ミッドナイトイーグルから愛を込めて…
今晩、映画『ミッドナイトイーグル』を観てきましたよ!
この映画、オイラが思うに邦画では今年1番の出来映えだったんじゃないかな! さすが雪山モノにはハズレがないし、何よりもスクリーンから醸し出される緊張感とスケール感がたまらなくよかったと思うな!
物語は北アルプス山脈に墜落した米軍ステルス爆撃機“ミッドナイトイーグル”に搭載された“あるもの”をめぐって雪山と東京で同時進行的にストーリーが展開していき、
東京では万策尽きた首相官邸。
雪山では武装集団に囲まれた主人公の戦場カメラマン。
国と、愛する人を守るため、大沢たかお演じる西崎優二が選んだ最後の手段とは!?といったストーリーです。
映像も自衛隊が全面協力しただけあって説得力があったし、楽しめました。
ただ、批判したい部分もあって、もうそろそろ核うんぬんの話は卒業してもいいんじゃないかなぁ…。ちょっと飽きてます。それにストーリーとしても、米軍が北の上空を核武装したステルスで飛ぶ必要性がどれほどあるものなのかも疑問に感じてしまう。
だって、米国と北は政治的には雪解けにむかっているし、六ヶ国協議では北の処遇を中国に丸投げしてしまっている。わざわざ核武装したステルスをシナリオの中の話とはいっても北へ飛ばしたいのなら、それなりの理由を映画の中で絵を描いてもよかったのかなぁ…って。
あと、玉木宏演じる新聞記者の落合が雪山で真っ赤な防寒着を着ていたけど、それを見ていてオイラは『いつまでそんな派手なものを着ているんだよぉ!?』って映画を観ながらツッコミ入れたくてウズウズしちゃいました!
まぁ、キャラ中心の日本映画が多いなかで、ひさびさにスケール感のある映画を観たような気がしますね。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (1)
最近のコメント