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2007年9月30日 (日)

富士劇場、大スペクタクルで終幕! F1日本GP決勝

ハミルトンよ、お前はセナなのか?

黄色いヘルメットのセナカラー、雨をも味方につけるマクラーレンを操って、セナが愛した日本の地で宿敵に終止符を突き付けた。

パニック警報が出された富士スピードウェイをひとりコントロールして、今季4勝目でマジック1!

ついに新人1年生が雨のレースを克服してF1王者になるときが来たのだ。
ヨーロッパGPのニュル・ウェザーには足をすくわれてクレーンで吊られたハミルトンだったけど、みごとに富士では滑るマシンを制御してみせた。

しかも、2度のローリングスタートを競輪の駆け引きのようにアクセルを強弱して、雨に煙る1500mを守りきってみせたのだ。

ルイス・ハミルトン、おそるべし!

あぁ…、長い長い2時間レースだったけど、オイラはテレビ画面にかじりついてハラハラどきどき珍しいレースを見てしまいました!

そもそも、セーフティーカー先導でスタートして、10周以上もペース制限されるレース自体珍しいのに、2時間ルールを予想した周回数減、給油量減でトップチームが勝負しているレースなんて見たことがない。

結局は、2時間ルールの当てがはずれたせいか、給油量が足りずにピットへ駆け込んだマッサはハミルトンを追い詰めることができずに、逆転タイトルの可能性が消滅した。同じくバリチェロは7位の貴重なポイント争いから脱落した。

パニックレースの被害者といえばスーパーアグリの佐藤琢磨もそのひとりで、まぎれもなく炎のファイターとなってピットレーンを走り去っていく!

ちょっとビックリしたけど、炎のマシンはみごとに自然消火に成功して完走15位!拍手!!

もうひとりのマクラーレン、王者アロンソはこれで終幕なのか?

日本GP結果
1ハミルトン(マクラーレン)107
2コバライネン(ルノー)30
3ライコネン(フェラーリ)90
4クルザード(レッドブル)13
5フィジケラ(ルノー)21
6マッサ(フェラーリ)80
7クビサ(BMW)35
8リウッツィ(トロロッソ)1

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極私的29日(土)日本ハム優勝

9月29日(土)昨日は30度を超える真夏の暑さだったのに、今日は一転、日中の気温が18度程度で、朝からブルってしまうほど冷え込んでいる。なんと、11月中旬の寒さなんだそうです。

その寒さのあまり、今朝は7時前には目が覚めてしまう。窓をあけてみると小雨まじりの曇り空。風の冷たさに眠気が吹っ飛んでしまった。

テレビをつけると、ヤンゴンで銃弾に倒れた日本人ジャーナリストの映像が何度も繰り返し流されている。

ついこの間も、有名な戦時カメラマンが亡くなったっけ。そのプロ魂には頭が下がる想いだけど、あの取材方法を過剰に美化するマスコミにオイラは恐ろしさを感じてしまう。

『心臓を撃たれてもカメラを離さなかった』

そのカメラが回収されて、その映像が近日中にもテレビで流されるんだろうけど、確かにその映像には価値がある、オイラも見てみたい。でも、命と引き替えの映像をテレビなどの媒体で公開してしまっていいものだろうか?

オイラは慌ててテレビを消して、スポーツ新聞をめくった。

うーん、昨日は中日ドラゴンズが負けたのかぁ…。

『中日の自力V消滅、巨人にマジック2点灯!』と報じている。

もうこの時点この状況で、自力優勝もマジックポイントも関係ない!
落合監督が言うように、明日からの広島戦を2連勝する、それしか中日には残されてない。消化試合の相手チームに足をすくわれなかったチームが優勝するのだ。

さてと、朝早く起きたことだし、映画でも観に行くことにした。
何本か観たい映画があるんだけど、ゼタ・ジョーンズ主演の『幸せのレシピ』と『エディット・ピアフ 愛の讃歌』はなるべくなら女性と見たい。1人で見るのでロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』にした。

『inグラインドハウス』のデス・プルーフはすでに見ているので、プラネット・テラーは2本立てとして見ることにした。

さすがにB級映画を意識したストーリーの不条理さには笑ってしまう。
特に、ゾンビに喰われた右足にマシンガンを装着して走りだすところは人目をはばからずに大笑いしてしまった。

午後はフジテレビでF1観戦。
小雨と濃霧で富士のコースコンディションは最悪だったみたいだけど、76年の1回目の日本グランプリも同じようなコンディションだったことを思うと、歴史は繰り返えされるんだなぁ…と実感した。
明日の決勝も雨レースかな。

夜になってビッグニュースが舞い込んだ。北海道日本ハムファイターズが2年連続でペナントレースを制覇したのだ!

これは予想できなかったなぁ!?
新庄という華が去って、小笠原の巨人移籍でチームの攻撃力がだいぶ落ちてるはずなのに、ペナントレースの優勝に加えて、セパ交流戦を18勝5敗1分の成績でダントツトップの2冠王。

スター不在に悩む他球団のなかで、ダルビッシュというスター選手がいる日ハムが注目されて選手が実力を発揮する、しかもヒルマン監督のためにも!という想いがチームの勢いになって接戦を制したのかな。

昔は“実力のパ”と呼ばれていたけど、今では実力に加えて“勢いのパ”にもなっている。
この勢い、このお祭り野球にセ・リーグがついていけないのが現状なのだ。

今年から始まるクライマックスシリーズ、どうなるか楽しみだね!

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2007年9月29日 (土)

無念のトヨタ、歓喜のホンダ! F1日本GP予選

富士山の麓、雨模様、標高500mの富士スピードウェイが深い霧で覆い隠された…。

医療ヘリが飛べないという理由で午前中のフリー走行が赤旗で中止されるというハプニング!

それでもF1マシンは走る。

さすがにQ3はエクストリームなのか、それともスタンダードウエットなのか、微妙な路面コンディションだったみたいで、

“ハミルトン、Q3で脱落か!?”みたいな感じでヒヤヒヤしたけど、ハミルトンなら大丈夫!

Q1になるとテレビカメラで見る映像はクリアなんだけど、車載カメラからの映像は視界やや不良。おそらくドライバーからはまったく前が見えてない状態で走っている。

そのとき危うく、前方からヒョロヒョロでてきたマシンにハミルトンが接触しそうになったけど、ハミルトンなら大丈夫!

