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2007年10月31日 (水)

南びわ湖駅の是非4

建設中止が決定した!

滋賀県栗東市に建設中だった新幹線新駅のことである。

1988年に地元業者の請願によって計画された新駅の建設が06年5月に着工、総工費240億円のうち土地収用などに100億円以上がすでに投じられていた。

この公共事業計画に待ったをかけたのが、滋賀県知事選に立候補して『お金がもったいない!』と反対した嘉田由紀子知事と、起債の違法性を争った住民訴訟だった。

栗東市は仮線工事を含む建設費90億円のうち43億円を地方債で捻出しようとしていたが、大津地裁は地方財政法違反として起債を差し止める判決を下した。

地方財政法によれば、起債が認められるのは公共事業建設のためと災害復興などに限られ、一時的な仮線工事のための巨額な工事費には起債は認められないと判断した。市側は控訴したが、のちに大阪高裁も一審を全面支持し、最高裁で判決が確定した。

嘉田知事も新駅関連の県予算の計上を見送り、公約どうり財政面から建設続行の道を閉ざした。

今年の3月、建設推進を掲げて栗東市長選に当選した国松市長は工事費削減案をJR東海に打診したが拒否され、さらには推進派だった自民党県連も知事支持を表明し、事実上、建設凍結状態を余儀なくされ、10月末に中止が決定した。

この新駅問題は公共事業計画の乏しさが露見した事例のひとつなのだろう。
必ずしも公共事業に費用対効果を求めるのはナンセンスだけど、住民を説得できない公共事業計画には方針転換する努力と決断を求められる。

しかも、この新駅には在来線への接続にも不便があったし、新駅の利用者見積もりにも正確性が欠けたものだった。まして、滋賀県は負債1兆円という大問題を抱えているではないか!

政府は夕張市の財政破綻を受けて、地方自治体の財政破綻を未然に防ぐために破綻認定基準を民間なみに厳しくする法整備を進めている。地方に税源を移譲するためには必要な政策なのだ。
今回のように計画性が乏しい公共事業計画には資金繰りの時点で閉ざす仕組みをいち早く整えていただきたい。

そして、なぜ20年前の新駅計画を強行してしまったのかを県と市は反省してもらいたい。

オイラは思う。
経済の活性化は知的なアイデアから生まれ、
財政悪化の疲弊は計画性の乏しい公共事業から生まれる。

南びわ湖駅の是非3

http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/04/post_7573.html

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2007年10月29日 (月)

秋山成勲、10 ヵ月ぶり復活勝利!

HERO'S韓国大会で秋山成勲選手が復帰した!

昨年の大晦日興行での桜庭戦で“クリーム塗布”の反則行為によって無期限出場停止処分のペナルティーを受けていた秋山選手が復帰戦でデニス・カーンを破り、処分明けの第一歩を踏んだ。

うーん、その試合をテレビで見たけど、10ヵ月のブランクなんてなかったかのような動きでカーンを圧倒してしまいましたね!

上半身の筋肉も充実していたし、復帰戦というよりかは、ライト級王者として挑戦を受けてたった…みたいな感じ。ほとんど右フック1発でKOだもの。

しかも対戦相手のデニス・カーンは、消滅したPRIDE武士道のウェルター級トーナメントで、ムリーロ・ニンジャなどの強豪に勝利して決勝戦まで駒を進めたプライドファイター!

強烈な復帰劇でした。

まぁ、これでミソギが済んだわけではなく、今年のダイナマイトでも厳しい相手が選ばれるのだろうね。

そこで強敵に勝ってこそ、秋山の再出発なのだ!

えっ、柔道技にスポンサー広告なし!ですか。大晦日までにいくつスポンサーマークがつくのかも楽しみだったりするオイラでした!

K-1秋山問題はこれで終止符?

http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/01/k1_87eb.html

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2007年10月28日 (日)

日本橋パレードと大徳川展 極私的10月28日(日)

10月28日(日)今日は台風一過の秋晴れの天気。日テレのお天気カメラから富士山がくっきりと眺められるほど空気が澄んでいたようです。

そんな日に、オイラは朝イチで映画『自虐の詩』を観に出かけてきました。

業田良家さんの4コマ漫画を堤幸彦監督の手によって映画化された“ちゃぶ台エンターテインメント”&“奇跡のラブストーリー”自虐の詩!

元ヤクザ役でパンチ頭の阿部寛がちゃぶ台をひっくり返すたびにオイラは大爆笑してました!
感想は今度ゆっくり書くとして、

“ちゃぶ台”で思い出したんだけど、欽ちゃんがなんかのテレビ番組で『ちゃぶ台を囲むと背筋が丸くなるから昔の日本人は相手を思いやることができた』と言っていた。
うんうん、確かに今の日本人は狩猟民族的なミスへの厳しさが見え隠れしているように思える。それもこれも脱・ちゃぶ台のせいだったのか…。

午後は『日本橋・京橋まつり』へ行ってきました。

日本橋パレードと大徳川展

東京駅付近から中央通りを約2キロほどを全面封鎖して、マーチングバンドや地方の祭踊り集団がパレードしていて日本橋界隈が盛り上がってました!

オイラは日本橋の橋の真ん中あたりでパレードを見てました。さすがに日本橋川は汚いし、真上の首都高速は光を遮断しますね。あれはなんとかしなきゃ!

近々公開されるALWAYS続編の昭和34年には真上に高速道路はなかったんですね!

石原都知事は地下化したいみたいですけど実現するのかなぁ…。

途中、お腹が減ったので出店で『鬼怒の船頭鍋』を食べてみました。

日本橋パレードと大徳川展

これが具だくさんでうまい! 味は豚汁なんだけど、肉のかわりに鮭の切り身が入っていて200円なり!

2時間ほど祭りの雰囲気を楽しんだあと、上野に移動して東京国立博物館で開催されている『大徳川展』を見てきました。

徳川将軍家に、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家や各東照宮に秘められた国宝や初公開の宝物など約300点が展示されているそうで、『この「大」にめぐりあうことは、二度とないでしょう。』とのこと。

やはり見惚れてしまったのは、家康が使用したといわれる鎧らしきもの。正式名称は『歯朶(しだ)具足』と書いてあったけど、鉄のマスクから歯がグッっと突き出している。かなり緊張感と威圧感を感じる展示物だ!
殺気を感じました…。

うん、貴重な物を観察できた! 入場料1500円なり。

帰宅後、日本シリーズ第2戦をテレビ観戦です。

今日の先発は日ハムがグリン、中日が中田ではじまった。

今日もビールを飲みながら試合を楽しみますか!

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2007年10月27日 (土)

日本シリーズと日経株価との関係 極私的10月27日(土)

10月27日(土)朝から大雨。この時期にしては珍しく台風が関東圏に接近中です…。

せっかくの休日ですが、予定していた外出はやめて家でおとなしくしてました。

本来なら、上野で開催されている『大徳川展』と『大ロボット博』と『ムンク展』をはしごして、そのあと映画『自虐の詩』を見に行こうと思っていたのですが、ずぶぬれになりたくないのでやめることにしました。

今日から日本シリーズが開幕です!
それに関して興味深いデータが新聞に掲載されてました。

『中日優利? 日本シリーズと日経株価との関係』というもの。

年末の日経平均株価が年初より下落するなら、その年はセ・リーグのチームが優勝、上昇するならパ・リーグのチームが優勝する。

このジンクスは10年間も守られているのだそうだ!

ちなみに昨年の日本シリーズ優勝チームはパの北海道日本ハムファイターズで上昇率が5.3%。05年もパの千葉ロッテマリーンズで上昇率が40%。
ON対決が実現した00年の日本シリーズは巨人優勝で下落率が27.5%でした。

今年はサブプライムローン問題もあってか日経株価は不安定な状態が続き、大方の予想では中日有利なんだそうです。

ならば日ハムに優勝してもらいたいものだ!

第1戦は日ハムがダルビッシュ、中日が川上のエース対決ではじまった!

さぁ、どうなる? 今年の株価…、じゃないですね。今年の日本シリーズ!

オイラは家でビールを飲みながら試合を楽しみます。

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2007年10月25日 (木)

新テロ特措法とISAF について

民主党よ、いいかげんに態度を明確にせよ!

今、民主党が躍起になっているのは、
新テロ特措法を潰すために、守屋前防衛次官を国会喚問で追求して法案の審議を先延ばしにすることと、
舛添厚労大臣を潰すために、薬害肝炎に関する不作為問題や年金記録問題の不祥事を理由に問責決議にもちこむこと。

お得意の年金流用禁止法案はまとめたものの、流用禁止にするか事務費限定にするかは国会議員が役人を監視さえできれば、どちらでもいいこと。重要ではない。

重要なのは、日本が対テロに対する国際貢献をどう活動するのか?ではないのだろうか。

まもなくテロ特措法は期限切れとなり、しばらく日本はフラッグを下ろすことになる。すると、お金も出さない、フラッグも掲げない、そんな国になる。

もちろん、防衛次官と防衛商社との癒着・利益供与を徹底的に追求してほしいし、補給艦への燃料転用疑惑や航海日誌を破棄した責任は追求してほしい。民主党に期待している。 でも、それらは対テロとの戦いや国際貢献を休止してもいいという話とは別次元なのだ。

自民党は給油・給水に限るといった民主党も合意できるレベルでの国際貢献への延長案を提示した。
それに対して民主党は、議論の席につく前に前防衛次官の国会喚問が先だと主張した。

福田首相は『審議する気はないんでしょ?』ってオトボケ発言で失笑されていたけど、まさに民主党は審議したくない。むしろ出来ない。石破防衛相との論戦でも負ける。

だって、新テロ特措法を反対する理由が民主党内で一致していないのだから…。
給油活動に関する情報を防衛省が開示しないからなのか、小沢党首の理論での集団的自衛権の行使なので反対なのか…。

まさに町村長官『個人の意見なのか党の意見なのかがわからない』という言葉そのものが今の民主党なのだろう。

そこでISAFが突如でてくる。

ISAFとは国連安保理決議に基づく国際治安支援部隊のことで、今はNATOが主導してアフガン内で活動している。

その活動の民生に限って日本も活動する、というのが小沢党首の対案で、日本が担当してきた米軍主導の『不朽の自由作戦(OEF)』の給油活動などからは撤退する。

日本が行うISAFの活動は、比較的安定した地域で、教育や医療などの復興支援に限定するが、警察官を育成してきたドイツ軍やカナダ軍は安定地域で少なくない死者を出している現実がある。

異国人が土地を踏む、ということはテロリストからみれば侵略行為に映る。絶対死なない自衛隊にそのような場所で活動する決心はあるのか。

小沢党首はそのへんのことを覚悟して発言しているのか、そして民主党は対案としてISAFの活動を法案化できるのか、実現可能性がないのなら不毛な野党のまま去れ!

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2007年10月22日 (月)

奇跡の王者!キミ・ライコネンV

えぇぇ!!!

