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2008年1月27日 (日)

悪魔の理髪師と星野道夫写真展 極私的1月27日(日)

1月27日(日)

今週は世界連鎖株安にゆれた1週間でしたけど、オイラ的に気になったニュースといえば年金特別便問題ですかね。

21日付(月)の朝日新聞の1面によると、『ねんきん特別便』を受け取って社会保険事務所に訪れた人に対する窓口の対応に『裏マニュアル』なるモノが存在していて、その非公表のマニュアルには、記録が漏れている期間や会社名などの年金回復につながるヒントやキーワードを教えることを一切禁止していたという。

その理由を社保庁は『成りすまし防止』の為だと説明した。いまだに窓口に訪れた人を性悪説として対応するの?

ホント、呆れてしまう話だよね…。
しかも、この特別便は当初から不親切さが指摘されていたわけだけど、案の定その特別便の効果の薄さが実証された。

特別便を送付した48万人のうち返信が帰ってきたのが16万人、そのうち“記録の訂正なし”で返答した14万人を対象に記録もれ如何のサンプル調査をしたところ、連絡がとれた人の約4割に記録漏れが発見されたのだ。

舛添大臣は特別便の再送付を決めたけど、2億円の費用が余計にかかってしまうそうだ…。最初から理解しやすい特別便を作っていればよかったのにね。

さてと、今日は午後から映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観てきました!

主演ジョニー・デップ、監督ティム・バートンの話題作。
オイラの感想はというと、別にR指定にしなくてもいいじゃん!である。
カミソリで首をかっ斬って、人肉はミートパイの具材になるわけだけど、そのミートパイにする過程の描写はこれといってないわけだしね。

ただ、あれだけ真っ赤な血が強調されていれば、生理的にダメな人もいるかもね。

オイラは2時間の上映時間まったく飽きることなく楽しめた映画でした。ミュージカルという部分では抵抗があったのですけど、すぐにそんな抵抗はなくなって映画の世界に没頭して観ていたかな。

映画を観た後、TOHOシネマズ市川に隣接しているコルトンプラザで開催されている『星野道夫展 in コルトンプラザ』という写真展をみつけてしまった。

星野道夫さんは、アラスカの風景や野性動物の魅力をカメラにおさめる写真家で、96年に滞在していたカムチャッカ半島クリル湖畔でヒグマに襲われて急逝。

オイラは星野さんの生前のときのテレビ番組や追悼番組を見ていたので、星野さんの生き様はよく知っていたのですけど、オイラと同じ市川市出身とまでは知りませんでした! しかも、オイラと同じ八幡出身で小学校も同じ平田小学校だとは…。

今、市川のいたるところで星野道夫さんの写真展が開催されていて、オイラは市川市文化会館で開催されている星野道夫写真展『星のような物語』を観てきました!

入場料700円を払って入口をくぐると、まず目に入ってくるのが、こちらを見ている真っ白なゴマアザラシのかわいい写真だ!

この写真をよく見ると、アザラシの真っ黒な眼球にカメラのフラッシュが映っている。
おそらく、星野さんがアザラシに『写真、撮るね!』って話かけて、アザラシが『いいよ!』って信頼し合った瞬間の写真なんだろうなぁ…って想像できる一枚の写真。

もちろん被写体は野性動物なので、白クマや大ワシやフクロウは警戒感の眼差しでカメラを見ている。

それでも数ある白クマの写真の中には、だらしないオッサンがお腹を出して昼寝しているような無防備な白クマの写真があったりもする。

アラスカの風景の写真も凄くて、マグマのように燃え盛る夕焼け空や、星野さんのテントの上にひろがる真っ赤なオーロラの写真、まさに自然の一瞬がそこにはあるのだ!

『自然は強くて、脆い』
『自然での終わりはいつもなにかの始まりである』
『人間と野性動物の間には暗闇があるけど、白クマの領域に入りたい』

これは星野さんの言葉だ!

何年か前に見た追悼番組で亡くなる何日か前の星野さんがテレビカメラにむかって『ヒグマに襲われるのは恐くない!』と言っていたのを思い出した。

星野さんは野生動物との間にある暗闇を見てしまったのかなぁ…。

悪魔の理髪師と星野道夫写真展

ロビーには星野さんへのメッセージがたくさん贈られてました!

