北も頷ける。 と同時に、フル稼働で風洞を動かせるまでに修復されているのなら、後半戦への逆襲も十分に期待できる。

確かに、この3戦の失点は大きい。 でも今のポイント制なら、1回のリタイアで情勢は逆転してしまう。

それに、ハミルトンvs王者アロンソだけの対立構造では何か物足りないではないか。
コンストラクターの熾烈な開発争いもF1の醍醐味のひとつだろう。
まだ半分もシーズンを消化してないのだから決戦はまだまだ先にある。

願う、フェラーリの逆襲がみたい!

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2007年6月18日 (月)

極私的6月17日とハッスル・エイド

今朝は8時15分に起床、3時間ほどしか寝てないので体が少しダルイ。

というのも、F1アメリカGP予選のテレビ放送が終わったのが朝方で、そのあとの『24』の再放送を観ていたら朝の5時になってしまったのだ。
あぁ、眠い…。

今日は6月17日、オイラはまた1つ年をとってしまったなぁ…。
まぁ、年齢のことはどうでもいいか。

今日の予定は、オイラの連れと後輩夫婦の4人で、さいたまスーパーアリーナに『ハッスル・エイド』を観戦しに行く。

11時にJRさいたま新都心駅で待ち合わせ。『ハッスル・エイド』は16時開始なんだけど、その前に映画館で田村正和さんの『ラストラブ』を観ようということになっている。

携帯で検索してみると、MOVIXさいたま新都心で11時40分の回があるので、駅の構内にあるBECK'S COFFEEで軽く食事を済ませてから映画館へ入場した。

この映画は、ジャズへの情熱を失った男がある女性と出会うことでもう一度ねむっていた情熱を奮い立たせようとする純愛映画。

サックスを吹く田村正和はすごく格好いいし、セントラルパークの秋の景色がすごくきれいで楽しめます。

映画を観たあと食事ができる店を探していると、さいたまスーパーアリーナに隣接する“けやき広場”でハッスルトークショーが行われていたので少しだけのぞいてみた。

司会進行役は小川直也のそっくりさんで、ゲストは、ハッスル親善大使の眞鍋かをりちゃん、ハッスルバックアッパーの浜田翔子ちゃん、ハッスルファイターの海川ちゃん

3人ともめちゃめちゃキューティーだった!

食事はけやき広場のレストランフロアーにある『陳麻家』という中華料理店に入った。
オイラは坦々面を注文して、マーボー豆腐をみんなで取り分けて食べることにした。
かなりピリカラ。

15時半、さいたまスーパーアリーナに入場。

極私的17日とハッスル・エイド

みるからに豪華なセットで、スケールの大きさに驚かされる。
リングのエプロンはLEDを使った電光掲示板になっていて、カラフルな色になったり、高田総統のメッセージが表示されたりする。

どんなメッセージかというと、
『おい眞鍋! プライベートはお盛んのようだな!』…と、解説席にいる眞鍋かをりちゃんに恥をかかせる。

オープニングオペラは、高田総統とモンスターKこと川田利明による『YAH! YAH! YAH!』熱唱!

しかも、独裁者である高田総統の命令で、盛り上がらない観客は会場から追い出すという強権ぶりに観客も一緒にヤーヤーヤーと歌わされるはめに…。

19時20分に全試合が終了し、会場をあとにする。

そのあと4人で“COCOON”というショッピングセンターにある『デミグラ亭』でオムライスを食べながらカンパイして、ここで後輩夫婦とわかれた。

帰宅したのは23時過ぎ、テレビをつけるとテレ東のスポーツニュースに眞鍋かをりちゃんが司会で出ている。

あの人もたいへんだねぇ…!

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2007年6月17日 (日)

元巨人クロマティが大ハッスル!

ハッスル・エイド観戦記

元巨人クロマティが大ハッスル!

『バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!』

ファイティング・オペラ『ハッスル』のリングに元巨人軍のクロマティが登場した!

《クロマティ・崔リョウジvsタイガージェットシン・アンジョー之助》

クロマティはバットをぶんぶん振り回しながら応援団を引きつれて花道からリングイン。

対する凶悪極まりないタイガージェットシンはアリーナを大混乱の地獄絵図にしてからリングへ、すぐに宿敵のクロマティにサーベルで襲い掛かる。

防戦一方のクロマティが場外でダウンしている間に仲間の崔が大ピンチに…。
そのとき、スーパーアリーナが大クロマティコールに包まれると、それまでダウンしていたクロマティが起き上がり、シンとアンジョー之助に秘儀・ホームランチョップ&伝説の右パンチが炸裂する!

