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2007年12月10日 (月)

ルノーの制裁不問について

『スパイ事実は認めるものの、ペナルティーなし!』

これはマクラーレンの車両技術情報を不正に所持していたルノーのスパイ疑惑に対して、FIAのモータースポーツ評議会がルノーに下した裁決だ!

裁決では『規則151条C違反は明らか』と認めながらも、制裁を科さない理由を『チャンピオンシップを左右するような技術情報がルノーの今季型マシンに盗用された明確な証拠はない』としてペナルティーを見送った。

黒判定しながらもペナルティーを科さないとは、どういったことなのだろうか?

同じ様なスパイ事件に関する判例として、フェラーリの技術情報をマクラーレンが不正に所持していたとして、罰金1億ドル、全コンストラクターズポイントの剥奪という重い制裁をマクラーレンに科し、さらに来季型マシンの車両設計に監視を付けるという制裁を科している。

今回のスパイ事件の裁決は先例を覆したといえそうだ。

なぜなら、この2つのスパイ事件を裁いた規則151条Cとは、モータースポーツのイメージダウンを引き起こすような行動に対する条項で、先例ではスパイ情報を保持していただけで規則151条Cに違反すると判断され、ペナルティーに関してはレース上、アドバンテージを得られないものであってもペナルティーは科されるべきものだ。と言って、スパイ技術を使用していないと主張したマクラーレンに制裁を科している。

ルノーへの制裁不問は、先例にも反しているし、規則の上での平等にも反してしまっている。

オイラの私見としては、
スパイ疑惑に対してFIAが制裁うんぬんを決めること自体ナンセンスな話であって、本来なら当事者同士で和解するなり産業スパイで裁判すれば済む話。なにもレースの結果を覆すような制裁をFIAが科す必要性はまったくない。ファンにすれば迷惑極まりない!

もっといえば、F1は知的財産の固まりであって最先端技術の固まり。その世界で働く技術者もドライバーもそれらを扱いながら新しい場所へと移っていく。昨日いた仲間は今日ライバルチームにいる。技術情報も移動する。

そんな流動的な世界なのだ!

その実情を前提にして、不正に得た技術情報を利用する側も、極秘情報を管理できずに持ち出された側にも責任があるといえよう。

FIAは事実確認に重点を置いて、スバイ疑惑に関しては両成敗を原則にするべきだ!

両成敗でないから訴え得になってしまっているし、チャンピオンシップを争ったマクラーレンは制裁を受け、中堅チームに甘んじたルノーは不問に付され、この2チームの制裁に矛盾が生じているのだから。

まぁ、これでルノーのF1撤退は回避されるし、アロンソの移籍も近日中には発表されるんだろうね!

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