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2007年8月31日 (金)

進め、マイケル・ムーア少年!

『アメリカの医療制度はSicko(病気)だ!』

マイケル・ムーアがこう叫びながら製作した最新作『シッコ』は、まさに痛快!
その反面、よくよく考えてみると、衝撃を受けたのはアメリカ人だけでなく日本人であるオイラにとっても衝撃的な内容で他人事ではないようだった…。

マイケル・ムーアがカナダやイギリス、フランスやキューバへ渡って『タダ!? お金、かからないの?』と映画の中で何度もこの言葉をつかって呆然とするんだけど、オイラもムーア同様『そうなの!?』って思ったもん。

アメリカには国民皆保険の制度がないので病気や怪我をしてしまうと、多額の治療費を必要とする。6人に1人は無保険者で、保険に加入していても、利益至上主義の保険会社は保険金の支払いをなにかと拒否する。
治療をするかどうかは保険会社とその保険会社から給料をもらう医師が判断するので、金銭的に医療費を自己負担できずに治療を断念せざるを得ない人たちの姿を映像で見せられてしまう。

そういうアメリカの実情を踏まえると、タバコ会社やマクドナルドを相手に多額の損害賠償訴訟を起こすアメリカ人の気持ちも理解できそうな気もするのだ。
だって、ひとたび肥満やガンになれば資産をすべて失う危険があるんだもん。

日本はどうだろう!?
日本には国民皆保険の制度がある。米国の政治家が吹聴する共産主義のはじまりの制度でしょ。

その日本で医療を受けられない人がいるのだろうか?
その答えは即答できるだろう。

健康保険証をもらえない人がいることは社会問題になっているし、金銭面の負担が重くて治療の回数を減らす人はかなりいると聞く。

まだ日本の制度は米国と比べると助け合いの精神が働いているので、どの指を縫合して、どの指を諦めるのかの選択をしないで済む。自己負担も限度額があるので、保険診療であるかぎりは自己破産することはない。

でも、それは今までの制度での話であって、医療改革によっては厳しい自己責任が社会保険の分野に入り込む可能性は無きにしもあらずだし、助け合いの精神が希薄になっては社会保障は崩壊すると思ってもよさそうだ。

皮肉にも、最高の医療技術と医療環境を提供できるのもアメリカで、日本人も国内では認可されてない手術を米国へ行って最先端の医療を受けている。

そういう最高の医療技術をもちながら、低所得者層は病院での治療を諦めなければならない。なんか悔しいね。

この映画で痛快だったのが、ムーアと9.11救命士たちがキューバへ渡るシーンだ!

アメリカにとってキューバは“悪の敵国”で、忌み嫌う社会主義国家だ。
その国で9.11救命士は母国では有り得ない優しい言葉を医者の口から聞くことになる。

オイラ、このシーンは涙が出そうになりました…。

くしくも大統領選挙が近づいていて、候補者は公的医療保険制度を公約に入れ始める動きがあるようだ。
さてはて、この映画で何かが変わるのだろうか?高みの見物といきますか。

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2007年8月27日 (月)

跳ね馬劇場の幕開けか!?

退屈なレースだった…。

いくら抜きどころがあるコース(イスタンブール)とはいえ、4強プラスBMW勢の6人によるオーバーテークシーンはゼロ。
実際、アロンソはコース上でBMW勢をオーバーテークできずに、2回のピット戦略で順位を入れ替えるしかなかった。

理論上は抜きどころがあって、しかもドライビングミスをおかしやすいテクニカルなコーナーがあっても、実際にはレコードラインを外せばスピードを大きく失ってタイヤは埃だらけ。

これではオーバーテークポイントが多数あってもオーバーテークシーンはまったく見られない。
いくら有名なコースデザイナーのへルマン・ディルケが設計しても、開催されるレースがつまらなければ、ただの新しいサーキットで終わってしまうのだ。

最近のF1にはこんなコースが多くなってきた。
オイルマネーの豊富な国が国家レベルでサーキットを造って、奇抜なデザインでエスケープゾーンが十分に確保された、それは素晴らしいサーキットなんだけど、自動車レースの文化がなくてコース上は汚れている。これでは面白いF1レースは見られない。

まぁ、それはいいとして、
フェラーリにとってトルコGPの意味合いはエースドライバーを決めるグランプリだったようだ。
確かに残り6戦、ハミルトンとのポイント差はライコネンが20で、マッサが21なので、2人でポイントを潰しあったらハミルトンには追い付かない。

そういった意味ではマッサの今季3勝目は大きな価値がありそうだ。
でも、ライコネンもたった1ポイントリードされたぐらいでエースの座を譲るとは考えにくいし、勝ち数も3で並んでいるわけで…。

真のエース決定戦は次戦のイタリアGPだ!