そしてナント!?クロマティのシャイニング・ウィザードが奇跡的にアンジョー之助にクリーンヒット!

大の字に倒れたアンジョー之助からスリーカウントを奪い、
『バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ』

会場はまるでジャイアンツが優勝したかのようなお祭り騒ぎになり、クロマティはどこかへ消えていってしまった。

『ハッスルにグレート・ムタ見参!』

《インリン様・TAJIRI vs RG・グレートムタ》

インランプを奪ったRGはランプからモンスターを呼び出せるのか?

最初に入場してきたのが復活したインリン様。
ムチを振り回しながらリングでRG組を待っていると、登場してきたのはRGのみ…。

どうもRGの様子がおかしいのだ。
花道の中央付近でインランプを擦っているがモンスターがいっこうに現われないのだ!?

そう、RGは正しい呪文を知らないのだ!

そうこうしているうちTAJIRIにリングへ連れていかれてインリン様のシバキを受けてしまう。

ボロボロにされながらもインランプのところまで逃げていったRGはインランプを投げ捨ててしまう…。

すると!?会場は真っ暗になり大量の白煙に覆われると、
どこからか『摩天楼』が鳴り響き、インランプからグレート・ムタが現われた!

ゆっくりゆっくりリングに入り、襲い掛かってきたTAJIRIに緑の毒霧を吹き掛け場外へ落とすと、インリン様とのイリュージョンバトルが始まる。

あわてたインリン様がムチで威嚇するが、ムタはまったく動ぜず、逆にムタに腕関節をキメられてしまう。

でもさすがはインリン様。小さい体をスルスル動かしてムタとのグランドの攻防へ持ち込む。だがムタにはかなわず裏足4の字固めに悲鳴をあげてしまう。

ここはTAJIRIがカット。

それでもインリン様の大ピンチには変わらない。

ムタは立ち上がれないインリン様に攻撃を加え、フラッシュニング・エンボーへ。 それをインリン様がなんとか逃げると、
TAJIRIの真っ赤なミストがムタに直撃!

ここぞとばかりにインリン様は倒れたムタにまたがって必殺のM字開脚へ!

ムタが敗れるのか?

誰もがそう思った瞬間、ムタはインリン様のM字ポーズにむけて禁断の毒霧を噴射してしまったのだ。

緑に染まったインリン様の股間はみるも無残な状態になり、気を失ったインリン様はタンカで運ばれてしまう。

トドメは呆然と立ちすくむTAJIRIにシャイニング・ウィザードでジ・エンド。

勝利にはしゃいでいるRGにもムタは毒霧を吹き掛けて花道を引き返し魔界へ消えた。

次にハッスルに現われるときは、高田総統の化身“エスペランサー”との一騎打ちか?

ちなみにオープニング・オペラは、高田総統とモンスターKによるチャゲアスの『YAH! YAH! YAH!』を熱唱していた。

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2007年6月16日 (土)

極私的6月16日(土)

梅雨全線はどこへ行ってしまったのやら…。
雲ひとつない快晴で、道端に咲いている紫陽花が水分を欲しているようにみえる。

極私的6月16日

空にはドイツ製の遊覧気球船『ツェッペリンNT号』がゆらゆらと飛行している。

そんな朝、ここ何日かの新聞を読んでいると、
目につくのが、企業不祥事や年金問題、そして企業買収関連だ。

いよいよ楽天とTBSが法廷で争われだしたようだ。

現在TBS株を19.86%所有する楽天がTBSに対して会計帳簿類を閲覧させろと請求し、それをTBSが拒否している。
東京地裁は帳簿の閲覧を認めなかった。

今この2社はプロキシーファイトの展開中で緊張状態はTBS株主総会まで続いていく。
また、TBSは楽天が『乱用的買収者』かどうかの判断を第三者機関に委ね、買収防衛策の発動を検討する。

