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2008年7月31日 (木)

亀田興毅の挑戦状はシナリオ?

今日の東スポの1面に、

興毅TBSヤラセ乱入説』という記事が載っている。

どうやら、昨夜のボクシング『WBC世界フライ級戦』で、劇的な逆転Vを飾ってリング上で勝利者インタビューを受けている内藤大助のもとに、亀田興毅が忍び寄って王者・内藤に挑戦をアピールしたのがTBSの演出だった、という記事である。

この乱入時の映像はバッチリとテレビ画面に映し出されている。さらには、亀田が『次はオレ!』とアピールして、内藤が『ホントに!?』とビックリしている会話もマイクがひろっているのだ。

当然のように、勝利の余韻に浸っていた観客はブーイングの嵐。テレビで見ていたオイラも『??』といった感じ。

なんで亀田興毅がリングにいるの?である。

中継を放送したTBSには視聴者からの苦情が殺到して、TBSは『ハプニングだった』と弁明した。

もちろん、乱入がハプニングだったなんて有り得ない!

亀田興毅はTBSの要請を受けてサプライズを演じたのだ。

TBSは大晦日に『内藤vs亀田』戦を放送したい。興毅は弟・大毅のリベンジがしたい。まさに両者の思惑が一致する共犯関係なのだ!

これに激怒したのが協栄ジムの金平会長だ。金平会長は坂田の次期防衛戦にWBA1位の興毅を想定していた。でも、興毅の目には内藤しか映っていない。

それで興毅の乱入劇を『プロレス的だ!』と非難した。

そのプロレスはというと、リング上での出来事は、すべて計算された演出である。

『オイ、てめえ! オレと戦え!』とリング上で叫ぶ。王者も『オオ、やってやろうじゃないか!』となる。

その瞬間、勝利の余韻は消し飛んでしまう。

それを良し!とするか、許せない!とするかは、その世界に住む人が決めることであって、

ブーイング!するか、ヤレヤレ!と煽るかはファンの自由である。

もちろん、オイラはヤレヤレ!派だ。

オイラはボクシングをエンターテインメントとして見たい。内藤の生き様、亀田家の生き様が見たいのである!

最後にひとこと。追い込まれながらも、勝利を手にした内藤大助の姿に感動した!

その内藤大助が『ファンのためにボクシングがしたい』とも言った。

この内藤の言葉がすべてだと思う。

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