星野道夫ホームページhttp://www.michio-hoshino.com/

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2008年1月23日 (水)

世界連鎖株安について

23日、東京株式市場は若干の落ち着きを取り戻したのか終値で1万2800円台で取引を終えた。

前日には、750円を超える株価暴落で1万3000円を割る1万2570円まで株安が進んでいた。

米国発ともいわれる世界同時株安の連鎖をうけて、FRBは臨時FOMCを開催して政策金利を0.75%引き下げる年3.50%に緩和した。

このFRBの動きが的確だったか遅かったかは別にして手は打った。政治のほうも、ブッシュ大統領は1500億ドル規模の景気対策を行ないたいとのこと。

では日本は株安に対してどんな手を打つのか?あるいは手を打てるのか?

福田首相は『現状を冷静に把握してから…』と言葉を濁し、日銀は景気見通しを下方修正しつつ政策金利の現状維持を決めた。

渡辺金融相は日銀に対して『各国の中央銀行と連携をとって動いてほしい』と口を出したが、もともと0.5%しかないものをどうしろと言うのか…。うーん、政治の経済政策に策はないってことなのかな。

米国はリセッションの局面に入りつつあるようだ。

ジョージ・ソロスは、第2次大戦時以来の最悪の経済危機に直面している、との見解を示し、

IMFストロスカーン理事は、米国経済の減速を受けて世界経済は深刻な状況にある、との認識のようだ。

グリーン・スパン前FRB議長は、米国経済はリセッションの局面に入ったか入りつつある、との見解を示した。

そうですか…としか言えないけど、グローバル経済の不安定な状況に対して日本はなにも手を打てないという現実を思い知らされた感じがするねぇ…。

『金融の自由化』、一時期は『日本版金融ビックバン』なんて言葉が流行ったけど、
オイラが知ってる金融自由化とは、あらゆる規制を廃してルールを統一することによって、マネーが自由に、情報が自由に、競争が自由に行なえる世界的な仕組みだったはず。

そんな万能な仕組みが、サブプライム問題によって理論的に根本から破壊されつつある印象をオイラは拭えない。

現実的に年金の運用は大打撃を受けるはずだ。日本版401Kも同じ。それなのに経済財政相は『1国だけの問題じゃないから、今、どうこうすることは難しい』とはあまりにも情けない話ではないか…。

ともかく、今の株式市場に魅力を持てない。
さぁ、どうする福田首相!

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2008年1月20日 (日)

映画『シルク』極私的1月20日

1月20日(日)

昨日の夜はヨコハマ・ベイエリアで『薪能(たきぎのう)』という野外で焚き火をたきながら能楽を観るというイベントに行ったのですけど、そのせいかオイラは鼻風邪をひいてしまいました…。
でも伝統芸能の迫力がビンビンと伝わってくる素晴らしい舞台でしたよ!

それにしても、ここ連日、厳しい寒さが続いてますね。今夜夜半から明日の朝にかけて東京でも積雪があるようなので、防寒対策には注意しましょうね!

で、今日オイラは映画『シルク』を観てきました。

映画の舞台は19世紀のフランスと日本。
貿易商の主人公・エルヴェ(マイケル・ピット)は最高級の絹糸をつくる蚕の卵を買い付けるために、妻を残して日本へ旅立つのだが、そこで出会った東洋の美女に心を奪われる男の物語。

この映画を観ていてオイラが思ったのは、

『男って幻想に心をひかれてしまう、どうしようもない生きものなんだよなぁ…。』である。

そして気がついたときには、もう手遅れの現実が待っているのだ…。それが男の性である。

妻のエリーヌ(キーラ・ナイトレイ)は長旅の夫をひたすら待ち続ける。それも無償の愛で命を削ってしまう。それが出来るのは女だけである。

なんか悲しくなっちゃったよなぁ…。
だって、彼はいったい何を得ようとしていたのだろうか。

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2008年1月17日 (木)

テロ国会とガソリン国会について

給油活動を再開させる新テロ特措法が衆院の再可決を経てついに成立した。

再可決での法案成立はモーターボート法以来57年ぶりのこと。

与党が新テロ法を再可決という手法で成立させたことについて、民主党は『直近の民意を無視した暴挙だ!』と自民党の強行さを非難し、対して自民党は『憲法上の規定を行使したまでだ!』と一歩も引かない。