老舗企業のブルドックも狙われている。

スティール・パートナーズはブルドックに対してTOBを実施していたが、さらにその価格を引き上げて期間の延長も発表した。

スティール側も焦っているのか、代表が会見を開いて日本の買収制度を批判した。

どうにもならないのが年金問題で、
昨日の東京新聞には、社保庁とNTTデータなどとの癒着・天下りの記事が報じられている。

社保庁はシステム開発を担当しているNTTデータに40年で1兆3500億円超の開発費を支払い、幹部の天下り先になっていたことがわかった。

もちろんシステム開発に競争原理は働いてないし、効率化・スピード化には国費評が抵抗し続けた。

消えそうな年金もさらに増えてしまっている…。
いったいどうなることやら。

午後からオイラは、メル・ギブソン監督が手掛けた映画『アポカリプト』を観に出かけることにした。

舞台はマヤ文明後期、神に生け贄を差し出すために、主人公・ジャガーが住む小さな村の部族が人間狩りにあってしまう話。

2時間を超える上映時間なんだけど、映像美やスリリングさにかなり引き込まれてしまった。

あっ、主人公の名前がジャガーだからジャガー横田夫妻が宣伝していたのか!

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2007年6月14日 (木)

プレステージとコヨーテ

関東も今日やっと梅雨入りしたようですね。
ここ連日、30度を超える夏日の暑さにバテていたので、夕方から雨が降って気温がグッと下がってきたのでホッとさせられる! でも今年の梅雨明けはラニーニャ現象とやらで平年よりも早く明けて、夏は猛暑になると予想されている。
あぁ、なんか憂欝だなぁ…。

今日は仕事の帰りに映画『プレステージ』を観てきた。

憎しみ合う2人のマジシャンにスポットライトが当てられた映画。
正直オイラには『???』がつくストーリー展開で、結末もくやしいけど理解できなった…。

そもそもオイラはダントンとプロフェッサーのどちらがホンモノのイリュージョニストなのか?という視点で映画を観ていたんだけど、どうもこの映画はそういった映画ではなくて、どちらが替え玉として結びつきが強かったのか、そこにポイントがある映画だったので、オイラにはまったくチンプンカンプンでビビデバビデブーのラストだった。

あと、科学者として登場してきたテスラだけど、『交流電流の父』と呼ばれる実在した人物だとは知らずに物語を観てしまうと、結末に説得力が芽生えないかも。
オイラには帽子の意味もわからなかった…。

よくよく考えてみるとヒントが散りばめられているんだけど、映画を観ながらヒントを理解するのは難しいのでは…。

オイラの完敗でした!

でもこれだけは言える。
『ホンモノだけがすべてを見抜く!』

だって、どの世界でもホンモノだけがすべて(リアル)を知り得る存在なのだ!
敗れた人間は何も知らずに死んでいく。

そんな映画。

帰宅後、
佐野元春のニューアルバム『Coyote』を聞いた。

3年ぶりのアルバム。
うぅ、最高!

特に『コヨーテ、海へ』は佐野らしいメッセージソングでスカッとする。

“気まぐれな進歩”はもういらないと言い放ち、“正義は疎い”と言って正義が通用しなくなった世の中の出来事を皮肉る。捨ててしまえ!とまで言い放つ。

でも本心は“この世界を信じたい”と叫んでいる。

“Show Real”
うまくいかなくても、それがリアル、気にするな。
目を背けずにショーリアル!
正義を目指すためにショーリアル!
そうすれば、きっと“勝利ある、勝利ある、勝利ある…”

なーんだ! 今日は映画でも歌でも“リアル”をみつけてみろ!って叫んでるじゃないか。

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2007年6月11日 (月)

セーフティカーとピット戦略について

セーフティカー(SC)に関する新レギュレーションがドライバーの明暗を分けた。

今季から、SCがコース上に投入されてからピットレーンオープンのサインが出るまでの一定時間の間、各車は給油を禁止され、給油を行なった場合には10秒ストップのペナルティーを受ける。

そのSCが今回のカナダGPでは4度も投入された。

1度目は22周目にスーティルのクラッシュで、
2度目が27周目にクビツァの事故で、
3度目は50周目にアルバースのクラッシュで、
4度目は55周目にリウィツィのクラッシュで、
セーフティカーによる隊列が組まれた。

