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2007年11月30日 (金)

ミッドナイトイーグルから愛を込めて…

今晩、映画『ミッドナイトイーグル』を観てきましたよ!

この映画、オイラが思うに邦画では今年1番の出来映えだったんじゃないかな! さすが雪山モノにはハズレがないし、何よりもスクリーンから醸し出される緊張感とスケール感がたまらなくよかったと思うな!

物語は北アルプス山脈に墜落した米軍ステルス爆撃機“ミッドナイトイーグル”に搭載された“あるもの”をめぐって雪山と東京で同時進行的にストーリーが展開していき、

東京では万策尽きた首相官邸。
雪山では武装集団に囲まれた主人公の戦場カメラマン。

国と、愛する人を守るため、大沢たかお演じる西崎優二が選んだ最後の手段とは!?といったストーリーです。

映像も自衛隊が全面協力しただけあって説得力があったし、楽しめました。

ただ、批判したい部分もあって、もうそろそろ核うんぬんの話は卒業してもいいんじゃないかなぁ…。ちょっと飽きてます。それにストーリーとしても、米軍が北の上空を核武装したステルスで飛ぶ必要性がどれほどあるものなのかも疑問に感じてしまう。

だって、米国と北は政治的には雪解けにむかっているし、六ヶ国協議では北の処遇を中国に丸投げしてしまっている。わざわざ核武装したステルスをシナリオの中の話とはいっても北へ飛ばしたいのなら、それなりの理由を映画の中で絵を描いてもよかったのかなぁ…って。

あと、玉木宏演じる新聞記者の落合が雪山で真っ赤な防寒着を着ていたけど、それを見ていてオイラは『いつまでそんな派手なものを着ているんだよぉ!?』って映画を観ながらツッコミ入れたくてウズウズしちゃいました!

まぁ、キャラ中心の日本映画が多いなかで、ひさびさにスケール感のある映画を観たような気がしますね。

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2007年11月25日 (日)

坂田と栄子が夫婦愛で強敵破壊!

坂田と栄子が夫婦愛で強敵破壊!
『ハッスルマニア2007』観戦記

ハッスル、ハッスル! ラブ・アンド・ハッスル!!

年に1度のハッスルマニアの会場がたくさんの愛で包まれましたよ!
あぁ、ハッスル、最高に楽しい空間だね!

オープニングは“試合をしないハッスラー”ことモンスターKの爆笑オペラ&ネタバトルショーから始まって、最後は感動の夫婦愛で大エンディングを迎える!

これぞストーリーテラー・ハッスル、ファイティングオペラ・ハッスルの真骨頂だ!

恒例となったオープニングオペラはモンスターKこと川田利明と田中星児さんとの『ビューティフル・サンデー』の熱唱、ネタバトルはオリエンタルラジオとの奇跡の合体で『武勇伝』を披露する!

オリラジ『顔はウガンダさんにそっくりだ』
川田『カレーライスは飲み物です』
オリラジ&川田『武勇伝、武勇伝、武勇デンデン・デ・デ伝!』てな感じで大爆笑です!

衝撃のサプライズは第3ハッスルで訪れる。

この試合は一定時間が経過するとビジョンにルーレットが映し出されて、会場のどこかに出現するスイッチを選手が押しに行く。当たりが出たら、とある凶器が使えるというルール。

3回目まではスカが出たんだけど4回目に高田総統の顔マークが3つ揃って大ビターン的中!

ナント凶器は…!? K-1のオープニングテーマ曲が会場に鳴り響き、K-1GP覇者マーク・ハントの登場で場内ア然!  サモアの怪人を手に入れたキンターマン組の勝ち。

続いて第5ハッスルでは、巨獣ボブ・サップが登場して、ハッスルのエースと呼ばれるHGに豪快なパワーボム葬!

メインハッスルは、高田総統の化身“ザ・エスペランサー”の登場! 相手は小池の旦那こと坂田亘だ。

さすがにザ・エスペランサーの入場シーンは息を呑んでしまうほどにカッコ良い! 役者が違うね。

試合が始まると不気味で静かなBGMが流れはじめる。エスペランサーの殺気を表しているBGMなのか!?
しかも不用意にエスペランサーに近づけば必殺のレーザービターン!の餌食になってしまうという始末の悪さ…。
このレーザービターン!は人間の目には見えなく、的を外せば会場のどこかが大爆発してしまうほどに威力があるのだ…、恐るべし。

坂田の攻撃はすべてエスペランサーに吸収されてしまい、坂田が大ピンチ!

すると!? 花道に妖精のエイコが現われて、
エイコ『レーザービターン!を私に撃ちなさい!』

エスペランサーは『邪魔だ!』と言わんばかりにフルパワーでレーザービターン!をエイコに発射してしまう…。

すると愛のチカラは鋼よりも固いのか、レーザービターンが反射されたのだ!

ザ・エスペランサーの体からは大量の緑の血が流れだし、総統の化身は宇宙の塵とともに消えてしまった。

そんな感じのハッスルオペラでした。

グランドフィナーレはハッスルの花道を坂田亘と小池栄子がまるで結婚式をあげているかのように肩を寄り添って歩くシーンです!