まぁ、どっちもどっち。というか、憲法上の規定といっても、衆院の3分の2以上の現有議席は郵政と構造改革をはやく実行してくれ!という民意の表れであって、他の予算関連や外交政策に3分の2条項を使うことは“権利の濫用はこれを許さず”と言っても言い過ぎではないだろう。
民主党も、直近の民意といっても、所詮、参院での選挙であるし、民意は民主党支持ではなく、国会に緊張感をもたせたい!これが民意ではないだろうか。

しかも民主党は参院での単独過半数をもたない。
これが民主党の現実で限界なのだ!

だって、新テロ法はたったの数票で参院での否決に成功したものの、民主の対案『アフガン復興支援法』は社民・共産の反対で委員会で否決されてしまっている…。

これでは口先ばかりで実現能力がないと言われても仕方あるまい。まして小沢代表は反対票も投じないで棄権してしまっている。これでは話にならん!

明日からは通常国会が始まる。民主・山岡国対委員長いわく『ガソリン国会、ガソリン解散』と位置付けて実行部隊まで結成した。

ただ、民主党には租税特措法を廃止に追い込むチカラはない!

しかも廃止することで欠如する2.5兆円の歳入をどこから創りだすのかを逆に問われてしまう。

私見としては、この国の財政が厳しいなか、抜本的な税体系の改革抜きにガソリン税の暫定税率を先行して廃止することは無茶で無責任な話だと思っているけど、道路特定財源をすべて道路に使い尽くす、10年間はお金は余らない、というのなら話は別だ!

国民感情としても、今の生活を少しでも楽にしてほしいという願いで、ガソリン税の廃止には世論調査で約7割が賛成している。

まずは、やるべきことをやってほしい。
15日の東京新聞の1面に、国交省所管の財団法人『高速道路交流推進財団』が本来の任務を終えたにもかかわらず存続し続けて、今では天下りの温床になっているという。

しかも、この財団はサービスエリアにある施設を高速道路会社に約380億円で売却し、それを独自で運用。運用益は地域振興に使われた。でも地域振興はこの財団がやる必要はまったくないのだ!

やるべきはイチ早く解散するべきだろうに…。
やらずして租税特措法の延長など容認できるはずがないのだ!

さて、民主党は暫定税率の廃止に一枚岩でいられるのか? これが一番あやしいのだ!

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2008年1月12日 (土)

『新風〜みぃかじ〜』 極私的1月12日(土)

『新風〜みぃかじ〜』
1月12日(土)

今日から3連休ですね! 正月ボケが抜け切らないオイラにとっては恵みの連休です。
しかし連休初日の今日は、雨がぱらつく肌寒い天気なので少し残念です…。

そんな連休の初日、急遽オイラは当初の予定を変更して、ある場所に行くために会社の後輩夫婦を強引に誘って昼過ぎに出かけた。

そのある場所とは、『琉球國祭り太鼓』というエイサー団体の新年公演が行なわれる中野ZEROホールです。

以前、四谷祭りに遊びに行ったときにエイサーの実演をしていた琉球國祭り太鼓を偶然に見て、その感想をブログで書いたら、昨日、琉球國祭り太鼓のメンバーの方から新年公演があることを連絡してくれたのだ。

こう見えてオイラは誰からのお誘いにも断らないことをモットーにしている人間なのだ!だから当然行くことにした。

新春公演は昼と夜の2回あるので夜の部に行くことにした。中野ZEROホールに到着して当日券を購入、1人2500円なり。前売りだったら2000円でよかったのか…。

16時にホールが開場されると、あっ!という間に満席状態になる人気ぶり。
それもそのはずで、1度このパフォーマンスの高い創作エイサーを目にすれば、すぐにハマってしまうのだ!

今回の新春公演のタイトルが『新風』と書いて“みぃかじ”と読むのだそうで、新しいことにチャレンジするという意志が込められている。

うん、うん、その心意気、気に入った!

琉球國祭り太鼓のメンバー構成は20代が中心になっていて、エンターテインメントを十分に意識したパフォーマー集団なのだ。男女関係なく空手やカンフーのような型で動きながら、パーランクーという琉球太鼓を力強く打っているので格好良いし迫力がある!

