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2007年11月11日 (日)

新日『DESTRUCTION 』観戦記

新日『DESTRUCTION<br />
 』観戦記

今回の両国興行のみどころは、メキシコ修業から凱旋した後藤洋央紀のIWGP挑戦と、1.4東京ドーム大会で行われる対TNAの前哨戦だろう。

その他にも、G1の準決勝で肩の靱帯を損傷した中邑真輔の復帰戦や、メキシコへ失踪した井上亘の復帰戦など、充実したカードが発表されていた。

それなのに観客の入りが悪かったのはなぜだろうか…。 見たかぎりアリーナ席と升席はほぼ観客で埋まっていたけど、2階席はガラガラだったようにみえた。
主催者の発表では6500人。

しかも、期待されたTNAの選手1人が来日をドタキャンして、3試合予定されていた対抗戦が2試合に変更されてしまった。
これは興行の信用度として大きなマイナスだ!

こんなんで東京ドーム大会は大丈夫なのか?と不安に思ってしまうのだ。

新日が悪いのか、TNA側が悪いのか、そんなのは関係ない。 主催者は責任をもって発表したマッチメイクを実現させなければいけないのだ。

こういう事件が起こる限り、そのうち新日は両国国技館で興行ができなくなる。

そんな今回のメイン、IWGP戦は、壮絶な死闘だった!

戦前、挑戦者の後藤洋央紀は『チャライ奴は嫌い』と言って棚橋弘至に対して嫌悪感まるだし。公約は『闘魂ありきの新日本プロレスにする!』と言い放った。

対して王者の棚橋弘至は『チャラくて結構、我が道を行く!』と宣言し、前回同様に公約を『新しい新日本プロレスを目指す!』と応戦する。

この試合を別の言葉で例えるなら、棚橋の“純愛”と洋央紀の“闘魂”との戦い。もっと言うなら、棚橋の“新章創造”と洋央紀の“原点回帰”との戦いになる。

イデオロギー闘争? うん、面白いじゃないか!
相容れない2人が戦うからこそ、こっちも興味がある。

棚橋ってさ、王者としては弱々しいイメージがあったけど、永田裕志を破った10月のIWGP戦はエゲツナイ技を出してきたし、テキサス・クローバーホールドが抜群に光っていた! G1を制覇した為か貫禄もでてきたようにみえる。

同じく後藤洋央紀も大流血のすえに天山をマットに沈めて、変形デスバレーと昇天は威力抜群! 技に説得力があるし、何よりも勢いがある。

そんな2人の戦いは35分を超える死闘で、中だるみ感はまったくなかった。
序盤の牽制は緊張感があったし、中盤あたりのエルボー合戦と張り手合戦は観てる観客も燃えた!
それに棚橋も洋央紀も場外乱闘をうまく利用したように思うな。これぞプロレスって感じ!

ただ終盤になって、洋央紀は変形デスバレーの前に昇天を出してしまった。これがマズかったね。フィニッシュに困ったんじゃないかなぁ…!?
棚橋の場合も、棚橋がよく多用する回転式の丸め込みを洋央紀に読まれて、変な形のボム系で落とされたときには危なかった。

でも最後は棚橋のハイフライフローからのテキサス・クローバーホールドでキブアップ勝ち、防衛に成功!

うん、このテキサス・クローバーホールドが棚橋のフィニッシュホールドになれば頼もしい王者になるんじゃないかな!

オイラは大満足、すばらしいIWGP戦でした!

〈IWGPヘビー級選手権〉
○棚橋弘至vs後藤洋央●

〈中邑真輔復帰戦〉
○中邑・バーナードvs永田・中西●

〈NEW JAPAN Jr vs X DIVISION〉
●プリンスデヴィット・稔
vs
○センシ・“フォーリンエンジェル”クリストファーダニエルズ

〈GBH vs TNA〉
●矢野通vs“ウォーマシン”ライノ○

〈IWGPジュニアタッグ選手権〉
○TAKAみちのく・ディック東郷vs邪道・外道●

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