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2008年5月31日 (土)

夏希ちゃんとランボー 極私的5月31日(土)

5月31日(土)世界禁煙デー

今日で5月も終わりですね。ゴールデン・ウィーク明けから、あっという間に月日が過ぎてしまったような感じです。

今朝は雨、テレビをつける。すると、船場吉兆の“ささやき女将”が、カメラの前でうなだれている姿が映し出された。

そう、先日行われた『廃業会見』だ!

オイラがこの不祥事のニュースを見て思うのは、
なぜ、一流の腕をもつプロの料理人が、経営陣のありえない業務命令に従ってしまうのか?ということ。

プロの職人を名乗るのなら、すべて自分の全責任のもと、物事を判断しなければいけない。いくら雇われていようとだ!

もっと言えば、船場吉兆自体が、料理を観賞用の芸術品として取り扱っていた。そこに問題があったように思う。

さて、今日オイラは、先日リニューアルオープンしたばかりの、

『ららぽーとTOKYO-BAY』へ、ぶらりと遊びに行ってきました!

Non Title 1

リニューアルされたのは南館。以前は“ららぽーと2”と呼ばれていた場所で、新たに105店舗がららぽーとの仲間入りなんだって。

ホント、きらびやかな世界だこと!

オイラはね、ここが『船橋ヘルスセンター』の頃から知っていて、ヘルスセンターが潰れた後にダイエーとそごうが出店してきて、百貨店とスーパーの間のちょっとした連絡通路がららぽーとだった。

だから、この変貌ぶりには驚いてますよぉ!

オイラが小6のとき、ここでハドソンの全国キャラバンがやってきて、オイラもゲーマーとして一発勝負した。

中・高のときには、数少ないデートスポットとして何度もやってきた。初めて社会人になったときには、会社の本社がららぽーと内の三井ビルにあった。

まさに思い出の地。

だから、ここへ来るたびに色んなことを思い出す。忘れていた思い出も、昔つき合っていた、あの子の顔も。なんてね!

今日も、懐かしさ半分、そして目新しさ半分で、ぷらぷらと買い物していると、センターコートに人だかりが!?

どうやら、リニューアルイベントで加藤夏希ちゃんのトークショーがあるようなのだ!

夏希ちゃんとランボー

夏希ちゃんは、ららぽーと内のショップでコーディネートした洋服について話してましたよ。朝10時から店をグルグルまわって選んでいたそうです。

オイラには、コーディネートのことはわからないけど、夏希ちゃんのかわいらしさはわかりましたよぉ!

あっ、そうそう。オイラは映画を観るために、ららぽーとへ来たのでした。

『ランボー 最後の戦場』です。

前作から20年、ランボーはミャンマーにいた!

大量虐殺を繰り返すミャンマー軍を、ランボーはたった数人の傭兵とともに戦う、というストーリー。

『これが男の仕事だ!』とか言いながら、マシンガンをブッぱなす!

うん、あの鬼のような血相が良いよね。

それに、映像がエグイよね。スクリーンの中で、いったい何人が死んだのか!?

90分の上映時間、オイラは凝視してスクリーンを見てましたよ。はい、オモロー!です。

前作のタイトルは、怒りのアフガン。9.11前の映画として、再度見て語りたい映画ですね。

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2008年5月26日 (月)

雨のモナコ、フェラーリのミスを誘う

フェラーリに異変!?

こうも跳ね馬がバタバタするレースもひさびさに見る感じがするね。

もともとフェラーリは、低速モナコを苦手とするチーム特性ではあるけれど、F2008は長年の短所を克服したマシンに仕上がったようにみえた。予選がそれを証明している。

それが決勝レースでは、ドライバーズミスの連発に加えて戦略ミスのダブルパンチだ!