これぞラブ&ハッスルの微笑ましい最後のシーンでした。めでたし、めでたし。

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ハッスルマニア速報

ハッスルマニア速報

ファイティング・オペラ
『ハッスル・マニア2007』横浜アリーナ大会

〈メインハッスル〉
●ザ・エスペランサー vs 坂田亘○

妖精エイコのレーザービターン返しでザ・エスペランサー破壊!

〈セミハッスル〉
●インリン様・モンスターボノ
vs
○天龍源一郎・RG〉

母親がKOされて、ボノ『バーブー、パパに言いつけてやる…』 グレート・ムタ再降臨か?

●HG vs ボブ・サップ○

ノアの秋山をも一発でマットに沈めたパワーボムがHG炸裂!

●ケロロ軍曹 vs スコット・ノートン○

子供たちのヒーロー『ケロロ軍曹』声援虚しく負ける。

●島田二等兵・ジャイアントバボ
vs
○グレートサスケ・海川ひとみ

ひとみん、1年前の雪辱果たす!

○キンターマン・クロダーマン
vs
大谷・モンスター゜C●

凶器はマーク・ハントだった!

観衆12500人

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2007年11月23日 (金)

プライド魂が復活する!

消滅した総合格闘技『PRIDE』が大晦日に帰ってくる!

その名も『やれんのか!大晦日!2007』だ!

ジェイミー・ポラック代表によって解雇という憂き目を見た旧PRIDEスタッフたちが一夜限りの大晦日復活祭をブチ上げたのだ。

問題の資金面は、PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードルが所属する新興格闘技団体『M-1 GLOBAL』がバックアップして開催されるようだ。ヒョードルの参戦も決定している。

場所はプライドの聖地さいたまスーパーアリーナ!
『PRIDE』の名は消えても魂までは消えやしない、プライド全開! そんな興行になりそうだ。

大会統括本部長の高田延彦氏によれば、『10年目の区切りとファンに対してのケジメの大会』という一夜限りを強調したが、M-1 GLOBALのモンテ・コックス代表は『プライドの魂を引き継ぐ』と表明しているという。

もちろん、M-1にはプレ旗揚げという位置付けと、来年夏の日本進出という野望があってのこと。
連続開催は期待できない。

でもオイラは継続を期待しつつ、プライドの最後の雄姿を観に行きますよぉ!
大晦日は同じさいたまスーパーアリーナで午後1から『ハッスル祭り!』も開催されるので、理不尽極まりない高田モンスター軍総統『タカダだぁ!』にもみんなで会いに行こうよ!

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2007年11月22日 (木)

コンパクトな街づくりと巨大ショッピングセンターは相反する?

『コンパクトなまちづくりが高齢者に不便?』

これは今月末に施行される改正都市計画法によって、地方都市にもたらされるであろう影響のことだ!

21日付けの日経流通新聞の1面に『ショッピングセンターの建設に抜け道、買い回り大変』という記事があったので何事かと読んでみると、

そもそも改正都市計画法の趣旨は、高齢社会・人口減少社会にむけて、地方都市の機能が拡散しないように街をコンパクトに整備して、中心地の外側にできる大型ショッピングセンターなどの延べ床面積1万平方メートル超の商業施設を規制するのが狙い。

だが分割申請という手法で別々の商業施設を隣接させることで巨大ショッピングセンター群を建設することは可能らしいのだが、商業施設と商業施設の間にそれなりの幅の道路を敷地内に造ることを要求されるらしいのだ。

道路で分断されることで施設どうしの一体感がなくなるので敷地内の移動が難しくなる。まして高齢者にとっては不便極まりないという結果になってしまうのだ。

青森市に建設中の某ショッピングモールは約6万平方メートルの敷地内に食品スーパーとホームセンターと他の商業施設が道路で3分割されてしまう『モザイク型SC』という形態のショッピングセンターが誕生する。

金沢市に建設中のショッピングモールは約9万平方メートル超の敷地を確保していたが、道路で10分割されることで営業面積が本来の事業計画よりも狭くなってしまうとのこと。

そのほかにも、主要道路の沿道に商業施設を点在させるロードサイド型SCなども法施行後には想定される。

この改正都市計画法が良いか悪いかは別にして、高齢化への対応という趣旨とは大きく乖離した現実が待っていることは間違いないようだ。まして道路で分断するという運用の仕方はかえって高齢者には危険な買い物の場所とはならないだろうか。

オイラは思う。
『コンパクトな街づくり』を重視するのなら、法律の抜け道は許さない。
『高齢者にとって便利』を重視するのなら、巨大商業施設を道路で分断しない。
街づくりって難しいけど、コンパクトと巨大は相反するものなのだろうか?

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2007年11月21日 (水)

ルノーのスパイ問題でアロンソの去就は?

やっとのことで燃料の温度規定に関するレギュレーション問題にFIAの裁決が下されて、晴れてキミ・ライコネンのワールドチャンピオンが正式に確定した。

さぁ、ストーブリーグのはじまりだ!と、いきたいところだけど、まだ1つ、問題が残されている。

それはルノーのスパイ問題だ!