唯一、トルコGPでショッキングだったのが、レース中盤、ハミルトンに起こった突然のタイヤバーストだった。

路面温度が50度を超え、タイヤの表面温度はその倍なのだから、耐えられなくても無理はない。

それでも、幸運にもコースからは少しはみ出す程度で済んで、ほとんどレギュラーなピットストップでレースを再開できたのはハミルトンには明らかに運がある証拠!

アロンソも3位フィニッシュは想定外の喜ばしい出来事だったはず。

次はフェラーリのお膝元、イタリアGPだ!跳ね馬劇場に期待大!!

トルコGP決勝結果

跳ね馬のワン・ツー勝利
1マッサ(フェラーリ)69
2ライコネン(フェラーリ)68
3アロンソ(マクラーレン)79
4ハイドフェルド(BMW)47
5ハミルトン(マクラーレン)84
6コバライネン(ルノー)19
7ロズベルグ(ウィリアムズ)9
8クビツァ(BMW)29

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内閣支持率は浮揚するのか!?

安倍首相は今日、人事を一新した内閣改造を行い、支持率浮揚の最後のチャンスにかける。

まずは自民党新三役を発表した。
幹事長にはマンガ好きな実力者の麻生太郎、政調会長には同志の石原伸晃、総務会長には反安倍急先鋒の二階俊博に決定した。

閣僚や官邸メンバーは午後に発表されるが、身辺調査のため難航を極めている。
それもそのはずで、第1次内閣はわずか1年弱で崩壊した。佐田行革大臣から始まった政治資金がらみの不正『政治とカネ』問題は揺れに揺れ、松岡元農相は闇に葬って命を断った。他にも大臣の不祥事が目立った内閣であった。
そのため、安倍首相の目指す『美しい国づくり』も『官邸主導』も実行出来ずに参院選に突入して惨敗を喫してしまったのだ。

今では安倍政権の支持率は20%台に低迷している。浮揚のカギは身綺麗な実力派内閣を組織できるかにかかっている。

次こそ再出発で、総選挙まで失敗は許されない。
短期的には臨時国会での対小沢民主、長期的には『美しい国』と『憲法改正』の実現。拉致問題も忘れられない。

道は厳しい。

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2007年8月25日 (土)

国の借金と国民医療費について

今日(8月25日)の新聞をみると、過去最高額を更新した2つの記事が目についた。

そのひとつが『国の借金』で、
財務省の発表によると、国債や借入金などを合計した『国の借金』が836兆5213億円を記録し、国民1人当たりにすると約655万円の借金になるそうだ。この数字は過去最高額を更新していて、借金の膨張に歯止めが掛かっていないことがわかる。

もうひとつ、過去最高額を記録したのが『国民医療費』で、
厚労省の発表によると、医療機関に支払われた国民医療費の総額が33兆円を超え過去最高額を更新した。

年齢による内訳をみると、65歳以上の高齢者の医療費が全体の51%を超える16兆9千億円にのぼり、高齢化の進行が医療費を増加させていることがわかる。

これを見て思うことは、
プライマリーバランスを企業業績の好調による税収の増加に頼るだけじゃなくて、民主党のマニフェストじゃないけど徹底的に無駄を省いて歳出を絞らないと、社会保障に金がまわらないことになってしまう。

だから参院第一党になった民主党には消費税の議論から逃げないでほしい。もはや年金だけじゃなくて公的医療や介護保険も破綻状態なのだ。消費税の議論から逃げているかぎり、財政の議論はできない。

誰だって消費税UPはイヤ。でも逃げれないことを知っている。だから国民は説得してもらいたいのだ。
そのために政治家の努力を見せてほしい。

まずは国の財産を売却して国債残高を少しでも減らすこと。これが出来ないと利払いの負担に財政が耐えられない。そして国債残高を減らそうと考えないこと。
それは無理なのだ。
残高を増やさないことを考えていくしかないのだ!

