ハッスル迷走…、新展開は!?
『ハッスル・ジハード2009』観戦記
ジハード…聖戦
ハッスル!の創造者であった高田総統没後の世界を描く大会『ハッスル・ジハード』
しかし、その内容は新展開というよりかは迷走していた。
その例がグレート・ムタのシーンだ。確かムタは『ハッスル祭り2008』で高田総統の戦う化身であるエスペランサー・ザ・グレートを道連れに魔界へと消えたはず。
それなのに、なぜ今回、グレート・ムタが登場するのか?
ムタを登場させたいのなら、それなりの展開やら状況設定が必要なはずだ。その説明もなく、ただグレート・ムタを出すだけなら、これまでのストーリーはどうでもいいことになる。それにムタがキングRIKIと対決する理由がまったくわからない。
ハッスルに登場するグレート・ムタはボノちゃんのパパだ。すべてボノちゃんのため。ボノちゃんを守るためにエスペランサーを道連れにまでしたのだ。そういったバックボーンがあるからハッスルは面白いのだ。
それにムタ登場時の演出もあまい。キングRIKIの呼び掛けでムタが登場するなんて普通でつまらないでしょ?
それで決着は年末の『ハッスルマニア』でしよう、なんて最悪。今、戦かわんかい!
今までの、壮大なストーリーはどこへ行ってしまったのか、ハッスルは方向性を完全に見失ってしまった。
あと、休憩前にリング上で新社長が普通に挨拶していたけど、そんなのハッスルに必要ないよ。まして、見ず知らずの人と何で一緒にハッスルポースしなきゃなんないの?
つまらないなぁ、この人、ハッスルの世界を理解してないのかなぁ…。
もう1つ、マッスル坂井のくだりだけど、なんであんなグダグタになっちゃったのかな?
もっと面白いはずでしょ?
途中までは面白かったし。
それなのに“墨田区内限定ブルロープデスマッチ”はどうしちゃったのよ?
あのグダグタ感をマッスル坂井だけのせいにしたらダメだよ。演出家が悪い!
面白い演出ができないのなら、ファイティング・オペラの冠を降ろせ。以上!
【メイン・ジハード ハッスル連合軍 vs RIKI軍 5vs5勝抜戦】
①×小路晃vs天龍源一郎
②レネ・デュプリvs天龍源一郎×
③×レネ・デュプリvs坂田亘
④越中詩郎vs坂田亘×
⑤×越中詩郎vs高山善廣
⑥×川田利明vs高山善廣×
⑦×マグナム東京vs長州力
(大将・キングRIKIを温存し、リーゼン党の勝利!)
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