昨年、マクラーレンからルノーチームへと移籍したエンジニアがマクラーレンのチーム情報を移籍時に持ち出して、今季型ルノーマシンの技術開発に使用したという疑いがあるのだ。

今年の9月になって、マクラーレンはこの事情をFIAへ通告し、来月中にはFIAがルノーチームに調査へ入ることになる。

ルノーチームもスパイ事実を認めており、エンジニアを処分してデータはすべて削除されているという。ただし、スパイ情報をマシン開発に使用したという事実は否定した。

この構図はマクラーレンのスパイ事件と同じで、今季、マクラーレンはFIAから110億円超の罰金を課され、全コンストラクターズポイントを剥奪されている。事実上、コンストラクター部門のタイトルをフェラーリに明け渡した。
しかも、来季1年間はFIAにマシン設計を監視されるペナルティー付きだ。

同じような処罰がルノーチームに課されるかはわからないが、ルノーの来季型マシンが監視される可能性は無きにしも非ずとなるだろう。

考えてほしい、F1は知的財産の固まりであって最先端技術の固まり。その世界で働く技術者もドライバーもそれらを扱いながら新しい場所へと移っていく。昨日いた仲間は今日ライバルチームにいる。技術情報も移動する。

そんな流動的な世界なのだ!

つまりは、不正に得た技術情報を利用する側も悪いし、持ち出された側にも極秘情報を管理できなかった責任があるといえよう。

オイラはスパイに関しては両成敗が原則だと思っている。

それなのに現状は訴え得になってしまっている。マクラーレンのスパイ判決で得をしたフェラーリ。フェラーリはトヨタにもスパイ疑惑を突き付けて勝訴している。
ルノーのスパイ疑惑ではマクラーレンが得しそうだ。だってマクラーレンから移籍するフェルナンド・アロンソはルノーへ移籍する可能性が高いでしょ? ルノーがFIAの監視下に入れば日々の開発が遅れてしまうので戦闘力は衰えるだろうし、そもそもマクラーレンによるアロンソの移籍潰しと勘ぐりたくもなる。

結局、一連のスパイ騒動だけど、ファンにしてみれば面白くない。スパイうんぬんなんてモータースポーツの外のどっか遠くの方で争ってほしいと思う。ましてポイントの剥奪なんて論外で、ファンの楽しみを奪うだけ。F1レースに一喜一憂したいのだ!

それにしても、FIAは政治的すぎるね。バーニーの引退発言も控訴審への政治的圧力になっているし…。

あーあ、いい加減にしてくれ!である。

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2007年11月18日 (日)

さあ、ゲームをしよう。 ソウ4

ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』の第4弾『SAW4』を観てきましたよぉ!

前作でジグソウは死んだ…。
でもゲームは終わらない、ですか!?

前作の『ソウ3』では、生前のジグソウことジョン・クレイマーを開頭手術する驚愕のシーンがあったけど、今回の『ソウ4』では死んだジグソウの脱け殻を検視解剖する超リアルな映像シーンから始まるので、開頭手術と検視解剖が連続している印象を与えられ、オイラにはジグソウがまだ生きているように見えてしまいました…。

もちろんジグソウは死んでいるのだけど、まるで死体が『オレを解剖してみろ!』とでも言いたいかのようにジグソウが生きて解剖台にのっているのです。

そして解剖医が胃の中を開けた瞬間、『さあ、ゲームをしよう。』という言葉が飛び出すのだ…。

ソウの世界では、“血”と“時”が常に意識される。
オマエは“血を流すのか”それとも“なにもせずに死を待つのか”の二者択一を要求される。
血を流すことで生きていることを感じさせ、時間を意識することで生きていることを感じさせるのだ。

それがジグソウの生命論なのだから仕方がない。

社会を捨て、常識を捨て、自分だけの創造世界で生きているのだから、この世界ではジグソウがルールでありジグソウが絶対なのだ!
そして死んだことでジグソウ哲学に崇拝者が生まれ、ジグソウに協力する。誰が協力者なのかも2以降のポイントになっている。

ただ、オイラには、座らされている男と吊されている男が誰と誰なのかイマイチわからなかったかなぁ。だって日本人が外人の顔を区別するのって、よほど有名な俳優でないかぎり難しいよね。それに吊されている男って、アイツなんでしょ?それもわかりずらかったかなぁ。

でも今回、ジョン・クレイマーの人間味が垣間見れたのが興味深かったし、ジョン・クレイマーが死んでもジグソウのゲームがエンディングを迎えないことがわかりました。

そもそもジョン・クレイマーはゲームのエンディングを用意して死んだのでしょうか?

あぁ、終わりなき無限地獄よ、何人の命を差し出せば、あなたの怒りは鎮まるのですか?