無駄を省いて利払いを減らして社会保障に金を使わないとニッポンに明るい未来は来ない。
オイラはそう思う。

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2007年8月22日 (水)

関東圏の電力を救ってくれ!

東京電力の電力供給量が限界をむかえようとしている。

現在、柏崎原発の使用停止によって電力供給量の最大値が6230万キロワットまで下がっていて、東京電力によると電力消費量の多い時間帯の午後1時から午後4時までの間の気温が36度の場合、電力をギリギリ供給できる状態で、37度を超えてしまうと電力不足が発生するおそれがあるとのこと。

ちなみに昨日が6013万キロワットでかなり危ない状態だったようだ。

今日はというと、昨日よりも気温が高く、東京は午前中に35度を超えた。
1年間で電力の消費量が1番多い日が高校野球の決勝戦がある日だといわれているので、今日がまさにその日なのだ!

東京電力は対応策として、現在使用が禁止されている塩原水力発電所を稼働させて供給量を引き上げる準備に入った。と同時に供給カットも検討するようだ。

オイラに出来ることはというと、クールビズでひたすら暑さに耐えながら仕事をすることだけなのか?
ともかくこの猛暑のなか停電はヤバイ、東京大停電にならないことを願う!

現在12時の海浜幕張の気温、38度

関東圏の電力を救ってくれ!

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2007年8月20日 (月)

米発株安ショック、東証反発!

先週末、競馬界が馬インフルエンザに揺れ、
千葉県東部が震度5弱の地震に揺れ、
株式市場が世界同時株安に揺れていた。

日経平均は先週金曜日1日だけで874円の値を下げて、先週1週間では1900円もの下落。 これは00年の米国ITバブル崩壊以来の急落だという。円相場は急上昇し、111円台をつけた。

新興市場では、ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスともに年初来最安値を記録した。

この荒れ相場の原因は米国のサブプライムローンの焦げ付きだといわれている。
このザブプライムローンとは、所得の低い人向けの住宅ローンで、金利は通常よりも3%程度高く設定されていて借り入れ後3年ぐらいからは12%から15%程度に上昇する住宅ローン契約。
住宅ブームの間は不動産の資産価値が上がるので、今までなら金利が跳ね上がる3年後には通常の住宅ローンに借り換えることができた。それが住宅ブームの鎮静化によって借り換えが行えず、滞納者が増えたことによって債権が焦げ付いてしまったようだ。
貸し出し債権は証券化されて世界中の金融機関やファンドで転売されているため、世界同時株安につながったといわれている。

FRBはすぐさま緊急声明を発し、市場を安定させるために資金を供給し続けることを約し、FOMCを緊急に開催して公定歩合を6.25%から5.75%へと引き下げた。
この素早い対応が功を奏して米ダウはやや反発して先週を乗り切った。

そして、週が明けて今日の月曜日、東京市場は米ダウ反発につられて一時600円近くまで回復し、終値は458円高の1万5732円で取引を終えた。為替も1ドル114円台後半まで戻している。

新興市場もジャスダック、マザーズともにやや回復、ヘラクレスは反発した。

先週オイラはドキドキしっぱなしで、オイラが保有する新興市場のゲームソフトメーカーは3日間で15%値を下げたし、FXは円高有利に設定はしていたんだけど、自動決済で恩恵があまり得られず…。今日は先週末のダウの動きから株も為替も戻るのが予想できたので、株はそのままFXは円安でうまくいった。ただ、明日以降は不安定に戻るのかな!?オイラには見通しがよめないのでFXはリスク最小限でやり過ごしてみようと思う。

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2007年8月16日 (木)

極私的お盆休み

オイラの盆休みは10日(金)から15日(水)までの6日間、そこそこリフレッシュすることが出来たけど、今年はどこに行っても暑くて暑くて…。

初日の10日は高尾山で山登り。ここでの思い出は、高尾山中腹にあるビアマウントで1人ビアガーデンで軽く酔っぱらったこと。

11日と12日は両国国技館でG1観戦。
今年のG1クライマックスについてはブログで語ろうと思うけど、ひとことで感想を言うなら“G1にドラマがなくなった…”この言葉に尽きると思う。

13日からは熊本観光、菊池温泉に宿をとって2泊、15日の午前中の飛行機で帰京。

極私的お盆休み

15日といえば『終戦の日』。靖国への参拝は、安倍首相はじめ現閣僚も高市大臣以外は公私問わず参拝を見送った。もはや選挙に負けた安倍首相には麻生外相の外交頼みしかないのだから、靖国うんぬん打つ手なしか…。

オイラもこの日は、羽田空港に昼すぎに到着したので、九段へ寄って靖国神社で手を合わせてきた。

62年前のこの日も、今日みたいに灼熱の暑さだったのだろうか…。

参拝の後、品川の水族館アクアスタジアムへ行ってきた。
ひさびさにイルカのショーを見て思ったんだけど、あのイルカたちはアスリートだよ!

