2009年7月19日 (日)

神話の街アマルフィに行きたい!

この1週間、この曲をテレビで何十回聴かされただろうか。

映画アマルフィの主題歌『タイム・トゥ・セイ・グッパイ』だ!

今までは、この曲が耳に入ると、オイラは格闘家・秋山成勲の顔を思い浮べていたけど、今では織田裕二さんの顔しか思い浮かばないもん。それほど連日フジテレビは宣伝していたんだな。

早速、映画『アマルフィ』を初日に観てきました!

感想をひとことで言うと、真保裕一さんらしいハードボイルドな作品ですね。

主人公の黒田康作は外交官、つまり役人。

そして役人といえば真保裕一さんの小説。役人シリーズのファンは多いんじゃないかな。

真保裕一初期3部作はこの映画の黒田康作のような勇敢な役人が主人公になっています。

処女作の『連鎖』では、食品Gメンこと食品衛生検査官が主人公。汚染食品の横流しや三角輸入の実態に切り込んでいる。ミートホープ事件が起きたときには、この小説を思い出したほどだもん。

続く『取引』は、公正取引委員会の審査官が主人公。ODAに絡んだ談合の利権に切り込んでいる。

『震源』では、気象庁の地震火山研究官が主人公。観測データを持ったまま行方不明になった仲間を追うというストーリーなんだけど、ラストは想像を絶する展開に!

そして今回の映画『アマルフィ』に登場してくる外交官・黒田康作も同じく、

命の危険を顧みず、職務を遂行しようとする勇敢な姿が描かれていて、その姿を演じる織田裕二にもシビレます!


それプラス、アマルフィの街並みの美しさとラストの『タイム・トゥ・セイ・グッパイ』を歌うサラ・ブライトマンの奇跡の声に圧倒されました!

もう1度見たい!!
そして、アマルフィに行きたい!!!

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2008年12月 3日 (水)

ジグソウ哲学は後継者へ!

ジグソウ哲学は後継者へ!

ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』のシリーズ第5弾『SAW5』を観てきましたよ!

前々作でジグソウことジョン・クレイマーは死んでいるのに…

なぜゲームは終わらないのだろうか!?

その謎が今回の第5作目で説き明かされます。もちろん、すべての謎を曝け出しているわけではなく、謎を残してエンディングをむかえている点に注目です。

あの遺品の箱の中身は何?とかね。

きっと、SAW7ぐらいまでは明かされないんじゃないかな!

なんせ、かなり重要度の高い1ピースになりそうだからね!

あと、ラストは爽快な仕掛けだったね!

まさに、カラクリの家のようにガラス張りの棺桶が床に消えていく。しかも、ジグソウの後継者の思惑がバッチリとハマッタのだから!

あれこそ、『ジグソウは最前列にいる』という言葉そのものだね。後継者がゲームのラストを見届けているのだから。ソウ1でジョン・クレイマーがそうであったように、後継者も最後を見届けた!

ジグソウ理論、無事に継承だ。

あと、今作のジグソウ・ゲームも興味深いね。奇妙な密室に閉じ込められてた5人の男女。彼らには共通点がある。

そして、いつものように、

さあ、ゲームをしよう。』という言葉…。

ぶらり川崎の旅2 極私的10.26

ソウ2でのゲームとは趣向が違うようだが、根本的には一緒。

ゲームの中では“”と“(とき)”が常に意識され、

血を流し、時を意識することで、生きていること、罪への意識を感じさせるのだ。

それがジグソウの生命論であり、再生論。つまり、ソウの世界だ!

その世界ではジグソウが最強。だって、ジグソウがルールをつくるのだから!

ジグソウは、社会を捨て、常識を捨て、自分だけの哲学だけで生きていた。

そしてジグソウが死んだことでジグソウ哲学に崇拝者が生まれ、崇拝者はジグソウの理想郷で共に生きようとする。

だから、ジョン・クレイマーが死んでもジグソウの世界は色褪せない。むしろ、進化する可能性すらある!

逆に退化の道をたどる可能性もある。後継者が忠実にジグソウの世界を再現できなければ、この世界は終焉する。

それさえジョン・クレイマーは予期して対処法を用意しているのかも…。

あぁ、終わりなき無限地獄よ、何人の命を差し出せば、あなたの怒りは鎮まるのですか?

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2008年11月10日 (月)

真実はそこにある

The Truth is Out There

これは『Xファイル』のオープニングシーンに出てくる言葉だ!

この言葉のように、モルダーはいつも真実の側にいる。それでも、あと一歩のところで真実にたどり着けずに、影の組織の何者かによって隠蔽され、真実は闇の中に…。

ただ、モルダーにはヒントを与えてくれる人物も少なからずいる。

ディープ・スロートもその1人だ!

政府の極秘機関に所属する彼がモルダーに与えた最後のアドバイスが、

『誰も信じるな No Trust No One』という言葉。

その言葉に反して、唯一、モルダーが絶大的に信頼している人物がいる。それがスカリーなのだ。

このモルダーとスカリーのコンビがテレビ版最終章の9シーズンから6年ぶりに、映画としては10年ぶりに帰ってきました!

すでにモルダーはFBIを去って隠居生活に突入!?

そんなわけがありません。モルダーはいつでもXファイル事件に夢中です!

それに、いまだに妹サマンサは異星人に誘拐されたまま行方不明になっている。だからXファイルは終わっていないのです。

無論、サマンサが異星人に連れ去られる様はモルダーの夢の中での出来事であって、真実は明らかになっていないのだ。

だから、今回の映画『真実を求めて』で連れ去り事件に進展があるのかなと思いきや、ファンにとって最大の関心事には触れず、ちょっと残念だったかな。

ただ、未解決だからこそ『Xファイル』自体はまだ続いていく、という解釈もできるしね。

映画を見て驚いたのが、モルダーとスカリーが恋人同士に発展しているところかな!?

まあ、あれほどの危機を2人で乗り越えてきたのだから、恋人関係になるのも当然の成り行きなのかも。

この2人は宇宙人にアブダクションされているので、2人の子供が産まれてくれば大変な事になるんじゃないかなぁ!