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2007年11月17日 (土)

ムンク展 極私的11月16日(金)

上野の国立西洋美術館で開催されている『ムンク展』へ行ってきました。

ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンク(1863-1944)といえば『叫び』が超有名で、その他にオイラが知っている作品といえば『不安』や『絶望』をときどき目にするぐらいか。

だから知らない世界に飛び込むようにワクワクしながらムンク展の門をくぐると、1番最初に目に入ってくるのが『吸血鬼』という作品で、女性が男性の首筋に噛み付いている絵だ。

へぇー、初めて見る作品だけど、ムンクの印象どうりかな。

次の作品を見ると吸血鬼の女性が立ち上がって男性が倒れこんでいる。タイトルが『灰』と題されているように、男性はすでにチカラ尽きているようだ。これは『吸血鬼』の次のシーンを描いたのだろう。

そう、ムンクの作品には連続性があったり関連性があるのだ。
それらを集めて並べた作品郡をムンクは“生命のフリーズ”と呼んでいて、フリーズとは建築用語で“帯状”という意味なのだそうだ。

順路を進んでいくと、ムンク展目玉の作品『不安』と『絶望』が目の前にあらわれてくる。
どちらの作品も、空が不吉な血の色に染まっていて、人々が真っ青な顔をしながらこちらへ向かって歩いてくる。
ここに今回は展示されなかった『叫び』が加われば、活動写真のようにシーンが連続して見えてくる。

まずムンク自身が何かの恐怖に顔を歪めて叫びだし、次々と大勢の人たちが顔を真っ青にしながら通り過ぎ、うつむきぎみに下を向いた男性が現われて、まるですべてを失なってしまったかのような表情で立ちすくんでいる。
そんな光景が見えてきそうな一連のムンクワールドだ。

オイラが気に入った作品は『赤と白』かな。白い服を着た女性が何か嬉しそうに海の方を見ていて赤い服を着た女性はこちらをまっすぐ見つめている。

解説を読みながら作品をじっくり見ていくと1時間はかかってしまうほどの作品の充実度。オイラは全作品を一巡して休憩した後、作品だけを早いテンポで見ながらもう一巡した。

金曜の夜は8時まで開館しているので、仕事帰りでもゆっくりムンクを堪能できますよ!

国立西洋美術館を出ると外はものすごく冷え込んでいる。お腹も減っていたので、運動がてら水道橋まで30分ほど歩いていって、そば屋『とんがらし』でナス天そばを注文した。

ムンク展 極私的11<br />
 月16日(金)

オイラなりにここのナス天そばの食べ方があって、まずは揚げたてのナス天が5つ入っているので3つを最初に食べちゃいます。揚げたてなのでサクサク感を楽しみ、そばを半分ほど食べたあとにスープを含んだふわふわのナス天を楽しみ、そばが無くなる寸前に最後の1つを楽しみフィニッシュを迎えます。これでお腹イッパイ、360円なり!

夜の8時からは大切なクライアント様の忘年会に誘われていたので、そのまま会場の赤坂へ直行。
乾杯のグラスは解禁になったばかりのボジョレー・ヌーボーだった。

今年のボジョレーの出来は、気候に恵まれたので香りの豊かさを味わえるのだそうです。

うん、確かにうまい!
でもオイラはワインよりも日本酒がいい、男は黙って『浦霞』でしょ!

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ついに3代目ベルトが新日マットに!

ついに3代目ベルトが新日
川崎のルフロンで行なわれた新日本プロレス 1.4東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 2』の公開会見&トークショーに行ってきましたよ!

トークショーに登場したのは、現IWGPヘビー級王者の棚橋弘至選手に、カート・アングルとのIWGP 3rdベルト奪回戦が決定した永田裕志選手、ボブサップ以来の巨獣アビスと激突する中西学選手、現IWGPジュニア王者で対TNA勢との対決が予定される田口隆祐選手、そして、12月の名古屋大会でIWGP挑戦権をかけて激突する中邑真輔選手と真壁刀義選手の6人が登場!

オイラのテンションはその時点でちょっと上がっていたんだけど、その場で東京ドームの追加カードが発表されたとき、ちょっとテンション落ちたかな…。

おそらく東京ドームのメインの試合は『カート・アングルvs永田裕志』の非公認のIWGP戦になるのだろう。

その試合自体は凄い楽しみな夢のカードなんだけど、流出した3代目ベルトは現王者の棚橋が取り戻すのが筋なんじゃないかな…。
オイラはそう思う。

3代目ベルトに関しては、昨年、ブロック・レスナーとの絶縁関係によってベルト持ち逃げ状態となっていて、6月のIGF旗揚げ大会『闘魂BOM-BA-YE』でカート・アングルがブロック・レスナーをマットに沈めたことによってベルトが移動されている。

そんな経緯もあって、ついに新日マットに3代目が姿をあらわす!って感じなのに、そのベルトを現王者が取り戻せないんじゃ話にならない!

新日の発表によると、TNA側がカートの対戦相手として棚橋ではチカラ不足だと判断しているみたいだけど、
オイラがみるに、親会社で大会スポンサーのユークスがカート・アングルvs永田裕志戦を実現させたかったんじゃないかなぁ?

だって、ユークスはゲームの宣伝効果が高いほうを選ぶのは当然のことだもん。
まぁ、決まったからにはユージに頑張って取り戻してもらおう!

トークショーではGK金沢とハチミツ二郎が永田にベルト問題を突っ込んでいて、

GK『3代目を取り戻したら、そのベルトどうするの?』

永田『王者にお返しする。まぁ、王者のプライドが許すかな? フフフ。』

永田らしい策士ぶり。
そのへんのトークが面白かった!

永田『3代目は印象が悪いのでいらない』とのこと。

その他の対戦カードは、
中西学vsアビス

IWGPタッグ選手権
バーナード・トムコ組vsスタイナーブラザーズ

2008年1月4日 東京ドームでIWGPの歴史にゴングが鳴る!