極私的お盆休み

競技者の美しさを感じる。イルカのマッスルスタジアムです。

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2007年8月12日 (日)

8.12新日G1観戦記 in 両国

8.12新日G1観戦記 in 両国
《G1クライマックス2007決勝観戦記》

『愛してまーす!』

両国国技館に棚橋弘至のおたけびが響いた!

新日本プロレスの未来を背負う天才・棚橋弘至の初のG1制覇に会場が酔いしれた。

この試合、ひとことで言えば、“無我夢中”だった。

パワーで1枚も2枚も上まわる永田が終始試合をリードした。
それでも試合が終盤に突入すると、ドラゴンスクリュー7連発で棚橋が永田の動きを封じると、最後は棚橋の必殺・ハイフライ・フローで終止符を打った!

初の祭典制覇に涙しながら『愛してまーす』、棚橋流のプロレスLOVEで幕を下ろした。

準決勝
真壁刀義vs棚橋弘至○

○永田裕志vs中邑真輔

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2007年8月11日 (土)

G1クライマックス 予選観戦記

G1クライマックス 予選観戦記
真夏の祭典『G1クライマックス』も残り1日、明日の日曜日に決勝トーナメントと優勝決定戦が行なわれる!

まずは予選最終日の結果を記すと、

○中西学vsミラノコレクションAT●

○曙vs天山広吉●

○真壁刀義vs蝶野正洋●

再三再四、GBHの本間が試合に介入して蝶野を威嚇、最後はレフェリーが本間を注意している間に、真壁が鎖を腕に巻いて蝶野にラリアートを炸裂させた! 大の字になった蝶野めがけて必殺キングコング・ニードロップでジ・エンド。 蝶野正洋の16度目の祭典は終わった…。 試合後、新ユニット結成を表明! メンバーは今のところ5人。蝶野、長州、越中、ライガー、マシン。その他にもブラック軍の合流が予想される。

○中邑真輔vs矢野通●

○永田裕志vsジャイアント・バーナード●

○棚橋弘至vs越中四郎●

Aブロック
1位 真壁刀義(3勝2敗)6点
2位 永田裕志(3勝2敗)6点

Bブロック
1位 中邑真輔(3勝1敗1分け)7点
2位 棚橋弘至(2勝1敗2分け)6点

明日の準決勝の組み合わせは、

真壁刀義vs棚橋弘至

中邑真輔vs永田裕志

勝者による決勝戦が行なわれる。

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極私的8月10日(金)高尾山へ

8月10日(金)今日で東京は10日連続の真夏日で、朝の8時には30度を超えてしまったそうだ。

今日からオイラは1日早い盆休み。有給休暇をもらった。 初日の今日は1人で高尾山へ行くことにした。

家を11時半に出れば高尾山の登山口には午後2時前には到着できる。

高尾山

とはいっても、登山としては時間的に遅いので、一番楽な1号コースを選んだ。

2時スタート。ひとたび林道に入ると、とても涼しい。 虫の鳴き声を聞きながら歩くこと40分、山の中腹へ到着。ここまではケーブルカーでも来れる。

オイラは中腹にある『十一丁目茶屋』で山菜そばを食べながら休憩。

その後、599メートルの山頂を目指す。薬王院を通れば30分もかからずに山頂に到着できる。
山頂からは富士山を拝むことができるが、今日は雲が邪魔して見ることができなかった。

極私的8月10日(金)高尾山へ

ちなみに12月にはダイアモンド富士が見れるそうなので、その頃にまた来ようと思う。

16時半、中腹に戻ってきて、1人ビアガーデンに突入!

