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2008年8月31日 (日)

武藤IWGP、全日リングでV2達成!

『プロレスLOVE in 両国 vol.5』観戦記

武藤IWGP<br />
 、全日リングでV2<br />
 達成!

IWGPが全日リングで初めて開催された!

王者は全日本プロレス社長・武藤敬司だ。もはや新日本プロレスに主導権はない。

しかし最後のあがきなのか、試合前の光景はまさに新日色!

リングアナもレフェリーも新日から派遣され、テレビ実況は辻ひとなり、解説は山本小鉄と東スポの柴田さん。垂れ幕には『俺たちは強い新日本プロレスが見たい!』と書かれている。

何よりここはG1の聖地、両国国技館だ。2週間前の熱気がまだ残っているのだ!

試合前にはIWGP選手権のファンファーレが鳴らされて、後藤洋央紀のコール時には“挑戦者”とは言わずに『G1クライマックス2008優勝者』とコールされる。対等扱いなのだ。

まさに至宝奪回の意気込みが感じられる。

それでも王者は絶大なカリスマ性をもつ武藤敬司。入場曲『TRANS MAGIC』が流れるだけで武藤ワールドへと引き込まれてしまう。そして華麗にリングイン。

試合は15分頃から急ピッチに動きだした。まずは後藤の必殺・牛殺しが武藤にヒット!

大ダメージを負った武藤に昇天も炸裂…、王者陥落か?

そしてG1決勝で真壁を破った昇天・改へ!

ここで武藤流“屁の突っ張り”なのか、逆に後藤を持ち上げてネックスクリューで形勢逆転!

後頭部からリングに落ちてフラフラになっているのを確認するや、シャイニングウィザードの雨あられ。

リングアナの20分経過のアナウンスと同時に、リングのド真ん中で武藤敬司がラブポーズをしている!

次の瞬間、渾身のシャイニング・ウィザードが炸裂し、間髪入れずにコーナーポストへ!

武藤敬司は観客の歓声とともに満天の月夜を華麗に舞って勝負ありだ!

新日にとっては無常のスリーカウント…。中邑でも後藤でもダメだった。

至宝奪回の次の一手はあるのだろうか…。

【IWGPヘビー級選手権】

○武藤敬司 vs 後藤洋央紀●

ムーンサルトプレスで王者防衛

【三冠ヘビー級選手権】

△諏訪魔 vs 太陽ケア△

60分ドローで王者防衛

[テンコジ vs VBH]

○天山・小島 vs 真壁・TARU●

【世界ジュニアヘビー級選手権】

○土方隆司 vs KAI●

王者防衛

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2008年8月26日 (火)

ミスの嵐、跳ね馬連覇に警報発令

初のバレンシア市街地サーキット『ヨーロッパGP』は、フェラーリのフェリペ・マッサ圧勝で終わった。

マッサのポールtoウィン&ファステストラップの完全レースだ!

でも、そんな圧勝劇よりも、フェラーリのドタバタ劇だけが印象に残ってしまった感がする。

まずは立て続けに起こった2度のピットミス。

ピット作業を終えたマッサを発進させた直後、ピットレーンを走行していたスーティルとあわやの衝突!

これは後方確認しないマッサにも責任があるし、スーティル通過後に発進させなかったフェラーリにも責任がある。

しかし、ライコネンのピット作業中の人身事故は明らかにピットクルーのミスだ!

フェラーリは今季からロリーポップマンに代えて、独自のピット信号を導入した。ドライバーは作業状況を信号で把握できるシステムになっていて、GOサインも信号で発っせられる。

そのフェラーリの新システムが裏目に出ているようだ。レース後、マッサの危険発進に罰金1万ユーロがフェラーリに課されている。

もっと深刻なのが、フェラーリエンジンの耐久性の低さだ!

前GPではマッサのマシンにエンジンブローが出た。2戦目のエンジンだった。

そして今回は王者ライコネンのマシンにエンジンブロー。こちらも2戦目のエンジンだ。

これはもう設計に落ちがあるとしか言いようがない。開幕戦から白煙を噴いたエンジンなのだ。もはや今季は騙しだましエンジンを使うしかないようだ!