ポールスタートのフェリペ・マッサは、序盤にサン・デボートでドライブミス。ここでBMWのクビツァにトップを明け渡してしまい、その後も、乾き始めた路面状況をチームが読み違えてタイヤ選択が遅れてしまう。これが戦略ミス。

王者キミ・ライコネンも、しょっぱなのスタートからミスを侵して、ハミルトンに先行を許してしまう。

その後もチームのレース規定違反が発覚してドライブスルーペナルティー。さらに、マッサと同じくサン・デボートでハイドロプレートでコースオフ。しまいには、2度目のSC後に4位を走行していたスーティルに追突してしまった。これは完全にブレーキコントロールシステムありきの人的ミスだ!

自滅どころか、1ストップ作戦で粘り強く走っていたスーティルのレースをも奪ってしまったのだ。

王者あるまじきミスの連続…。

フェラーリは本来、レース戦略を得意としたチームで、ライバルの動きを見ながら瞬時に最適の戦略をはじき出す。

それなのに、チームは刻々と変化する路面状況と相手チームの動向から目を背け、柔軟な判断が遅れてしまった。

結局、マッサの3位がやっとで、ライコネンは無残な入賞圏外に。

対して、優勝したマクラーレンのルイス・ハミルトンも、快走とは無縁だったように見えたけど、

ミスといえば、事故が多発したタバココーナーの衝突だけ。

緊急ストップ後は、戦略を見事に修正して、雨のモナコを制覇した!

これでハミルトンはドライバーズ・ポイントでトップに。そして念願だったモナコ初V

そして、唯一の日本人ドライバーとなってしまったウィリアムズの中嶋一貴が父親譲りの“納豆走法”で7位でゴール!

えっ!? 日本人がモナコで初入賞?

ちょっと意外な感じもするけど驚きはないね。ただ、中盤のファステストラップには驚いたね!

まぁ、タイヤと路面がイチ早くマッチしたわけだけど、『雨のナカジマ〜!』は違うよね。だって、路面の走行ラインはドライだったし、タイヤもドライだもん。

だから、『雨のナカジマ〜』は次回に持ち越しだけど、納豆走法には間違いない!

欲を言えば、ピット作業にミスがなければ…。

まぁ、結果がついてきたことが大きな収穫だね!

モナコGP決勝
優勝ハミルトン(マクラーレン)38
2位クビツァ(BMW)32
3位マッサ(フェラーリ)34
4位ウェーバー(レッドブル)15
5位フェテル(トロロッソ)4
6位バリチェロ(ホンダ)3
7位中嶋一貴(ウィリアムズ)7
8位コバライネン(マクラーレン)15

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2008年5月25日 (日)

晴海の祭と有明のハッスル! 極私的5月24日(土)

5月24日(土)
金曜日はめちゃくちゃ暑かったですね…。都内は午前中に30度を超えてしまったそうです。

今日は一転、くもり空。厚い雲に覆われている。暑さもいくぶん和らいだ。

そんな日ですけど、オイラは晴海埠頭で開催されている『東京みなと祭』へ行ってきましたよ!

この祭はね、1941年に東京湾が国際貿易港として開港したのを記念して毎年開催されているそうです。

晴海の祭と有明のハッスル!

晴海旅客ターミナル前の特設ステージでは、フラガールたちが踊っていたり、ブラスバンドが演奏してたりで、すごく賑やか!

埠頭には、東京海洋大学の練習船『海鷹丸』や、海底に溜まった土砂をしゅんせつする船『雲取(くもとり)』が係留されていて、一般公開されている。

海鷹丸では、学生が船の中を親切に案内してくれますよ。オイラなんかは操縦室のレーダー類に興味深々なので、学生さんに質問しまくった!

『レーダーの性能って…』とか、

『イージス艦の事故って…』って質問したら、学生さんは苦笑いしてたっけ、ゴメンね。

今日は風がちょっと強かったせいか、日本丸が帆を下ろしていたので残念。

日本丸

みなと祭の目玉はね、東京消防庁の消防艇による『水の消防ページェント』

海に浮かぶ消防艇から、赤・青・黄色・緑などのカラフルな色付き放水が天高くビュー!