これって歴史が繰り返されたってこと!?

ちょっと信じられないよねぇ!?

オイラはライコネンを準主役としてしか見てなかったのに、エンディングシーンの最終カットがライコネンの笑顔だなんて、まったく結末を読み違えてしまった…。

ハミルトンがスローダウンしたシーンにも衝撃を受けたけど、ペースを戻したときには神が味方した!って思えたけど、事態は予想以上に厳しかったみたいだね。でも、あの失速はいったい何だったんだろうか?

あぁ、長年F1を見ているけど、オイラは完全に読み違えてました。
もう1度、開幕戦からライコネン目線でストーリーを読み返さないといけないかも。

ドライバーズポイントランキング

1キミ・ライコネン 110点
2ルイス・ハミルトン 109点
3フェルナンド・アロンソ 109点

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2007年10月21日 (日)

『K-1 WORLD GP FINAL 』公開会見

『K-1 WORLD GP FINAL<br />
 』公開会見
船橋ららぽーとTOKYO-BAYで行われた『K-1 WORLD GP 2007 FINAL』の公開記者会見&公開スパーリングを見てきましたよ!

決勝トーナメントに出場する初代K-1ヘビー級王者バダ・ハリ選手、ジャパン代表の澤屋敷純一選手、そしてスーパーファイトに出場する武蔵選手が公開スパーリングに登場!

それだけでもオイラのテンションは最高潮だったのに、突如実現したバタ・ハリと澤屋敷との公開スパーには驚きました。

まぁ、1分ぐらいで澤屋敷が敵前逃亡?してしまったんだけど、その後のバタ・ハリの激しいスパーリングを間近で見てたら恐ろしさを感じてしまった…。

さすが、自分のことを“悪魔王子”と呼ぶだけのことはあって、超がつくほど危険なファイターだね!

グランプリ決勝の会場は横浜アリーナ!?
とうとうK-1も東京ドームで興行ができなくなってきたのかなぁ…。人気がピークのときにはドームに7万人動員していたK-1だけど、ついにこのときが来たかって感じがする。

確か開幕戦も日本じゃなくて韓国だったし、どんどん器が小さくなってしまうのが残念だ。

でも、決勝カードを見ると、かなり豪華なカードが出揃ったように思う。

ジェロム・レ・バンナvsチェ・ホンマン

セーム・シュルトvsフェイトーザ

バダ・ハリvsレミー・ボンヤスキー

澤屋敷純一vsピーター・アーツ

それに武蔵のスーパーファイトも決定した。

武蔵vsソーレイマン・コナテ

武蔵は8月の香港大会で金的攻撃を受けてかなり腫れあがったみたいだけど、今は完全回復したそうだ!

『K-1グランプリ決勝』は12月8日にゴングが鳴る!

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マッサ、母国で強し! F1ブラジルGP予選

Q3開始5分前、ピットエンドの信号は赤が灯る、このときすでにハミ・アロの冷戦に熱が入った!

先頭で第3ラウンドの開始を待つハミルトンの背中をギュッと睨み続けるアロンソの目、想像するだけでゾクゾクするね!

しかも、この光景ってどこかで見たことがあるような!?

さらにその後ろにライコネンの影がある…。きっとアロンソは憎き前の敵だけしか見てなかったかも!?

シルバー勢はバーンラップ後のピットインのタイミングまで同時で、まさかハミルトン?ってドキドキしたけど、ハンガリーの二の舞はさすがにないか!

だって、グリッド降格はハミルトンにとってもキツイし、FIAの監視員に睨まれているみたいだし。

ここでの給油量はアロンソのほうが多かったのか、予選2番手のタイムをたたきだしたハミルトンに対して、アロンソはポールのマッサにコンマ4秒の遅れの4番手、それだけ重いということなのかな。

マッサは2年連続母国ポールポジション獲得! 今季最後のグランプリ、マッサの動向が王者争いに影響を与えるので、彼の戦略に注目だ!

日本人注目の中嶋一貴は、金曜フリーでは8番手のタイムを披露して一発の速さを示せたものの、予選では何らかのドライバーズミスがあったようでQ1敗退19位…。ドンマイ、ドンマイ。

佐藤琢磨は18番手、山本左近は最後尾の22番手。
ついにファイナルグランプリ、今日すべてが決してしまう!

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中日ドラゴンズCSセ制覇! 極私的10月20日(土)キングダム

10月20日(土)
今朝は10時すぎまで寝てしまいました。昨夜は25時すぎに帰宅して、朝方までテレ朝の『朝まで生テレビ』を見ていたので、寝たのは確か朝5時頃だったかな…。

ちょっと寝足りない気分だけど、二度寝をしてしまうと明るい時間をムダにしてしまいそうなので、起きて映画へ行くことにした。

マイケル・ベイがプロデュース、ジェイミー・フォックス主演の『キングダム /見えざる敵』 先週公開された映画。

この映画はスリル満点、先読みができてしまうのが難点なんだけど、それにも負けない緊張感がたまらなく良い!