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2007年11月16日 (金)

燃料の温度違反問題で王者変更はあるのか?

約3週間、F1の07年シーズンが終了しているのに、F1ワールド王者が確定しないという異常事態が続いている。

事の発端は最終戦のブラジルGPでの出来事だった。
BMWとウィリアムズの4台がレース中に行なった給油の燃料に関して、レギュレーション違反があったという疑いをマクラーレンがFIAの司法組織に提訴しているのだ。

もしこの裁定が『重大な違反あり』となった場合、ブラジルGPで4位のロズベルグ、5位のクビツァ、6位のハイドフェルド、そして10位の中嶋一貴が失格となる可能性があって、7位だったマクラーレンのルイス・ハミルトンが4位へと繰り上がり、暫定王者のキミ・ライコネンの総合ポイントを2点上回わってしまう。
今現在、レース外の事情で王者が入れ替わる可能性が多少なりとも想定されているのだ。

誰もがこのようなレース外での王者の確定や変更を望んでいないのだけど、その反面、マクラーレン側の主張する『どのチームもレギュレーションの上では平等であるべき』という提訴の理由も理解できる。

ならば、FIA側が『シーズン終了後の順位の繰り上げはしない!』と言い切れば裁判の結果を待たずとも王者ライコネンが確定する話ではないのか。それぐらいのルールの運用はできるだろうに。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは『王者が覆えされることがあれば自分は引退する』と表明した。

なぜこの時期にそのような発言を言う必要があるのだろうか?
これは審議官への政治的圧力ではないのかと疑いたくなってくる。

よっぽどマクラーレンから王者を輩出したくないのか。あるいはGPMAへの制裁のつもりなのだろうか?

FIAの司法控訴審の裁定は近日中にも出される。

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船場吉兆と道路財源と米化する医療現場

『ズルイよなぁ…。』

船場吉兆のことである!
もはやオイラは賞味期限の改ざんぐらいでは何とも思わなくなってきたけど、今回の船場吉兆は改ざんというルール違反をパートの販売責任者の不祥事として片付けようとして、役員たちは知らぬ存ぜぬを決め込んで会見を開き、目前の危機を乗り切ろうとした。

その会見がさ、うさんくさかったもん。嘘まるだしのインチキがその時点ですぐにわかったもん。

最近はスーパーやファミレスなどでは勤続年数の長い経験豊富なパートさんを店長なみの職務に就いてもらうことがあるようだけど、そんな最前線で働くパートさん、しかも時給1000円そこそこで働くパートさんがラベルを改ざんしてまで利益なんて追求しないよな。

しかも船場吉兆の役員たちは軟禁状態でパートの販売責任者たちに口裏をあわせるように要求したという。

おそらくパートさんたちに『吉兆のために去ってくれ!』みたいな言葉で切り捨てしようとしたのだろうね。 当然、パートさんたちは『去るのは私たちじゃない!』と反撃を開始するようだ。
是非がんばってほしい。


『予算はすべて使い切る』

これは道路整備に使われる特定財源のことだ!
国交省は、今後10年間に道路の整備に必要な金額を、見込みの税収と同じ68兆円とし、道路特定財源は今後10年間は余らないので一般財源へは回せないと暗に示した。

こんなんでは小泉構造改革は骨抜きになる。
竹中・猪瀬コンビの道路改革はムダな道路は造らない。目指すは“道路ありきの政治”からの脱却だった。
そして安倍さんは財政再建のために道路財源の一般財源化を目指したが抵抗の激しさに断念し、余ったら一般財源へ回せることになった。

そして今回、道路特定財源は余らないとなった。

この国家財政の危機に道路だけ独り占めしていいものなのか?
こんなことを言うと必ず“地方の生活”とか“地方の景気”などの格差を持ち出す人たちがいるけど、所詮は、公共事業発の一時的な経済効果を求めているとしか思えないし、道路族たちは選挙のための実績にしたいだけでしょ。
まったく同じことが独法改革にも起きてるじゃん。

ほぼゼロ回答。すべて必要な独立行政法人です、だって。

こんなことなら、一旦、暫定税率を元に戻すようなショックがあってもよさそうだ! もし民主党が延長に徹底的に反対したら、『政治is道路 道路is政治』という政治のあり方が根本的に変わる可能性さえある。でも民主党ではムリだろうなぁ…。


『捨てるなぁ!』と言いたいが…

大阪府のある病院が治療費の払えなくなった盲目の老人を公園に置き去りにしたのだ…。

この病院は会見で謝罪し、マスコミはこの行動を非難した。

でも、ホントにこの病院を非難できるのか?オイラは疑問に感じる。

もちろん、置き去りを肯定できるはずがない。しかし治療費を払えない人に医療行為を続れば病院の経営が危うくなる。居られたら困るのだ。なら捨ててしまえ!となる。
この病院を非難するだけなら簡単だ。でも解決にはならない。

この現実はマイケル・ムーアの映画『シッコ』に描かれていて、国民皆保険制度のないアメリカでは日常的に置き去り行為が行われているようだ。
そしてついに日本にも、おば捨山みたいな現実がやってくるのだ。財産のない高齢者だけでなく、年令に関係なく所得の低い人は医療行為をあきらめなければいけない現実がある。