小腹が減ったので、オイラはUSサイズの高カロリー“佐世保バーガー”を食べながらぶらぶら散策してました。

夕方からは有明コロシアムで『ハッスル・エイド』を観戦するので、晴海から台場の船の科学館まで無料の水上バスで移動。そして、ゆりかもめで有明へ。

有コロの入り口では、ビースト様がお出迎え?

戦う女神インリン様、逝く

ハッスル・エイドはですね、上半期の総決算みたいな興行で、

今回は、インリン様とボノちゃんの親子喧嘩の顛末や、

ボブ・サップに『マズイ、ボッタクリ、閉店ガラガラ』と風評被害を受けている坂田亘が店の権利を賭けて臨む一戦に、

鬼怒川三人衆を撃破してモンスターKこと川田利明戦に辿り着いたHGの一戦。

涙、涙のハッスル・エイドでした!

全試合が終了したのが20時過ぎ。外は雨が降っている。

うーん、この冷たい雨は、インリン様の涙雨か?

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2008年5月24日 (土)

戦う女神インリン様、逝く

『ハッスル・エイド2008』観戦記

どうして幸せって長くは続かないのだろう…。

思い起こせば8ヵ月前、“愛と美と戦う女神”ことインリン様と“魔界の戦士”グレート・ムタとの間に、ひとつの命が誕生した。

その名は、ボノちゃん。

インリン様はムタの血を継ぐ子を産んでいいものかと悩みながらも、

『生まれてくる子供に罪はない』

そんな想いでこの子を産んで育てる決意をしたのだ。

ボノちゃんは、そんな母親のいっぱいの愛情に包まれながら、すくすくと立派なモンスターへと成長していく。

ボノちゃんが『パパに会いたい!』と駄々をこねたときも、

『ボノちゃんが良い子にしてればパパに会えるよ』と言って、

ボノちゃんの為に、憎きグレート・ムタを魔界から呼び戻した。

でも、ボノちゃんはそんな母親にむかって、

『クソババァー!』

高田総統には、

『バーカ!』

ちょっとした反抗だった。

インリン様もつい、

『あなたを産まなければ良かったわ』

と言ってしまう。

『オマエがカッテに産んだんだろ!』

どこにでもある母と子のケンカ…、それなのに、なぜ、2人は闘わなければならないのか。リングで対峙した母親を前に、ボノちゃんはそう思ったろう。

インリン様の攻撃に防戦一方のボノちゃん。

『ボノの、いくじなし!』とインリン様は語りかける。

その言葉に反抗するようにボノちゃんはインリン様をコーナーポストに叩きつける。

あまりの衝撃に倒れこんで動けないインリン様は、トドメをさせないボノちゃんに対して『ママを越えなさい』とテレパシーで語りかける。

意を決し、動けない母親にダイビングボディープレス一撃!

無情のスリーカウントとともに、ピクリとも動かなくなったママに寄り添って『良い子になるから目をあけてぇー』と泣き叫ぶボノちゃんに対して、

『ボノちゃん、生まれてきてくれて、ありがとう』

『ママー、ひとりにしないで、ママー!』

さらばインリン様、さようならインリン様。

ファイティング・オペラ、親子愛の章・完結

〈インリン様ラストマッチ〉
●インリン様 vs ボノちゃん○

戦う女神インリン様、逝く

サップ『イザカヤ、ワタル、マズイ、ボッタクリ!』

坂田『…。』

サップ『ヘイテン、ガラガラ。』

〈負けたら“居酒屋わたる”の権利書剥奪マッチ〉
○坂田亘 vs ボブ・サップ●

〈HGが負けたらハッスル追放マッチ〉
●HG vs 川田利明○

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2008年5月21日 (水)