映画の舞台は中東、FBI捜査官がテロ主犯者の潜伏地に殴り込む話。
その潜伏地での激戦シーンは見もの! マシンガンを撃ちまくって、手榴弾やらロケット弾やらがあちらこちらで飛び交って爆発の連続…、オイラは息を吸うのも、まばたきをするのも忘れてしまうほどスクリーンに夢中になってしまいましたよ。

現実の世界でも、ついこの前、パキスタンで爆弾テロがあって100名以上の罪のない人たちが死んでしまっているし、日本人がイランでテロ組織に拉致されてしまいパキスタンとの国境付近で拘束されている。

この映画を見ることで、無差別テロがどのような場所で起こっているのか、テロリストがどのような場所に潜伏しているのか、そして、憎しみが憎しみを生む瞬間を見てしまったような気がしてならない。

映画のあとは食料の買い出しをして帰宅。

夜7時からはテレビでクライマックス・巨人vs中日戦を観戦する。

すでに巨人は崖っぷち状態で、今日も負けてしまえばジ・エンド!
巻き返しを期待しながら観戦するものの、ついに3連敗でゲームセット…。あまりにも現実は厳し過ぎました。

この3連戦、ウッズ、谷繁、岩瀬にやられた!って感じ。それに原監督の采配ベタが、まんま出てしまった…。結局、最後まで“脱・ペナントレース”野球ができず、巨人の野球もできず。

巨人に1番足りなかったのは楽しむこと。ファンと一緒にワイワイとお祭りシリーズを楽しめなかったことが最大の敗因になろう。オイラはそう思う。

でも、中日は強かったよ!
それに落合監督も粋だねぇ! 胴上げをやらないのはペナントレース2位でセ代表になったことへの葛藤があるんだろうし、首位巨人に失礼だという気持ちもあるんだろうし、1番の理由は日本一になったら胴上げしよう!という選手達への無言のメッセージでもある。

ここ数年、パのお祭り野球に歯が立たなかったセ・リーグだったけど、日本一“奪取”頼みましたよ!

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2007年10月20日 (土)

ついにファイナル、F1 ブラジルGP 開幕!

日本の真裏、南米ブラジルの地でついにF1レースの熾烈な王者争いが終結する!

現時点でのランキングトップは新人22歳のルイス・ハミルトン。
優勝か2位に入れば無条件でニュー王者へ!

前年度覇者のフェルナンド・アロンソは、ハミルトンに4ポイント以上の差をつけてゴールしないと王者陥落へ。

フェラーリのキミ・ライコネンの場合、逆転王者への条件はかなり厳しいものの、ハミ・アロ両者潰し合いによる最悪のシナリオが起こる可能性大あり! それも70ラップのどこでも、どのコーナーでも起こり得る。チャンスありだ!

一体、勝利の女神は誰に微笑むのか、楽しみですね。

午前フリーでは、雨の中、ライコネンがトップタイムをマーク。アロンソは走らず。
マクラーレンのハミルトン、ホンダのバトン、スーパーアグリの琢磨は、ウエットタイヤの使用規定に違反して罰金のペナルティーを受けるもよう。

2回目の午後フリーは各車ソフトを履いての走行。ハミルトンがトップタイム、次いでアロンソ。シルバーアロー勢のワンツータイム!

もうひとつ、このグランプリの楽しみは、名門ウィリアムズから中嶋一貴がデビューすること。

すでに一貴は7000キロ以上のテストをこなしているので、ウィリアムズ・トヨタのマシンを十分に熟知しているドライバー。
2回目のフリー走行では8番手のタイムを披露し、マシンの性能を発揮させたといえるだろう。

ついにファイナル、結末を見届けよう!

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『朝生』で討論された大相撲の未来は…

昨夜は帰宅したのが『朝まで生テレビ』が放送されている時間でした。あくびをしながら、ついついエンディングまで見てしまいましたよ。

今回の討論のテーマは『国技大相撲に未来はあるのか?』

時津風部屋のリンチ死問題や朝青龍問題、外国人力士問題など、大相撲界を取り巻く興味深い内容でしたけど、結局は解決の道しるべを何も示せないまま番組は終わってしまいましたね。

オイラが感じたのは、一連の相撲騒動に関して協会側の人間と一般相撲ファンとの間には感覚や常識に乖離があって、その差や誤解を協会側から埋めようとする姿勢がないのかなぁ…と。

パネラーの龍虎さんは一生懸命に“かわいがり”と“いじめ、リンチ”の違いを説明しようとするんだけど、その線引きが曖昧すぎてよくわからない。ビールビンで後頭部を殴るのは“いじめ、リンチ”で、ビールビンで額を殴るのは“かわいがり”…ですか? もちろん、龍虎さんが言いたいことはもっと違うところにあるんだろうけど、言葉足らずだし、そもそも明確な線引きがないように感じる。ただ、3ヵ月の新人力士にかわいがりをするなんて有り得ないとおっしゃってました。

それと、相撲人気に関する話題になったときに、『協会は黒字経営なので相撲人気は落ちてない!』という誰かの発言があったけど、それは違うと思う。

多少なりとも、後援会が機能していて今でもタニマチの存在に頼る部分があるんだろうし、NHKが放送することで少なくない安定収入があるのだろう。公益法人なので税の軽減による恩恵も受けているのだろう。今は…。

営利法人のプロレス団体や格闘技興行は後援会やプロモーター、スポンサーのチカラが弱まってきていて、テレビの放映権収入も減っているために大赤字に転落している。新日本プロレスはゲーム会社に買収されることで延命されたわけだし、プロ野球だって、球団の赤字経営が問題になっている。

相撲協会は多種の恩恵を受けているのであって、黒字を維持しているから人気は落ちていない、という論法は成り立たない。

腹立たしいのは、相撲を取ったことのない人間に相撲界のことはわからない…と、どっかの親方がボソッと言ったけど、そんなのはオゴリそのもの。

オイラが思うのは、伝統や文化というものは世間の理解がなければ成り立たないし通用しない。通用しないものを伝統とはいわないのだ。しかも、その危うい伝統を最前線で背負っているのが朝青龍や白鵬などのモンゴル人や琴欧州などの外国人力士たちで、その外国人力士を倒せないのが我々日本人ではないか。

彼ら外国人力士こそ大相撲に敬意を表していて、日本人に負けないくらいに相撲を愛している存在ではないだろうか!