そのSCの影響をまともに受けてしまったのが、アロンソ、マッサ、フィジケラ、そして佐藤琢磨。

アロンソは1度目のSC投入中、ガス欠防止の為にやむなく給油し、ピットストップペナルティーを受ける。

マッサとフィジケラも1度目のSC投入中、ピットレーンオープン許可後に給油を行うが、ピットエンドの信号がレッドランプ点灯中に通過してしまった為に失格処分を受ける。

佐藤琢磨は3度目のSC投入直前(直後?)とレギュラーなピットストップが重なってしまい、ピットクルーが給油ルールの判断に迷い?給油せず。

SCの影響をまったく受けなかったハミルトンとハイドフェルドは優勝と2位を獲得している。

この2人は、幸運にも2回の給油をSC投入直前に済ませており、新ルールの混乱を受けなかったことが勝因にあげられる。

では、ここで、
今季のSCルールを踏まえて、
モナコでのマクラーレンのピット戦略(チームオーダー疑惑)を振り返ると、

ハミルトンに予定より早めのピットストップを命令したマクラーレンの戦略はチームオーダーの根拠にはなんらならない、ということがわかる。

レギュラーのピットストップがSC投入の前と後では大きく展開と結果が変わってしまうことを考えると、

予定より早めにピットに入れることはSCリスクの軽減効果には有効になる。

ということは、SCが入りやすいモンテカルロのようなサーキットでSC対策を行なうのは当たり前のことで、今のマクラーレンの強さは、そんな当たり前のことが出来るところにもあるのだ!

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波乱!大荒れのF1 カナダGP

4度のセーフティーカー投入!

BMWクビツァの大クラッシュ!

マッサ、フィジケラにブラックフラック失格処分!

アロンソにペナルティーストップ!

ジル・ヴィルヌーブサーキットがパニック症候群に陥ってしまった…。

そんな荒れたレースを制したのが新人ルイス・ハミルトン! 初ポール初優勝でランキング単独トップへ踊り出た!
もはや新人の冠を返上してニューリーダー・ハミルトンの時代へ

そして、なんと!?あのスーパーアグリ佐藤琢磨が王者アロンソを残り3周のところでバッサリとオーバーテーク斬り!

これは夢か…奇跡か!?
まさにアンビリーバボー!

タクマが衝撃的な6位フィニッシュだぁぁぁ!!!

悔やまれるのがピットクルーの凡ミスがなければ表彰台も…!?
でもオイラは忘れない、
一時はフェラーリのライコネンを後方に従え、ラルフとアロンソをオーバーテークで抜き去ったことを。

1ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)48
2ハイドフェルド(BMW)25
3ブルツ(ウィリアムズ・トヨタ)8
4コバライネン(ルノー)8
5ライコネン(フェラーリ)27
6佐藤琢磨(スーパーアグリ・ホンダ)4
7アロンソ(マクラーレン・メルセデス)40
8ラルフ(トヨタ)2

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2007年6月 9日 (土)

スリーハンドレッドと中村中

今日は朝イチで映画『300(スリーハンドレッド)』を観に行くことにした。

この映画は、少数精鋭のスパルタ戦士と大国ペルシア帝国とのテルモピュライの戦いを描いた映画で、
スパルタの王・レオニダスにスポットが当てられている。

ひとことで『300』の感想を表現するなら、スパルタ戦士の男気と豪快なバトルシーンがスクリーンのなかで爆発した映画だ!

少数vs多数という構図は『墨攻』にも似た内容だけど、『300』は戦略重視というよりかは一歩も引かない真っ向勝負に重点が置かれていて、スパルタの掟を子供のときから教えこまれているために非攻という概念はない。
無益な殺生どころか、発育不全の赤ん坊は谷底へ捨てる。