社会保障国民会議が試算した税方式について

消費税率 9.5%〜18%

基礎年金の税方式化に必要な財源を全額消費税に求めた場合、最大で消費税率が18%になるという試算を政府の社会保障国民会議が公表した。

この試算によると、現行の給付水準(6万6000円)を維持した場合、

税率は『9.5%〜』

現行の給付水準(6万6000円)にプラスして過去の加入歴分(満額で6万6000円)を加えた場合、

税率は『最大で18%』

社会保障国民会議が示した4つのパターンごとに、09年度と50年度の消費税率と、会社員世帯と年金受給世帯の負担増加見込み額をそれぞれシミュレーションしている。

この税方式化のポイントは、

年金保険料の未納者がいなくなるので、低年金・無年金問題が解決できる。しかし、すでに年金を払い終えた高齢者にも、さらなる負担をお願いすることになる。

企業にとっては、基礎年金への拠出部分がなくなるので約3兆円の負担がなくなる。

さて、なぜこの時期にこのような試算が発表されたのか?

政府にも有識者たちにも思惑があるのだろうけど、あまりにも唐突すぎるし、この数字自体にも疑問を感じてしまう…。

年金財源は、来年度から国庫負担が現行の3分の1から2分の1へと引き上がることになっている。ざっと、2兆3000億円の財源が必要になるのだ!

これは消費税にすると1%に相当する。

当然、政府・与党は財源を消費税で賄うことを折り込んでいる。

しかし、国民はその1%分の財源をどこから引っ張ってくるのかを議論してほしいのだ。そもそも、恒久的だった定率減税の廃止は年金財源の確保のためだったはずでは?

オイラは、いろんな形の税方式はあっていいと考えている。すでに現制度は限界にきているのだから。ただ、安易に財源を消費税に求めることは稚拙であるとも考えている。

そんなときに発表された社会保障国民会議の税方式には賛同できるはずがないのだ!

まったなしの状況であることはわかる。25年度には基礎年金の給付費は現在の1.5倍の28兆円が必要となり、50年度には3倍の56兆円が必要となる。

医療制度の財源問題だってあるし、消えた年金問題ですら解決の糸口が見えぬまま時間だけが経過しているのだ。

だが、踏むべき道を踏まずして、さらなる先にある長期的な展望など見えるはずがないのだ!

『2050年には、日本のGDPは現在の1.6倍になる』

これを前提に試算は作られているようだ。そんなシミュレーションが国民の選択肢の参考になるのか?

これを年金改革・社会保障改革だと言うのなら、猫でも犬でも思いつく。

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2008年5月18日 (日)

お神輿様のお通りだーぃ! 極私的5月17日(土)

5月17日(土)今日は日本ドナークラブが制定した『生命・絆の日』なんだそうです。
でも、中国四川省の地震では、多くの命が失われている。

死者が3万人にのぼり、いまだに1万人以上が生き埋めになっているそうです。さらに、ダムの決壊や伝染病などの二次災害の危険もあるのだとか…。

そんな一大ニュースに隠れるように、国会では『道路整備費財源特例法』が衆議院で再可決された。閣議決定との矛盾をどう説明するのですかね?

さて、今日オイラはいつもより早い6時に起きて、船橋海浜公園を1時間ちょっとジョギングをしてきました!

太陽がガンガン顔を出していたから、ほんのり日焼けしちゃったかな。

軽くシャワーを浴びたあと、錦糸町にあるTOHOシネマズで映画『少林少女』を観てきましたよ。

それほど期待した映画ではなかったんですけど、やっぱり大した映画ではなかったね。映像的には面白かったけど、結局、何を伝えたい映画なのか?理解に苦しむ。

感想? うーん、なんとなく面白い?ようなテレビ局の映画でした。確かにキャスティングは魅力的ですね!

午後はですね、浅草寺で開催されている『三社祭』に行ってきました!

お神輿様のお通りだーぃ!

100基以上の町内神輿が所狭しと浅草中を練り歩きながら『ワッショイ、ワッショイ、お祭りだーぃ!』

車や都営バスを止めて『ワッショイ、ワッショイ、お神輿様のお通りだーぃ!』だもん!

神輿最優先の世界です。

神輿がニアミスするときなんて大迫力、パワーとパワーのぶつかり合いですから!

日が暮れかかると、4基の神輿が雷門の前に集合して仲見世通りに突入だぁ!