ポイントリーダーらしい貫禄でポールポジション獲得に成功。

1分25秒368

宿敵アロンソとは100分の7秒という僅かな差ではあったけど、意地なのか天才なのかは別にして、初体験のサーキットで結果を出せるだけで王者の資質あり!だろう。

マクラーレン1-2の1列目、フェラーリ3-4の2列目で決勝がスタートされる。

驚くべき喜ばしい出来事は、ホンダのジェンソン・バトンが予選6位に入ったことだろう!

お台場モータースポーツジャパン

無念のトヨタ、歓喜のホンダ!

苦戦続きの今シーズンで、富士に持ち込んだ“富士山型フロントウイング”も却下されたみたいだけど、我が日本GPで予選6位になれただけで最高の気分だ!

気になったのがトヨタの2台で、期待されたホームサーキットでの地の利を活かせず2台ともQ2敗退…。

ヤルノ・トゥルーリが14位で、ラルフ・シューマッハが16位。

我がスーパーアグリの佐藤琢磨は…、

昨日のフリー中に発生したトラブルの影響もあり、今日の午前フリーの中止もあり、ほとんどセッティングが間に合わず予選はQ1で脱落21位に終わる。

もうひとりの日本人、スパイカー・フェラーリの山本左近は最後尾の22位。

さぁ、ニュー日本グランプリは明日決勝をむかえる!
あのタイトな1コーナーを制するのは誰か?

HERO in JAPAN

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2007年9月28日 (金)

30年ぶりに富士でF1 開幕!

30年ぶりに富士でF1<br />
 開幕!
約200億円を費やして全面大改修された富士スピードウェイで、今日28日、F1日本グランプリが開幕した!

このコースの特徴は、F1サーカス最長の1500mロングストレートと後半の低速コーナー区間をあわせもつこと。
つまりセッティングをどちらに比重を置くかで戦い方がガラッと変わってくる。

注目はジャパンパワー!と言いたいところなんだけど、いまだドライバーズタイトルの結末が読めない現状をふまえると、やはり、王者アロンソと新人ハミルトンとのガチンコ・マクラーレン対決と、虎視眈眈と大逆転を目論むフェラーリ勢の巻き返しだろう。

フリー走行の結果をみると、

午前のフリー1回目は、フェラーリ勢がワンツータイムで飾り、
トップタイムはライコネンの1分19秒119

午後のフリー2回目は、逆にマクラーレン勢がワンツーで飾り、
トップタイムはハミルトンの1分18秒734

現時点でほぼ互角!

その次に注目すべきはジャパン勢の活躍ぶりだ!
ジャパンのなかでもトヨタが圧倒的有利に違いはなく、地の利を活かした走りでBMWに迫ることが期待されている。気象コンディションによってはコースデータの豊富なトヨタにサプライズあり!

そのトヨタは、
ヤルノ・トゥルーリがフリー2回目に1分19秒711のベストタイムをたたきだして4番手の好タイム。
チームメイトのラルフ・シューマッハは同じく2回目に9番手のタイム。

地球カラーのホンダ勢は、
バトンが午後フリーに1分20秒336の14番手、
バリチェロが午前フリーに11番手のタイムをたたきだし、ホンダ勢はまずまずのスタートを切れた。

お台場モータースポーツジャパン

そして我がスーパーアグリ・ホンダの佐藤琢磨は、
午前フリーで1分21秒186の17番手、
午後フリーで1分21秒352の22番手で苦しいスタートになってしまった。
30年ぶりに富士でF1<br />
 開幕!

ただ、デビッドソンのタイムが20秒台に入っているので、明日の予選は1発の速さに期待してもよさそうだ!

もうひとりの日本人、スパイカー・フェラーリの山本左近は、琢磨よりもポジションが高い21番手のタイム。左近の場合、チーム事情もあって、来季のシートを確保する為にもここで速さを知らしめたいところ。

さぁ、稀に見る3強対決も残り3戦、日本の富士からクライマックス・シリーズへと突入する!

主役は誰だ!?

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2007年9月26日 (水)

巨人?or中日? セ・リーグを制するのはどっち?

2007ペナントレース、最後の首位攻防決戦を巨人が8対4で制圧した!

優勝マジック7はいまだ中日に点灯しているものの、中日は残り7戦、3つ負けたらハイ終わり、場合によっては1つも負けられない綱渡りの状態になってしまったようだ。

今日の一戦は144試合のうちの1ではなく、オールorナッシング、総取りを賭けた試合だった。少なくとも巨人はそう思って戦った。

94年『伝説の最終戦』、96年『メークドラマ』、00年『優勝決定戦』、あのときと同じように『三つ巴決着戦』と定義付けて巨人は中日と戦った。
間違いなく今日の一戦は巨人に勢いがあった。

では中日はどうだったろうか?

オイラなりの感想を言わせてもらうと、
この3連戦、落合監督の負の部分が出てしまった、と感じた。

オイラは巨人ファンだけど、落合ファンでもある。
だから落合監督の采配にも注目している。

落合博満はドラゴンズの監督に就任して3年で2度、優勝に導いた実績がある。これはスゴイのひとことなんだけど、オレ流には弱点もある。

それは“テンションが低い”ということだ!

それを痛感したのが昨年の日本シリーズで、落合監督は決戦直前にこう言った…

『まだ日本シリーズモードに入ってない。7ゲームのうち4つ勝てばいい。』

落合監督がこう言っているときに、日ハムはお祭り騒ぎのようにプレーオフを制して、その勢いのまま日本シリーズで中日を飲み込んでしまったのだ。

むろん落合監督の想定した“7試合”はなかった。

今年のセパ交流戦の前に落合監督はこう言った。

『交流戦はもういい。』

オレ流は圧倒的に長期戦と総力戦に強い。選手の使い方もうまい。でも“お祭り”という華やかさとテンションの高さがないので大決戦に弱いのだ。

この3連戦も初戦を勝ったことで目先の決戦よりも阪神戦を含めた連戦を想定してしまった。そしたら一戦必勝モードのジャイアンツに連敗してしまって、あとがなくなってしまった、オイラはそう分析している。

さぁ、残り7戦、オイラは落合監督に注目している。

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2007年9月24日 (月)

お台場に亀田大毅の歌声が! 極私的9月23日(日)

お台場に亀田大毅の歌声が!
9月23日(日)後編

ヤルノ・トゥルーリが操るトヨタのF1マシンが時速200キロで目の前を駆け抜けていくんだけど、
圧巻だったのが、メガウェブの400mストレートの中間にマシンを止めて、カウントダウンと同時に爆音とともにアクセル全開の猛ダッシュ!