いつでも生か死か、それがスパルタの掟。
まさに戦うために産まれてきた戦士なのだ。

途中、『大日本人』の“大佐藤”みたいなペルシアの怪物が出てきたときにはつい笑ってしまったが…。

映画を観たあと、新星堂で中村中のシングルCD『友達の詩』を買ってきた。

中村中と書いて“中村アタル”と読む。
オイラは昨日の夜までこの人を知らなかった。

ちょうど仕事から帰ってきてテレビをつけたら金スマに中村中さんが出演していたのだ。

その番組で、性同一性障害に苦しみながら歌手になるまでの姿がクローズアップされていた。

自分の容姿が嫌い、自分の声も嫌い…。
まさにコンプレックスの塊のような人。

自分のことを不良品と呼んで自殺をも考えたという。
そんな絶望の淵にたたされた中村中さんが15歳のときに生み出した歌が『友達の詩』。

悲痛な叫び、心からの願いが詞に込められていて、この曲、この歌声を聞いたならもはや跪くしかない。

オイラは何度も繰り返し聞いてしまった。

夕方になってから、さきほどレンタルしてきたDVD『ディパーテッド』を観た。

マーティン・スコセッシ監督によりリメークされ、アカデミー賞の作品賞を受賞したスパイ映画。

オイラにはちょっと楽しめない内容だったかなぁ…。
警察側のねずみも、マフィア側のねずみも、小者まるだしでダメ!
あんな隙が有り過ぎるスパイなんて絶対おかしいし、ストーリー上、主人公を殺したいが為に冷静さを失わせるという演出ミエミエ。

さすがアカデミー賞と言いたくなる。

夜はフジテレビで『県庁の星』を観ていた。

感想はこちらで
http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/02/post_d0da_1.html

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2007年6月 5日 (火)

社保庁と国費評のあきれた覚書?

『入力業務は連続45分以上行わない、45分ごとに15分の休憩時間を設ける』(88.5.31)

『労働条件の低下が生じるような制度の変更は一切行わない』(79.3.13)

これは、社保庁と自治労国費評議会との間で交わされたオンライン化に伴う覚書の内容の一部だ!

この自治労国費評というのは、社会保険事務所の職員で構成された労働組合の多数派組織のことで、ここの議長の発言力は社保庁長官よりも大きいといわれている。

この国費評がオンライン化の導入を妨害し、導入後も業務の効率化・スピード化には徹底して抵抗し続けた。

その結果がこんな覚書を作らせてしまっているのだ。 もちろん国費評の言いなりになった社保庁の責任は重い。

『キー入力作業は1人1日5000タッチまで』

何ですか?これは…。
と、言葉を失ってしまう。
こんな覚書が2年前まで有効に働いていたのだ!

その結果が今問題になっているズサンな入力間違いや、その他にも、システム上のミスが発見されているのにもかかわらず、バージョンアップを行わなかったことによる記録の消失という哀れな結果に繋がっていると思われるのだ。

柳沢厚労相は照合作業にかかる調査費用には年金保険料を投入しないことを表明した。
それは国費を投入する、ということ。

オイラは思う、
『ふざけるな!』と。

社保庁職員によるやっつけ仕事の不祥事をなんで税金で賄なうの!?
渡辺行革担当相は『歴代の社保庁長官の退職金を返還させるべき』と言ったのだから、その金でやっくれ。 足りないなら歴代の厚労相の退職金の一部を返還させてやってくれ。 もっと言えば、社保庁職員の退職金を投入してくれよ、…と。

もっと頭にくるのが、社保庁長官というイスが天下りにつかわれていたことだ。

ほとんどの社保庁長官が1年程度の在職で退任して、社会保険診療報酬支払基金などに天下っている。

さらに頭にくるのが、年金問題でゆれる国会を自民党の7割の参議院議員が欠席して選挙対策に奔走しているという。

『アホかっ!』

オイラは思う、いち早く非公務員化して国費評自体を解体してもらいたいと。

関連記事もよろしけれがどうぞ!

年金の支給漏れについてhttp://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/04/post_5d13.html

社会保険庁は変わらないのか!?http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/08/post_71d7.html

社保庁の不正http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/05/post_32ca.html

関連http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/09/post_2f4e.html

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2007年6月 3日 (日)

極私的6月3日(日)

一歩も外には出ずにDVDを観ていた1日だった…。

午前中は乙一原作の『暗いところで待ち合わせ』を、午後には『プリズン・ブレイク2』の5〜7巻を、
そして夜になってからは、昨晩録画しておいた『人志松本のすべらない話』のスペシャルと、日曜ドラマを観ていた。

気が付くと、ほとんどテレビの前で過ごして1日が終わろうとしている。

それでも充実した楽しい1日だったように思う。

午前中に観た『暗いところで待ち合わせ』は、田中麗奈演じる盲目の主人公ミチルの家に殺人の疑いがかけられている青年がもぐり込んで同居が始まるというストーリー。
麗奈ちゃんのかわいらしさに癒されます!

