父越え!中嶋一貴6位入賞
『オーストラリアGP決勝』
トラクション・コントロール・システムが使用禁止になると、F1レースはこうなりますよ!っていう想定どうりのレースだったかな。
スタート直後の1コーナーでパワーを有り余したマシンはタイヤが空転し、制御不能となったF1マシンはコースの外へと弾き出されてしまうのだ。
その1コーナーでの多重クラッシュを横目にスルスルっと通過したスーパーアグリの佐藤琢磨は一気に10位までジャンプアップだもんね!
これは痛快だよ。
だって、国際映像に映し出された琢磨vsマッサ、vsグロッグは、資金難でテストもほとんど出来なかったアグリが資金力豊富なF1マシンをブロックしている姿が世界中に流されるんだもの。これだからスーパーアグリは欧州で人気があるんだよね!
それに対してフェラーリはどうしたんだろうか…。特にライコネンは、この週末まったく良いところなし。
予選ではQ2中にマシントラブルに見舞われて、決勝では2度目のSC後にコバライネンとのバトル中コースアウト。これもTCS廃止による影響で、王者らしからぬミス。その後にもトヨタのグロッグとのバトル中にスピンアウト。ライコネン、どうしたの?
これでチカラ尽きたのか、レース残りわずかのところでスローダウン。まぁ、こんなレースもあるか…。割り切るしかない。
そして、今季からフル参戦、日本人注目のウィリアムズ・トヨタ・中嶋一貴は、
セーフティーカーが3度も投入される荒れたレースの中、父親譲りの納豆走行で入賞射程圏内にジワジワと入ると、
残り10周のところでBMWのクビツァに競り勝ち、
残り4周のところでフェラーリのライコネンがストップ、ついにポイント圏内の8位に浮上。
残り2周のところでブルデーのリタイアによって、7位でゴールイン!
レース後にバリチェロの信号無視違反で繰り上がっての6位完走。なんと開幕戦から3ポイントも獲得しましたよ、悟さん!
今季のウィリアムズは戦闘力ありとみた!
開幕戦を制したのは、ポール・ポジションを獲得したマクラーレンのルイス・ハミルトンだった!
やはり今季もこの男がF1サーカスを牽引する!
| 固定リンク
「F1 スーパーアグリ応援団」カテゴリの記事
- 琢磨に吉報届かず(2009.02.07)
- ホンダ撤退について(2008.12.07)
- ハミ、ワールドチャンピオン獲得!(2008.11.03)
- 決戦は最終戦へ!(2008.10.21)
- 波乱の富士、アロンソだけが輝いた!(2008.10.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント