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2007年12月27日 (木)

まだまだ続く社保庁の『偽』

『延滞金11億円不正減額』

これは、全国の社会保険事務所が不正に行なった延滞金の減額総額だ!

今回発覚した改ざんは、105ヶ所の社会保険事務所が“収納率アップ”という実績をつくる為に、厚生年金と健康保険の保険料を滞納していた3337社に対して延滞金を減額するという不正な処理を行なっていた。

その総額が、平成17年と18年の2年間だけで10億8800万円にもなることがわかり、そのうちの3億2500万円は時効により徴収ができなくなっているという。

しかも、この偽りは国民年金の不正免除騒動で散々バッシングを受けていたときにひっそりとデータの改ざんが行なわれていたのだ!

有りもしない架空の差し押えを装ってデータを改ざんすることは決して許されることではないが、まだ保険料だけでも払ってもらいたい、という気持ちはわからないではない。本当にそうなら…。

ただ、発覚した不正はそれだけではなく、福島社会保険事務局管轄では、不正に徴収してしまった保険料を返還せずに別の会社の未納分に付け替えて事務処理していたというのだ!

これには恐れ入った…。きちんと払っている者がバカみたいに思えてしまうではないか!
いくら性善説に立っているとしても、こういった不正が簡単にできてしまうシステム自体ありえないだろうに。

まぁ、年金の着服・横領が簡単にできてしまう組織なのだから、データの改ざんなら朝飯前ぐらいの感覚なのだろうか…。

確か、社保庁職員による年金の着服・横領の総額がわかっているだけでも1億5000万円を超え、舛添大臣が『年金ドロボーは1人残らず牢屋に入れる!』と言ったのは今年の9月頃だったかな?その後、刑事告発はほとんどされず、その理由を『時効』や『社会的制裁をすでに受けている』とのことで事件は片付けられた。

まったく役人たちは司法裁判官にでもなったつもりなのだろうか!?

さらに今回、秋田社会保険事務局が被保険者に通知しなければならない過払い医療費の通知を行なわず、本庁には『通知漏れ、なし!』という虚偽の報告をしていたことも併せて発覚している。

隠蔽体質は今でも続いているようだ。

今回はたった2年間分の調査で約11億円相当の不正操作が発覚している。では今年はどうなのか?

過去の精算は政府の公約としてキッチリやってもらうとしても、現在進行形で不正が行なわれ、不正を見過ごしている現状では本末転倒ではないか!

まずは現時点での不正をなくす。それができずに2年後に、年金と健康保険事務がそれぞれ新組織に移行されても、新組織でも不正が行なわれてしまう、その繰り返しではないか。

だいたい、この時期に社保庁職員の退職者が急増していること自体おかしいのではないか!?
問題山積状態の今、なぜ辞めることができようか。国家の緊急時に総力戦を拒否するような集団では、新組織に清廉潔白さを要求することなど到底期待できるとは思えないのだが…、そう思うのはオイラだけなのだろうか。

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