三社祭

人をかき分けながら観音堂まで一直線。威勢よく『ヤァーッ!』と神輿を天に突き上げるのでした。

浅草、サイコー!

芸妓手古舞

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2008年5月16日 (金)

押上の夕日、新東京タワー 極私的5月16日(金)

今日は仕事で墨田区近辺をまわっていたので、

『新東京タワー』が建設される押上地区へ、ちょっと行ってみました!

場所は東武伊勢崎線業平橋駅の目の前で、隅田川に架かる吾妻橋や言問橋が近くにある。

きっと、水上バスにゆられながら見る新タワーのある景色は最高だろうネ!

工事の進捗状況を楽しみにしていたのに、いまだ更地状態だったのでちょっぴり残念。

押上の夕日、新東京タワー
(撮影 08年5月16日)

工事ボードを見ると、着工は7月のようです。新タワーの名称もそろそろ決定するのかな。

建築家・安藤忠雄さんが監修する革新的な新タワーなんだから、世界に通用する名前にしてほしいな。

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余命6ヵ月、あなたは何をしますか?

映画『最高の人生のみつけ方』を観てきましたよ!

この映画はですね、余命6ヵ月を宣告された資産家のエドワード(ジャック・ニコルソン)と自動車整備士のカーター(モーガン・フリーマン)が残りわずかな人生を悔いなく謳歌しようと二人旅に出るお話し。

いわば初老男性の青春映画ですね!

なんせ、家族の反対を振り切って病室を飛び出し、最初で最大の冒険を豪快に楽しみながらも心の中に葛藤を抱え、人生を振り返りながら語り合う。そんな素敵なヒューマン映画です。

原題は『THE BUCKET LIST』(棺おけリスト)といって、自分が死ぬまでに“やりたいこと”“見たいもの”“体験したいこと”を紙に1つひとつ書き出して、達成できたらチェックを入れていく。余命6ヵ月の2人が書いたリストには、

・スカイダイビングをする
・クラシックカーに乗る
・ピラミッドに登る
・最高の食事をする
・泣くほど笑う
・最高の美女とキスをする
・エベレストの頂上に行く、などなど無謀な項目も無数にある…。

死を目前にした初老2人が上空3000メートルから『ギャー』って絶叫しながら落ちていくシーン。あれは笑えたなぁ、アハハ!

でもね、この映画の本質は棺おけリストの実行にあるのではなくて、死の瞬間をどうやって迎えるのか、そこに焦点が当てられた映画のように思う。

自分の妻だった人を1番目、2番目…と呼び、家族よりもビジネスを優先させてきたエドワード。彼は娼婦の前で泣いた。

方や、人生のすべてを家族のために捧げてきたカーター。彼は最後の最後で大暴走してしまったけど、愛情のこもった食事を楽しみながら家族に囲まれて笑った。

無論、我が富豪人生を生きることも、我を抑えて辛抱強く家族のために尽くす人生もすばらしい!

たとえ間違ったと気付いても、いつでも挽回の道が残されている。この映画がそれを証明しているような気がする。

だって、死の宣告という最大のピンチをロスタイム人生という最大のチャンスに変えてみせている。それだけで十分じゃん!

さてはて、いかにこの2人は無謀とも思える棺おけリストを完結させて最高の人生を全うできるのでしょうか。ラストは感動ものですよ!

あぁ…、オイラは“やりたいことリスト”になんて書いていこうかなぁ!?

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2008年5月14日 (水)

アグリがいないグランプリ…

スーパーアグリと佐藤琢磨の姿がイスタンブールのどこにもないなんて、なんとも言えない虚しさを感じてしまうね。

あぁ、本当に撤退してしまったんだなぁ…と、つくづく思う。

こうなると、たった一人の日本人ドライバー、ウィリアムズの中嶋一貴への期待がますます大きくなる。

一貴よ、琢磨にかわって太陽になれ!

そんな日本人の想いを一身に背負った一貴だったけど、決勝は10秒ほどでレースを終えてしまったね…。無論、一貴が悪いわけではない。キングフィッシャー航空が飛んできたのだから仕方がない。後方スタートではよくあることだからね。でも、Q1敗退はいただけないよ。次のモナコでは太陽のように輝いてくれ!

