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2008年4月16日 (水)

後期高齢者医療制度について

『新医療制度で大混乱!』

医療保険料の年金天引きが始まった。
いわゆる長寿医療制度に移行する75歳以上の人の医療保険料と、74歳以下の国民健康保険料が年金から天引きされる。

この降って湧いたように始まった長寿医療制度によって、年金を受給する高齢者や保険料を徴収する自治体が大混乱に陥っている。

だが、“降って湧いた”といっても、この長寿医療制度が成立したのが約2年前の小泉政権絶頂期のときで、まさに郵政の勢いのまま国会の多数で成立してしまい現在に至っているのだ!

それでも成立から施行まで2年の猶予があった。それなのに制度開始を前にして『保険証が届かない』『保険証とわからずに捨ててしまった』という問題が発生し、自治体では、年金から保険料を天引きする独自のシステムが間に合わず準備不足を露呈した。実際に『算定ミス』『徴収ミス』が続発し、制度そのものや年金天引きという徴収方法にも批判が噴出している。

さて、オイラの私見ですけど、

高齢者の医療費って年々激増していく待ったなしの問題だよね?現時点でも75歳以上の方の医療費は10兆円を超えているといわれている。団塊の世代が75歳になる2025年には25兆円超にまで膨らむ高齢者の医療費。

これを国保制度から分離するのが長寿医療制度なわけで、分離することによって高齢者の医療費を誰がどれくらい負担しているのかが明確になるので現状認識にはますます重要になろう。

そういった制度なのに、民主党の鳩山幹事長は

『うば捨て山』と言った。

この言葉の言い出しっぺが誰なのかは知らない。でも政治家が言う言葉ではなかろうに。こういう不謹慎な言葉が一人歩きして人々を混乱に陥れるのだと思う。なんせ世の中は倖田発言や産む機械発言で傷ついてしまうのだから、うば捨て山なんて言葉には立ち直れないよ…。

政府・与党はもっと罪深い。
福田首相は『説明不足だった』と謝罪した。でも、この新制度のことを福田首相をはじめ国会議員たちが忘れていたのだから説明もなにもあったもんじゃない。世の中がテロ特やガソリンで騒いでいた間に、厚労省はコソコソと普及活動に勤めていただけの話。今さら勉強会を開いたり、与党議員から批判が出ること自体おかしいのだ!

オイラは民主党のように廃止しろとは思わない。年金天引きがおかしいとも思わない。ましてムダの排除で穴埋めできるようなレベルの話では絶対にない。
だって、この新制度があってもなくても高齢者に負担を求めていることには変わらないのだから。

ただ、新制度の周知徹底を怠ったことを首相自身が認めたからには、保険料の負担が増える人には既得権侵害に対する保障があってしかるべきではないか。

そして福田首相は社会保障危機宣言を発するべきだ!
もはや国民皆年金、国民皆保険は有名無実で満足な医療も介護も受けられない、このままでは超高齢社会には打つ手がない、と。

そう言わないと、いつまでも問題の先送りのまま、有りもしない理想郷を求めるだけ。今回みたいに今まで何をしていたんだ?となる。時間はあるように思えても、覚悟と準備には時間がかかるのだ…。

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