政治の世界では“高齢者にも負担を求める”は疑いようのない常識になりつつあるけれど、母親に捨てられた赤ん坊のように、病院に捨てられた患者を救護する施設を税金で作るしか人権を守れなくなるように思う。

そんな行き場のない世の中なんて、ただむなしいだけではないか…。

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2007年11月11日 (日)

新日『DESTRUCTION 』観戦記

新日『DESTRUCTION<br />
 』観戦記

今回の両国興行のみどころは、メキシコ修業から凱旋した後藤洋央紀のIWGP挑戦と、1.4東京ドーム大会で行われる対TNAの前哨戦だろう。

その他にも、G1の準決勝で肩の靱帯を損傷した中邑真輔の復帰戦や、メキシコへ失踪した井上亘の復帰戦など、充実したカードが発表されていた。

それなのに観客の入りが悪かったのはなぜだろうか…。 見たかぎりアリーナ席と升席はほぼ観客で埋まっていたけど、2階席はガラガラだったようにみえた。
主催者の発表では6500人。

しかも、期待されたTNAの選手1人が来日をドタキャンして、3試合予定されていた対抗戦が2試合に変更されてしまった。
これは興行の信用度として大きなマイナスだ!

こんなんで東京ドーム大会は大丈夫なのか?と不安に思ってしまうのだ。

新日が悪いのか、TNA側が悪いのか、そんなのは関係ない。 主催者は責任をもって発表したマッチメイクを実現させなければいけないのだ。

こういう事件が起こる限り、そのうち新日は両国国技館で興行ができなくなる。

そんな今回のメイン、IWGP戦は、壮絶な死闘だった!

戦前、挑戦者の後藤洋央紀は『チャライ奴は嫌い』と言って棚橋弘至に対して嫌悪感まるだし。公約は『闘魂ありきの新日本プロレスにする!』と言い放った。

対して王者の棚橋弘至は『チャラくて結構、我が道を行く!』と宣言し、前回同様に公約を『新しい新日本プロレスを目指す!』と応戦する。

この試合を別の言葉で例えるなら、棚橋の“純愛”と洋央紀の“闘魂”との戦い。もっと言うなら、棚橋の“新章創造”と洋央紀の“原点回帰”との戦いになる。

イデオロギー闘争? うん、面白いじゃないか!
相容れない2人が戦うからこそ、こっちも興味がある。

棚橋ってさ、王者としては弱々しいイメージがあったけど、永田裕志を破った10月のIWGP戦はエゲツナイ技を出してきたし、テキサス・クローバーホールドが抜群に光っていた! G1を制覇した為か貫禄もでてきたようにみえる。

同じく後藤洋央紀も大流血のすえに天山をマットに沈めて、変形デスバレーと昇天は威力抜群! 技に説得力があるし、何よりも勢いがある。

そんな2人の戦いは35分を超える死闘で、中だるみ感はまったくなかった。
序盤の牽制は緊張感があったし、中盤あたりのエルボー合戦と張り手合戦は観てる観客も燃えた!
それに棚橋も洋央紀も場外乱闘をうまく利用したように思うな。これぞプロレスって感じ!

ただ終盤になって、洋央紀は変形デスバレーの前に昇天を出してしまった。これがマズかったね。フィニッシュに困ったんじゃないかなぁ…!?
棚橋の場合も、棚橋がよく多用する回転式の丸め込みを洋央紀に読まれて、変な形のボム系で落とされたときには危なかった。

でも最後は棚橋のハイフライフローからのテキサス・クローバーホールドでキブアップ勝ち、防衛に成功!

うん、このテキサス・クローバーホールドが棚橋のフィニッシュホールドになれば頼もしい王者になるんじゃないかな!

オイラは大満足、すばらしいIWGP戦でした!

〈IWGPヘビー級選手権〉
○棚橋弘至vs後藤洋央●

〈中邑真輔復帰戦〉
○中邑・バーナードvs永田・中西●

〈NEW JAPAN Jr vs X DIVISION〉
●プリンスデヴィット・稔
vs
○センシ・“フォーリンエンジェル”クリストファーダニエルズ

〈GBH vs TNA〉
●矢野通vs“ウォーマシン”ライノ○

〈IWGPジュニアタッグ選手権〉
○TAKAみちのく・ディック東郷vs邪道・外道●

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2007年11月 9日 (金)

中嶋Jrが名門チームでフル参戦!

中嶋一貴くんのF1フル参戦が決定したようですね!

しかも名門ウィリアムズチームからの参戦というのだから凄いニュースだ!

ついに日本人がウィリアムズからフル参戦する日が来るのですね。

これは名将フランク・ウィリアムズの英断ですよぉ!
この人はチームを輝かせることができるドライバーしか起用しないので、トヨタのバックアップやF1での実績よりも一貴のポテンシャルの高さと将来性を選んだのだろう。
なんせ一貴は下位カテゴリーのGP2では新人賞を獲得してるわけだし、スポットのブラジルでもアロンソのベストラップを上回った。
10位完走は拍手ものだったもん!

ウィリアムズにはアロンソの移籍話もあったみたいだけど、揺れる他チームよりも真っ先に来季のドライバーを発表するあたりもフランク・ウィリアムズの決断のはやさをものがたる。
ニコも一貴もテンションが上がるはず!

これから一貴に求められるのは、ウィリアムズチームの常勝復活だろう。
ここ10年間、このチームからの王者は誕生していない。過去7人の王者を生み出したチームとしては氷河期が長すぎる!
97年のジャック・ヴィルヌーブを最後にチャンピオンチームを明け渡しているのだ。

かつて最強ハイテクマシンFW14ではレッド5と恐れられたナイジェル・マンセルが勝ちまくった。
アラン・プロストは最後のシーズンにウィリアムズを選択して王者として引退した。
アイルトン・セナはウィリアムズの速さに惚れて移籍した。

そんな歴史あるチームに中嶋一貴が加わる!
勝てるノウハウを知り尽くしたチームのコックピットに日本人ドライバーが乗り込むということは、日本人の念願だったポディウムの真ん中に日本人が立つ可能性もひろがることになるのだ。

あぁ、来季の開幕が待ち遠しいね!

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2007年11月 8日 (木)

超高層マンションで鉄筋不足?

超高層マンションで鉄筋不足?

千葉県市川市に建設中の超高層マンション『ザ・タワーズ・ウエストプレミアレジデンス』で鉄筋128本が不足していることが発覚した! そのため、10月11日から工事が中断されている。

問題があったのは、このタワーの25階から29階の鉄筋不足120本と30階の8本、計128本の鉄筋が不足していた。 住宅性能評価制度による評価機関の任意の検査によって不正が発覚した。

大手ゼネコン清水建設は補修したのちに工事を再開するとのこと。
このタワーが完成すると、45階立て、高さが160Mにもなる超高層マンションとなる。

あーあ、まったくヒドイ話ですね…。
施工ミスとのことですけど、専門家によると、そんなミスは有り得ないとのこと。そうなると、耐震不足(偽造?)がまた繰り返されることになってしまう。

散々、耐震構造が社会問題になって、そこに住む住人の金銭的被害や精神的苦痛が表面化したのに、今回のように単なる施工ミスで片付けていいのですかね?
オイラには意図的な法令遵守違反にしか思えない。

このタワーはJR市川駅南口の目の前にそびえ立つ、住むには最高の立地で、総武快速線で東京駅まで20分。一戸あたり平均約7000万円もするのだそうで購入者にとっては、まさかまさかの出来事でしょうね。

この場所は以前にアーケード商店街があって、市川駅付近で育ったオイラにとっては幼少時代の思い出深い場所だったりもする。

その場所に今後50年も60年も立ち続ける超高層マンションに鉄筋不足だなんて情けない話です!

この住宅業界に自浄作用ってないのですかね?
姉歯被告は2審でも懲役5年の実刑をくらっているし、つい最近も国交省から検査機関に天下りという報道もあったわけで、癒着構造はなくならないようです。

オイラ、ひさびさに問題のあった場所に行ってみました。
市川駅の南口を出るとツインタワーが目の前に現われて、右のタワーが問題の超高層マンションで工事現場の出入口は閉ざされている。左にもUR都市機構の超高層マンションが建設中で、こちらはダンプカーの出入りが行われている。

テレビのクルーがスタンバイ中で夕方のニュースにでも取り上げられるらしい。

これが経費削減という低レベルなニュースでないことを祈りたい…。

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ALWAYS、そこに昭和を思い出す。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』をみてきました!

オイラの感想は“一生懸命っていいな!”である。
これは前作から同じ精神で『今がんばれば将来は楽になる』という当時の人の想いが映画からもにじみ出ているように思うな!

物語は前作から4ヵ月後の昭和34年の春。
自転車の整備しか出来なかったロクちゃんがモーター付きの自転車を整備しているシーンから始まる(その前に三丁目が破壊されるシーンがあるが…)。

鈴木オートには新たな家族が仲間入り。
駄菓子屋を経営する茶川は生活苦からの脱出を目指して芥川賞受賞にむけて一念発起。

挫折あり、事件あり、そして涙ありの三丁目の住人たちの姿が描かれていて、映画を見終わると前作同様に『あぁ、夕陽が見たいなぁ…』って思わせる癒しの映画になってます。

今回は、完成した東京タワーや真上に高速道路のない頃の日本橋、今では更地になってしまった旧羽田空港のターミナルがVFXで再現されていて、人間模様や生活風景と同様にその辺もみどころ。

ALWAYS、そこに昭和を思い出す。

ちょうど当時は東京の風景が変わりはじめた頃なのかな。昭和33年に東京のシンボルである東京タワーが完成して、翌年には東京オリンピックの開催が決定して新幹線や高速道路の建設がはじまる。劇的に変わりつつある風景を間近に見ながら近い未来に希望を感じたのかな。

今はその頃の建物の立て替えがはじまっていて、新東京タワーの建設や東京オリンピックが誘致されている。

当時と背景が似ているようにも思えるけど、うーん、どうなのかな?