決勝では、ひさびさにシルバーアローのマシンが目をひいた。ハミルトンは奇襲3ストップ作戦、コバライネンはオーバーテークの嵐!

でも、ハミルトンの奇襲3ストップ作戦は、ブリヂストンの浜島さんが強く提案したみたいだね。フジTVの中継でも、浜島さんが、ターン8での右フロント外側にかかるダメージを解説していたし、ましてハミルトンのドライビングスタイルを考慮すると、3ストップでハード選択以外の作戦はなかったみたい。

そんなピンチをチャンスに変えられるのがハミルトンの凄さで、3ストップ作戦にしたことで、ウィークポイントだったターン8をグリップ効かせて誰よりも速く走れたことがフェラーリの一角を崩した勝因だろう。

対して、フェラーリ勢は2ストップで、しかも、ミディアム・ミディアム・ハードを選択できるほど、タイヤにはやさしいマシン&ドライバーであることを証明した。

これもスゴイことだ!

もはやフェラーリを崩すにはエンジンを使わせる以外にはないだろうね。ここ数戦、フェラーリ勢はエンジンに負担をかけないように走れていたけど、ハミルトンが奇襲を仕掛けたことで、マッサもライコネンもプッシュせざるを得ない。こんなときにトラブルって発生するからね!

あと、このグランプリでは、ホンダのルーベンス・バリチェロが257戦出場の最多記録を樹立した!

これは、おめでとうだろう!

16年間もF1マシンに乗り続けたのだからね。唯一、アイルトン・セナを知る人物でもある。悲劇の日の前日には若きバリチェロも大クラッシュを演じた。

そんなバリチェロで思い出すのは、94年の初ポール獲得のときかな。

当時、弱小チームだったジョーダンに所属していたバリチェロにとっては、ポールポジションなんて夢のまた夢。そんなとき、予選の路面コンディションがウェットからドライへと変化し、最後にアタックしたバリチェロだけがドライタイヤで走れてポール・ポジションを獲得できたのだ。

本人は300戦出場を目指すようだけど、そろそろ琢磨にシートを譲ってもいいんじゃないかなぁ…!?

トルコGP決勝
優勝マッサ(フェラーリ)28
2位ハミルトン(マクラーレン)28
3位ライコネン(フェラーリ)35
4位クビツァ(BMW)24
5位ハイドフェルト(BMW)20
6位アロンソ(ルノー)9
7位ウェーバー(レッドブル)10
8位ロズベルグ(ウィリアムズ)8

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2008年5月 7日 (水)

奇跡のチームを僕達は忘れない!

みんなの想いが夢を叶える

そんな夢の詰まったF1チームに終止符が打たれてしまった…。

F1参戦39戦、最高位位、総獲得ポイント点、スーパーアグリF1チームはF1からの撤退を発表し、姿を消した…。もう、その勇姿は見られない。

30年ぶりに富士でF1<br />
 開幕!

あぁ、とても残念でならない。
こんな日が早かれ遅かれやって来ることは、みんな薄々と感じていたことではあったけど、それが突然やって来てしまった、って感じ。

独・自動車部品メーカー『ヴァイグル・グループ』との話が出てきたときには一筋の光を感じることが出来ただけに尚更ショックが大きいね。

鈴木亜久里代表が会見で、SSユナイテッドのスポンサー料の不払いが危機的な財政難を引き起こし、マグマ・グループとの交渉決裂が苦渋の決断を決意させ、ヴァイグルとの資本提携交渉はもはや時間切れだったと評した。実情もヴァイグルいかんに関係なく、ホンダがこれ以上の金銭支援も技術支援を出来ないというのが撤退を決意させた最大の理由だろう。