もしグレーが産まれてきたら、2人は自分達の子供として育てるのかなぁ…、なんてね。

真実はそこにある

そういえば、今回の映画では宇宙人もUMAも出てこなかった。前作のザ・ムービーでは超大型のUFOまで登場したのだから、今回も驚愕するようなUFOを見たかったかな。ちょっとコジンマリだったかも。

ただ、内容は現実に行われているのかどうかは別にして、こんな事が世界のどこかで行われているとしたら恐ろしいなと。

鍵を握る怪しい神父の登場も、時代の要請からくるもの。科学捜査に不随して千里眼を積極的に取り入れるという手法の捜査は、現実的になりつつあるのだ。

まずはスクリーンで、モルダーとスカリーを見ろ!だね。

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2008年10月26日 (日)

ぶらり川崎の旅P.S.アイラヴユー 極私的10.26

10月26日(日)
昨夜のラミレスの1発は凄かったですね。ひさびさに、これぞ4番というホームランを見た感じがします。

さて、今日は朝から川崎に来ています。

ぶらり川崎の旅1 極私的10.26

ひさびさに映画でも見ようと思ってチネチッタへ。

P.S.アイラヴユー』という映画。愛する夫を亡くして、心に深い傷を負った女性の物語。

アイラヴユー

オープニングでは2人が口喧嘩をするシーンから始まるのですが、最初の印象は、

夫ジェリーはお金を稼げない、どこにでもいる、おしゃべりな男。
妻ホリーは何度も転職を繰り返す、ヒステリックな我がまま女。

それが回想シーンを見るたびに、死んだジェリーの魅力と残されたホリーのかわいらしさがヒシヒシと伝わってきます。

この映画の魅力は、ジェリーが生まれ育ったアイルランドの映像美も魅力の1つ。めちゃくちゃキレイな風景ですよね。そんな素敵な場所で2人は出会います。

夫ジェリー役のジェラルド・バトラーは『300 スリーハンドレッド』の野人まるだしのレオニダスを演じた人物だけど、同じ人だとは思えないほど、あまーい男を演じているし、

妻ホリー役のヒラリー・スワンも、すごくチャーミングな女性を演じています。

ホント、素敵な映画でした。
ポスターからも、秋映画の素敵なラブストーリー感が伝わってきます。

さて、映画を見終わって外へ出ると、

チッタ・デッラでハロウィン・パレードがはじまったようですよ!

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2008年5月16日 (金)

余命6ヵ月、あなたは何をしますか?

映画『最高の人生のみつけ方』を観てきましたよ!

この映画はですね、余命6ヵ月を宣告された資産家のエドワード(ジャック・ニコルソン)と自動車整備士のカーター(モーガン・フリーマン)が残りわずかな人生を悔いなく謳歌しようと二人旅に出るお話し。

いわば初老男性の青春映画ですね!

なんせ、家族の反対を振り切って病室を飛び出し、最初で最大の冒険を豪快に楽しみながらも心の中に葛藤を抱え、人生を振り返りながら語り合う。そんな素敵なヒューマン映画です。

原題は『THE BUCKET LIST』(棺おけリスト)といって、自分が死ぬまでに“やりたいこと”“見たいもの”“体験したいこと”を紙に1つひとつ書き出して、達成できたらチェックを入れていく。余命6ヵ月の2人が書いたリストには、

・スカイダイビングをする
・クラシックカーに乗る
・ピラミッドに登る
・最高の食事をする
・泣くほど笑う
・最高の美女とキスをする
・エベレストの頂上に行く、などなど無謀な項目も無数にある…。

死を目前にした初老2人が上空3000メートルから『ギャー』って絶叫しながら落ちていくシーン。あれは笑えたなぁ、アハハ!

でもね、この映画の本質は棺おけリストの実行にあるのではなくて、死の瞬間をどうやって迎えるのか、そこに焦点が当てられた映画のように思う。

自分の妻だった人を1番目、2番目…と呼び、家族よりもビジネスを優先させてきたエドワード。彼は娼婦の前で泣いた。

方や、人生のすべてを家族のために捧げてきたカーター。彼は最後の最後で大暴走してしまったけど、愛情のこもった食事を楽しみながら家族に囲まれて笑った。

無論、我が富豪人生を生きることも、我を抑えて辛抱強く家族のために尽くす人生もすばらしい!

たとえ間違ったと気付いても、いつでも挽回の道が残されている。この映画がそれを証明しているような気がする。

だって、死の宣告という最大のピンチをロスタイム人生という最大のチャンスに変えてみせている。それだけで十分じゃん!

さてはて、いかにこの2人は無謀とも思える棺おけリストを完結させて最高の人生を全うできるのでしょうか。ラストは感動ものですよ!

あぁ…、オイラは“やりたいことリスト”になんて書いていこうかなぁ!?

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2008年4月 7日 (月)

タグルアト社と大・中西 極私的4月6日(日)

4月6日(日)
朝イチで映画に出かけた。早速なのですが、公開されたばかりの映画『クローバーフィールド』を楽しみにしていたのです!

自由の女神の顔がサッカーボールのように空から飛んでくるやつです。

映画のサブタイトルが“HAKAISHA”というように、巨大な破壊者がニューヨークの街をめちゃくちゃにしてしまうのです。監督のJJエイブラムスいわく、日本へのラブレター、簡単に言えば『ゴジラ』のアンサームービーになっているわけだけど、映画の中では描かれていない部分でも日本が謎を握っているようなのです。

つまり、この映画の本当の魅力は謎解きにある!

なぜヤツが誕生したのか?ってね。

もちろん、JJエイブラムスからのラブレターには『真実は日本にあるよ!』って書かれているのだ!

だからオイラたちは映画を観ることによって、ハンディカメラに残された貴重な映像データを確認することができて、その映像の中からヒントを探しだし、ヤツの真相を探ることになるのです。

まず最初にやることは、すでに発見されている『タグルアト』という日本企業のホームページを検索すること。もしかしたら、この日本企業がヤツを産み出してしまった可能性があるのです。驚くべきは、主人公の赴任先は『タグルアト社』だったということ。まだまだ謎多し!

オイラも映画を観た後にタグルアト社のホームページを検索してみましたけど、すべて英語表記なので内容をチェックするのに時間がかかりそう…ですな。

映画を観た後、水道橋へ移動してプロレス観戦。新日本プロレスvsゼロワンMAXの対抗戦がJCBホールで開催されるのです。

昨年末に勃発した対抗戦が団体の存亡をかけた全面戦争へと発展しそうな雰囲気で、今までの展開では若干だけど新日が優勢ムード。しかし、この日のメインで中西学が田中将斗に負けたことで、そんな優勢ムードも吹っ飛んでしまった。

全試合が終了したあと、水道橋の居酒屋に入った。その居酒屋のテレビで、柔道の五輪最終予選をやっていたので見ていたんですよ。

放送の最後のほうで、女子48キロ級決勝・谷亮子と山岸絵美の試合があって、その試合で谷が惨敗。誰もが『柔ちゃん、今回ダメだね。』って言っていたのに、柔道連盟が代表に選んだのは結局、谷亮子でしょ!?

あれ、絶対おかしいよ。
実績とキャリアも考慮されるみたいだけど、その時点で強いものを代表に送るべきでしょうよ。

昨年の日本選手権でも2位だった谷選手を世界選手権に代表で送っている。

何の為の選考試合なのか?
オイラはかわいらしい山岸選手を応援していたから、そんな不満をもつのかなぁ…。

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2008年3月20日 (木)

死の運び屋シガーの魅力とは

『ハンニバル・レクター以来、映画史上最悪の死の運び屋』

うーん、そうかなぁ…。

『純粋な悪にのみこまれる』

うーん、そうかなぁ…。

映画『ノーカントリー』に登場するアントン・シガーは確かに殺し屋だ!