このことはフェラーリのダブルタイトル2連覇に赤信号が灯ったことを意味する。すべてを失う可能性すらある。

歓喜と悲劇が同時に襲う、フェラーリ危うし…。

【第12戦ヨーロッパGP決勝】
優勝マッサ(フェラーリ)64
2位ハミルトン(マクラーレン)70
3位クビツァ(BMW)55
4位コバライネン(マクラーレン)43
5位トゥルーリ(トヨタ)26
6位フェテル(トロロッソ)9
7位グロック(トヨタ)15
8位ロズベルグ(ウィリアムズ)9

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2008年8月25日 (月)

星野JAPANについて

北京オリンピックが終わった。

日本のメダル獲得数は、

金9 銀6 銅10

アテネの金16個に比べると残念な結果だ。特に野球の星野JAPANはひどかった…。

予選が4勝3敗で、
準決では韓国に2対6で敗れ、
3位決定戦では米国に4対8で敗れ、

メダルの獲得はならなかった…。

これは星野監督の責任なのか!?

もちろん、投手の起用法には問題大ありで、全9試合もあったのに、ダル、マー君、上原という日本を代表する投手が消化不良のまま終戦してしまった。

まして、星野監督お得意のリリーフで抑え込むという勝利の方程式はまったく確立されなかった。

守備でもエラー連発で、恥ずかしいことに、3アウトをとったのに誰もベンチに戻らずに守備についたまま野球をしてしまう。こんなマヌケな野球を世界に見せてしまったのだ。

しかし、星野監督は真剣に金メダルを目指して目を背けずに戦ったのも事実だ!

むしろオリンピックから目を背けたのは日本の野球界ではないのか?だいたい、どこが最強メンバーなのか?

マスコミもいい加減なことを言うな!である。

そもそも、2016年の五輪で野球復活なんて誰も願っちゃいない。ペナントレースも大リーグも知らんぷりだし、マスコミだって、星野JAPANのメンバーが発表されたとき、トップニュースは野茂の引退報道一色だった。その後、連日のように星野監督はテレビに出まくって、しゃべりまくった。

気が付けば、スポットライトが当たっているのは闘将・星野仙一のみで代表選手に光が当たらない。それが星野JAPANの宿命だったのだ。

これなら四国リーグの選手だけを召集して石毛JAPANで戦ったほうが納得のいく結果を残せただろうし、選手にもスポットライトが当たったと思う。

でも、これは星野監督のせいではない。謝罪も必要ない。ただ、WBCは辞すべきだろう。敗軍の将は黙って去る。これが勝負の掟なのだ。

あぁ、野球。あぁ、ベースボール。現実的に、オリンピックでやる種目ではない。これでゲームセットにしよう…。

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2008年8月24日 (日)

『ねんきん特別便』について⑧

連載8回目の今回は、ねんきん特別便での共済年金の記載について説明します。

まず、共済年金の扱いについてですが、共済年金の加入記録は各共済組合が管理しています。基本的に、社会保険庁は共済年金の加入記録を把握していません。

ただし、H9年1月以降、共済組合に加入している人の共済年金の加入記録は社会保険庁でも把握しているので、ねんきん特別便には全期間が記載されています。

では、なぜ、社会保険庁が把握しているのか?

それは、6回目の連載で説明した『基礎年金番号制度』がH9年に導入されたからです。そのときに社会保険庁は、現役共済年金加入者の加入記録を共済組合から受け取って、基礎年金番号に統合しているのです。

逆に、H9年以前に共済年金の資格を喪失している人は、基礎年金番号に共済年金は統合されていないので、ねんきん特別便にも共済年金の記載はありません。

もちろん、年金受給にはなんら問題はありません。

なぜなら、共済年金は各共済組合から支給されますし、社会保険庁は年金裁定時に共済記録を把握し、基礎年金額を計算できるからです。

すでに年金を受給されている人のねんきん特別便には、共済年金の加入期間は昭和36年4月以降から60歳になるまでの期間が記載されています。これは基礎年金部分の期間になっています。

次に、ねんきん特別便の年金加入記録回答票への記入についてですが、

特別便に記載のない共済年金の加入記録は、回答票に記入しても記入しなくてもどちらでも結構です。

ただし、記入して返信することをお薦めします。

今のうちに基礎年金番号に統合しておけば、将来のねんきん定期便を見るときに自分の全加入記録が記載されていれば安心できますから。

回答票には、“もれがある”に○をつけて、共済組合の名称と加入期間を記入します。もし、共済年金の加入期間を覚えていない場合には、各共済組合から送付される加入記録のお知らせを見ていただくか、加入していた共済組合に問い合わせていただいて回答票に加入期間を記入します。

記入して返信していただければ、社会保険業務センターから各共済組合に加入記録の照らし合わせが行われて、1年程度で基礎年金番号に統合されます。

三共済に関しては、H9年4月に厚生年金に統合されていますので、昭和31年7月以降、すべて厚生年金の期間で記載されています。ただし、昭和31年7月以前の加入資格は共済年金のままになっていますので、ねんきん特別便には昭和31年7月以前の加入記録は記載されていません。

話はかわりますが、8月の中旬頃から、現役の国民年金の被保険者の人にも、ねんきん特別便が送付され始めます。国民年金で注意が必要なのは保険料の納付状況です。加入期間と納付済期間を注意して見てくださいね。

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2008年8月23日 (土)

あきたこまちの味噌たんぽ

8月23日(土)

麻布十番祭りをぷらぷら。

雨が降っているのに、露店の前は大賑わいですよ。

その数ある多国籍料理の中で、オイラ的MVP料理は、

秋田の名産あきたこまちのきりたんぽです!