それでもホンダはよくサポートしてくれたと思う。SAF1は紛れもなくホンダのサポートなくして誕生しなかった。それにトルコGPのガレージにSAF1の機材を入れさせなかった張本人はホンダから命を受けたニック・フライだと言われているけど、
オイラが思うに、SAF1にこれ以上レースを続けさせて事態を悪化させたくないというホンダの親ゴゴロだと理解したい。

それでも私情として、SAF1の卒業レースが見たかったなぁ…。

佐藤琢磨も本当によく頑張ってくれたね!
1周6秒も遅い型落ちのマシンを辛抱強く走り続けて、着実に競争ができるマシンへと進化させていった。

そして、07年には開幕戦で予選Q1進出という最高のサプライズを演出してくれて、その勇姿を見たファンは大きな夢へのステップアップを肌で感じ取ることが出来たのです!

さらに、スペインGPで8位初入賞したときの琢磨のキラキラした笑顔は忘れることが出来ませんね!

そしてカナダGPでの驚愕のオーバーテーク・シーンを目のあたりにすることになるのです。
なんと、マクラーレンのフェルナンド・アロンソを直線勝負で豪快に抜き去ったではないか!

あの姿、絶対に忘れません。

そして“Born in Japan”の夢がいっぱい詰まったプライベートチームがあったことを忘れてはいけないね!

鈴木亜久里さん、僕達はこんなに一喜一憂することが出来ました。夢と奇跡を共有することも出来ました!

それだけで十分です。

ありがとうございました!

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2008年5月 6日 (火)

水上バスに乗って、アグリに乗って 極私的5月6日(火)

5月6日(火)みどりの日の振替休日

終わりはいつも突然にやってくる。
実質4日間だったゴールデンウィークも、そしてスーパーアグリF1の活動も…。

もう、スーパーアグリの雄姿が見れないと思うと、何だかとても寂しい。

オイラはね、ドバイの投資家がハッタリかましてスーパーアグリを安く買い叩こうとする交渉戦術で、アグリ側もそれなりのインテリジェンスを流しながら裏交渉を進めているのだろうと楽観視していたんだけど、現実はそんなに甘くないのか…。

あとは、どうゆう消滅のさせ方をするのか。これはホンダがアグリにする最後の勤めだろう。功績を称え、敬意をはらってアグリを消滅させてほしい。

さて、このゴールデンウィークはどこへ行っても混雑してましたね。
月島にもんじゃを食べに行ったら、どこの店も行列が出来ていたし、今日も品プリシネマで映画を観る予定だったのが満席状態。

映画はとりあえず諦めて、日の出桟橋から水上バスでお台場へ行くことにした。北風が強いせいか波が荒いし風も冷たい。デッキに出ると水しぶきがかかるけど、天気も景色もめちゃめちゃ良いので気分がいい!

オイラは水上バスに乗ると佐野元春の歌を思い出す。

『ある晴れた5月の午後、光に満ちた日の出桟橋…

水上バスに乗って、Sha la la la…』

うん、まさにピッタリの歌だ!つい口ずさんでしまう。

水上バスに乗って

お台場へは約20分、あっという間に到着する。

今日は『お台場学園』の最終日。フジテレビ前の特設会場では『GO-1グランプリ』という腕相撲大会をやっていたのでちょっとだけ見物。ステージ上では、丸太のような腕の持ち主が死闘を繰り広げている。すごい殺気だ!
大会を渡辺アナとゲストの金村さんと森下千里ちゃんが盛り上げている。

水上バスに乗って、アグリに乗って

朝礼台ステージでは『乙三(おっさん)』というバンドがライブ演奏をしている。トランペットとトロンボーンの音が5月の乾ききった空気を振動しながらビンビンと体に響いてくる。

うん、最高のパフォーマンスだ!

オイラのゴールデンウィークは、この『乙三』のライブが終わるとともに終わった。

乙三HP http://www.avexnet.or.jp/ossan/index.html

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2008年5月 4日 (日)

エイリアンの存在を検証せよ! 極私的5月3日(土)

5月3日(土)憲法記念日
船場吉兆またまた不祥事かぁ…。
石油元売りの便乗値上げねぇ…。

なんとも許しがたいニュースだこと。

特に石油元売りの監視は強めていただきたい。この円高のご時世に、3円〜7円の上乗せ分が適正なのかどうかを。

そういえば、理不尽な値上げって多いよね。オイラがよく利用するDVDのレンタル店は新作一泊料金が30円も値上がりして400円になった。これってどういうこと?