これにはシビレタ!

あまりの感動に茫然自失のオイラは、イベント終了後、夢遊病者のようにヴィーナスフォートへ歩いていく、

すると広場の真ん中にリングが組まれている。16時半から亀田大毅の公開スパーリングがあるとのこと。
オイラは一気に現実に戻った。

しばらくすると、大毅が亀オヤジとともに登場する、相手はフィリピン人。2ラウンドの公開スパ。

うーん、これはスパーリングというレベルではなく、10月に有コロで行なわれる世界戦の為のパフォーマンスみたいだ。

2ラウンド終了後に、サプライズと称してメキシコカラーのマスクマンが登場してきて、もう1ラウンドが始まる。
背格好からしてこのマスクマンの正体は明らかで、兄の興毅だ。内藤大助の動きを真似たトリッキーな動きをしている。

目前に迫ったWBC世界フライ、内藤戦、どうなるんでしょうかねぇ?
内藤は『亀を黙らせる!』って言っていたけど、そろそろ、そんな日が来るんじゃないのかなぁ…。

スパ終了後、大毅恒例の歌がお台場に響く…。

オイラは亀の歌声を背にして、ヴィーナスフォートの中へ入った。小腹が空いたので『青龍門』という中華料理屋で黒酢の酢豚を注文した。料理がでてくるまでの間、なにげに携帯でニュースをチェックすると、福田康夫氏が自民党の新総裁に選出されたそうだ。ふーん、どうでもいい。酢豚が旨けりゃそれでいい。
白鵬が優勝?ふーん、どうでもいい。酢豚が旨けりゃそれでいい。

あーぁ、一日中お台場を歩きまわったので疲れた。そして燃え尽きた。

ゆりかもめに乗って、お台場をあとにしたオイラでした。

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お台場にF1マシンの爆音が! 極私的9月23日(日)

9月23日(日)秋分の日
お台場にF1<br />
 マシンが登場!

今日はお台場で『モータースポーツジャパン2007』と『メガウェブ・トヨタF1スペシャル走行』を観に行ってきた。

メガウェブのほうは入場整理券をもってないとパドック内には入れないので、
オイラは朝イチに起きて、メガウェブの前に並ぶことにした。

整理券の配布は11時から。オイラは9時25分から並び始めた。あぁ、暑い…

スペシャル走行は14時45分からなので、それまでは『モータースポーツジャパン』の会場で遊ぶことにする。

こっちの会場は爆音だらけ。特設コースではカートからF1までデモ走行を行なっていて、ブースではレーシングカーが展示されている。

目に引くのはやっぱりホンダのブースで、ホンダ第1期最後(1968年)のRA301 や、

お台場モータースポーツジャパン

F1史上最強のマシンと呼ばれるマクラーレンMP4/4ホンダターボ

1988年、この年マクラーレン・ホンダはシーズン16戦中15勝を挙げて、8勝を挙げたアイルトン・セナを初のワールドチャンピオンに輝かせたマシン。

お台場モータースポーツジャパン

そして昨年型RA106が展示されていて、このマシンは39年ぶりオールホンダで優勝を果たした。

お台場モータースポーツジャパン

スポンサーロゴを廃したRA107はメカニックがエンジンを吹かしていて臨戦態勢を整えている。

お台場モータースポーツジャパン

13時に地球カラーのホンダが登場!

お台場にF1<br />
 マシンが登場!

特設コースを独り占めしながらスピンターン、すぐに体勢を直してアクセル全開!

かなり接近した場所で見ていたので、耳が痛いやらタイヤカスが飛んでくるやらで大変だったけど、感動のあまり鳥肌がたってしまった!

デモ走行が終わったあと、すぐにメガウェブに戻って場所取り。
ちょうどパドック横の見やすい場所をゲットした。

フジテレビの収録があるらしく、右京さんと森脇さん、フジテレビのアナウンサーに女子アナのアヤパンがステージでトークしている。

トヨタのマシンにはヤルノが乗ってデモ走行がスタート!

続く…

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2007年9月23日 (日)

モータースポーツジャパン2007④

お台場モータースポーツジャパン

スポンサーのロゴマークを排して地球カラーになったホンダRA107は、今季になって急激に戦闘力を落としてしまった。

富士スピードウェイを目前にいまだ2ポイントにとどまっている。

お台場の特設コースでは爆音を響かせながらデモ走行を行なっていた。

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モータースポーツジャパン2007③

お台場モータースポーツジャパン

2006年のハンガリーGPで、39年ぶりにオールホンダ体制で優勝したRA106

ジェンソン・バトンがポディウムの真ん中に立ち、『君が代』が鳴り響いた。

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モータースポーツジャパン2007②

お台場モータースポーツジャパン

F1史上最強のマシンと呼ばれるマクラーレンMP4/4ホンダターボ

1988年、この年マクラーレン・ホンダはシーズン16戦中15勝を挙げて、8勝を挙げたアイルトン・セナを初のワールドチャンピオンに輝かせたマシン。

お台場モータースポーツジャパン

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モータースポーツジャパン2007①

お台場モータースポーツジャパン

ホンダ第1期最後(1968年)のマシン・RA301

エンジンは3リッターV12

2時間に1回ほど、ホンダの展示ブースでエンジンを吹かしているので、間近でホンダサウンドを聞かせてくれます。

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2007年9月22日 (土)

極私的9月22日(土)高橋名人

9月22日(土)今日も暑かったですね。午前中には30度を超えて、日中は33度に達したそうです。
汗っかきのオイラにはシャツが何枚も必要になります。

さぁ、今日から3連休がはじまります。とはいっても先週も3連休でしたけどね…。

今日オイラは…いつものように会社に出社しました。
というのも、昨日は夜の10時頃まで仕事をしていたんですけど結局終わらず、今日、残りの仕事を片付けることになった。こんな羽目になるのも、無意味な3連休が2週も続くからなのだ!