200万ドルを持ち逃げした狩人のモスをどこまでも追い詰めて殺す。人違いだろうが何だろうが、とりあえず殺す。偶然に出くわした老人をも殺す。

しかもシガーが使う殺人道具は酸素ボンベ付きの強力なエアガンだ。この武器で人の頭も扉の鍵穴も簡単にブチ抜く。それも一際不気味に、無表情で引き金をひく。

これが殺人鬼アントン・シガーだ!

では彼の魅力は何なのだろうか?

オイラはレクター博士やジグソウに匹敵する新キャラの登場かとワクワクしながら映画を見ていたんだけど、最後まで彼の魅力を感じることは出来なかったかなぁ…。シガーワールドにのめり込むことは出来ませんでした。

レクター博士は、癖まるだしの殺人モンスター。
自我の飽食心を満たす為に殺す。ハンニバル青年のときには人の頬を喰い、レクター博士のときには人の脳を喰らう。

自分だけの理想郷とプラトニックな愛の為だけに生きている。だからレクター博士には魅力があるのだ!

ジョン・クレイマーは、ソウの世界の創造者。
ソウの世界では、血を流すこと、時を意識すること、イコール“生きること”と定義してゲーム化する。

罠にはまった者や選択を誤った者は死あるのみ。そのゲームを最前列で見ているジョン・クレイマーは、常に『生きてみろ!』と無言で問い掛けてくる。彼はこの世界の神、だから魅力があるのだ!

では、アントン・シガーはどうか?

彼は人から話しかけられることをめんどくさがる。だからコインの表裏だけで人を試す。彼なりのルールがあるとすれば、契約や取引はしない。人を愛しない。

だけど、彼は最後のシーンで取引をする。しかも相手は子供。顔も見られてしまっているのだ!

このラストシーンにオイラは正直、ガッカリしちゃったよ。

もし、シガーに魅力があるのなら、トミー・リー・ジョーンズ演じるベル保安官も引退などせずに彼を追い続けるに違いないのだ。

シガーに唯一魅力があるのは、あの顔とあの髪型だ!
ハビエル・バンデムの風貌と奇妙な武器を持つ彼のたたずまいが、この映画のすべてなのだ!

それだけでも、この映画を見る価値あり。アカデミー賞4部門、助演男優賞を獲得した“あの顔”を見ろ!なのだ。

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2008年3月 1日 (土)

昨日の自分にドロップキック!

マリリン仮面、最高!

プロレスって、最高!!

オイラ、映画をみながら、ひさびさに号泣でした。

『ガチボーイ』の主人公・五十嵐は、事故で脳に障害を負って以来、眠ってしまうと記憶がリセットされてしまう。

そんな五十嵐が学生プロレスと出会うことで、生きていることの足跡を残していくというストーリー。
笑いあり、涙ありの青春映画です!

この映画の良いところは、プロレスを題材にしたところだね。

プロレスとは、苦境から立ち上がること。ヒューマンストーリーそのものがプロレスで表現できるのだ。

だから、五十嵐のチャレンジそのものがプロレスなのだ。朝目覚めて記憶がリセットされていても、何度でも立ち上がれるのがプロレス。

よく、プロレスのことを筋書きのないドラマと言うけど、人生にも筋書きはない。予想もしえなかったことが起こりえるのだ。

だから、人はガチで立ち上がろうとし、ガチで生きていこうとする。

五十嵐は何度も何度も受け身の練習を反復する。それは記憶がリセットされても、自然と体が受け身をとれるようにする為。

五十嵐はドロップキックの基本を反復する。それは試合で咄嗟にドロップキックを放てるようにする為。

でもさ、シーラカンズとの試合はプロレスらしい結末で、勝敗はある意味関係ないんだよね。試合も人生も立ち上がったもん勝ちだってことなんだよ。

見事な映画でした!

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2008年1月27日 (日)

悪魔の理髪師と星野道夫写真展 極私的1月27日(日)

1月27日(日)

今週は世界連鎖株安にゆれた1週間でしたけど、オイラ的に気になったニュースといえば年金特別便問題ですかね。

21日付(月)の朝日新聞の1面によると、『ねんきん特別便』を受け取って社会保険事務所に訪れた人に対する窓口の対応に『裏マニュアル』なるモノが存在していて、その非公表のマニュアルには、記録が漏れている期間や会社名などの年金回復につながるヒントやキーワードを教えることを一切禁止していたという。

その理由を社保庁は『成りすまし防止』の為だと説明した。いまだに窓口に訪れた人を性悪説として対応するの?

ホント、呆れてしまう話だよね…。
しかも、この特別便は当初から不親切さが指摘されていたわけだけど、案の定その特別便の効果の薄さが実証された。

特別便を送付した48万人のうち返信が帰ってきたのが16万人、そのうち“記録の訂正なし”で返答した14万人を対象に記録もれ如何のサンプル調査をしたところ、連絡がとれた人の約4割に記録漏れが発見されたのだ。

舛添大臣は特別便の再送付を決めたけど、2億円の費用が余計にかかってしまうそうだ…。最初から理解しやすい特別便を作っていればよかったのにね。

さてと、今日は午後から映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観てきました!

主演ジョニー・デップ、監督ティム・バートンの話題作。
オイラの感想はというと、別にR指定にしなくてもいいじゃん!である。
カミソリで首をかっ斬って、人肉はミートパイの具材になるわけだけど、そのミートパイにする過程の描写はこれといってないわけだしね。

ただ、あれだけ真っ赤な血が強調されていれば、生理的にダメな人もいるかもね。

オイラは2時間の上映時間まったく飽きることなく楽しめた映画でした。ミュージカルという部分では抵抗があったのですけど、すぐにそんな抵抗はなくなって映画の世界に没頭して観ていたかな。

映画を観た後、TOHOシネマズ市川に隣接しているコルトンプラザで開催されている『星野道夫展 in コルトンプラザ』という写真展をみつけてしまった。

星野道夫さんは、アラスカの風景や野性動物の魅力をカメラにおさめる写真家で、96年に滞在していたカムチャッカ半島クリル湖畔でヒグマに襲われて急逝。

オイラは星野さんの生前のときのテレビ番組や追悼番組を見ていたので、星野さんの生き様はよく知っていたのですけど、オイラと同じ市川市出身とまでは知りませんでした! しかも、オイラと同じ八幡出身で小学校も同じ平田小学校だとは…。

今、市川のいたるところで星野道夫さんの写真展が開催されていて、オイラは市川市文化会館で開催されている星野道夫写真展『星のような物語』を観てきました!

入場料700円を払って入口をくぐると、まず目に入ってくるのが、こちらを見ている真っ白なゴマアザラシのかわいい写真だ!

この写真をよく見ると、アザラシの真っ黒な眼球にカメラのフラッシュが映っている。
おそらく、星野さんがアザラシに『写真、撮るね!』って話かけて、アザラシが『いいよ!』って信頼し合った瞬間の写真なんだろうなぁ…って想像できる一枚の写真。

もちろん被写体は野性動物なので、白クマや大ワシやフクロウは警戒感の眼差しでカメラを見ている。

それでも数ある白クマの写真の中には、だらしないオッサンがお腹を出して昼寝しているような無防備な白クマの写真があったりもする。

アラスカの風景の写真も凄くて、マグマのように燃え盛る夕焼け空や、星野さんのテントの上にひろがる真っ赤なオーロラの写真、まさに自然の一瞬がそこにはあるのだ!