あきたこまちの味噌たんぽ

炭火で焼いているので、熱アツ、かつ、パリッふわっ。味噌の風味がたまりませんよ。

この美味さで1コ300円は安すぎ!

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2008年8月18日 (月)

いまいちカレーとギョーザバーガー 極私的8月18日(月)

8月18日(月)
オイラの4日間の盆休みも今日が最終日です…。

別に遠出することもなく、北京オリンピックを見ることもなく、ダラダラと過ごしてしまいました。

そうそう、北京オリンピックといえば、男子100メートル金メダリストのボルトのコメントで『ワールドレコードにはこだわらない。』っていうのがあったけど、狙えるけどあえて狙いにいかないっていう発想は日本人にはないものだね。あれぞ狩猟民族的思考なんだろうな。

それに、おのれの肉体こそ最高の武器なんだと、まざまざと見せつけられた思いだ。

さて、今日オイラは星野JAPANカナダ戦を見ずに、『お台場・冒険王ファイナル』へ遊びに行ってきました!

1500円の1日パスポート券を買って、真っ先に『めちゃイケ海の家』へ!

お台場・冒険王

カオリのいまいちカレーを食べてみたかったのです。

だって、人んちのカレーの味って、ちょっと興味あるよね?

あと、どぜうモンのバカバーガーの中の『ぎょうざバーガー』はかなり美味かった!

ただ、1コ450円って高くない?

食後、フジテレビの球体展望台『はちたま』へ。ここに来るのって10年ぶりかな!?

いまいちカレーとギョーザバーガー

10年前って、アクアシティやデックスはまだ工事中だった。高所恐怖症のオイラが恐る恐る、はちたまから工事の様子を見ていたことを思い出したもん。でもまぁ、ここからの眺めはホント最高だね!

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後藤洋央紀がG1 制覇!

後藤洋央紀がG1<br />
 制覇!
『昇天・改』で勝負あり!

メキシコ遠征中にヘビー級の体に変身した後藤洋央紀が、帰国から1年も待たずして、新日本の祭典G1クライマックスを制覇するという快挙を成し遂げてしまった!

しかも、G1初出場初優勝というオマケつき。

この日の決勝戦の相手はGBHの真壁刀義。真壁お得意のラフ殺法、イス攻撃、チェーン攻撃に後藤の額がザックリと割れた。瞬く間に大量の血が吹き出して、後藤の顔は真っ赤な鮮血に染まってしまった。

この光景、昨年10月の凱旋試合・天山広吉戦にそっくりだ!

当時GBHのドンだった天山のラフ殺法で後藤は大流血に追い込まれながらも、必殺・牛殺しで凱旋試合を勝利で飾り、それだけでなく、天山を長期欠場に追い込んでしまったのだ。

それ以来、後藤は血をも恐れぬ野武士へと変身したのだ。

さぁ、次はIWGP挑戦だ!

8月31日、場所は同じく両国国技館で全日主催のIWGP戦が組まれた。後藤は武藤敬司に挑戦する。

その武藤は解説席から不適な笑みを浮かべながらスタンディングオベーションで後藤を見下した。これはIWGP王者の余裕の現れか?

あるいは、後藤がこの勢いのまま、IWGPベルトまで奪ってしまうのか!?

8月決戦はまだ終わらない。

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2008年8月17日 (日)

G1クライマックス2008 決勝戦

G1クライマックス2008<br />
 両国6日目

G1クライマックス決勝戦

○後藤洋央紀 vs 真壁刀義●

初出場初優勝!

〈Bブロック〉
○中邑真輔 vs 天山広吉●

中邑…8点
天山…2点

〈Aブロック〉
●小島聡 vs 真壁刀義○

小島…7点
真壁…8点

〈Bブロック〉
○後藤洋央紀 vs 永田裕志●

後藤…8点
永田…6点

〈Aブロック〉
●大谷晋二郎 vs 棚橋弘至○

大谷…7点
棚橋…4点

〈Bブロック〉
△川田利明 vs 吉江豊△

川田…7点
吉江…7点

〈Aブロック〉
●バーナード vs 井上亘○

バーナード…6点
井上…4点

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G1観戦 8月16日(土)

G1観戦 8月16日(土)
8月16日(土)

今日は、新日本プロレスの『G1クライマックス』を観戦しに両国国技館へ行ってきました!

アリーナに入るなり、ステージセットが幾分豪華になっていることにビックリ!

これはfieldsがスポンサーになったからなの!?

レーザー光線がビュンビュンと跳んでいたり、リングの上のほうでは、火が焚かれていたりで、かなり演出が凝っていた。

でも、ビックスポンサーがつく、ということは、スポンサーの意向を反映させないといけないし、招待券がバラ撒かれるということ。その証拠に、いつもとは客層が違う桝席のスペースがあったし、現にオイラも格安で購入した招待券で観戦していたわけで。

これはヤバイ兆候だよ!

なんせチケットの値崩れを引き起こしてしまうからだ。これぞデフレスパイラルじゃないの。しかも、チケットを売る努力をしなくても客席は埋まる。これではファン無視の経営になる可能性もあるし、ファン不在の興行になる危険もある!

まぁ、オイラとしては、最高の試合と、最高の選手と、最高の演出をリングの間近で見れれば、それでいいのです。

今日みたいに、目が釘づけになるようなIWGPジュニアタッグ戦、手に汗にぎる永田vs川田戦、世界が注目するカートアングルの登場、事欠かないG1ネタ。

そして、強い新日本プロレスを見せてくれ!

全試合が終了したのが21時頃。東京上空ではかなり激しい雨が降ったらしい。駅の方から総武線に遅れが出ているというアナウンスが聞こえてくる。急いで帰る必要もないので笑笑で飲んでいたら日付が変わってしまった。

帰宅後テレビをつけると、北京五輪の野球・日本vs韓国戦の宿命の一戦が行われて、星野JAPANは3対5で負けてしまったと報じていた。

あぁ…、最大の山場で日本は負けてしまったのだね。2敗は折り込み済みだとはいえ、韓国に負けるのは悔しい…。

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G1クライマックス2008 両国6日目

G1クライマックス2008<br />
 両国6日目

『G1クライマックス2008』観戦記

今年のG1クライマックスは最終日までブロック予選が続く為に、優勝者を予想するのは難しい。

6日目終了時点で予選落ちが決定したのは、

Aブロックでは棚橋、中西、井上の3人。

Bブロックでは天山と矢野の2人。

残りの選手は最終日の結果しだいで優勝決定戦へ進出する可能性を残している。

残念なのは、前年度覇者の棚橋弘至が5日目で脱落してしまったことだろう。わずか1勝での終戦だ…。やはり、春のニュージャパン・カップ&IWGP挑戦と全日のチャンピオン・カーニバルとの連戦が棚橋の膝に深刻なダメージを残してしまったようだ。その為に、必殺ハイフライ・フローが封印されてしまった。もはやジ・エンドだ!

この日、熱戦を繰り広げた小島vs大谷の外敵対決は30分時間切れ引き分けで、勝ち点が共に7。両者同点でAブロックの首位に並び立つ。最終日は小島が真壁と、大谷が棚橋と対戦する。

永田vs川田戦では緊急事態が起こってしまった。脳梗塞の疑いで一時戦線離脱していた永田裕志が、この試合中にも異変が!?

G1観戦 8月16日(土)

20分近い激闘の中、秋山を葬ったこともある永田の右ハイキックが川田の側頭部に直撃!
これで勝負ありか!?

しかし永田はフォールどころか、片膝をついたまま動かなくなってしまったのだ。立ち上がった川田がそのまま顔面蹴りで大逆転!

永田はタンカへ…。

これでBブロックは5人の選手が勝ち点6で並び立つという混戦状態だ。

〈Bブロック〉
●永田裕志 vs 川田利明○

永田…6点
川田…6点

〈Aブロック〉
△小島聡 vs 大谷晋二郎△

小島…7点
大谷…7点

〈Bブロック〉
○後藤洋央紀 vs 矢野通●

後藤…6点
矢野…4点(脱落)

〈Aブロック〉
○真壁刀義 vs バーナード●

真壁…6点
バーナード…6点

〈Bブロック〉
●天山広吉 vs 吉江豊○

天山…2点(脱落)
吉江…6点

〈Aブロック〉
●中西学 vs 井上亘○

中西…6点(脱落)
井上…2点(脱落)

〈G1スペシャルタッグマッチ〉
中邑真輔・○カートアングル vs
●棚橋弘至・AJスタイルス

〈IWGPジュニアタッグ選手権〉
○稔・プリンスデヴィット
vs
獣神サンダーライガー・●AKIRA

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2008年8月16日 (土)

聖獣バロンと魔女ランダ

聖獣バロンと魔女ランダ
8月15日(金)終戦の日

今日オイラは、門前仲町にある富岡八幡宮の例大祭に行ってきましたよ!