よく品格を問題にするけど、では今回の力士死亡問題での親方や理事たちの行動に品格があったのか、リンチに加担した兄弟子たちに品格教育が施されていたのか、と協会に問いたい。

最後に、松浪副大臣のお尻をみせる競技の話や、力士の大型化などの話は面白かった!

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2007年10月18日 (木)

セ・パ クライマックス・セカンドステージ

北海道日本ハムファイターズが2年連続プレーオフ&クライマックスを制して日本シリーズ進出決定!

天下分け目の戦いをダルビッシュ‐グリン‐マイケルの継投で千葉ロッテ打線を押さえ込み、ミスターパーフェクトこと成瀬善久をノックアウトで勝負ありだ!

これこそ地の利、ファンの利、パシフィックお得意のお祭り野球の真骨頂だった。 対する千葉ロッテの熱狂的なマツラーの願いは遠く北海道でプレーする選手の後押しができなかったってことか…。

千葉県民のオイラにとっては残念で悔しい結果ではあるけれど、セカンドステージ全5戦を一喜一憂できたことに感謝です。

日ハム、おめでとう!

同じ日に、セ・クライマックス・セカンドステージがはじまった!

今年こそ、日本シリーズ制覇をセ勢が奪回することが宿命となる。
もちろんセ・リーグ首位の讀賣ジャイアンツが成し遂げなければならない。

それなのに雰囲気はお寒い限りの鎮静ムード、あれでは奪回どころか目の前のドラゴンズに負けて当たり前。

はやく“脱・日常”、“脱・ペナントレース”しなさい!

そのためには、お祭り騒ぎを演出する、それこそ脱・日常なのだ。

短期決戦はそのときの勢いとそのときの運に左右される。その勢いと運を味方につけるためにも、お祭りムードとお祭り男の存在が必要不可欠なはずなのに、それを演出できずにいる。

それではダメだ!

勢いと運は瞬間的には実力よりも確率がいい。それを利用したのがパのお祭り野球なのだ。
スロースターターだけは絶対にまずいぞ! どんなパワフルなエンジンでも無用の長物なのだ。

キーワードは“脱”だ!

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2007年10月15日 (月)

メタボ健診について

今日の読売新聞の1面に、来年度から実施されるメタボ健診の記事がある。

それを読んでみると、40歳以上の健康診断に腹囲測定が加わって、メタボチェックをするのだそうだ。

ご存じのようにメタボとはメタボリックシンドロームの略で、日本では内臓脂肪症候群と訳される。
このメタボが原因で、高血圧、また高血圧からの心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因になるといわれている。

厚労省がメタボ健診をはじめる理由は、メタボ患者に専門の保健師などの指導を受けさせることで、メタボ人口を減らすことができ、年々増える医療費の削減ができるとのこと。

具体的な数字で言うと、25年度には医療費を2兆円ほど削減できると試算している。

確かに生活習慣病患者が減るならば、医療費削減以上の効果があるといえそうだ!

ただし新聞によると、厚労省のメタボの判断基準には科学的なデータによる裏付けがないのだそうだ。

その判断基準だけど、男性は腹囲85センチ、女性は腹囲90センチ以上でメタボ疑惑患者と判断されて、当てはまれば幸運にも次の項目に進めることになる。

血糖、脂質、血圧の3つの数値のうち、1つ、または2つ以上該当していて喫煙の有無等によって、メタボなのかメタボ予備軍なのかを判断して指導内容が分かれる。

メタボ予備軍と判定されれば“動機づけ支援”として専門の保健師の面接を1回受ける。
メタボと判定されれば“積極的支援”として継続的な指導を受けることになる。

めんどくさいけど自分の健康のためなら仕方がない。
でも、ちょっと待て!

腹囲は背の高さや筋肉の量によっても違いがあるだろうし、皮下脂肪と内臓脂肪は違う。そもそも男性の腹囲が85センチという値はかなりの人が該当するのだそうだ。国民健康・栄養調査によると、男性は2人に1人が、女性は5人に1人がこの数字に該当する。

しかも、内臓脂肪と生活習慣病との病原因としての因果関係は解明されていないというではないか!

つまり、病気の原因をメタボと診断できれば楽なだけではないのか?

我々は非科学非医学なデータによってメタボ患者の烙印が押されて、なにかが起こればメタボが原因として片付けられることになってしまうのだ!

日本人総メタボ患者の時代が到来する!

余談だけど、メタボの本来の意味は『代謝異常症候群』のことで、代謝の異常が脂肪の蓄積を引き起こすことで、内臓脂肪に限ったことではないらしい。しかも、皮下脂肪なのか内臓脂肪なのかは腹囲を計測しただけではわからないのだ。

わからないものを保健師はどうやって保健指導をするのだろうか?

それでもメタボ削減? それよりも日本語と化したメタボという言葉を撲滅してほしいのだよ。

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2007年10月13日 (土)

亀田とミッレミリア 極私的10月13日(土)

10月13日(土)引越しの日
今日のスポーツ紙の1面も亀田家面々の話題だ。特に父・史郎氏のライセンス問題が記事の中心になっている。

お台場に亀田大毅の歌声が!