『自然は強くて、脆い』
『自然での終わりはいつもなにかの始まりである』
『人間と野性動物の間には暗闇があるけど、白クマの領域に入りたい』

これは星野さんの言葉だ!

何年か前に見た追悼番組で亡くなる何日か前の星野さんがテレビカメラにむかって『ヒグマに襲われるのは恐くない!』と言っていたのを思い出した。

星野さんは野生動物との間にある暗闇を見てしまったのかなぁ…。

悪魔の理髪師と星野道夫写真展

ロビーには星野さんへのメッセージがたくさん贈られてました!

星野道夫ホームページhttp://www.michio-hoshino.com/

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2008年1月20日 (日)

映画『シルク』極私的1月20日

1月20日(日)

昨日の夜はヨコハマ・ベイエリアで『薪能(たきぎのう)』という野外で焚き火をたきながら能楽を観るというイベントに行ったのですけど、そのせいかオイラは鼻風邪をひいてしまいました…。
でも伝統芸能の迫力がビンビンと伝わってくる素晴らしい舞台でしたよ!

それにしても、ここ連日、厳しい寒さが続いてますね。今夜夜半から明日の朝にかけて東京でも積雪があるようなので、防寒対策には注意しましょうね!

で、今日オイラは映画『シルク』を観てきました。

映画の舞台は19世紀のフランスと日本。
貿易商の主人公・エルヴェ(マイケル・ピット)は最高級の絹糸をつくる蚕の卵を買い付けるために、妻を残して日本へ旅立つのだが、そこで出会った東洋の美女に心を奪われる男の物語。

この映画を観ていてオイラが思ったのは、

『男って幻想に心をひかれてしまう、どうしようもない生きものなんだよなぁ…。』である。

そして気がついたときには、もう手遅れの現実が待っているのだ…。それが男の性である。

妻のエリーヌ(キーラ・ナイトレイ)は長旅の夫をひたすら待ち続ける。それも無償の愛で命を削ってしまう。それが出来るのは女だけである。

なんか悲しくなっちゃったよなぁ…。
だって、彼はいったい何を得ようとしていたのだろうか。

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2007年12月24日 (月)

有馬記念と中国の植物学者の娘たち 極私的12月23日(日)

有馬記念と中国の植物学者の娘
12月23日(日)天皇誕生日

今日のスポーツ新聞の1面はダルビッシュだった。最速4年目で年俸2億円に到達!という景気の良いニュースだ。
まぁ、日本のエースなわけだし、今季の成績からすれば逆に2億円払わないほうがおかしいぐらい。

そんなことはどうでもよくて、オイラが知りたい情報はダルビッシュではなく有馬記念の最新情報だ!

本命・サンツェッペリンで、対抗・マツリダゴッホ、穴でドリームパスポートで勝負したい!

2‐3‐9の3連複に決めた。

サンツェッペリンを本命にした理由は、昨日の夕方にツェッペリンNT号がオイラん家の真上を飛んでいたのを見たから。
マツリダゴッホは、オイラは今年、ムンク、フェルメール、ジャガールの絵を見ていて、次はゴッホの絵が見たいから。
ドリームパスポートはジャパンカップではチカラを出せずに終わったわけで、秋競馬の疲れがない感じがする。それに名前が良い。
あと気になるのが15番のチョウサンだね。

お昼に新橋で馬券を買ったあと、そのまま歩いて銀座の東劇で映画『中国の植物学者の娘たち』を観ることにしていた。

この映画は、中国のとある小さな島の植物園を舞台に、2人の美女の同性愛を描いているんだけど、非常に湿度の高い映画です。

熱帯植物に囲まれた植物園の蒸し暑さと、2人の美女から醸し出されるフェロモンで、息苦しくなりそうでした!

リー・シャオランという女優はものすごく美人だし、ミレーヌ・ジャンパノワはものすごい美乳の持ち主。この2人の官能的なシーンがいくつもあるんだけど、決して卑猥ではなく“美しい”のひとこと。あのキラキラと光った体の線は芸術作品のように美しい。

最後は放心状態でエンドロールを見てましたよぉ…。批評は今度ブログで書くとして、何が良いかというと、鳥のさえずりと虫の声にBGMがマッチしていて、すごくゆったりとした気分で映画を見れます!そのかわりに内容は湿気ムンムンです!

東劇を出ると、暗くなりつつある空にツェッペリンNT号が飛んでいる。これはもしや…!?
すぐさま、携帯で競馬の結果をチェックするが…

そのまま日比谷公園まで歩いていき、42メートルの巨大ツリーと光のアートを見に行った。

ものすごい人だかりで光のアート内に入るのは断念して、日比谷公園内の『松本楼』でビーフカレーを食べながら巨大ツリーを楽しみました。

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2007年12月16日 (日)

地球最後の男とクラブW杯  極私的12月16日(日)

12月16日(日)

今朝もテレビニュースでは佐世保の銃乱射事件を報じ、新聞でも犯人に銃の所持許可を与えた警察の不手際と不作為が社説にまでなっている。
いったい犯行の動機はなんだったんでしょうかね…。

今日、オイラは朝イチで映画『アイ・アム・レジェンド』を観てきました!

地球66億人の人類が殺人ウィルスによって絶滅し、たった1人の生存者がそのウィルスの抗体をつくりだして人類再生をめざすというストーリー。

ふーん、この映画って3度目の映画化なんだね。リチャード・マシスンのSF小説『地球最後の男』をウィル・スミス主演、フランシス・ローレンス監督によってリニューアルですか。

オイラは原作や旧作を観てないので、どの程度、忠実に作られているのかわからないけど、オイラとしては、主人公ロバート・ネビルと闇の住人とのトラップの仕掛け合戦をもっと見たかったかな…。

でもさ、闇の住人は人間の知性を失なっているはずなのに、同じ手口のトラップを作るってのも変な話か。

あと、映画の終盤に若い女性とその息子が登場してきたけど、あの組み合わせはどうなん? オイラが脚本家だったら、ロバートが気をよせたマネキン似の女性とドーベルマンを登場させるけどね。で、仲間は生き残りの村にいる、っていう設定にする。

それにしても、オープニングのマスタングに乗って狩りをするシーンは一瞬で目が覚めてしまうような映像でしたね! あの車で復讐すればよかったのにね。

あと、ニューヨークの街にむかってゴルフの打ちっぱなしは気持ちいいだろうね。あの映像を観て、早朝の丸ノ内でショットする人が出てくるんじゃない!?

午後はテレビでFIFAクラブW杯『浦和レッズvsエトワール・サヘル』戦を観ましたよ!

浦和、やりましたね! Jリーグ発足時に、あの弱かった浦和レッズが世界で3位のクラブチームになってしまうとはね!