祭り気分だけ味わってすぐに帰るつもりだったのですけど、境内で1枚の演目告知のチラシをもらって気がかわった。そのチラシにはこう書かれている。

 陰と陽 天と地 善と悪

 世界を構成する二つが

 混沌の中を彷徨う

  深川バロン倶楽部

ふーん、深川バロン倶楽部とは、バリ舞踏とガムラン演奏を披露する団体のようだ。これはめちゃくちゃ興味があるので演目を見ることにした。

演目の開始は夜の8時、ガムランという青銅の楽器が境内一帯を不思議な音色に包みはじめるのです。ストーリーはよくわからないのですが雰囲気だけで楽しめます!

最初は女性10人ほどが優雅に踊りはじめ、そのあとに邪悪な雰囲気を醸し出した鬼らしきものが登場する。

すると俊敏に動く獅子がどこからともなくやってきて邪悪な奴らを退治する。

平和が訪れたのも束の間に、ヤマンバみたいな恐い魔物が登場してきて、獅子と対決するのです。しかし勝負は決せずに両者はもつれあいながら本殿の中に消えていくのです…。

どうやら、獅子の格好をした生き物がバリ島に伝わる善の象徴・聖獣バロンで、ヤマンバみたいな魔物が悪の象徴・魔女ランダ。人に災いをもたらす。

ランダがバロンにむかって『なつかしいなぁ〜』って甲高い声で叫びながら戦い始めるシーンは圧巻ですよ!

このシーンが演目のクライマックスで、ガムランの演奏も絶好調です。

両者の勝負が決しないのは、バロンとランダは表裏一体の関係だからだそうで、仮にバロンが負けたとしても、すぐに生まれ変わって永遠と戦いは続いていく。

 まさに終わりなき混沌の世界。

 理想もへったくれもない世界。

 光があれば必ず影もある。

 正義も悪も表裏一体。

あぁ、深いですねぇ!

1時間の演目でしたけど、最高に楽しかったですよ!

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2008年8月11日 (月)

東京湾大華火祭 8月10日(日)後半

お台場

8月10日(日)後半

ガチャピンに見送られながらフジテレビをあとにしたオイラは、そのままお台場ビーチへ歩いていく。今夜は東京湾の風物詩『東京湾大華火祭』があるのだ!

ずいぶん前だけど、この花火大会を晴海埠頭近辺で見たことがあって、そのときは座ってみることが出来ないくらいに混雑していて、まったく良い思い出がない!

それ以来、東京湾大華火祭はG1クライマックス決勝戦と同じ日に開催されているので、オイラが花火会場近辺に寄りつくことはなかった。そして久々の今夜でしたが…、案の定、大変な混雑です。お台場ビーチから潮風公園まで人ヒトひと…。

結局、お台場ビーチには人間2人分のスペースすらなく、女神像辺りで見ることになりました。

東京湾大華火祭 10日後半

だだ…、問題なのは帰宅のときです。ゆりかもめの台場駅は規制入場の30分待ち! 仕方なくテレコムセンター駅まで歩いていって豊洲で地下鉄・有楽町線へ乗り換える。ここでも豊洲で花火を見ていた人とバッティングして駅の構内へは規制入場でした。

あ〜ぁ、懲り懲りですな。

もし来年も行くとしたら、竹芝桟橋近辺で見ようかな!?

穴場を探しておかないとね!

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2008年8月10日 (日)

ケツァルコアトルスとガチャピン 極私的8月10日(日)前半

お台場

8月10日(日)
今日オイラは、お台場へ遊びに行ってきました!

フジテレビ近辺は『お台場冒険王』が開催されているので、人でごった返してますよ。

オイラも冒険王でおもいっきり遊びたいのですけど、また別の日にゆっくり遊びに来ることにして、今日は日本科学未来館で開催されている、

『世界最大の翼竜展』を観に行ってきました。

メインの展示物は、1971年にテキサス州で発見された世界最大の翼竜です!

ケツァルコアトルスとガチャピン

その名は『ケツァルコアトルス』 こいつはエイリアンのような細長く大きな目をもち、恐竜の肉をついばむ大きなクチバシ、ニワトリのような奇妙なトサカ、翼を広げると全長10メートルにもなる巨大な翼竜です!

しかも多少の距離なら四足歩行で地上を移動できるというクセモノで、白亜紀後期まで上空を席巻していたのだそうです。

このケツァルコアトルスの生態を日本科学未来館で学べます。復元模型は圧巻ですよ!

