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2007年12月12日 (水)

今年の漢字とプロレス大賞に異義あり!

『偽』

これは今年1年間の世相を漢字1字で表現する『今年の漢字』で選ばれた漢字だ!

でもさぁ、“ニセ”とか“ギ”と読む“偽”という字が本当に今年の漢字に相応しいのか疑問じゃない?

『偽』で思いつくニュースといえば、ミートホープなどの食品偽装事件や産地偽装に表示偽装、さらに今も続く耐震偽造問題もある。あとは社保庁のデータ偽装もあるか…。
政治家の領収証の改ざんもある意味“偽モノ”だし、中国の偽ドラえもんもマスコミがこぞって騒いだっけね。確かに、思い出そうとすれば限りがないほど『偽』が溢れている。

でもね、オイラが思うに、
今年ほど政治が混沌とした年ってないと思うんだよね。それに経済だって米国発のサブプライム問題が日本の株価を不安定な状況にしているわけで…。

これを『偽』という漢字で表わせるのか。

オイラだったら今年の漢字に『乱』という字を選ぶね!かっこ良いしね。

安倍首相の突然の辞任に政界も国民も大混乱してしまったし、参院選では民主勝利の波乱を起こした。その民主党も突然の大連立構想に党内混乱。渡辺の乱にタジタジ!

金融の世界も、年初では多くの経済評論家が株価の上昇を予想し、竹中改革が外国人投資家にも好印象を与えたにもかかわらず、サブプライムで安定感を失ってしまい、株価の乱れが日本経済の実態を隠してしまっている。こんな経済の乱れも『乱』の字があてはまる。

景気でいえば、改正建築基準法の運用に問題があって、建築業界が大混乱!大手ゼネコンが利益の下方修正を余儀なくされている。

こういった大きな問題を『偽』という字では表せない。

あっ、偽謝罪会見もあったね!

そういえば、今年の流行語大賞も意義あり!だったんじゃない?

『どげんかせんといかん』も『ハニカミ王子』も1年間の新語・流行語のインパクトととしては弱いし、誰もそんな言葉を使用してないしね。

やっぱり誰もが認める『そんなの関係ねぇー』と『品格』が相応しかったんじゃないかな。

トップ10に入賞した『大食い』 あれは意味がわかんない。

あんなの発表するぐらいなら、今年は不毛な1年だったので発表なし!ってほうがよっぽど良い。そうじゃないと、流行語大賞なんてますます無視されるだけじゃない?

こういった賞や発表は、世間をチカラづくでも納得させるか、世間を驚かすかさせないと、見向きもされずにそのうち話題にもならなくなってしまう。

まさに『何あれ…?』状態だろう。

オイラが今1番『何あれ…?』状態なのが、

東スポの『プロレス大賞』だ!

MVPがなぜ三沢光晴なの?
ベストバウトがなぜ小橋建太の復帰戦なの?

あのプロレス大賞の発表が今のプロレス界を表しているとしたら、プロレス界も不毛だねぇ…。世間に未来がないと思われても仕方がない。

でも、そうじゃない! 間違いなく未来がある!
選考委員はなぜプロレスに未来があることを世間に訴えないのか!?

桜庭がMVPに輝いたときは大議論に発展したし、世間までとはいかなくてもプロレスファンは注目した!

もしオイラが今年の選考委員だったら、

MVPは、HG&RG。選考会で怒られたら、2年連続で鈴木みのる。
ベストバウトは、棚橋弘至vs後藤洋央紀のIWGP戦。

これならプロレスファンは論争になるんじゃない?

騒いでこそ、意味がある!
今年の漢字も、流行語大賞も、プロレス大賞も、意味なしだ!

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