舞台の後方には、のぼりを高々と掲げていて、大旗の真ん中には“心”と書かれている。
メンバーはざっと50人近くはいるので、10人ぐらいの演目もあれば、全員出てきて盛大に賑わう演目もあって飽きないのだ!

演目の途中には、ナマハゲのように狂暴な獅子舞が登場してくるのだけど、この獅子舞がかなりトリッキーな行動で予測不能。お尻をフリフリしながら歩いてみたり、急にすばやい動きで観客を威嚇したり、床に体を擦り付けたり、風太くんのように二本足で立ち上がってみたり、太鼓打ちに甘えてみたりと、目が離せない奴です。

オイラは以前に書いたブログの記事で、この獅子舞のことを『お前はグレート・ムタだろ!?』って書いたけど、きっと琉球國祭り太鼓の成長とともに、この獅子舞は毒霧を吐く。間違いない!
しかも今回の公演では、このグレート・獅子舞が2匹もいました。

あぁ、1時間半の公演だったけど楽しかったぁ!
会場の出口のところに5人のチビっ子のメンバーがいたので、オイラたちがチビっ子たちに『君たち、元気だね。』って話かけたら、声をそろえて『うん、げんきぃー!』だって。(そりゃ、元気だよ。だって、君たちがファンタジーな空間を創りあげているんだもん!)

中野の『ゆきだるま』でジンギスカンを食べながら、一緒に観に行った後輩の奥さんがオイラに『今日は楽しかったね!』と言ったけど、いつも楽しい!の間違いでしょ?
だいたい、今日は君が1番楽しんでいたじゃないか。最後のほうで舞台にあがってエイサーを踊っていたのは誰だよ、BEGINの音楽を聴いて涙ぐんでいたのは誰だよ、まったく…。

でも楽しかったね。

琉球國祭り太鼓ホームページhttp://www.matsuridaiko-kanto.com/

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2008年1月11日 (金)

年金減額問題について

『年金記録を訂正したら、年金が減額された?』

これは、今月9日の産経新聞の1面に取り上げられていた消えた年金記録に関しての新たな問題点だ!

新聞によると、年金の記録漏れを発見した個人が社会保険事務所で訂正手続きを済ませたら、もらえる年金額が減らされてしまった、というケースがあるのだとか…。

しかも、年金額が減るのなら『記録は訂正しない!』と職員に言うと、訂正手続中の段階では記録を元に戻すことはできないと言われてしまったという始末の悪さだ!

一般的には、記録漏れを訂正すれば年金額は増額する。ただ、ごく稀なケースで年金額が減額する場合があるという。

その1つには老齢厚生年金の中高齢特例が減額を引き起こす原因となっていて、昭和60年3月31日まで施行されていた旧厚生年金制度では、老齢年金の受給資格を得るために必要な加入期間を現行よりも短い20年を要求していて、さらに生年月日が昭和26年4月1日以前生まれの人たちは段階的に加入期間が15年から19年の間で年金が受給できた。

もし年金の加入期間が15年でみなし特例で年金を受給している人が新たに5年分の年金記録が発見されて、その発見された記録の報酬月額が著しく低かった場合には年金額を決定する標準報酬月額の平均も下がることになるので年金額も減ってしまうことになる。

この減額の件に関して社保庁は『年金記録の訂正は本人の納得なしには訂正できない』と記録をそのままにすることも良しと判断したようだが、ならば末端の社会保険事務所の職員になぜ伝達できないのか?

それに消えた記録を訂正あるいは統合できなければ、“最後の1件まで”と公約している国家の政策に不具合が起こるだろうに。

まずは社保庁と各社会保険事務所は国民の既得権を第1に考えなさい!
まして自分たちの無責任さが年金不信を招いているのに、なぜ国民の年金額を減額できようか。それこそ既得権の侵害だ!

国費評は自分たちの既得権を頑なに守ってきたのに国民の既得権はまるで無視。正しい記録どうりに年金を平気で減額するなんて呆れて言葉がでません。

さらに今日の毎日新聞には、標準報酬月額を訂正して減額になったケースが6件あること報じていた。
無論、厚生年金の標準報酬月額の記録にもミスがあることが指摘されているのだ。

まったく仕事に“心”がない!

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2008年1月 4日 (金)

IWGP 3rdベルト帰還せず!