『プレズン・ブレイク2』は、いまだに謎だらけ。
バローズに罪をきせた謎の組織は国家組織みたいだが真相は…?、脱走したフォックスリバー8全員をなにがなんでも殺そうとするFBI捜査官の正体は…?、マイケルが愛する女医がいったい何を持っているのか、まだまだ謎が多い。

そして、ついにマイケルとバローズが逮捕されてしまい、その移送中に衝撃の展開が続く!

あぁ、展開が凄すぎて、続きのレンタルが開始になる8月まで待てないぞ!

凄い!といえば、7巻の特典で『24シーズン6』の第1話が収録されていて、こちらも凄い!

ジャック・バウアーが中国の強制収容所に監禁されて2年、ボロボロになったジャックが帰国する。

中国では拷問の日々でやっとの思いで苦痛から解放されたかと思いきや、ジャックにはもっと過酷な現実が待っていた!

こちらは9月レンタル開始。

『人志松本のすべらない話』は大爆笑!
とくに、キム兄の“キクチ”の話はサイコーだった!
松ちゃんの地下駐車場に閉じ込められた話も笑えたし、ジュニアのキム兄話も大笑い!

ん!? 桜庭が負けた!?
K-1ダイナマイトUSAでホイス・グレイシーに判定負けしたようだ…。

残念だけど、あれから7年、桜庭には陰りが見えはじめている。

とにかく明日のテレビ放送で試合をチェックしなくては…。

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2007年6月 1日 (金)

極私的6月1日の夜

今日は仕事終わりに仲間うちで映画『監督・ばんざい!』を観に行くことにしていた。

明日から公開される映画なんだけど、豊洲にあるユナイテッドシネマズでは夜から先行公開されるので、仕事が終わってから観に行く予定をたてていた。

そろそろ5時になろうとしていた頃、いつもは誘っても来ないような女連中が一緒に行きたいと言いだしてきた。

さぁ困った!

気ぃつかうんだよなぁ…。

しかも女性陣はちょっと楽しみにしている。

本来の予定なら、野郎どもと豊洲にある居酒屋チェーンで軽くビールを飲んだあと映画を観る。
ただそれだけ。
しかも『監督・ばんざい!』はギャグ映画なのだ。

なんの飾り気もないアフターファイブの予定が…一転して華やかになってしまった。

まずは食事。
居酒屋はキャンセルして、お店をリサーチ。

豊洲にある『アンジェロシシリー』というシチリア料理の店に入ることにした。

この店は台場方面の夜景がきれいに見えて、デッキにあるテーブルなら海風を感じながら食事ができるようになっている。

極私的6月1日

オイラたちは、赤と白のワインをデキャンタで、サラダとパスタを大皿で注文してカンパイ!

うん、この光景は理想に近い!
なんてったって華やかで賑やかだ!

ただその後のギャグ映画はまずかった…。
もっとムーディーな恋愛映画にするべきだった。

『監督・ばんざい!』はビートたけしが監督・脚本・主演を手掛けたギャグ映画で、二度とギャング映画を撮らないという約束のもと、試行錯誤しながら新たなジャンルを探っていく。

この映画は観客が積極的に楽しもうとしないとツマラナイ映画かもしれない。

『オイオイ』ってツッコミを入れたり、イスからズッコケながら楽しむ。
プロレスファンなら、今となってはありえない蝶天コンビが出てくるラーメン屋のシーンには笑らける。

映画を観終わった後、映画館のラウンジで一杯飲んで、女性陣とバイバイした。

野郎だけになる。

つわものどもが夢のあと。これが現実。

ららぽーと豊洲のレストランフロアーにある『餃子の福包』で焼き餃子と肉味噌もやしをつまみながら反省会。

帰路につく。
帰りの電車で夕刊を読んでいると、
『今日の未明、国会では社保庁関連法案と時効救済法案が衆院を通過した』という記事があった。

いわゆる“消えた年金”に関しては第三者機関なるものをつくって対応するという。

ふーん、でも確か年金法には、年金給付などの不服に対しては、社会保険審査官なる人物を、社会保険審査会なる組織を、法律で要求していて、その人たちが解決にあたる、と社労士試験で勉強した。

それなのに第三者機関なるものまでつくるのかと。

もう、ぐちゃぐちゃ…。
迷走している。

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