オイラはお台場で行われた大毅の公開スパーリングを偶然に生で観ることができたのだけど、そのときの相手(フィリピン人)にも内藤大助と同じように体を担ぎあげたのを見ている。

つまり、あの反則行為は切羽詰まった行為ではなくて、練習やスパーリングで日常的に行なっている行為なのだ。

それがそのまま癖になっていて試合でもやってしまった、そう思えてならない。

オイラなりの意見を言わせてもらうと、次の試合のためにも練習方法を変えないとダメだと思う。悪い癖を注意できるトレーナーのもとで再出発するのも良い手だろう。

今朝は『ラ・フェスタ ミッレミリア2007』を見に朝イチで明治神宮へ出かけてきた。

ラ・フェスタ・ミッレミリア2007

磨きあげられたクラシックカーの美しさとエンジン音の響きを楽しみながらスタートのときを待つ。

12時、堺まちぁあきさんのフラッグが振られてスタート!

亀田とミッレミリア 私的13日

115台のクラシックカーは1000マイルの道程を経て4日後に横浜元町へゴールする。無事に完走できるといいね!

オイラは全車を見送った後、東京モーターショーに出展するTOYOTAプレ展示会を表参道ヒルズに見に行くことにした。

ここは展示スペースが狭いのでコンセプトカーは1台だけ。歴代のカプセル型マシンが数台展示されていた。
なぜか案内係の誘導で『チーム・マイナス6%』の一員にさせられてしまう…。
チーム員はCO2の削減を1日1キログラム、チャレンジしないといけないらしいのだ。あぁ、大変なことに巻き込まれてしまった…。

まぁ、温暖化はみんなで止めないとね。ゴアさんもノーベル平和賞をもらったことだし。

表参道ヒルズを出た後、六本木7丁目までてくてく歩いて国立新美術館へ行ってきた。

続く…。

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ラ・フェスタ・ミッレミリア2007

ラ・フェスタ・ミッレミリア2007
今年で11年目を迎えた『ラ・フェスタ ミッレミリア2007』が今日の12時にスタートしました!

明治神宮をスタートした115台のクラシックカーたちは4日間かけて、明治神宮→日光→裏磐梯→福島へと北上して、猪苗代→那須高原→ツインリンクもてぎへと南下して、最終日の16日に、大洗→成田→木更津→幕張メッセを通過してゴールの横浜元町を目指して走行する。

注目は1920年代に製造された10台のクラシックカーたちで、カーナンバー3『BUGATTI T22 BRESCIA』が最も古い車で、最も新しい車でも67年製の『TOYOTA 2000GT MF10』それでも40年前に製造されたクラシックものです。

近藤マッチも56年製『ALFA ROMEO GIULIETTA』でエントリー、ジローラモさんも63年製『ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER』でスタートを切りました。

みなさん、無事にゴールできることを祈ってますね!

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2007年10月10日 (水)

一貴、ついにF1 デビュー!

ついに中嶋一貴のF1デビューが決まった!

19日に開幕する今季最終戦ブラジルGPがデビュー戦の舞台となる。

この地は1987年の開幕戦、一貴パパ悟さんがロータス・ホンダでデビューを果たした中嶋家にとって思い出深い場所でもある。

あぁ、名門ウィリアムズチームのステアリングを日本人が操る日が来るなんて、感慨深いし今からワクワクするね。

今季の一貴はトヨタのプッシュもあってウィリアムズチームのサードドライバーに起用されたわけだけど、フリー走行での実績とGP2・ハンガリー2位入賞のパフォーマンスが認められた実力の昇格だ。

さすが名将フランク・ウィリアムズだね、見る目ある!
ブルツの代役にネルソン・ピケJrという声もあったみたいだけど、やはりウィリアムズ・トヨタを知り尽くす一貴が最適だろうね。

ホント、一貴はタダモノではない。
父のスピリットを受け継ぐという志をしめすために父のヘルメットカラーを真似、父との違いをしめすためにホンダではなくトヨタでレースをはじめる。
こんなところが良いよね。

がんばれ、一貴!
ブラジルに台風をおこせ!

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2007年10月 9日 (火)

ルイス、ピットレーンで散る…

まさか…、このひとことに尽きるね。

これは神がハミルトンに与えた試練なのか、それとも悲劇の始まりなのか、あまりにも衝撃的なリタイア・ノーポイント劇でした。

さすがのハミルトンでも、あそこのグラベルの深さまではチェックしてなかったろうね。

タイヤ選択は確かに難しかった。スタンダードウエットなのかドライなのかの微妙な路面状況で、乾きだす路面と雨が降りだすというマーシャルの気象情報の狭間でハミルトン陣営はギリギリまでタイヤ選択を渋ってしまった感がある。

中堅チームは一発逆転を狙っていち早くドライに履き変えていたけど、レッドブルのウェーバーをみると、すぐにドライをあきらめてスタンダードウエットに戻している。

逆にバトンはドライで粘り続けて後半のドライ路面の享受を受けて5位に入賞している。

結果的にレースの後半で雨が降らなかっただけであって、優勝を狙うハミルトン陣営の戦略にはまったく問題はないし敗因でもない。タイヤを壊したと言われる前半の猛プッシュも、第2スティントでピット逆転されない為のもの。勝つためには無理をする必要があったのだ!
強いて言うなら、極限までタイヤを磨耗させてしまったことがリタイアの原因ではあるけれど、それでも、本来のF1は極限の追求に面白さがある。それを否定するのはF1ドライバーのスピリットを否定するのと同じなのだ。

ハミルトンはこの中國GPでライコネンに優勝を譲ってもワールドタイトルは獲れていた。でも、それに甘んじなかった勝利の貪欲さに拍手を贈りたい。

今季も残り1戦、最後のブラジルですべてが決する!
奇しくもハミルトンが心酔するアイルトン・セナ・ダシルバが眠る地ではないか…。

セナはインテルラゴスのラストラップ中、スコールを降らせた雨雲と太陽の光がわずかに漏れる空に神を見た。

ハミルトンよ、その地で勝て!

