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2008年1月23日 (水)

世界連鎖株安について

23日、東京株式市場は若干の落ち着きを取り戻したのか終値で1万2800円台で取引を終えた。

前日には、750円を超える株価暴落で1万3000円を割る1万2570円まで株安が進んでいた。

米国発ともいわれる世界同時株安の連鎖をうけて、FRBは臨時FOMCを開催して政策金利を0.75%引き下げる年3.50%に緩和した。

このFRBの動きが的確だったか遅かったかは別にして手は打った。政治のほうも、ブッシュ大統領は1500億ドル規模の景気対策を行ないたいとのこと。

では日本は株安に対してどんな手を打つのか?あるいは手を打てるのか?

福田首相は『現状を冷静に把握してから…』と言葉を濁し、日銀は景気見通しを下方修正しつつ政策金利の現状維持を決めた。

渡辺金融相は日銀に対して『各国の中央銀行と連携をとって動いてほしい』と口を出したが、もともと0.5%しかないものをどうしろと言うのか…。うーん、政治の経済政策に策はないってことなのかな。

米国はリセッションの局面に入りつつあるようだ。

ジョージ・ソロスは、第2次大戦時以来の最悪の経済危機に直面している、との見解を示し、

IMFストロスカーン理事は、米国経済の減速を受けて世界経済は深刻な状況にある、との認識のようだ。

グリーン・スパン前FRB議長は、米国経済はリセッションの局面に入ったか入りつつある、との見解を示した。

そうですか…としか言えないけど、グローバル経済の不安定な状況に対して日本はなにも手を打てないという現実を思い知らされた感じがするねぇ…。

『金融の自由化』、一時期は『日本版金融ビックバン』なんて言葉が流行ったけど、
オイラが知ってる金融自由化とは、あらゆる規制を廃してルールを統一することによって、マネーが自由に、情報が自由に、競争が自由に行なえる世界的な仕組みだったはず。

そんな万能な仕組みが、サブプライム問題によって理論的に根本から破壊されつつある印象をオイラは拭えない。

現実的に年金の運用は大打撃を受けるはずだ。日本版401Kも同じ。それなのに経済財政相は『1国だけの問題じゃないから、今、どうこうすることは難しい』とはあまりにも情けない話ではないか…。

ともかく、今の株式市場に魅力を持てない。
さぁ、どうする福田首相!

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