13時30分、仕事が終わって家路に就こうと海浜幕張駅へ行くと、駅の構内で『東京ゲームショウ』のチケットを売っている。

『うん!?今日やっているのか…、行ってみるか!』っと思い立ち、駅で当日券を買った。

会場の幕張メッセに入場すると、人、人、人、人の山状態だ。
どのブースもすでに長蛇の列で“90分待ち”や“チケット配布終了”のカンバンが立っている。

まぁ、並んでまで発売前のゲームをやる気にはならないので、オイラはぶらぶら歩きながら、足の長いお姉さんからパンフを貰っていた。

すると、発見! ハドソンブース!!

おぉぉぉ、ステージに高橋名人がいるじゃん!!

子供の頃からハドソンっ子のオイラにとって、高橋名人はヒーローなのだ!

高橋名人といえば、黄色のキャラバンTシャツにハチスケマークの帽子をかぶり、ジョイスティックのボタンを『ダダダダ…』っと連射しながらシューティングのデモプレー。

それがどうでしょう、目の前にいる高橋名人は、ツルツル頭にスポーツウェア、Wiiのコントローラーを握り締めてバトミントンゲームのデモプレー。

極私的9月22日(土)高橋名人

あぁ…、20うん年の時の流れを感じるなぁ…。

でも高橋名人は元気だな!
ステージの終了後に、ハドソンうちわにサインをもらって高橋名人にさよならした。

うん!? auのブースに安めぐみちゃんがいるじゃん!
複数人プレーの携帯ゲームをやってるみたいだけど、すぐにゲームオーバーになってしまって『ゴメンなさい…』って何度も謝っている。

どうやら、みんなして安ちゃんを攻撃しているらしいのだ。 ガンバレーって心の中で願う。

気付くと16時を過ぎてしまっている。ヤバイ、夜に約束があるのだ。

続く…。

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2007年9月20日 (木)

古田敦也兼任監督の引退について

『寂しいより、悔しい…。』

ヤクルトの古田敦也プレーイング監督が現役引退&引責辞任を発表した。

会見では、何度も小声で『チキショー…』と言葉を詰まらせながら男泣きを見せてくれた。

もう、その複雑な気持ちが十分に伝わってくる引退会見でした。

プロ生活18年ですかぁ…。
18年でリーグ優勝5回、うち4回の日本シリーズ制覇という功績はスゴイのひとこと。MVPやゴールデングラブなどの個人タイトルは数えきれない!

オイラなりの古田敦也像はというと“ヤクルトの野球を変えた男”かな。
正確には、野村監督とともにID野球・頭脳野球をヤクルトに、そしてプロ野球の現場に持ち込んで、キャッチャーというポジションの難しさと重要さ、そして面白さをファンに見せつけた!そんな感じかな。

確か90年代には、キャッチャー目線で野球を楽しむファミコンのゲームソフトが流行って、ゲームの世界でも戦略的な野球ゲームがブームになったよね。

頭脳野球以前のヤクルトというチームは、関根監督のもと自由放任的な野球で、それはそれで魅力的なチームではあったんだけどペナントレースを制するチームではなかった。池山、広沢、あと外国人のパリィッシュだったかな? シーズン100三振、3人で300三振、ホームランか三振かの豪快なチームだったけど、一転、野村監督と古田捕手の頭脳コンビでID黄金時代を築いてしまった。

その結果が、18年でリーグ優勝を5回もできるチームへと押し上げたのだ!

06年シーズンからは、プレーイングマネージャーとしてチームの采配にもかかわって、『代打オレ!』が注目されたんだけど、故障もあってか選手としての出番がなくなってしまった。

兼任監督は絶対に難しい。
古田さんも会見で『30代の気持ちが充実しているときなら』と言っていたけど、まさに試合に出続けてこそ選手兼任なのだ。

オイラの想像だけど、“選手”のほうにかなりの重みを置かないと兼任監督は成り立たないと思う。選手としてバリバリと動いてチームの勢いがあるときにこそ“兼任監督”としての立場が輝く。

古田さんの場合、“選手”が邪魔をしたのか、“監督”が邪魔をしたのか、オイラにはわからないけど、どっちも上手くいかなかったことに『悔しい…』という言葉になったのかなぁ…、それとも…。

残り17試合、『代打オレ!』じゃなくて、マスクを被る“古田選手”の姿が見たい!

だって、古田監督の姿はいつかまた見れるのだから。

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2007年9月17日 (月)

3年ぶりコンストラクター王者

残り3戦を残して赤い彗星のフェラーリマシンが3年ぶりにコンストラクター王者へと返り咲いた訳だけど、今回の騒動とベルギーGPを観ていて、なんか素直に祝福できない結末だね…。

もうこれはF1の歴史的汚点なのだ!
極秘情報を盗んだとされるマクラーレンも、盗まれたフェラーリにも罪があるし、それに大岡裁判ができないFIAにも責任があるのだ。

ベルギーGPの感想としては、マクラーレンが闘う集団でなくなってしまったような印象を感じた。

もちろんドライバーズタイトルはシルバーアロー戦士2人の戦いではあるんだけど、アロンソもハミルトンもスパイ事件の踏絵を踏まされたせいか精彩を欠いてしまった。

むろん、あの精神状態で予選を戦えるだけで尋常を越えた集中力なんだろうけど、あまりにも今回は障害が大きすぎた。

心配なのがマクラーレンのファクトリーで、コンストラクターズの目標がなくなった今、残り3戦とはいえフル稼働で働くモチベーションを維持できているかどうか。

稼働状況によってはマクラーレンの残り3戦、ドライバーズもかなり厳しくなるし、

極端な話をすれば、ハミルトンが1コーナでレースを終了させてもコンストラクターズに影響しないのだから、セナ・プロの二の舞があってもおかしくない。
セナに憧れをもつハミルトンならやりかねないし、もしそれを否定するのならF1の歴史を否定するのと同じなのだ。

FIAは商業的にドライバーズポイントには手を入れなかったと伝えられているけど、残り3戦で2007年シーズンがめちゃくちゃになる可能性すらある。
ドライバーズだけを不問にするということはそういうことなのだ。

最後に…、ベルギーGPは退屈なレースだった。

ベルギーGP結果
1ライコネン(フェラーリ)84
2マッサ(フェラーリ)77
3アロンソ(マクラーレン)95
4ハミルトン(マクラーレン)97
5ハイドフェルド(BMW)56
6ロズベルグ(ウィリアムズ)15
7ウェーバー(レッドブル)10
8コバライネン(ルノー)22