中国GP決勝
1ライコネン(フェラーリ)100
2アロンソ(マクラーレン)103
3マッサ(フェラーリ)86
4フェテル(トロロッソ)6
5バトン(ホンダ)6
6リウィツィ(トロロッソ)3
7ハイドフェルド(BMW)58
8クルサード(レッドブル)14

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2007年10月 8日 (月)

新日『EXPLOSION 』観戦記

新日『EXPLOSION<br />
 』観戦記
“青義”のIWGP王者と“愛”のG1覇者が激突する!

《IWGPヘビー級選手権》
王者・永田裕志vs挑戦者・棚橋弘至

今日の両国国技館の館内は7列目までのマス席がすべて撤去されていて、アリーナ席まではスロープを下りていく形状になっているんだけど、その途中に新日ファンの有志が赤と青の2枚の紙を配っていて、永田を応援するなら青の紙、棚橋を応援するなら赤の紙を選んで、選手が入場するときに紙をかざしてほしいと言ってきた。

うーん、悩むなぁ…。

オイラはIWGPの運命を見たいのであって、凄い試合が観れればそれでいい。だから、別にどちらかに思い入れがあるわけじゃないのだけどな…。一応、2枚貰っておいた。

青の紙には“青義”と書かれていて、赤の紙には“HFS”と書かれている。

強いていえば永田派なんだけど、新日本プロレスをこの先10年任せるためには棚橋を応援したい気分。

うーん、悩むなぁ…。

でも、“HFS”という意味がわからなかったので、入場時には青の“青義”のほうを掲げることにした。アリーナを見回すと、8割ぐらいが青だった。

ファンもやるねぇ! その行動力、気に入ったよ。

戦前、永田は棚橋のことを『新日らしくない。会社がつくったチャンピオンだった』と評している。

棚橋は『新しい新日本プロレスを創る』と言った。

試合は30分を超える熱戦だった!
蹴りやエンボーで攻めたてる永田に対して、流れるように技を連携させる棚橋。

ビックリしたのは棚橋のドラスクのえげつなさとテキサスクローバーホールドの美しさだ! 棚橋は膝を手術したばかりなのにテキサスで締めあげれるのは力強いのひとこと。

永田も各種エクスプロイダーと永田ロック3で勝負をかける。特に雪崩式のエクスプロイダーは中邑の肩を壊した危険な技だ。

30分経過のアナウンス、棚橋は必殺のハイフライフローをねらうためにコーナーポストのトップロープへ駆け上がる。永田も雪崩式のエクスプロイダーを放つためにトップロープへ駆け上がって両者ドツキ合い。

競り勝ったのは棚橋のほう。リングに崩れ落ちた永田めがけて必殺ハイフライフローが決まってワン、ツー、スリー! G1クライマックス決勝戦と同じ結果が出てしまった。

最後はいつもの『愛してまーす!』

ハイ、もう棚橋弘至に新日本プロレスを任せましたよ!

あっ、“HFS”って『High Flying Star』の略なんだそうです。知らなかった…。

《IWGP次期挑戦者決定戦》
○後藤洋央紀vs天山広吉●

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琉球國祭り太鼓

琉球國祭り太鼓
2007年10月7日(日)四谷にて

http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/10/post_c7ff.html

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2007年10月 7日 (日)

四谷大好き祭り

ぶらりと“四谷大好き祭”に立ち寄ってみました。

会場はJR四谷駅のコンコースから駅前通り商店街を中心に、その周辺の学校でも催し物や出店をひらいているんだけど、

祭りの見どころはサンバのパレードとエイサーです!

特に沖縄のエイサーは凄く気に入ってしまった!

きっと20代中心のメンバー構成なんだろうけど、エンターテインメントを十分に意識したプロ顔負けのパフォーマー集団で、男女関係なく空手やカンフーのような型で動きながら、パーランクーという琉球太鼓を力強く打っているので格好良いし迫力があるのだ!

四谷大好き祭り

のぼりには“琉球國祭り太鼓”と書かれていて、大旗の真ん中には“心”と書かれている。

どうやら、沖縄の伝統芸能のエイサーに現代風のアレンジを加えてパフォーマンスしているそうだ。なのでバックミュージックはBEGINの曲だったりもする。

演目の途中、ナマハゲのように狂暴な獅子舞が登場してきて観客を威嚇するんだけど、この獅子舞がかなりトリッキーな行動で子供を泣かせたり、道路に体を擦り付けたり、太鼓打ちに甘えたりする…、目の離せない奴です。

お前、グレート・ムタだろ!?って感じ。

オイラもカメラを向けた瞬間に襲われそうになりました…。

琉球國祭り太鼓1

あぁ、思い出しただけで恐ろしい。

琉球國祭り太鼓

ふーん、琉球國祭り太鼓は新年に公演やるんだな!
貰ったパンフに『新風(みぃかじ)』というタイトルが書いてある。うん、気に入った。 オイラ、また見たくなってきたぞぉ!