翼竜展をあとにして、フジテレビに行ってみると、こちらにも恐竜が!?

いや、ガチャピンでした…。

ガチャピン 1

こっちの恐竜は空手のパフォーマンスをやっていました。板を割り、極太の氷を一撃で砕いてしまう恐ろしい恐竜のようです。

でもさ、ポンキッキーって、まだやっているんだね!

同じステージにソフトバンクのCMでお馴染みの外人とマイク眞木さんがCDを出すそうで、1曲歌っていました。

GG眞木

やっぱり生歌はいいですね!

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北京五輪の開幕とシャマラン映画

8月9日(土)
ついに北京オリンピックが開幕しましたね!

開会式の様子をVTRで見ましたけど、まぁ〜豪華な仕掛けが盛り沢山で、莫大なお金がかかってますね。それに何百人もの演者たちの一糸乱れぬパフォーマンスにオイラは言葉を失いましたよ!

あのパフォーマンスをアッパレ!と感じるか、不気味…と感じるかは、人それぞれみたいだけど、

オイラが感じたのは、あれだけ規律のとれた機敏な動きを見せられてしまうと、デジカメ片手にダラダラ歩きながら入場してくる選手達がだらしなく見えてしまうのはオイラだけなのでしょうか…。

それよりも、国際映像に映し出された福田首相には呆れてモノが言えません。こっちは違う意味で言葉を失ってしまいます。

なんとも日本政府は毒ギョーザの新たな捜査情報を1ヵ月間も隠蔽していたという。首相も外相も高度な政治判断だと弁明しているけど、食の安全にかかわる情報ほど日本国民全員が共有しないとマズイはずなのに、そんな大事な情報を日本政府は隠してしまったのだ!

まったくナニが安心内閣だよ…、そんな内閣を誰が安心して信じるのよ!?

五輪の開会宣言が出された同じ日に、ロシア軍がグルジア制圧に動きだして空爆を始めたようだ。こちらは開戦宣言だ!
五輪協定なる自制心すら失ってしまっているのでしょうか。

さて、今日オイラは、映画『ハプニング』を観てきましたよ!

M・ナイト・シャマラン監督の最新作で、
ある日、突然と人間が次々と自殺してしまう…というストーリー。ある人は拳銃で頭を撃ち抜き、ある人はビルの屋上から飛び降りてしまう。

なぜか!?

このシャマラン映画の手法は、何かを強調したいが為に、その何かをあまり見せないようにする。

「ヴィレッジ」では“赤いもの”だった。赤いものを映像の中から排除することで、観客に赤いものを恐いと感じさせる。今回の「ハプニング」では“風”だった。風の存在そのものを恐いものと感じさせる。

でもまぁ、だから何なの?って感じで終わってしまうので、ラスト(結末)がよろしくないね。「ヴィレッジ」のときはラストシーンでズッコケてしまったけど、「ハプニング」ではズッコケることもできなかった。

映画の途中まで、オイラは人類の生存をシミュレーションしたといわれる『ループ計画』に話を結びつけたいのかなと思っていたけど、そういう訳でもなく…。

うーん、シャマラン映画はよくわからん!

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2008年8月 5日 (火)

マッサ、エンジンブローに泣く…

まさか、まさかのエンジンブロー…。

誰もがフェラーリ・マッサの圧勝を疑わなかったはず。どうも大空をはばたく跳ね馬はエアーポケットにハマり込んでしまったようだ。

思い起こせば開幕戦からフェラーリエンジンは耐久性に乏しいかった。それでも第2戦のマレーシアから第5戦のトルコまでのフェラーリ4連勝は他を寄せ付けぬ速さを誇る。そのため、レース後半ではエンジンを温存できていたのだ。

しかしモナコ以降、マクラーレンの速さが目立ちはじめ、伏兵BMWの追撃が始まると、フェラーリの速さは陰り、戦略にもミスが多発する…。そして今回のエンジンブロー。あと3周でのトラブルだ。

もし何事もなくマッサがゴールしていればポイントを64までのばしてランキングリーダーになっていた。それがリタイアとなり8ポイントのビハインドでランク3位。これは天と地の差だ!

でもエアーポケットの出口は見えている!
このレースでのマッサは異次元にいる速さだったし、王者ライコネンの後半の追撃は本来あるべきフェラーリの姿だった。跳ね馬復活の日も近そうだ!

マクラーレンのハミルトンにもタイヤパンクチャーというトラブルが起こった。こちらもフェラーリ同様、いつかは起こり得ることが予期できていたもの。

しかし残り30周でスーパーソフトしか残っていない状況でパンクするとは想定外だろうに。

でもラッキーなことにマッサがリタイアしたことでポイント首位の座は維持できた。

まだまだハミルトンには運が残っているようだ!