準決勝のACミラン戦では個人技の連携の差を魅せつけられてしまったけど、今日のサヘル戦は浦和の普段着サッカーができたのではないでしょうか。

ただ、サヘルの2点目は、シェルミティとGK都築との執念の差が出たプレーでした。瞬時に体を動かしたシェルミティと、ボールの行方をジャッジの判断に任せた都築との違いがゴールを奪い、ゴールを奪われた。
でも、まぁ、PK戦で4つ目を自力で死守した都築にはガッツポーズを贈りました!

決勝の『ACミランvsボカ・ジュニアーズ』戦は、テレビ見ながら『うまい、うまい…』って、ずっと唸ってましたよ!

2007クラブ世界一はACミランでした!

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2007年12月 8日 (土)

サラエボの花とK-1 GPファイナル 極私的12月8日(土)

12月8日(土)ジョン・レノンの命日

インフルエンザが流行しているようですね! なるべくなら、このままソ連A型をやり過ごして新年を迎えたいものです。

で、今日オイラは神保町の岩波ホールで上映されている映画『サラエボの花』を観てきました。

映画の舞台はボスニア紛争の決着から10年後のサラエボ。この地で生きる母と娘の物語。

母は過去の悲劇を引きづりながらも娘を愛し、
娘は父のことをひた隠しにする母に怒りをぶつけながらも母を愛す。

そして父の真実を知った娘は…。
そんなクロアチア映画です。

オイラ、最初の30分くらいは映画が単調すぎて集中できなかったなぁ…。岩波ホールのスクリーンが小さいことも集中できない要因ではあるんだけど、映画の序盤の母親の行動は何なの?って意味がわからなかったし、シングルマザーの家計の苦しさを坦々と描いた感じ。

でも、話が進んでいって、母親が突然イラつく理由がわかりはじめたあたりからは、映画にのめり込めた感じかな!

思い出してみると、オープニングの母と娘が仲良くじゃれ合うシーンでも、娘が母に馬乗りになった瞬間に母の態度が変わっている。後々なるほどねって納得できる。

95年に終結したボスニア紛争。20万人以上の死者を出すあの状況下に平時のモラルなんて通用しない。ああいった悲劇は戦時中だとしても、あってはならないことだけど民間人でも利用されてしまう。あの母親もそのひとり。

それが現在のバルカン半島で起こっている紛争の後遺症なんだろうな…。

さすがベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞しただけのことはある! 良い映画でした。

オイラ的には、サラエボの街並みや生活風景が映像で見れたのが新鮮でした! 確かオシム前日本代表監督の生まれ故郷だよね?

夜はテレビでK-1観戦。

今年の『K-1GPファイナル』は例年に比べても豪華な対戦カードが出揃った! だから楽しみいっぱい!

オイラの戦前の予想は、レミー・ボンヤスキーvsバダ・ハリの勝者が優勝する!って思っていたけど、悪魔王子に判定で勝ったレミーにはピーター・アーツと戦うチカラは残されていなかった…って感じでしたね。

好調をキープしていたアーツは澤屋敷を圧倒して、なにもさせないままKO勝利。準決勝では傷を負ったレミーに判定勝ち!
でも、決勝戦はハプニングですかね?

結局、優勝したのはV2王者のセーム・シュルトで、 3連覇達成でした!!

オイラ的には、ホンマンvsバンナ戦が楽しめた!

この試合、ホンマンのリベンジの試合でもあって、ホンマン優勢の投票が多かったみたいだけど、基本的にK1にリベンジっていう概念自体おかしいわけで、1度勝ったら2度目も勝つ。それがK1の面白さなのだ!

ただ、バンナもレミー同様、この試合で深手を負ってしまった感じでした…。

観衆は超満員の1万7500人ですか。
やっぱりグランプリ決勝戦は東京ドームでやってほしいな!

かつて7万人を動員したK1よ、来年は東京ドームでやるのだぁ!

K-1公開会見http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2007/10/k1_world_gp_fin_721f.html

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2007年12月 2日 (日)

4分間のピアニスト 極私的12月1日(土)

4分間のピアニスト 極私的1日
12月1日(土)映画の日

えっ、今日から12月なの!?
あぁ…、1年間って過ぎるのが早いですね。残りの1ヶ月はイベントや忘年会が目白押し状態でやってくるので風邪をひかない程度にお酒を飲むことにします。

さてと、今日ですけど、オイラはシネスイッチ銀座で上映されているドイツ映画『4分間のピアニスト』を観てきましたよ。

ハッキリ言って、この映画、シビレます! さすがドイツで多くの賞を総なめにしただけのことはある!

残された4分間、ジェニーのありたっけのパワーと、やりきれない想いや魂を鍵盤に叩きつけられてしまうと、圧倒とか圧巻という言葉を超越して、こちとら降参するしかありません!

オイラ、あの音魂、あの魂の叫びに完全に降参します。

そして師匠のあの笑顔って、逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて、そんなあの人にやっと逢えたという師弟愛を超越した笑顔でしたね!

刑務所に囚われた少女ジェニー
刑務所でピアノを教える老女クリューガー

この2人の女性が、時にはぶつかり合って、時には笑い合って、人生の傷をうめていく。いや、知らず知らずのうちに2人の傷がうまってしまう。そんな物語です。

あぁ、凄い映画を観てしまった…。

あっ、そうそう、劇場を出た後、浜松町へご飯を食べに行こうとしていたら、ライトアップされた東京タワーにハートマークが浮かんでましたけど、何かのメッセージですかね!?

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2007年11月30日 (金)

ミッドナイトイーグルから愛を込めて…

今晩、映画『ミッドナイトイーグル』を観てきましたよ!

この映画、オイラが思うに邦画では今年1番の出来映えだったんじゃないかな! さすが雪山モノにはハズレがないし、何よりもスクリーンから醸し出される緊張感とスケール感がたまらなくよかったと思うな!

物語は北アルプス山脈に墜落した米軍ステルス爆撃機“ミッドナイトイーグル”に搭載された“あるもの”をめぐって雪山と東京で同時進行的にストーリーが展開していき、

東京では万策尽きた首相官邸。
雪山では武装集団に囲まれた主人公の戦場カメラマン。

国と、愛する人を守るため、大沢たかお演じる西崎優二が選んだ最後の手段とは!?といったストーリーです。

映像も自衛隊が全面協力しただけあって説得力があったし、楽しめました。

ただ、批判したい部分もあって、もうそろそろ核うんぬんの話は卒業してもいいんじゃないかなぁ…。ちょっと飽きてます。それにストーリーとしても、米軍が北の上空を核武装したステルスで飛ぶ必要性がどれほどあるものなのかも疑問に感じてしまう。

だって、米国と北は政治的には雪解けにむかっているし、六ヶ国協議では北の処遇を中国に丸投げしてしまっている。わざわざ核武装したステルスをシナリオの中の話とはいっても北へ飛ばしたいのなら、それなりの理由を映画の中で絵を描いてもよかったのかなぁ…って。

あと、玉木宏演じる新聞記者の落合が雪山で真っ赤な防寒着を着ていたけど、それを見ていてオイラは『いつまでそんな派手なものを着ているんだよぉ!?』って映画を観ながらツッコミ入れたくてウズウズしちゃいました!

