驚天動地、F1 大変革の年開幕!
『ホンダの撤退から4ヵ月、生まれ変わったブラウンGP・F1チームが予選ワン・ツーポジションを独占!』
2009年はF1様変わりの年。
F1マシンの形状は大きく変わって、
スリックタイヤが復活する。
マシンの中心部にはKERS(カーズ)というブレーキ時に発生するエネルギーを蓄えて、それをパワーとして再利用するシステムを任意でマシンに搭載することができる。
フロントウィングの一部は可動式となって、ドライバーがステアリングのボタンを押すことで調整できる。
そして、ワールドチャンピオンの決定には総獲得ポイントよりも勝利数の方が優先されるのだ!
もっともっと、挙げばきりがないほど様変わりしているのだが、
最大の様変わりは、旧ホンダチーム・ブラウンGPのトップ独占だろう!
開幕戦のオーストラリアGPの予選を見ればわかるとおり、
2強と呼ばれたマクラーレンとフェラーリはすっかりと影をひそめ、主役の座からは降りてしまった…。
代わって主役に躍り出たのがブラウンGPのバリチェロ&バトンの2人。予選すべてのステージでワンツータイムを叩きだして、ジェンソン・バトンがポールを獲得!
引退に片足を突っ込んだバリチェロもポールは逃したものの、Q1&Q2をトップで通過し、予選は2番手をゲット!
まさにこれはブラウンGPによる予選制覇宣言だ!
これってF1参戦1戦目でポール獲得って言うのかな!?
同じメルセデスエンジンを搭載するマクラーレンとは雲泥の差だ。
そのマクラーレン、ルイス・ハミルトンに王者の後光はいっさいなしだ!
予選Q1をギリギリの15位で通過、しかも、まっさきに路面温度的に有利なスーパーソフトを使ってしまうという。王者の余裕はいっさいなし。Q2ではギアトラブルによって姿を消した。
フェラーリもイマイチ。導入したKERSも有利にはならず。でも、ライコネンはKERSを積極的に利用していたみたいだね。テレビ画面にKERSモニターが出てきたときは、ときめいた!
あと、ブリヂストンのタイヤ。オーストラリアにはミディアムとスーパーソフトを持ってきたみたいだけど、今季はこういった組み合わせになるのかな?
さあ、決勝はもっと予測不能だ。オフのテストが減少された分、信頼性は各チームとも不透明。まして、圧倒的にテスト不足なブラウンGPはこのまま突っ走しれるとは思えない。
そして、KERS搭載組は本領を発揮できるのか?
日暮れ時の決勝レースに注目だ!
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コメント
やまとたけるさんへ
コメントありがとうございます!
開幕戦、決勝レースが楽しみですね。ブラウンGPは無事に完走できるのかな、かなりあやしいような気もするけど、
やっぱり、ホンダのDNAを受け継ぐマシンと、ジェンソン・バトンに勝ってもらいたい!
ヒヤヒヤしながら応援することになりそうですね。
では、また遊びに来てください。
投稿: のぐち | 2009年3月29日 (日) 13時20分
びりびりきちゃった。
なんと!テストの好調は本物だったんだ。
ホンダが昨シーズンを棒に振ってまで開発していた車。
ホンダチーム開発陣の結晶ともいえる車。
エンジンはメルセデスになってもバランスがいいんでしょうね。
昨シーズンまでの路面に吸い付いた安定したところがなくて面白いですね。
カウンター当てたり。見ていて楽しいです。
決勝も楽しみ。
せっかく面白そうなシーズンになりそうなのに、CSNEXTではないので次選からリアルタイムで見れないのが悔しい。
投稿: やまとたける | 2009年3月28日 (土) 23時26分