ビアマウントという夏季限定のビアガーデンは、新宿方面の景色を見ながらビールが飲める!
天候によっては、横浜のランドマークタワーを肉眼で見ることもできる。

男性3300円なり(2時間以内)。

18時のケーブルカーで下山。21時に帰宅。
良い運動と心の癒しが出来ました!

22時、NHKで『尾崎豊がいた夏』という番組を見た。

画面には19歳の尾崎がいた。3万人を動員した大阪球場でのライブをリハーサル映像を交えながら放送していた。

しかも驚くことに、未成年の尾崎がたばこを吸っている映像が流れている!

やるじゃん、NHK!

でも早いもので尾崎豊が亡くなって、もう15年にもなるんだなぁ…。そりゃ、尾崎をよく知らない若者がいるのも無理ないか。

まだオイラが中学生のとき、『太陽の破片』がザ・ベストテンで1位になったんだけど尾崎はテレビに登場せず。
ホント、ミステリーな存在で、まさにカリスマだった。
やるせない気持ちのとき、尾崎の歌がいつでも晴らしてくれた。

そして、尾崎の歌が孤独を教えてくれた。

そんな存在だった…。

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2007年8月10日 (金)

高尾山

高尾山のケーブル駅。

高尾山

『たこ杉』
高尾山

昔ここに参道を開さくする際、この大杉の根っこが邪魔になって伐採しようとしたところ、一夜にして根っこが蛸の足のように曲折したという伝説がある。

樹齢がおよそ450年の大杉で、高さが37メートル、幹囲が約6メートル。

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2007年8月 9日 (木)

ねじれ国会スタート!

さぁ、ねじれ国会がスタートした。 本格的には秋の臨時国会が安倍政権の山場となるが、民主党は先手を打って、年金保険料流用禁止法案と郵政民営化凍結法案を参院に提出した。

この2法案は衆院で否決されることになるか廃案になるが、
年金流用に関しては与野党の壁を越えて法案化を議論してほしいし、
郵政凍結に関しては、国民多数の決断を覆そうとする法案なので、きちんと参院選挙の争点にしなければいけなかったのに、大勝ちしたからといって国民新党と手を組むような行為が許されるのだろうか…。

郵政造反復党組の政治決断も注目される。

秋には、テロ特措法の延長いかんと、領収書問題が政争へと発展する。

テロ特措法は11月に期限が切れて、その延長には小沢代表は反対を表明し、シーファー駐日大使にもその旨を伝えている。

この特措法の延長を安倍首相は強行に突破するのだろうか?

参院で野党によって否決された場合、安倍首相は衆院で再可決を目指すのか?

ここがミドコロ!

まさか衆院解散みたいなことは出来ないだろうし、再可決へ走れば、野党の大反発は必至。

いよいよ安倍首相は八方塞がりになってしまった…。

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2007年8月 7日 (火)

マクラーレンに激震、反逆の王子現わる!

マクラーレンに激甚災害指定!?

スパイ疑惑、チーム内不和、ポイント没収、そしてアロンソの移籍騒動。

ロン・デニスはこれらの危機的な事態をどう終息させるのだろうか…。

それはともかく、ハンガリーGPはマクラーレンにとって後味の悪いレースだった。

皮肉にもハミルトンが3勝目を挙げてドライバーズトップを維持し、PP剥奪という煽りをくらったアロンソは4位5ポイントにとどまった。
マクラーレンチームにはポイントを与えないという処分が下された。

レース後、ハミルトンを祝うポディウムにマクラーレンの首脳陣は現われず…。

さぁ、困った! F1チームにとって、コンストラクターズ・ポイントの没収という処分はチーム運営上の命取りともなる。
でも、それもこれも指示違反を防げなかったチームの統率力に問題があるのだから仕方がないのだ。

事の発端はハミルトンにあるようだが、
燃料が軽いアロンソをQ3で先行させたければ、アロンソを先にガレージから出せばよかっただけ。

配慮が足りなかったし、それにコース上で前後を入れ替えるのには労力もいる、リスクもある。

セナプロの教訓が活かされなかった。

それにしても、ハミルトンの指示違反とアロンソの妨害行為との関連性はあるのだろうか?

あるとすれば、誰がその絵を描いたのだろうか?