IWGP 3rdベルト帰還せず!

『レッスルキングダム2 in 東京ドーム』観戦記

新日本プロレス vs TNA全面戦争と名付けられた1.4東京ドーム大会。この大会の大一番は永田裕志がカート・アングルの保持する3代目IWGPベルト奪還を賭けた『ベルト争奪戦』だ!

昨年末、IGF有明大会『GENOME2』では永田の同胞・チームJAPANのケンドーカシンがカート・アングルとの一騎打ちで敗れているが、カートの情報収集はバッチリできたと自信満々の永田。

その研究成果が実ったのか序盤は必殺アンクルロックをかわし続ける。

それならと、カートはあまり試合では見せないフィギュアーフォーで足殺しに撤し、まさかの永田大ピンチに!

永田が動けないとみるや、第2のまさか、カートのムーンサルトプレスが炸裂する!

ここはカウント・ツーでキックアウト。

ここからは永田がキラーへと変身し、腕殺しで反撃開始。カートの左腕に集中してアームブリーカー&重爆キックで動きを封じると、必殺のナガタロック2がリング中央でガッチリきまる!

カートはタップの意志表示をみせるものの寸前で思い留まり、永田の足首を掴んでナガタロック2をアンクルロックで返すという超人技に場内ア然!

永田も負けてない。アンクルロックをスルリと受け流したら再びナガタロック2、そしてナガタロック3へ!

カートの真っ赤な顔は顔面蒼白へと変わり、勝負ありとみるや永田がカートの胸板へとキックをたたき込み、最後の一発でジ・エンド!

この瞬間を待ってましたとばかりにミドルキックをキャッチし、そのままアンクルロックへ!しかもボストンクラブ状態で締め続けられた永田は、無念のギブアップ負け!

あと一歩までアメリカンヒーローを追い詰めたがベルト奪還ならず…。

『ムタ、7年8ヵ月ぶりに新日へ降臨!』

大晦日にハッスルのリングに登場してファンタジーファイトを魅せたムタは、4日後にストロングスタイルのリングに登場! 相手はムタ離脱後にデビューした後藤洋央紀だ!

後藤は昨年の後半に天山と真壁をたて続けに撃破し、棚橋とのIWGP戦では激闘を披露した新日の未来そのもの。

『ムタの世界には引きずり込まれない』との宣言どうり、ムタの入場中に奇襲攻撃するという禁じ手で先制攻撃に成功する!

しかし、新日の未来の攻撃はナントここまでだった!
あとは“ムタワールド”へようこそ!である。

ムタは1度見た後藤独特の動きに反応して、ドス黒い緑の毒キリを発射! 視界を失った後藤にシャイニング弾が炸裂、瀕死状態で大の字で倒れた後藤に必殺のムーンサルトプレスで勝負あり!

完璧のスリーカウントで、新日の未来をごちそうさま。そのまま魔界へと消えてしまった…。ムタ、恐るべし!

〈IWGPヘビー級選手権〉
●棚橋弘至vs中邑真輔○


〈IWGP 3rdベルト争奪戦〉
○カート・アングルvs永田裕志●

〈Generation of chaos〉
○グレート・ムタvs後藤洋央紀●

〈IWGPタッグ選手権〉
○バーナード・トムコ組vsスタイナー・ブラザーズ●

〈IWGPジュニアヘビー級選手権〉
○井上亘vsクリストファーダニエルズ●

〈野人覚醒・モンスター対決〉
○中西学vsアビス●

〈LEGEND vs VBH〉
藤波辰爾・○長州力・蝶野正洋・ライガー・AKIRA
vs
邪道・外道・TARU・近藤修司・●YASSHI

〈ハードコア・マッチ〉
●矢野通・真壁刀義vsチーム3D○

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2008年1月 3日 (木)

箱根駅伝と武蔵野太鼓 極私的1月3日(木)

1月3日(木)
明けまして、おめでとうございます。

お正月はいかがお過ごしでしたか?
オイラの正月はというと、危うく寝正月で三が日を過ごすところでした。カウントダウンをさいたまスーパーアリーナで過ごしたあと、そのまま明治神宮へ彷徨って朝を迎え、帰宅後すぐに熟睡に突入して起きたらすでに夜中でした。2日は朝方になって、やっと睡眠につけて、起きたら夕方でその後は真夜中のゲーマー。