オイラとしては、新東京タワーの建設を見ながら『あれが完成する頃にはもっと時代は良くなる!』って思いたいけど…。

新東京タワーのことを調べてみると、建設費が400億円で、高さが610M、展望台は450Mのところにできるんだと。すごい景色が見られそうだね!
監修は安藤忠雄さんがするんだそうで、『傾くから散らばれ!』の心配はなさそう。

それと、いつしか銭湯ってなくなってしまいましたね…。
気がつくと風景が変わり、以前そこに何があったかを忘れてしまう。

あっ、意味不明だったオープニングシーンの意味が今になってわかった!

あれは続編を作るつもりがなかったスタッフが前作の撮影後に“鈴木オートの表札”以外は跡形もなく壊しましたってことなのね。

解りづらーい!

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2007年11月 3日 (土)

大連立と東京モーターショー 極私的11月3日

11月3日(土)文化の日
昨夜は政界がゆれた!
形のうえでは福田首相が大連立構想を密室のなかで小沢代表に持ちかけて断わられた。
一説によると、大連立構想の言いだしっぺは小沢さんだとも言われているけど…。まぁ、どちらからにしろ、オイラはぶったまげてしまいました。

どうも小沢さんと民主執行部との間で意思の疎通ができていないように思えるし、福田さんも再可決してまで新テロ特措法を成立させるつもりもないようだ。

確かに自自連立のときの小沢さんは影で政府を操った。そのおかげで、何本もの重要法案が成立した。本人は失敗だったと言っているけど、みごとに小渕さんを動かしたのも事実。

でも、当時の自由党と今の民主党では規模も立場も違いすぎるし、もしこんな大連立を結成してしまえば衆参は全与党化してしまう。
参院選の結果からみても、国民は二大政党制でのメリットを望んでいるのに、これでは国民不在もいいところだ!

各局トップニュースで扱っていたようですけど、そんな政界の下世話は無視して、オイラは『24シーズン6』を朝方まで見てました!

ジャックってさ、敵味方関係なく人を殺す時と生かす時との判断基準がよくわからなくない?
シーズン6でも仲間のカーティスを殺したし…。

シーズン7は撮影中のようですね!
キーファー・サザーランドの服役期間が撮影の障害になっているみたいですけど、年末年始に服役して撮影を間に合わすようです。

今日、オイラは『東京モーターショー2007』に行ってきました!

会場の幕張メッセはものすごい混雑ようで、目当てだった日産のGT-Rの狭い展示場は寿司ずめ状態でゆっくり見られず…。

ホンダのプレゼンショーは押すな押すなのパニック状態。目の前をアシモが走り去る姿しか見られず、目当てだったCR-Zは見てくるのを忘れてしまう。

話題のダイハツのプレゼンは確かに格好よいけど、ダンサーばかりが目立ってコンセプトカーがなんだかわからなかったかなぁ!?
まぁ、それもよし!

大連立と東京モーターショー

オイラはハーレーをずっと見てました!

また日を改めて行ってこようと思います!

夜はビールを飲みながらワールドカップ女子バレー、日本対韓国戦を見ました!

すごい盛り上がりようでしたね。荒木が大活躍するシリーズになりそうです!

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2007年11月 1日 (木)

短期決戦の鬼、落合監督日本一!

日ハムに雪辱を果たした!

中日ドラゴンズが53年ぶりの日本一に輝いたのだ!

この短期決戦、3球団を相手に、落合監督はまるで短期決戦の鬼と化したかのように1つの勝ちにこだわった。その象徴的なシーンが見られたのが、この日、8回までパーフェクトピッチングを続けた山井を交替させて岩瀬に繋いだシーンだろう。

ペナントレースでは有り得ない岩瀬の起用法が隙を封じ、クライマックス5連勝、日本シリーズ第2戦からの4連勝を導いたといってもよさそうだ。

中日は守備も完璧だった!
特に、荒木・井端のコンビは川相コーチ指導のもと、オレ流“野球は守備”を証明してみせた。

落合監督のスゴイところは、自らの選手時代の否定からはじめたところだろう。
監督就任時に『スターはいらない、補強はしない、チームの底上げ』を掲げた。落合博満こそがスターであり天才であり補強の取り合いで球団を渡り歩きた存在だったのに…。天性の感覚の持ち主が非理論なモノをいっさい捨てて、とにかく練習をさせまくったのだ。

大型補強にしても、横浜からウッズを獲得したぐらいで、居場所がなくなった中村ノリを拾ったぐらいか。

その2人が中日打線に重厚感をつくりだし、相手チームが嫌がる打線に再編成してみせた。

その中村紀洋が日本シリーズのMVPに輝いているのだ!

オリックスを自由契約となり、落合監督に拾われて育成選手として中日ドラゴンズに入団。

年俸400万円、出来高ゼロ、背番号205番からの再出発だった。

スポーツ新聞には『税金払えない、住むところがない、出来高もない』のナイ、ナイ、ナイ、と書かれてしまった…。

それがそれが、オープン戦で結果を残して1軍入り。終わってみれば日本シリーズのMVP男になってしまったではないか!

『野球がやりたい!』という一念が“再チャレンジ”の成功を導けたのだろう。

それもこれも、落合監督がノリを拾わなければ起こり得なかったこと。見抜いたところがスゴイ!

次はアジアシリーズですか!
とにかく、日本一おめでとう!


205番の再チャレンジ

http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/02/post_959d.html

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