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2007年10月 5日 (金)

『PRIDE』の消滅について

『PRIDE』が消滅した…。

PRIDEを運営する『PRIDE FC WORLDWIDE』のジェイミー・ポラック社長が全社員に対して4日付けで解雇を通告し、会社を封鎖した。
これによって、日本が生んだ総合格闘技団体『PRIDE』は10周年を目前にして呼吸を止めた…。

1997年10月11日、東京ドームの『高田vsヒクソン』戦で産声をあげた『PRIDE』は、たちまち日本中に空前の格闘技ブームを巻き起こし、桜庭vsホイス戦や、ヒョードル・ノゲイラ・ミルコ3強時代を経て、日本の格闘技史に一時代を築いた。

そんな団体がこうもあっさりと消滅してしまうとは…。

確かに、前社長の自殺や黒い疑惑もあってかフジテレビが撤退するという経営的な逆風もあったが、3月末の『重大発表』会見では資本が充実している米資産家のロレンゾ・フェティータ氏への買収を発表し、選手の離脱を防げるものと期待された。

特に、リングの『PRIDE』・金網の『UFC』で選手を分離することで、数年に一度のオールスター戦や人気選手のシャッフルなど夢が広がると格闘ファンから期待されていたのだ。

でも現実はそうではなかった!

10年間苦心してため込んだ貴重なコンテンツを丸ごと獲られて、看板だけを捨てられてしまった。いや、歴史そのものも捨てられてしまったのだ!

悔しいではないか!

オイラは『PRIDE』を国技に匹敵すると思っている。
特に大晦日格闘技祭りは日本の新たな文化になりつつあった。

そんな日本発祥の格闘技文化がグローバル社会・利益至上主義の波に呑まれて簡単に消えて無くなってしまった。

思い起こせば、5月のライト級グランプリを主催者の都合で延期したとき、もはや興行を続行する気はなかったのかも。

これは米マネーのせいではない。グローバル主義のせいでもない。日本人が“made in Japan”に拘われなかったことに責任がある。
プライドと言いながら、アメリカにプライドを売った我々に責任があるのだ!

またひとつ、日本人は誇るものを失ったようだ。

そして今年の大晦日、オイラはダイナマイト!にしか彷徨えないのか!?

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2007年10月 3日 (水)

10.2巨人vs ヤクルト戦について

10.2巨人vs<br />
 ヤクルト戦について

優勝マジック『1』

急遽、NHK BS1で巨人戦の放送が決まったものの、日テレは地上波での放送を見送った。もちろん、番組改編期の都合上、野球中継を放送できないという事情も理解できる。
しかしだ、巨人軍優勝の生映像を地上波で流せなかった日テレはテレビマン集団失格なのだ。キー局として最悪だ!

まぁ、最初からテレビなんかに期待してないが…。

この日、オイラは東京ドームへ観戦しに行ってきた。
その際、問題だったのがチケット。

オイラが指定席券を買ったのが先週の土曜日で、優勝マジック『2』が点灯した日の翌日だ。
すでに指定席は全席完売していたので金券ショップで通常の価格の2倍ちょっとするチケットをペアで買ったんだけど、その時点ではかなりの賭けだった。

だって、中日が広島2連戦に2連勝していれば昨日の優勝はなかったし、2連敗していれば昨日は消化試合になっていたんだもん。

でも原監督の胴上げを見たいという一心で即買い。

まぁ、そんな話はいいとして、巨人対ヤクルト戦の話だけど、

古田監督、もはや勝負師の勘を失ってしまったようだった。
常に試合をリードしていながらまったく動けない。

特に疑問だったのが、1点リードの8回表、2死1・2塁、バッターは投手のシコースキー。
この回は巨人の守備がゴタゴタしていて1点でも追加点を獲れればヤクルトに勝機があった。それなのに、そのままシコースキーをバッターボックスに立たせて三振、無得点に終わってしまった。

その瞬間、オイラはジャイアンツが勝てると確信できたのだ。だから9回裏の2死満塁の場面で清水が決めるシーンをイメージで思い描けた!

もしあの時、『代打オレ!』でもあれば、結果に関係なく悔いは残らなかったはずだし、違った結果になった可能性もある。

それに巨人ファンもドーム最後の『代打オレ!』が見たかったんじゃないかなぁ…。

逆に昨日の原監督は冴えまくった。いつもは采配ベタな監督だけど、『ジャイアンツ愛』が求心力になって、シーズン終盤はミラクルな逆転勝ちやラッキーボーイが登場した。その集大成が9回裏二死からのサヨナラ劇に思えてならない。

巨人優勝! セ・リーグ完結!!

クライマックスシリーズもこの勢いのまま『ジャイアンツ愛』で!

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2007年10月 2日 (火)

巨人優勝! セ・リーグ完結!! 

巨人優勝! セ・リーグ完結!!

巨人優勝! セ・リーグ完結!!

矢野が飛んだ! 清水が走った! そして阿部がホームへ駆け込んだ!
ついに感動のフィナーレをむかえた。

9回裏ツーアウト満塁、まるでトラマのような劇的な瞬間だった!

あぁ、東京ドームに行ってよかったなぁ。だってあの光景を見れるのは今日しかないもん。
明日の横浜戦ではダメなのだ! 明日は工藤にヤラレル。これは間違いないのだ!

だから今日しかなかった。

最近、フリーハグという奇妙な行為が流行っているみたいだけど、優勝の瞬間、東京ドームはフリーハグ&フリー握手会場へと化した!
オイラも見知らぬ老若男女かまわず近くにいた人と優勝を分かち合いましたよぉ!

ジャイアンツ、5年ぶりの優勝おめでとう。
長嶋さん、よろこんでくれたよね。

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