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極私的9月16日(日)前編・映画『HERO』

9月16日(日)国際オゾン層保護デー。

過ぎ去ったはずの夏が舞い戻ってきたかのような暑い天候で、日中は軽く30度を超えてしまったようだ。

オイラはあまりの寝苦しさに冷房をガンガンつけて寝てしまったら鼻風邪をひいてしまいました。

ほんと、マイッタ。
この暑さはまだまだ続くのかなぁ…。ダルくて何もやる気がしない。そうめんとウインナーを焼いて食べることにした。

午後はこの体のダルさを打破するためにTOHOシネマズ市川で映画『HERO』を観てきた。

全国公開から1週間が経っているのにスクリーン内はほぼ満席状態、ここ何年かの日本映画の好調さは感じるけど、オイラがみる限りはその勢いから誕生した構想の薄いテレビ映画だった。

キャストは確かに豪華メンバーが揃っている。ドラマ版のメンバーは誰も欠けることなく登場しているので安心感もある。ただ、敵も味方もみんながベビーフェイスの役者たちなので、裏社会でうごめく得体の知れない存在と向き合っている緊張感はない。

そうだ、この映画には緊張感がないのだ。

まぁ、必ずしも映画に緊張感は必要ないんだけど、ドラマではあまり描かれなかった久利生公平の法廷戦術が見られるというフレコミだったので、法廷モノの緊張感を期待していたから、それとはちょっと違ったかな。

それならそれで、城西支部に所属するそれぞれのキャラをもっと見ていたかった気もする。フジお得意のスピンオフをつくれば面白そうだね。

踊るの『交渉人』のように、阿部寛演じる芝山検事にスポットを当てれば話題性があると思う!

そういえば、芝山検事の担当事務官は八嶋智人演じる遠藤賢司事務官。ドラマでは賢司と検事を間違われる紛らわしいキャラなんだけど、オイラには弁護士の灰島に見えてしょうがなかった。

映画を見終わった後、JR本八幡駅近辺をぶらぶらとしていたら、

極私的9月16日(日)映画HERO

葛飾八幡神社で例大祭をやっているのを発見したので境内に立ち寄ってみた。

続く…

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極私的9月16日(日)後編・葛飾八幡例大祭

映画『HERO』を見終わった後、葛飾八幡神社で例大祭をやっているのを発見したので境内に立ち寄ってみた。

すると、そこは日常とはかけ離れた別世界だった。出店からは芳ばしい香が充満していて食欲がそそられる。たこ焼きとニンニク風味のチキン焼きを立ち食いしながら境内をねり歩いた。

射的を発見!
年甲斐もなく熱中してしまい、DSソフト『逆転裁判4』(中古品)をゲットするまで挑戦した!
子供の頃はこの手の景品はまったく獲れなかったけど、大人買いならぬ大人挑戦で金にものをいわせてやった。

奥の方へ歩いて行くと神殿があって、そこでは太鼓の演目をやっていた。日が暮れた6時半からは、神楽殿で雅楽奉納があるとのこと。

オイラ、雅楽を聴くのは初めて。
なんと1400年の歴史をもつ古来からある音楽なんだそうで、楽器も独特な形で興味深い音色がする。

極私的9月16日(日)例大祭

神楽殿に10人以上の奏者が揃って演奏がはじまると、一帯が神秘的な空間に様変わり。
驚いたのが、演奏がはじまってしばらく経つと、今まで無風だったのが突然と風が吹きはじめて、飾り付けされた笹の葉がザァーと音をたてて響きだしたのだ。

ここに神が舞い降りた!って思ったもん。

それほど神秘的な空間だった。伝統ってスゲー!

午前中は体がダルかったオイラでしたけど、雅楽の神秘的パワーによって果然やる気が増したオイラでした。

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2007年9月15日 (土)

腐っても自民党

自由民主党っていうのは、まったく厄介な存在だな…。

まぁ、厄介というか、面白い存在であり邪魔な存在だね。善くも悪くも常に話題を提供していて、小泉フィーバーを日本全国に撒き散らしたかと思えば、不謹慎発言からはじまる参院選惨敗劇。そして誰もが声を失なってしまう安倍首相の辞任劇。

日本中を『えっ…!?』って言わせてしまうほどのビッグ・サプライズだもん!

その当の本人は、昔の政治家のように入院してしまうでしょ…。

良く言えば面白いドラマだけど、実情は実態のない悪夢の連続なのだ。

これでは大勝利を挙げた民主党の存在感はゼロ。年金流用禁止法案の提出すら話題にならない。逆に、存在感を消していた福田さんが今や話題の中心人物になっているこの現実。

思い起こせば1年前、『麻垣康三』からいち早く脱退した福田さんは1人外遊へと旅立ってしまったっけ。それが1年経ってみると、内閣総理大臣に一番近いところにいるんだもん。
なんと、麻生派を除く8派プラス小泉チルドレンたちが支持にまわるそうだ。

まさに出来レースで立候補しているのだ。
きっと、小渕さんのように徐々に良い味を出してくるんだろうなぁ、って想像できる。

そういえば、小泉チルドレンもひさびさに姿をあらわして何をするかと思えば『小泉再登板』を叫びだす始末の悪さ。これこそKYなんだけど、
でも、それはそれで面白ろそうだから悪夢なのだ!

まずはこの悪夢からの脱却を果たさなければ日本の未来はない。自民党は邪魔な存在なのだ。
政権を担う与党としてはチカラも信用も完全に失なってしまっている。しまっているんだけど、腐っても自民党。

今の時代には適わない存在なんだけど、日本人らしい中庸な部分は自民党でしか醸し出せないように思う。

小泉さんは厳しすぎた。
アメリカ人的感覚、アメリカ人的自己責任を政治の世界に取り入れすぎてしまったように思う。

その部分で3歩進んだ小泉改革を2歩逆行することをオイラは許す!
自民党を許す!

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2007年9月14日 (金)

スパイ疑惑に裁定下る!

『罰金1億ドル(約115億円)、コンストラクターズ全ポイント剥奪、プラス残り4戦ポイントなし』

これはマクラーレンのスパイ疑惑に関するFIA が下した処分だ!

この件について、オイラは事の顛末を何も知らない。評議会に提出された証拠がどういうものかも知らない。

ただ、F1ファンからモノを言わせてもらうと、

あーぁ、またかよ、いい加減にしてくれ!なのだ。

これだけの処分をマクラーレンに下したのだから、それなりの事実を確認できる証拠があるのだろう。フェラーリの極秘情報がマクラーレンの技術者に流れた証拠があるのだろう。

だから何なの!?