まぁ、キャラ中心の日本映画が多いなかで、ひさびさにスケール感のある映画を観たような気がしますね。

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2007年11月18日 (日)

さあ、ゲームをしよう。 ソウ4

ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』の第4弾『SAW4』を観てきましたよぉ!

前作でジグソウは死んだ…。
でもゲームは終わらない、ですか!?

前作の『ソウ3』では、生前のジグソウことジョン・クレイマーを開頭手術する驚愕のシーンがあったけど、今回の『ソウ4』では死んだジグソウの脱け殻を検視解剖する超リアルな映像シーンから始まるので、開頭手術と検視解剖が連続している印象を与えられ、オイラにはジグソウがまだ生きているように見えてしまいました…。

もちろんジグソウは死んでいるのだけど、まるで死体が『オレを解剖してみろ!』とでも言いたいかのようにジグソウが生きて解剖台にのっているのです。

そして解剖医が胃の中を開けた瞬間、『さあ、ゲームをしよう。』という言葉が飛び出すのだ…。

ソウの世界では、“血”と“時”が常に意識される。
オマエは“血を流すのか”それとも“なにもせずに死を待つのか”の二者択一を要求される。
血を流すことで生きていることを感じさせ、時間を意識することで生きていることを感じさせるのだ。

それがジグソウの生命論なのだから仕方がない。

社会を捨て、常識を捨て、自分だけの創造世界で生きているのだから、この世界ではジグソウがルールでありジグソウが絶対なのだ!
そして死んだことでジグソウ哲学に崇拝者が生まれ、ジグソウに協力する。誰が協力者なのかも2以降のポイントになっている。

ただ、オイラには、座らされている男と吊されている男が誰と誰なのかイマイチわからなかったかなぁ。だって日本人が外人の顔を区別するのって、よほど有名な俳優でないかぎり難しいよね。それに吊されている男って、アイツなんでしょ?それもわかりずらかったかなぁ。

でも今回、ジョン・クレイマーの人間味が垣間見れたのが興味深かったし、ジョン・クレイマーが死んでもジグソウのゲームがエンディングを迎えないことがわかりました。

そもそもジョン・クレイマーはゲームのエンディングを用意して死んだのでしょうか?

あぁ、終わりなき無限地獄よ、何人の命を差し出せば、あなたの怒りは鎮まるのですか?

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2007年11月 8日 (木)

ALWAYS、そこに昭和を思い出す。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』をみてきました!

オイラの感想は“一生懸命っていいな!”である。
これは前作から同じ精神で『今がんばれば将来は楽になる』という当時の人の想いが映画からもにじみ出ているように思うな!

物語は前作から4ヵ月後の昭和34年の春。
自転車の整備しか出来なかったロクちゃんがモーター付きの自転車を整備しているシーンから始まる(その前に三丁目が破壊されるシーンがあるが…)。

鈴木オートには新たな家族が仲間入り。
駄菓子屋を経営する茶川は生活苦からの脱出を目指して芥川賞受賞にむけて一念発起。

挫折あり、事件あり、そして涙ありの三丁目の住人たちの姿が描かれていて、映画を見終わると前作同様に『あぁ、夕陽が見たいなぁ…』って思わせる癒しの映画になってます。

今回は、完成した東京タワーや真上に高速道路のない頃の日本橋、今では更地になってしまった旧羽田空港のターミナルがVFXで再現されていて、人間模様や生活風景と同様にその辺もみどころ。

ALWAYS、そこに昭和を思い出す。

ちょうど当時は東京の風景が変わりはじめた頃なのかな。昭和33年に東京のシンボルである東京タワーが完成して、翌年には東京オリンピックの開催が決定して新幹線や高速道路の建設がはじまる。劇的に変わりつつある風景を間近に見ながら近い未来に希望を感じたのかな。

今はその頃の建物の立て替えがはじまっていて、新東京タワーの建設や東京オリンピックが誘致されている。

当時と背景が似ているようにも思えるけど、うーん、どうなのかな?

オイラとしては、新東京タワーの建設を見ながら『あれが完成する頃にはもっと時代は良くなる!』って思いたいけど…。

新東京タワーのことを調べてみると、建設費が400億円で、高さが610M、展望台は450Mのところにできるんだと。すごい景色が見られそうだね!
監修は安藤忠雄さんがするんだそうで、『傾くから散らばれ!』の心配はなさそう。

それと、いつしか銭湯ってなくなってしまいましたね…。
気がつくと風景が変わり、以前そこに何があったかを忘れてしまう。

あっ、意味不明だったオープニングシーンの意味が今になってわかった!

あれは続編を作るつもりがなかったスタッフが前作の撮影後に“鈴木オートの表札”以外は跡形もなく壊しましたってことなのね。

解りづらーい!

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2007年8月31日 (金)

進め、マイケル・ムーア少年!

『アメリカの医療制度はSicko(病気)だ!』

マイケル・ムーアがこう叫びながら製作した最新作『シッコ』は、まさに痛快!
その反面、よくよく考えてみると、衝撃を受けたのはアメリカ人だけでなく日本人であるオイラにとっても衝撃的な内容で他人事ではないようだった…。

マイケル・ムーアがカナダやイギリス、フランスやキューバへ渡って『タダ!? お金、かからないの?』と映画の中で何度もこの言葉をつかって呆然とするんだけど、オイラもムーア同様『そうなの!?』って思ったもん。

アメリカには国民皆保険の制度がないので病気や怪我をしてしまうと、多額の治療費を必要とする。6人に1人は無保険者で、保険に加入していても、利益至上主義の保険会社は保険金の支払いをなにかと拒否する。
治療をするかどうかは保険会社とその保険会社から給料をもらう医師が判断するので、金銭的に医療費を自己負担できずに治療を断念せざるを得ない人たちの姿を映像で見せられてしまう。

そういうアメリカの実情を踏まえると、タバコ会社やマクドナルドを相手に多額の損害賠償訴訟を起こすアメリカ人の気持ちも理解できそうな気もするのだ。
だって、ひとたび肥満やガンになれば資産をすべて失う危険があるんだもん。

日本はどうだろう!?
日本には国民皆保険の制度がある。米国の政治家が吹聴する共産主義のはじまりの制度でしょ。

その日本で医療を受けられない人がいるのだろうか?
その答えは即答できるだろう。

健康保険証をもらえない人がいることは社会問題になっているし、金銭面の負担が重くて治療の回数を減らす人はかなりいると聞く。

まだ日本の制度は米国と比べると助け合いの精神が働いているので、どの指を縫合して、どの指を諦めるのかの選択をしないで済む。自己負担も限度額があるので、保険診療であるかぎりは自己破産することはない。

でも、それは今までの制度での話であって、医療改革によっては厳しい自己責任が社会保険の分野に入り込む可能性は無きにしもあらずだし、助け合いの精神が希薄になっては社会保障は崩壊すると思ってもよさそうだ。

皮肉にも、最高の医療技術と医療環境を提供できるのもアメリカで、日本人も国内では認可されてない手術を米国へ行って最先端の医療を受けている。

そういう最高の医療技術をもちながら、低所得者層は病院での治療を諦めなければならない。なんか悔しいね。

この映画で痛快だったのが、ムーアと9.11救命士たちがキューバへ渡るシーンだ!

