10月17日(土)
ついにプロ野球クライマックスシリーズが始まった。話題はやはり楽天の野村監督の言動だろう!
今季限りで監督を退任することが決まった。いや、解雇と言った方が正しい。シリーズ前に楽天球団から解雇宣告を受けたのだ。
『楽天イーグルスは好きだけと、楽天球団は嫌い』
この野村監督の捨て台詞が心のうちを表している。なぜ、今そんなことをいわれなければいけないの?ってところだろう。しかも、あのノムさんが悔し涙まで流したというではないか…。
でもこの一連の騒動でイーグルスは団結する。そして本来のチカラ以上の成績を残すだろう。悪者扱いされた球団経営陣やその上の楽天本丸にとっても、それは願ったりかなったりか。
でもね、今季に限ってはそれでいいのかもしれないけど、来季以降、この球団はどうなる?
あの毎回行われる野村監督のボヤキ会見こそ、楽天イーグルスという球団を支えているといってよい。これは間違いないのだ。ノムさんのボヤキで試合後のファンの喜びは増幅され、怒りは鎮められている。まさに代弁者なのだ。
それがなくなる。ということは、スポーツニュースにも楽天は取り上げられなくなる。でも、そんなことは百も承知で楽天本丸はノムさんを切るのだ。
ちなみに、クライマックスの初戦は楽天がソフトバンクホークスに11対4で圧勝した。
さて、今日の夕方、オイラは川崎のチネチッタで映画を観ることにした。
最近、なにかと話題をよんでいる3D映画の中で、『ファイナル・デッドサーキット3D』を選んだ。チケットは通常より200円高い2千円だ。
入り口で液晶レンズ付きメガネを渡される。これをかければスクリーンから映像が飛び出して見えるのだ!
でもまぁ、確かに遠近感はあるし迫力もあるけどCMのようにのけ反るようなことはないね。あと、この映画、内容がまったくない…。というか、3D映画を普及させるために作られた映像といった方が正しい。
あと、普段メガネをかけない人にとっては違和感があるし、3Dメガネも重たい。しかも目が疲れるときた。90分でも長く感じたほど。
とは言いつつも、見る価値はあると思うよ。かなりエグイ、ショッキングな映像が続くので、肝試し感覚でどうぞ!
夜、映画館を出てブラブラと雨上がりの川崎の街を彷徨う。あてもなく川崎球場方面に歩いていくと、一際ライトアップされた場所が。蛾のように光に吸い込まれていくと、そこは川崎競輪場だった!
えーと、投票券ってどう買うんだろう…、馬券と一緒かな?

10月18日(日)
朝イチでコンビニへ行き、東京中日スポーツを買う。F1ブラジルGP予選の記事が読みたかったからだ。
あれっ、記事、載ってないじゃん!?
…そりゃそうだ。予選がはじまったのが日本時間の深夜で、しかも現地の雨が予選セッションの開始を拒んで、フジテレビも時間内に中継しきれなかったほど。当然、紙面に間に合うはずがないのだ。
決勝も深夜2時からの生中継になる。でも、オイラはリアルタイムで見る。なんてったって、ブラジルで王者誕生が濃厚だからだ!
権利があるのは3人。ブラウン勢のバトンとバリチェロ、レッドブルのベッテルだ。しかしベッテルは混乱した予選Q1でクリアラップがとれずに敗退。タイトル争いから脱落した。
雨の皇帝が雨に泣かされるとは…。
そして決勝。これがひさびさに白熱したバトルを見れた感じで、特に一貴と可夢偉とベッテルの20代前半世代によるガチンコバトルは見ごたえあった。バトンを数周も押さえ込んだ可夢偉には拍手を贈りたい!

対して、また名門チームが給油ホースをつけたままピットアウトするという失態を演じた。マクラーレンチームだ!
コバライネンがばらまいたガソリンによって、あわやピットレーンが大火災になるところだったのだ。しかも真後ろにいたライコネンは炎に包まれた。これが名門チームなのかとガッカリした。
さて、ついに新王者が誕生した。5位に入ったブラウン・メルセデスのジェンソン・バトンだ!
昨年までホンダに在籍し、今シーズン直前まで参戦すら危ぶまれたバトンがニューチャンピオンに輝いたのだ!
まさに、大逆転人生。おめでとう!
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