考えてほしい、F1は知的財産の固まりであって最先端技術の固まり。その世界で働く技術者もドライバーもそれらを扱いながら新しい場所へと移っていく。昨日いた仲間は今日ライバルチームにいる。

そんな世界なのだ!

思い出してほしい、ベネトンを王者に引き上げたマイケル・シューマッハはチームの頭脳とともにフェラーリへと移籍している。

常に新しい風を吹き込ませるためにチームは誰かを解雇し誰かを雇う。
それだけにチームは極秘情報を繊細に管理する必要があるし、さらに技術を進化させることで極秘情報を新たなものにする。

それが出来なかったフェラーリチームにこそ問題があるのではないのか! そして訴え得にしているFIAにも、もはや中立な組織としての機能はないといえる。

この裁定をニュースで知ったとき、オイラは“ロン・デニスは出る杭として完全に打ち抜かれた!”と理解した。喧嘩両成敗の大岡裁判は政治の前では無いのと一緒、こうなることは既定路線でマクラーレンの反証には関係なかったのだ!

ただフェラーリはFIAに忠誠を誓っていて、マクラーレンはGPMAで抵抗した。
もっと言えば、GPMAの一員だったトヨタだって同じようにフェラーリに訴えられて同じように敗訴している。

同じような不祥事を起こしてしまったフェラーリチームにこそ注意をうながすべきなのに、2007年シーズンのコンストラクター王者という御土産を与えてしまうとは…。

ましてドライバーに踏絵を踏ませる行為はまったく理解できないし、はなからマクラーレンを罰したいが為の踏絵なのかと思えてしまうのだ。

唯一の救いは、ドライバーズポイントの剥奪がなかったこと。

でも、これだって危ういのだ。いつ共犯にされて、いつポイントが剥奪されるのか、こんなことはいつでも起こり得ることを前提にF1を見なければならなくなったのだ。

こんなフザケタ話はあるのか!?

FIA評議会の役割とは何なのか?

事件に対する解決判例を増やすことであって、権力を振りかざして服従を迫ることではない!

まったく…、レース外のことで楽しみを奪われてしまうとは…。

こうなったら、マクラーレンが払う1億ドルの金がどこへ使われていくのか全額公開しろ!なのだ。

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2007年9月12日 (水)

安倍首相、突然の辞任表明!

えっ、いったい何があったの!?

安倍首相辞意のニュースが突然舞い込んだ!

なぜ、このタイミングで…? ちょっと不可思議すぎるように感じてしまうのだ。

だって所信表明演説までして臨時国会に臨んだばかりなのに…。

今思うと、シドニーでの『職を賭す』発言はイッタイなんだったんだろう…と理解に苦しむ。
辞任表明会見を聞いても、辞任理由がイマイチわからないのだ。

テロ対策新法の審議前に自ら自爆のスイッチを押してしまったとしか思えない。

オイラの感想は、ガッカリしてしまった…そのひとことに尽きる。
誰に何を言われても、任期をまっとうするんだな!って思っていたし、退陣するなら、もっと良い時期があったのだから。

党首会談を断られたから?テロ対策法案は新しい首相になっても状況はなにも変わらないはずだし。

ゼッタイ、オカシイ。
あぁ、『美しい国』よ、どこへゆく…。

ただちに自民党総裁選を行なうか、ポスト安倍を両院議員総会で決める可能性もある。今後の日程は未定。

どちらにしろ、もはや今の自由民主党は時代に適わない存在なのだ。
それがすべてなのだ!

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2007年9月11日 (火)

給油活動と対テロ新法について

早いもので9.11の悪夢から丸6年が経った。

オイラも、ツインタワーに旅客機が突っ込んで黒煙をあげているテレビ映像を今でも鮮明に覚えている。
あれは日本時間で夜の10時半すぎ、オイラが大スキだったテレビ番組『ジャングルテレビ・タモリの法則』を見ていたら、突然テレビ映像が切り替わって緊急特番が始まったのだ。

あの時、“21世紀は平和な時代”という常識が覆えされたのだ。

その6年の間、日本もテロに屈しないという強い意思をイラクへの自衛隊派兵やアメリカのアフガン攻撃に後方支援するという形で“Show The Flag”を掲げてきた。
今でも海自の補給艦をインド洋に派遣して給油活動を行なっているのだ。

その根拠法の『テロ特措法』が11月1日に期限切れとなる。
数度の延長で生き続けた法律はこの先どうなるのだろうか…?

この問題が政局へと発展しそうな雰囲気をおびてきた。
安倍首相は“給油活動の継続”をブッシュ大統領と約束して、それを国際公約に定めてしまう。
そのシドニーでの会見で、給油継続を『職を賭して取り組む』と発言し、継続できなければ『職責にしがみつくことはない』と退陣まで匂わせたのだ。

どうやら何が何でも給油活動を継続したいようだが、その必死さが態度に現われないのが今の政府・自民党なのだ。

特措法延長にしろ新法にしろ、再可決という強行的な手法を採ることになるのだから、野党や国民に理解を得やすい説明や情報開示を必要とするはずなのに、政府が選んだ新法は国会の事後承認を必要としないものになっているという。

これでは野党のなかでも唯一の理解者の前原さんだけでなく、国民さえも承服できるものではないはず。

だいたい、参院対策で法律をつくること自体、オイラは気に入らない。

オイラの私見では、もうインド洋から撤退したほうがいいと個人的には思っているんだけど、現実的な“対テロ”という観点で給油続行も日本の国際貢献のひとつと考えるのには抵抗もない。

でも給油活動を続けるのなら、その有効性を国会で明らかにしてもらって、最近になって発覚したガソリンの目的外使用の疑いを晴らす努力を直に感じたいのだ。もし目的外のイラク攻撃に使われているのならアメリカにその対策を迫っていただきたい。
それぐらいの態度は見せてもらいたいものだ。

決して忘れてほしくないのは、国民を説得できるのは国会の場でしかない!ということ。
国会を軽視する法律にはNOなのだ。

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2007年9月10日 (月)

翼をもがれた跳ね馬

驚いた、これほどフェラーリが地元モンツァで失速するとは思わなかった…。

高速サーキットでこれだけ弱さを露呈してしまうと、次のスパもフェラーリにとって厳しいのが容易に予想ができてしまう。

で、レースのスタート時のことだけど、

ここ何戦かスタートがよろしくないハミルトンだけど、今回も大失敗してマッサに前に出られてしまったけど、そのミスをアロンソが救ったようにオイラには見えたのだ。
1コーナーでマッサのコースラインをアロンソが完全にブロックしていて、ハミルトンがマッサをアウトラインからかぶせられるようにコントロールしたように見える。もしワン・ツー態勢を維持するために意図的にスピードをゆるめてマッサをブロックしていたとすれば、やはり凄い王者だとなる。

そのあとは独走状態で、ライコネンのワンストップ作戦の奇襲攻撃を仕かけられてもアロンソはまったく動ぜず、ティフォシの前で今季4勝目、マクラーレンのワン・ツー勝利でイタリアGPを完全制圧してしまった!

