富士劇場、大スペクタクルで終幕! F1日本GP決勝
ハミルトンよ、お前はセナなのか?
黄色いヘルメットのセナカラー、雨をも味方につけるマクラーレンを操って、セナが愛した日本の地で宿敵に終止符を突き付けた。
パニック警報が出された富士スピードウェイをひとりコントロールして、今季4勝目でマジック1!
ついに新人1年生が雨のレースを克服してF1王者になるときが来たのだ。
ヨーロッパGPのニュル・ウェザーには足をすくわれてクレーンで吊られたハミルトンだったけど、みごとに富士では滑るマシンを制御してみせた。
しかも、2度のローリングスタートを競輪の駆け引きのようにアクセルを強弱して、雨に煙る1500mを守りきってみせたのだ。
ルイス・ハミルトン、おそるべし!
あぁ…、長い長い2時間レースだったけど、オイラはテレビ画面にかじりついてハラハラどきどき珍しいレースを見てしまいました!
そもそも、セーフティーカー先導でスタートして、10周以上もペース制限されるレース自体珍しいのに、2時間ルールを予想した周回数減、給油量減でトップチームが勝負しているレースなんて見たことがない。
結局は、2時間ルールの当てがはずれたせいか、給油量が足りずにピットへ駆け込んだマッサはハミルトンを追い詰めることができずに、逆転タイトルの可能性が消滅した。同じくバリチェロは7位の貴重なポイント争いから脱落した。
パニックレースの被害者といえばスーパーアグリの佐藤琢磨もそのひとりで、まぎれもなく炎のファイターとなってピットレーンを走り去っていく!
ちょっとビックリしたけど、炎のマシンはみごとに自然消火に成功して完走15位!拍手!!
もうひとりのマクラーレン、王者アロンソはこれで終幕なのか?
日本GP結果
1ハミルトン(マクラーレン)107
2コバライネン(ルノー)30
3ライコネン(フェラーリ)90
4クルザード(レッドブル)13
5フィジケラ(ルノー)21
6マッサ(フェラーリ)80
7クビサ(BMW)35
8リウッツィ(トロロッソ)1
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