そして今日の3日は、連れと会社の後輩とで川崎大師へ厄除けに行く約束をしていたので、ほとんど寝ずに朝イチで川崎に行ってきました!
たぶん約束がなかったら今日もずっと寝てたと思う。

でもさ、思い起こせば1年前の1月3日にも同じメンバーで川崎大師へ行っていて、ドライブしてたら国道1号で箱根駅伝にひっかかっているんだよね…。

たぶん1年前のブログの記事にも同じようなことが書かれてあるんだけど、午後は箱根駅伝を見送ったあと、川崎チッタデッラで和太鼓の演目を聴いてから、ラゾーナで買い物だったはず。今年もまったく同じ行動。

それにしても今年の箱根駅伝はまさかの波乱とでもいいましょうか、前回の優勝校・順大が途中危険ですもんね…。脱水症状って恐いですね。

我が母校の専大は、復路は良い走りをしていましたけど、やはり総合は定位置でした。

箱根駅伝・専大ランナー

オイラたちは9区の鶴見線の国道駅付近で応援してたのですけど、先頭の駒大が通過してから、だいぶ遅れて専大のランナーがやってきました。

総合優勝は駒大でした。

箱根駅伝を見送った後、川崎チッタデッラの中央広場で『武蔵野太鼓』の演目を聞きにいく。
うん、やっぱ、和太鼓の波動って闘争本能をビンビンと刺激するし、体に染み付いた厄が落ちてしまうような気分になれて縁起がいいよね!

箱根駅伝と武蔵野太鼓

それに武蔵野太鼓のみなさんは心底と和太鼓の演目を楽しんでいるし、常に観客に魅せる太鼓打ちを心がけている。自己満足の世界では、あの演奏はできない!

そして、男も女も関係ない。大人も子供も関係ない。和太鼓の前では誰もが侍なのだ!そんな世界を目の当たりにしました。

さぁ、明日から仕事始めの方もいるんじゃないですかね!?
オイラは明日も休みなんですけど、また1年間、なんとか頑張りましょうね!

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2008年1月 1日 (火)

最後のPRIDE『やれんのか!』でヒーロー誕生!

シビレタ…。
秋山成勲vs三崎和雄戦のことである。

クリーム塗布事件から丸1年、ヒーローからヒールに転身した秋山が『やれんのか!大晦日!』のリングでPRIDEの雄・三崎和雄に無惨のKO負けを喫したのだ!

オイラは『やれんのか!』を生観戦したんだけど、この試合だけは会場の雰囲気がまるで違った。

秋山が舞台に登場するなりプライドファンからの『大ブーイング』で秋山のクラシックの入場曲がほとんど聴こえないほど!

試合が始まると大『三崎コール』が沸き上がり、衝撃のKOシーンが訪れた瞬間、約3万人の観客のほとんどがスタンディングオベーションでガッツポーズ!

そして『秋山、ざまぁーみろぉー!』である。

オイラはKOシーンをビジョンで見た瞬間、体が固まって動けなかった…。だって、ビジョンに一瞬映しだされた秋山の鼻が陥没していたように見えたからだ。

凄い勝負…、というよりか凄い制裁で、凄い現実。

でも、これがPRIDEなのだ! HERO'Sにはない勝者と敗者の厳しい現実がPRIDEにはあるのだ。

FEGの谷川プロデューサーはこう言った。

『さいたまのプライドファンの勝利だ! さいたまが主役だった。』

もう、次の試合のヒョードルvsチェ・ホンマンの試合なぞ、あまりにも衝撃的すぎた勝負の余韻で集中して試合が見れなかったし、『あっ!』という間のヒョードルの技術勝ちである!
総合ではホンマンは通用しないことが証明されたかたちだ。

それでも元旦のサンスポの1面は桜庭である。
オイラは桜庭vs船木戦を見ていないので、なんとも言えないけど、大晦日に行なわれた多くの試合のなかで1番の激闘と観客の盛り上がりをみせたのは、PRIDE三崎による秋山制裁試合である。あとの試合はもうどうでもいいよ!

全試合が終わったのが23時50分頃。年越しの瞬間は吉田秀彦も現われて、総合格闘技の最高峰『PRIDE』は有終の美を飾ったのでした。

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