これで跳ね馬はジ・エンドか!?

将棋に例えるならマクラーレン勢による王手! 残り4戦、詰め将棋のように王手がかけられ続けるのだ。

実際、ドライバーズトップのハミルトンとは、ライコネンが18ポイント差で、マッサが23ポイント差。まだ希望はあるものの、ハミルトンとアロンソが一緒にリタイアするとは思えない。

そうなると、シルバーアロー戦士によるタイトル争いに歯止めをかけるには、マッサをライコネンのサポート役にするしかない。それでも空から垂れた糸をよじ登るほどの厳しい状況か。
さぁ、どうする?
おそらく今後のことを、ジャン・トッドCEOとモンテゼモロ会長、モンツァに来ていたマイケル・シューマッハの間で話し合われているんじゃないかなぁ?

事態は緊急を要する!

イタリアGP結果
1アロンソ(マクラーレン)89
2ハミルトン(マクラーレン)92
3ライコネン(フェラーリ)74
4ハイドフェルド(BMW)52
5クビツァ(BMW)33
6ロズベルグ(ウィリアムズ)12
7コバライネン(ルノー)21
8バトン(ホンダ)2

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2007年9月 9日 (日)

極私的9月8日(土)デス・プルーフ

9月8日(土)今日はユネスコが制定した『国際識字デー』の日なんだそうだ。

この日にあわせたかのように文化庁が『慣用句を正しく使えているか?』の調査データを公表した。

これによると、『上を下への大騒ぎ』を正しく使えたのは2割程度で、その他には、熱中して見境がなくなるという意味の『熱に浮(う)かされる』を正しく使えたのは3割で、5割が『熱にうなされる』と間違って答えたそうだ。
もちろんオイラも間違って使っていた一人でした。

そんなオイラは今日、朝から天気があまりにも良かったので、川崎近辺へドライブしに行ってきました。

湾岸、第1京浜を走って川崎埋立地の工場密集街を地図を見ながら探険した。

浮島にある浮島公園、千鳥町にあるちどり公園、そして東扇島まで足をのばしてみた。

浮島公園はアクアラインの川崎側の入り口にあって、羽田空港から飛び立つ飛行機を眺めながら釣りができるスポットになっている。

ちどり公園は近くに火力発電所や石油タンクなどの迫力のある人工物と海や緑の自然をあわせもつ不思議なところだった。

東扇島はもともと某企業の私有地みたいで、知らず知らずに立入禁止区間に吸い込まれてしまいそうな緊張感が漂っているところ。

ひさびさにオイラの探険心に火がついて楽しかった!

その後、TOHOシネマズ川崎でタランティーノ監督の『デス・プルーフ』を観た。

低予算のB級映画を意識した作りになっているので、意図的に画像や音声を悪くした場面があるのは理解できるんだけど、白黒シーンは必要かなぁ!?
でもカラーに戻ったとき、『あっ!彼女たちはこんな服を着ていたんだぁ!』っていう驚きがあった。

あと、女性たちのくだらないマシンガントークを延々と聞かされるのにはマイッタけど、殺人仕様に改造されたシボレーのエンジン音と殺人マシンの走りっぷりには気分がスカッとするし、CGなしのカーチェイスは凄いのひとこと。

スピード感とリズム感、そして女性の魅力がまんさいの映画でした!

夜になったので、羽田空港でご飯を食べることにした。
はじめて立ち寄る羽田第2ターミナルをぶらぶらして、確か4階にある『南国酒家』で五目あんかけ焼そばを食べた。おすすめなだけあって、かなり美味い!

帰りはスタントマン・マイクになったつもりで湾岸で家路についたオイラでした。

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2007年9月 6日 (木)

極私的9月6日(木)中日vs 巨人

9月6日(木)台風9号が今夜夜半に発達しながら伊豆近辺に上陸するようだ。

今日は台風が接近してくるときの独特な蒸し暑い1日でしたね…。
日が暮れてからの強風&横殴りの雨攻撃をまえにすると、傘はまったく役にたたず。

早めに退社できたので、JR京葉線がストップする前に家路につくことができました。

おかげで、プロ野球首位攻防戦・中日vs巨人戦を7時からテレビ観戦しながらビールを飲むという贅沢な夜を過ごすことができました!

今日ひさびさにプロ野球を見ていて思ったんだけど、

巨人の優勝は危うい!

これがオイラの感想だ。
巨人が延長12回に勝ち越して逆転勝ちしたわけだけど、全般的に巨人の攻撃の甘さが目立った試合だった。
もちろん川上の好投もあるんだけど、どちらかというと巨人の攻撃に緻密さが欠けている!

それとテレビ放送は9時で終わってしまって延長戦は見れなかったんだけど、1対1の同点で延長に突入してから上原を2イニングも使ってしまったのはいかがなものなのかなぁ…!?

優勝が危うい!というのは、巨人も中日もホントの敵は阪神であって、巨人は明日からの阪神戦を勝ち越すことに重点を置かないとセ・リーグのペナントレースを制覇できないのだ。

目先の1勝に拘るあまり、阪神戦にリリーフエースをフル回転できないような不安はマイナスすぎるように思う。

結果論で“勝った”ではマズイのだ。

それに今の阪神には緻密な攻撃で終盤までに得点を稼いでいかないと勝てない。そんな気がする。

プロ野球を見たあと、今日からレンタルが開始された『24シーズン6』を見ている。

さすがジャック・バウアー!
ゼッタイ、シナ〜ナイ〜。

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2007年9月 5日 (水)

年金ドロボー許さん!

“内閣の星”舛添要一厚労相が激怒している!