だが、その答えがどうであろうと、
アロンソの妨害行為をFIAが見逃せるはずもなく、誰かの指示であろうとアロンソ単独の報復行為であろうと、ペナルティーを受ける予見可能性があった。

片やチーム内の問題、片やレースの侮辱行為、FIAが裁けるのは後者のみだもん。

オイラ、なんかワクワクしてきた!
泥沼の人間関係、紳士協定の破棄、チーム内権力闘争、まるで80年代のF1の世界ではないか!

そう、マクラーレンはタイムスリップしたのだ!

ハンガリーGP決勝
1ハミルトン(マクラーレン)80
2ライコネン(フェラーリ)60
3ハイドフェルド(BMW)42
4アロンソ(マクラーレン)73
5グビツァ(BMW)28

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2007年8月 6日 (月)

朝青龍問題について

『品格、力量、抜群の者』

これが横綱たる条件だ!

強い!だけではダメで、一義的に品格のほうが力量よりも重視される。しかも、すべてに“抜群”を要求されている存在なのだ!

もし本場所で横綱が負け越すようなことがあれば、協会から廃業を勧奨されたりもする。

もっといえば、横綱に限らず大相撲の世界に生きるすべての人に伝統と格式を重んじることを要求する。

そういったことを踏まえると、朝青龍の一連の行動は褒められたものではない。精神的に打たれ弱いことも露呈してしまった。

まったく失態である。

横綱として未熟だったと言えるし、軽率な行動でファンをガッカリさせてしまったのなら、それなりの処罰を受けなければいけない。

そこで、まずオイラの感想を言うと、

協会が下した朝青龍への処分は罰ではなくて理不尽。無理を言うな!である。
そしてマスコミの廃業報道に関しては、無礼失礼極まりない。マスコミが品を語るな!である。

相撲協会の理事達なら、この処分の意味合いが罰ではないことを理解している。

処罰と言いながら朝青龍に更生を期待していない。
だから理不尽なのだ!

まして横綱教育を怠った大相撲界に本質的な欠陥があるんであって、朝青龍の横綱としての資質に欠陥があるのではない。
もし資質に欠陥があるのなら、横審が資質の欠陥を見抜いて横綱に昇格させなければいいだけだった。

それにファンが望んでいるのは厳罰ではなくて、品位力量バツグンの横綱・朝青龍の姿なのだ。

だから今回のような理不尽な処遇は考え直して、朝青龍に横綱教育を厳しく教えればよろしい!

今までなら通用していたことも、もはや通用しない。
八百長も稽古中のシゴキという名のいじめも、通用しない。

通用しないものを伝統とは言わないのだ!

オイラには疑問がある。
横審は力士の品格を審査しているのか?

どうみても、品格よりも勝星を優先しているように思える。

最後に朝青龍に言いたい。
孤独なのはわかるけど、こんなんで抑うつ状態になるな!
もしダメならプロレスへ来い。曙はG1クライマックスに出ているぞ!

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2007年8月 5日 (日)

アロンソに処分、王者の品格は…

アロンソのPPが剥奪された!

これは事件だ!
これは暴挙だ!
アロンソの行為はあまりにも卑怯ではないか。

レース中のバトルなら、何があっても自身を肯定できる。『これがレース』なんだと。

これまでだって、ワールドタイトルを争ったライバルたちは、サイド・バイ・サイドから遺恨を残した。

セナvsプロスト、シューマッハvsデーモン・ヒル、シューマッハvsジャック・ビルヌーヴ

歴代のF1レーサーたちは本能で勝負し、本能でマシンをぶつけ合い、ある人は王者となり、ある人はすべてを失った。

少なからずリスクを冒してタイトルを争ったのだ。
だから『これがレースだ』と言えるのだ!

では、今回のアロンソはどうだろう?
この妨害行為をどう説明するのか?

予選後のコメントでアロンソはこう言った。

『チームの判断だった。』

これは有り得ない。

仮にライコネンとの間隔をとる為なのなら、アロンソはハミルトンのために少しだけマシンを前に動かして、ピット作業ができるスペースをつくればいいだけの話だし、それに間隔をとるだけならコース上でもできること。

そもそも、それ以前にロリーポップマンはアロンソにゴーサインを出していた。
しかもゴーサインから約10秒もピットに留まり続けたのに、アウトラップ中にライコネンの最終アタックに遭遇している。

つまり間隔をまったくとれてないのだ。これはライコネンに対しての意図的な妨害走行ともいわれかねかい。

アロンソよ、これがスピードマスターの行為なのか?