アメリカにとってキューバは“悪の敵国”で、忌み嫌う社会主義国家だ。
その国で9.11救命士は母国では有り得ない優しい言葉を医者の口から聞くことになる。

オイラ、このシーンは涙が出そうになりました…。

くしくも大統領選挙が近づいていて、候補者は公的医療保険制度を公約に入れ始める動きがあるようだ。
さてはて、この映画で何かが変わるのだろうか?高みの見物といきますか。

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2007年7月20日 (金)

アントワネット生誕250 年作品

ソフィア・コッポラ監督作品の映画『マリー・アントワネット』をDVDで見た。

マリー・アントワネットはオーストリア王族の娘として生まれ、フランスとの同盟関係を継続するためにルイ・オーギュストと結婚する。

この映画はマリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿へ嫁ぐシーンから始まるんだけど、
全体的に歴史映画のような重厚な作風ではなくて、現代版セレブ王妃のゴージャスな日常がそのまま描かれている感じの映画だ。

マリー・アントワネットを天真爛漫なかわいらしい女性として描いているところもこの作品の魅力。

序盤では、ヴェルサイユ宮殿内での規律や序列を面白ろおかしく描いている反面、風紀のみだれや女性どうしの陰口には笑える。

途中、ルイ16世とは真逆なタイプのフェンゼンという男が登場してきて、この男がハンサムで、戦いを知ってる男で、遊び心のある男で、性欲が強い男で、チョイ悪で…、こんな男にマリーが惹かれていく様子を描くあたりは、さすが女性監督といったところ。
女性なら共感できるんだろうなぁ!

オイラみたいな男目線から見ると、
『ルイ16世よ、男をみせろ!朝まで遊びほうけろ!』って叫びたくなる。
ちょっと設定が子供っぽすぎるかも…。食事のシーンは子供そのものだしね。

物語が後半へ進んでいくと、
マリーの顔が天真爛漫な少女の顔から女の顔、母親の顔、王妃の顔になっていくあたりはミドコロ!

2時間、飽きることなく見ることができる作品でした。

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2007年6月14日 (木)

プレステージとコヨーテ

関東も今日やっと梅雨入りしたようですね。
ここ連日、30度を超える夏日の暑さにバテていたので、夕方から雨が降って気温がグッと下がってきたのでホッとさせられる! でも今年の梅雨明けはラニーニャ現象とやらで平年よりも早く明けて、夏は猛暑になると予想されている。
あぁ、なんか憂欝だなぁ…。

今日は仕事の帰りに映画『プレステージ』を観てきた。

憎しみ合う2人のマジシャンにスポットライトが当てられた映画。
正直オイラには『???』がつくストーリー展開で、結末もくやしいけど理解できなった…。

そもそもオイラはダントンとプロフェッサーのどちらがホンモノのイリュージョニストなのか?という視点で映画を観ていたんだけど、どうもこの映画はそういった映画ではなくて、どちらが替え玉として結びつきが強かったのか、そこにポイントがある映画だったので、オイラにはまったくチンプンカンプンでビビデバビデブーのラストだった。

あと、科学者として登場してきたテスラだけど、『交流電流の父』と呼ばれる実在した人物だとは知らずに物語を観てしまうと、結末に説得力が芽生えないかも。
オイラには帽子の意味もわからなかった…。

よくよく考えてみるとヒントが散りばめられているんだけど、映画を観ながらヒントを理解するのは難しいのでは…。

オイラの完敗でした!

でもこれだけは言える。
『ホンモノだけがすべてを見抜く!』

だって、どの世界でもホンモノだけがすべて(リアル)を知り得る存在なのだ!
敗れた人間は何も知らずに死んでいく。

そんな映画。

帰宅後、
佐野元春のニューアルバム『Coyote』を聞いた。

3年ぶりのアルバム。
うぅ、最高!

特に『コヨーテ、海へ』は佐野らしいメッセージソングでスカッとする。

“気まぐれな進歩”はもういらないと言い放ち、“正義は疎い”と言って正義が通用しなくなった世の中の出来事を皮肉る。捨ててしまえ!とまで言い放つ。

でも本心は“この世界を信じたい”と叫んでいる。

“Show Real”
うまくいかなくても、それがリアル、気にするな。
目を背けずにショーリアル!
正義を目指すためにショーリアル!
そうすれば、きっと“勝利ある、勝利ある、勝利ある…”

なーんだ! 今日は映画でも歌でも“リアル”をみつけてみろ!って叫んでるじゃないか。

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2007年6月 9日 (土)

スリーハンドレッドと中村中

今日は朝イチで映画『300(スリーハンドレッド)』を観に行くことにした。

この映画は、少数精鋭のスパルタ戦士と大国ペルシア帝国とのテルモピュライの戦いを描いた映画で、
スパルタの王・レオニダスにスポットが当てられている。

ひとことで『300』の感想を表現するなら、スパルタ戦士の男気と豪快なバトルシーンがスクリーンのなかで爆発した映画だ!

少数vs多数という構図は『墨攻』にも似た内容だけど、『300』は戦略重視というよりかは一歩も引かない真っ向勝負に重点が置かれていて、スパルタの掟を子供のときから教えこまれているために非攻という概念はない。
無益な殺生どころか、発育不全の赤ん坊は谷底へ捨てる。

いつでも生か死か、それがスパルタの掟。
まさに戦うために産まれてきた戦士なのだ。

途中、『大日本人』の“大佐藤”みたいなペルシアの怪物が出てきたときにはつい笑ってしまったが…。

映画を観たあと、新星堂で中村中のシングルCD『友達の詩』を買ってきた。

中村中と書いて“中村アタル”と読む。
オイラは昨日の夜までこの人を知らなかった。

ちょうど仕事から帰ってきてテレビをつけたら金スマに中村中さんが出演していたのだ。

その番組で、性同一性障害に苦しみながら歌手になるまでの姿がクローズアップされていた。

自分の容姿が嫌い、自分の声も嫌い…。
まさにコンプレックスの塊のような人。

自分のことを不良品と呼んで自殺をも考えたという。
そんな絶望の淵にたたされた中村中さんが15歳のときに生み出した歌が『友達の詩』。

悲痛な叫び、心からの願いが詞に込められていて、この曲、この歌声を聞いたならもはや跪くしかない。

オイラは何度も繰り返し聞いてしまった。

夕方になってから、さきほどレンタルしてきたDVD『ディパーテッド』を観た。

マーティン・スコセッシ監督によりリメークされ、アカデミー賞の作品賞を受賞したスパイ映画。

オイラにはちょっと楽しめない内容だったかなぁ…。
警察側のねずみも、マフィア側のねずみも、小者まるだしでダメ!
あんな隙が有り過ぎるスパイなんて絶対おかしいし、ストーリー上、主人公を殺したいが為に冷静さを失わせるという演出ミエミエ。

さすがアカデミー賞と言いたくなる。

夜はフジテレビで『県庁の星』を観ていた。

感想はこちらで
http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2006/02/post_d0da_1.html

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2007年5月24日 (木)

パッチギ!