話はかわりまして、今日からオイラは4連休!

お台場の日本科学未来館で開催されている『エイリアン展 …モシモシ、応答ネガイマス。』を観に行ってきましたよ!

エイリアンの存在を検証せよ!

このエイリアン展の面白いところは、ロズウェルで捕獲されたといわれる宇宙人グレイや、映画『エイリアン』に登場したクイーンの人形が展示されているスペースがある反面、世界の科学者がエイリアンの存在を科学的に追求した学術的なスペースもあり、また、宇宙の音を聞きながら地球外生命体にむけてメッセージを送信できたりと、どんどん想像力が膨らんでいきますよ!

エイリアン・クイーン

特に、科学者が宇宙のどこかにあるであろう空想の惑星『オーレリア』と『ブルームーン』という名の星に、ある条件のもとに誕生するであろう生命体を創造して、その生命体の特徴を研究している。こういった研究を『アストロバイオロジー』と呼ぶのだそうです。かなり興味深いですよ。

いったい、知的生命体とは何なのか? そして、その“知的”の定義とは何なのか?

そんな疑問も問い掛けています。

そして、このエイリアン展を見た人は、こう思うでしょう。

『地球に生まれて、よかったぁ〜!』

地球

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2008年5月 3日 (土)

裁判員制度について

『精神鑑定の信用性に判決は拘束されない』『18歳でも死刑』

この言葉は“裁判員制度”を見据えた裁判官から国民へのメッセージだ!

前者が『夫殺害・切断事件』

妻が犯行時にPTSD状態であったことを被告側・検察側双方の精神鑑定医が認めているのにもかかわらず、東京地裁は鑑定結果を尊重しつつ“刑事責任能力あり”と判断して懲役15年の実刑判決を言い渡した。

この判断は犯行時に心神喪失状態であったかどうかについて、精神鑑定医の鑑定結果によらず裁判員独自が事件全体の状況をみて判断するもの、という裁判官からのメッセージではないか。

後者が『光市母子殺害事件』

犯行時が18歳の少年でも、死刑を回避する十分な事情がない限り死刑を適用する、というもの。

少年法は18歳未満の死刑を禁止している。だが、18歳以上の少年には言及しておらずグレーな部分であった。

それを広島高裁は元少年に死刑を言い渡して、25年前に確立された永山基準に捉われない判断を下した。

このことは9項目に当てはめて死刑か無期懲役かを判断するのではなくて、裁判員独自が個別事件の全体像や社会常識からみて量刑を判断するもの、という裁判官からのメッセージではないか。

1年後、来年の5月に、ついに裁判員制度がスタートする。裁判員は選挙人名簿の中から“くじ”で選ばれて、殺人や強盗致死などの凶悪事件を担当する。3人の裁判官と共に6人の裁判員が意見をそれぞれ言い合って量刑を決めていく。実際に最初の裁判員が出廷するのは夏頃になるそうだ。

キャッチコピーは『裁判員、誕生』に決まった。

ただ、誕生というプラスイメージに反して、素人の裁判員にどれほどの司法判断ができるものなのか?不安は残る。まして犯行時の心神状態を鑑定によらずにいかに判断するのか。多数決で死刑か無期懲役を分かつこともあるだろう。

最高裁長官は会見で『9人が意見を言い合って結論を出すのだから、自信を持って裁判員制度に参加してほしい。』とのチカラ強いメッセージを発してくれた。

ただ、同時に、『証言の真偽の判断は普通の人が日常的にやっていること』とも言う。

本当にそうであろうか。

“人を裁くこと”
“量刑を決めること”

もしオイラが裁判員に選ばれたなら、きっと最後まで迷うだろう。

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