第11戦ハンガリーGP決勝
優勝コバライネン(マクラーレン)38
2位グロック(トヨタ)13
3位ライコネン(フェラーリ)57
4位アロンソ(ルノー)18
5位ハミルトン(マクラーレン)62
6位ピケJr(ルノー)13
7位トゥルーリ(トヨタ)22
8位クビツァ(BMW)49

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2008年8月 4日 (月)

KK対決&巨匠対決 極私的8月3日(日)

KK対決&巨匠対決
8月3日(日)
ついにオリックスの清原和博が引退を決意した!

『来年はグラウンドに立てないと思う』

何度も体にメスを入れながらも現役に拘わった桑田清原のKK時代は終わろうとしている。淋しい限りだ…。

清原が1軍に昇格する数日前、誰もいないスカイマークスタジアムに2人の姿があった。

先に現役を引退した桑田真澄が清原の為に38球を投げたのだ。最後の3球は真剣勝負で、渾身のストレートで3球3振だった。

勝負後に桑田は『この思い出を胸に人生を生きていく』と言った。

対する清原は今日、695日ぶりに1軍復帰を果たした。空振りの三振だった。

残りの打席がいくつあるのかわからないけど、そこに清原和博の生きざまが凝縮される。これは見ないと損だ!

さて、今日オイラは、上野の東京国立博物館平成館で開催されている、

対決 巨匠たちの日本美術』展を見に行ってきました!

この展示会は、名立たる24人の芸術家たちの代表作を対決型式で展示して、それを見る観客が極私的に勝敗を決めてしまえ!といった企画展です。

屏風画対決あり、ふすま画対決あり、仏像対決あり、茶わん対決あり、中には異種格闘技対決ありの興味深い展覧会ですよ!

なんせ、巨匠の作品に勝敗をつけるのだから気合いが入ります。まず入場すると、仏像対決『運慶vs快慶』から始まるのですけど、オイラは仏像対決に拍子抜け!

だって、仏像の善し悪しの判断基準をこちとら持ち合わせていないのだから、判定もできずに両者ドロー!
【第1試合〜人に象(かたど)る仏の性〜】
『運慶 vs 快慶』…判定不能により両者ドロー

次は、雪舟vs雪村の雪雪対決。ここからは気合いを入れ直して展示物を見る。この対決は妖術を操る仙人を描いた雪村の勝ち!

【第2試合〜画趣に秘める禅境〜】
『●雪舟 vs 雪村○』

こんな感じで作品を見ていくと、

【第3試合〜墨と彩の気韻生動〜】
『○永徳 vs 等伯●』…手数の多い永徳の判定勝ち!

【第4試合〜楽碗に競う わび数寄の美〜】
『長次郎 vs 光悦』…茶わん対決は判定不能によりドロー!

【第5試合〜画想無碍・画才無尽〜】
『○宗達 vs 光琳●』…宗達の扇子の絵に一本!

【第6試合〜彩雅陶から書画陶へ〜】
『仁清 vs 乾山』…壺と鉢の異種対決は判定不能によりドロー!

【第7試合〜仏縁世に満ちみつ〜】
『●円空 vs 木喰○』…えんま大王率いる12体の像の一本勝ち!

【第8試合〜詩は画の心 画は句の姿〜】
『●大雅 vs 蕪村○』…暴風雨に耐える鳶と風雪に寄り添うカラスの絵を描いた蕪村の一本勝ち!

【第9試合〜画人・画狂・画仙・画魔】
『●若冲 vs 蕭白○』…仙人の屏風絵と水墨画の獅子を描いた蕭白の一本勝ち!

【第10試合〜写生の静・奇想の動〜】
『応挙 vs 芦雪』…タイガー対決は死闘の末、時間切れ引き分け!

【第11試合〜憂き世を浮き世に化粧して〜】
『●歌麿 vs 写楽○』…存在感のある写楽の勝ち!

【第12試合〜温故創新の双巨峰〜】
『鉄斎 vs 大観』…富士山対決は判定不能によりドロー!

MVPは若冲を制した蕭白が獲得!

ベストバウトはタイガー対決の応挙vs芦雪が獲得!

みなさんの判定はどうですか?

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2008年8月 3日 (日)

内閣改造とダークナイトと江戸川花火 極私的8月2日(土)

内閣改造とダークナイトと花火

8月2日(土)
内閣が改造された。
注目は、増税派と呼ばれる与謝野氏が経済財政担当に、伊吹氏が財務大臣になっているところだ。上げ潮派は排除された。

それと、野田聖子氏が閣内に入ったことでもわかるとおり、脱小泉色が一気に進んだ。

まぁ、オイラとしては、まったく改造うんぬんに興味がないのだけど、オイラなりに見る改造内閣のポイントは、

官僚に操られるがままだった冬柴前国交大臣(公明党)に代わって、谷垣氏が新大臣として就任したのは大きなポイントかも!