『盗人でしょ、刑事告発してやろうかと思っている…』

社保庁と市区町村の職員による年金泥棒事件が表面化したのだ!

社保庁職員による年金保険料・年金給付金の着服・横領事案は50件あり、総額で1億4200万円にのぼる。

1件の最高額は半田社会保険事務所の係長によるもので、4人分の架空記録を作成して4444万円分の給付を着服・横領している。この人物はすでに処分されている。

次いで金額が多いのは蒲田社会保険事務所の専門官によるもので、加入者133人の保険料受領書と年金記録の改ざんで約1266万円を着服・横領している。

社保庁事案の50件のうち27件は社保庁が刑事告発をしていて、11件が有罪。本人死亡の3人以外はすべて弁済済みだという。

市区町村職員による着服・横領は49件で、総額は2億円を超えている。

01年度までは国民年金保険料の収納事務は市区町村が行なっていた為、自治体職員による年金保険料の着服が可能だった。

最高額は岡山県浅口市(旧寄島町)の職員によるもので、75年から81年の間に約6245万円の保険料を着服している。

次いで金額が多いのは日光市の職員によるもので、84年から87年の間に約5700万円の保険料を着服している。

これら、市区町村職員の処分いかんがわからずに、社保庁による調査報告は『調査は困難で煩雑なので断念する』というものだった。

これに怒り狂ったのが舛添要一厚労相で『刑事告発してやろうか!』となったのだ。
さっそく増田総務相とトップ会談を行なって自治体に調査のやり直しを命じ、本気度を示した。

ここまで国民の気持ちを代弁してくれる閣僚は舛添さんをおいて他にいない感じがする! 安倍首相の任命責任にも閣僚になってからも批判しているしね。
10日からはじまる臨時国会、舛添厚労相とネクストキャビネット年金担当の“ミスター年金”長妻昭議員の大論争が楽しみになってきた!

これは見物だよ!
だって、やっと年金制度に踏み込む議論が見られるんだもん。

でも、まずは与野党を超えた黄金タッグを組んで、このくだらない年金問題をはやく片付けてほしいものだ!

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ジャパンパワー、インドの波に…

F1界に大ニュースが舞い込んだ!
下位に低迷している『スパイカーF1チーム』をインドの実業家ヴィジェイ・マッリャ氏が買収すると発表したのだ。

買収総額は約125億円を超えるといわれ、チーム株式の51%を握る。

スパイカーF1はオランダの自動車メーカー『スパイカー・カーズ』が運営しているF1チームで今季はいまだにノーポイント。本業の経営が行き詰まっていた為に、F1チームの売却先を探していた。

そこで登場したのがインドの大富豪ヴィジェイ・マッリャ氏だ。

ユナイテッド・ブルワーズ・グループのトップであるヴィジェイ・マッリャ氏は世界第2位のビール会社を中心にキングフィッシャー航空などを率いる一大企業グループの実業家でインド経済を牽引している人物。

しかもキングフィッシャー航空は1機300億円を超えるエアバスA380を5機も発注するというビッグマネーをもち、現在でもF1媒体を利用した広告宣伝にチカラを入れている航空会社だ。

新チーム名も『キングフィッシャーF1チーム』になるもよう。

さらにいえば、マッリャ氏は上院議員としてF1インドGPの誘致にも積極的。一時は白紙に戻されていた2009年F1インドGPが現実味をおびてきた。

すでにプロモーターを勤めるインドオリンピック協会とサーキットデザイナーのヘルマン・ティルケ氏は候補地の視察を終えているそうだ。

ヴィジェイ・マッリャ氏の望みはオール・インドのF1チームをつくること。

現在インド人のF1ドライバーはウィリアムズ・トヨタのサードドライバーのカーティケヤン1人だけ。GP2にはマッリャ氏が支援するカルン・チャンドックがいる。
そうなると、現スパイカーを操る山本左近だが、スパイカーの首脳陣は山本の腕を高く評価しているようなので、今後の成績いかんによっては来季の残留も有り得るとのこと。

新体制で資金面の不安がなくなったチーム、かつて一世風靡したジョーダンの速さを取り戻せるのか!

F1ファンとしては楽しみが増えた反面、日本人としてはスーパーアグリのライバルの浮上には素直に喜べない状況になりつつある。

つい1ヵ月前、スーパーアグリF1チームの買収騒動のニュースが世界中を飛びかった。誤報ということだが資金難は事実で、どうもスポンサーの契約不履行が起こっているようだ。

どうした!? 日本企業よ…。 日本を代表するプライベートチームにマネーを出す日本企業はないのか?

買収防衛に血眼になって夢を失いつつある日本企業の現状、なんか悲しい…。

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2007年9月 4日 (火)

呪われた農水相ポスト!?

遠藤武彦農水相が就任わずか1週間で辞任した。

遠藤農水相が自ら組合長を勤める農業共済組合が国から補助金を不正過大に受け取っていて、3年前に会計検査院から指摘されていたにもかかわらず返還せずに今に至っているそうなのだ。

遠藤農水相の釈明がヒドイ!
『国会運営に影響がでるから』…ホトホト呆れてしまう。

この問題は農水行政と農水族の政官癒着そのものの憎むべき体質なのに、そのことはどっかへ葬ってしまいたいようだ。

それにこの人、就任時に嬉しそうな顔をしながら『農水だけは嫌だった!』と言ってしまう。
この発言を聞いてオイラなんかは、『だったらやらなくていいです、こっちからお断わりします。』って思ったもん。

沈黙は金、余計なことをカメラの前で話すことの恐ろしさをまったく理解していない。

それに、今の農水相のポストは目玉のポストだよ。食料自給率の問題は農政改革の重要問題だし、それに関連してWTOやFTA交渉は政治家としての実力の見せ所だもん。

ホント、安倍政権の再スタートは大失敗!
またもや農水相が交替する。後任には前農水相を兼務していた若林前環境相が就任した。

安倍政権の不祥事はそれだけではない。
坂本外務政務官も領収書の多重計上・架空計上で辞任。玉沢元農水相は政治資金多重計上の発覚で離党の可能性も。小林温参院議員は選挙違反で議員辞職。

こうなると、いったい1週間前の内閣改造はなんだったんだ…となる。
せっかく内閣支持率は“内閣の星”桝添要一厚労相への期待感からだいぶ浮上したけど、一転、内閣存亡の危機に陥ってしまいそうだ。

やっぱり安倍首相の任命責任に問題があるのか…。

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