F1には王者の品格なんて必要ない。
でもプライドだけは捨てないでいてほしい。

そして未来の王者ハミルトンよ、今こそ“WHO? Alonso?”と言い放て!

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2007年8月 4日 (土)

極私的8月4日(土)江戸川花火

8月4日(土)ついに東京でも35度を超える猛暑日となり、ずっと汗ダラダラ…。
大変な日になりそうだ。

新聞をみると、今日も朝青龍問題が目に入ってくる。

記事によると、朝青龍の精神状態が不安定になっていて、専門医のカウンセリングを受けているとのこと。症状によってはモンゴルへの帰国も有り得るのだそうだ。

この問題でオイラが思ったことをはっきり言ってしまえば、

相撲協会が決定した朝青龍への処罰は理不尽極まりない!
厳罰ではなくて理不尽!

マスコミも、どの面さげて横綱を批判しているのか、無礼極まりない!

このことは別にブログで書こうと思う!

で…、今日ですけど、オイラは朝方までDVD『ナイトミュージアム』と蜷川実花監督の『さくらん』の2本を観ていたので寝不足ぎみ。

3時間ほど寝て、朝イチで水道橋へ行く。母校に用事があったのだ。

昼ご飯は水道橋にある立ち食いそば屋『とんがらし』でナス天そばを食べた。

このそば屋はオイラが学生時代によく利用していた店で、今でも近くまで来たときには食べに立ち寄っている。

ここは8人ほどで満席になってしまう小さなお店で、昼どきになるとサラリーマンと学生が行列をつくる。

接客はおばちゃん1人がやっていて、おじさんは厨房の奥の方で天ぷらを揚げている。夫婦ではない。

この店のウリは、揚げたての天ぷら!
しかも安い!!
でも、おばちゃんが注文内容を忘れてしまって、何度も聞き直されるのがたまにキズ。

昼食をとった後、TOHOシネマズ市川で今日から公開された『トランスフォーマー』を観た。

そうですねぇ…、動きが早過ぎてオイラには敵味方の判断が難しかったかなぁ。それに途中、ゴレンジャーみたいになったときには笑ってしまった!

夜は地元の仲間たちと花火を見に行ってきた。

市川市と江戸川区の合同花火大会で、江戸川の河川敷で1万4千発が打ち上げられる。

極私的8月4日(土)江戸川花火

19時15分に打ち上げ開始。
この時期、この時間だと空はまだ暗くならない。
風も少し強かった為か、小さい尺玉は風に流されてしまう。それでも迫力は隅田川の比ではない!

20時半、予定より15分早く終了。

これから本八幡駅北口にある『八幡や』に直行する。
サタデーナイトはこれから始まるのだ!

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2007年8月 1日 (水)

極私的8月1日(水)2つの処分

8月1日(水)今日から8月が始まった。
梅雨は明けたのかなぁ? 今日は朝からどうにも暑い!

昼休み、クーラーがガンガン効いた社食でテレビを見ていると、『赤城農水大臣、辞任!』というニュースをやっていた。
事実上の更迭処分なんだそうだ。

うーん、時すでに遅し…。

彼の問題以前に、松岡農相の自殺で安倍政権はもはや死に体だったのだ。
だから今さら赤城農相が辞めたところでどうにもならない。

そんなことより、あんな選挙でホントに良かったのかなぁ?
小沢民主は勝った気でいるみたいだけど、“半か丁か”“表か裏か”みたいな選挙で、政策論争もせずに二大政党制もあったもんじゃない。

帰宅途中、京葉線から武蔵野線に乗り換える南船橋駅のホームから打ち上げ花火が見えたので、ホームの端っこに行ってしばらく眺めていた。

どうやら船橋港あたりから打ち上げられているようだ。

あぁー、癒される。

夜、ニュース番組を見ていると、『朝青龍に処分が下された』というニュースをやっていた。

1.秋場所と九州場所の2場所出場停止
2.減俸4ヵ月
3.11月25日まで謹慎
確かに、朝青龍がやってしまったことはファンへの裏切り行為ともいえる。
でも相撲協会村の出来事を一般常識で報道するのはよろしくない。

朝青龍には八百長疑惑もある。オイラは八百長なんてないと信じているけど、もしあったとしても、それは相撲協会村での出来事であって、一般常識で裁いてはいけないのだ。

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