留任した4人のうちの1人である舛添厚労大臣は「ねんきん特別便」が送付し終わるまでは解任できないという事情もある。

新テロ特措法改正をひかえる防衛大臣の交代も気になるところ。

ただ…、経済が上向く要因はひとつもないね。むしろ、脱小泉色への急発進は株式市場にもマイナスになるだろうし、このメンバーで延命されてしまうことが日本にとって最大の危機だ!

さて、今日オイラは、TOHOシネマズで先行上映されている、

映画『ダークナイト』を見てきましたよ!

この映画は『バットマン・ビギンズ』の続編で、ゴッサム・シティーに口が裂けた極悪人が現われる。

その名はジョーカー。秩序とルールを嫌う。この男がバットマンに挑戦状を叩きつけるというストーリー。

150分を超える上映時間ですけど、常にジョーカーと顔の半分を失ってしまった光の騎士の邪悪な雰囲気がビシビシと伝わってくる感じがたまらなく不気味で、目がスクリーンに釘づけ状態になってしまいますよ!

特に、口裂け男『ジョーカー』という悪キャラは、癖と愛のために生きるレクター博士やジグソウとはまた違った不気味さをもっていて、ノーカントリーのシガーのよいな冷静さもない。バットマンとのゲームだけを生きがいとテンションをもつ男。愛という概念とはまったく無縁なのだ!

最後のほうでナースになったジョーカーにはつい笑ってしまったけど、それでも、あんな男が近くにいたらオイラは速攻で逃げる。

そのジョーカーを演じたヒース・レジャーのことだけど、オイラは映画を見終わるまで知らなかったのだけど、すでに死んでしまっているんだね…。事故らしいけど、次回作でヒース・レジャー演じるジョーカーを見れないと思うと残念でしかたがない。

映画のあと、花火を見に江戸川へ。

江戸川区と市川市が共催するため、打ち上げ数は1万4千発という豪華さだ!

江戸川区・市川市花火大会

この日のために、イタメシ屋で生ハムとカルパッチョとマリネをテークアウト済み。だって最近の花火大会って、クラシックが流れていることが多いので、露店のお好み焼きやチキン焼きよりも、前菜系が合うんだよね!

今日も暑い1日でした。

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2008年8月 1日 (金)

『ねんきん特別便』について⑦

今回は社保庁が行なった『名寄せ作業』と『新種(黄色ピンク色)の特別便』について説明します。

前回、基礎年金番号について説明しましたが、その基礎年金番号に統合されなかった5000万件の年金記録を、1つ1つデータ上の精査をして、持ち主探しをするのが“名寄せ”という作業です。

まずは、氏名・性別・生年月日が一致する人を探します。

氏名は、同名だけではなくて、漢字の読み方を変えてみたり(例えば、今野をイマノ、コンノで探してみたり)、ツとシ、タカダとタカタなどに変えて持ち主を探します。

生年月日は、±1日で探します。

それと、宙に浮いた年金記録の加入期間と、持ち主の可能性が高い人の他の年金記録の加入期間とが、時期的に重複するのかしないのか、などを調べます。

そんな感じで名寄せ作業を行なって、名寄せのパターンをランク付けしながら、ある年金記録が1人のみに該当するのか、それとも、複数の人に該当しているのかを分類して、持ち主を特定していきます。

それが『名寄せ作業』です!

次に、ねんきん特別便の封筒の色についてですが、以前に青色と緑色の特別便について説明しました。

今回は、黄色のねんきん特別便とピンク色のねんきん特別便について説明します。こちらは、いろいろな憶測(闇の特別便疑惑?)が飛んでいるようですが…。

黄色のねんきん特別便は、すでに回答・返信していただいた『年金加入記録照会票』や『年金加入記録回答票』の記入に不備がある場合にお知らせする特別便です。

決して、新たな手法(住基ネットなど)で名寄せされた特別便ではありません。

記入の不備を直してから、もう一度返信してもらうことになります。

ピンク色のねんきん特別便には、すでに回答していただいた年金記録の調査報告が同封されています。

早い人には、そろそろピンク色のねんきん特別便が届き始めます。

ちなみに、グレー灰色)の特別便は、昭和29年以前の紙台帳(旧台帳)の記録のお知らせになります。

これは所在確認のために送付される特別便です。

次回は、3共済の記載について説明しようと思います。

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