『パッチギ! LOVE & PEACE 』
オイラの感想をひとことで言うと“すごく爽やか”な映画!

京浜東北線での大乱闘シーンから始まって、アンソンの子チャンスの難病との闘い、差別との闘い、そして戦時中のえげつないシーンに続いていき、ラブ&ピースとは相容れない内容と映像なんだけど、
映画を見終わると、なぜか爽やかな気分になってしまう。

それは登場人物がそれぞれ問題を抱えながらも、みんなが前向きに生きようとしているからだろう。

キョンジャは差別を乗り越えるために晴れの舞台でカミングアウトし、
アンソンはチャンスの治療費のために危ない橋を渡ろうとし、
ノーベル佐藤は忘れたい過去を乗り越えるために母親を許し、
チャンスはそれでも自転車に乗ろうとする。

これがパッチギ精神!

そしてラブ&ピース。
井筒監督が表現したいラブ&ピースとは、命を守る姿勢のことであり、命を見つめる姿勢のことである。

命と向き合うことで人は強く生きれる。
そう考えると登場人物が前向きであることが納得できそうだ。

そして井筒監督が『パッチギ! LOVE & PEACE 』で伝えたいことはただひとつ。

戦時中の出来事を美化するな!ということ。

死にに行くことを美談にしようとするのは現代人のエゴでしかない。
そう言いたいから戦争シーンでアンソンとキョンジャの父ジンソンの話を映画に入れたんだと思う。

徴兵から逃亡したジンソンが、逃げた先のヤップ島でも米軍の激しい爆撃に合い、それでも命カラガラ逃げらえた。
逃げてくれたからこそ、アンソンとキョンジャが生まれ、アンソンの子チャンスが生まれた。

生き延びてくれた人たちがいたからこそ、今の自分たちの命があることを気付かせてくれる。

そうわかると自分たちの役割は命を次に繋げること。
命のリレー、それがラブ&ピースなのだ!

悲しいかなチャンスの始まったばかりの命には悲劇が待ち受けているのかもしれないけど、それでも自転車をこぎはじめたのだ。

ラブ&ピース、最高!
パッチギ、最高!!

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2007年5月13日 (日)

レクター博士よ、どこへゆく…

若かりし頃のレクター博士、ハンニバル青年がインテリジェントモンスターへと変身していく姿が描かれた映画『ハンニバル・ライジング』

前作の『ハンニバル』では癖まるだしのモンスター・レクター博士だった。
社会を捨て、常識を捨て、自分だけの理想郷のなかで癖と愛にだけ生きる。

まさに最強!
しかも危険!!
だから誰にも手出しができないのだ。

これが中年のレクター博士の姿だった。

『ハンニバル・ライジング』では、人格形成期の幼少時代、復讐の鬼と化した青年時代のレクター博士が登場する。

驚くべきはレクター博士の根底には“武士道精神”が存在し、“サムライ魂”を崇拝し、レディ・ムラサキによってプラトニックな愛に目覚める。

つまり、最強のインテリジェントモンスターは、自我を満たす飽食心と日本元来のストイックな精神が同居して、癖と愛が作り上げられていたのだ。

だからレクター博士の狂気さは切れ味最高。
いつでも日本刀のように鋭く研ぎ澄まされているのだ。

そして、その狂気さの切れ味を維持するために、レクター博士は人肉を喰う。
青年時代には頬の肉を喰い、中年時代には脳を喰う。

まわりからは危険人物だけど、常識がいっさい通用しないレクター博士を止めることは誰にもできない。

そうなると気になるのが、レクター博士の死に様だ。
愛のために死ぬのか、それとも彼をも上わまわるモンスターによって喰われるのか、もしくは侍のように自決するのか…。

次回作が待ち遠しい。

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2007年5月 9日 (水)

映画『バベル』について

言葉を乱して、世界をバラバラにしよう…(旧約聖書)

バベルの塔は神の怒りに触れて崩壊した…。


映画『バベル』は、モロッコ、アメリカ/メキシコ、日本を舞台に、言葉も思想も違う国々で、ある事件をめぐってほぼ同時進行的にストーリーが進んでいく。

しかも、その国々が抱える顕在化した問題が罪のない子どもたちの命を危ぶんでいくのだ…。

映画『バベル』のキーワードは“被害者は子どもたち”

命を失うモロッコ、砂漠で衰弱するアメリカ、親を信用できない日本。

そうなると、バベルの主役は大人ではない。
モロッコの兄弟であり、アメリカの兄妹であり、そして菊地凛子演じるチエコ。

言い換えると、
なぜ、兄のほうが死んだのか?
なぜ、砂漠の真ん中で放り出されなければならないのか?
なぜ、心にキズをつくり、そのキズを埋められないでいるのか?

つまり、神によって言葉を乱された子どもたちの運命こそバベルの塔なのだ。

その主役たちの中でも、チエコはなぜ若い刑事の前で全裸になってしまったのか。
ここは考えさせられるところ。

オイラはこのシーンでのチエコの心情を想像してみたんだけど、イマイチよくわからない。
そこでオイラは若い刑事の立場になって想像してみると、
『あぁ…、オレはあの子にからかわれていたんだなぁ…。』と、あの手紙を読みながら酒を煽る。

これはオイラの直感。

だって、チエコはいつでもヘルプの信号を送っている。誰かにすがりつきたいし、誰かに想いを伝えたい。
その反面、同年代の男子にノーパン姿を見せて反応を楽しんだりもする。

若い刑事にも同じだったんじゃないのかなぁ?
オイラはそんな風に感じた。

もちろん、あの手紙の内容がわからないのでそう想像するんであって、真実はあの手紙のなかにある。

それと最後のシーンだけど、チエコと父親が住んでいたのが東京の摩天楼、超高層マンションだった。

あれこそバベルの塔を想像させる映像ではないか…?

イニャリトゥ監督がなぜ東京で『バベル』をエンディングさせたのか。

これもオイラのカッテな想像だけど、
バベルの塔の建立中は人々の言葉が統一されていて、さらに思想も共有されていた平和な時代だった。

今となっては言葉はバラバラでも、同じ想いや願いをもつことは出来るんじゃないのか。
今だったら人々はわかり合えるんじゃないのか。

そして新たなバベルの塔を世界のどこかで建てるとしたら、日本なんだ。
そんな希望を表現するために監督は東京をエンディングに選んだ。

オイラはそう思うし、そうであってほしい。

結論、『バベル』は日本に救いを求め、希望を託した映画なのだ!

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2007年3月17日 (土)

カポーティ

今朝も東京のどっかで粉雪が降ったらしい。

オイラはそんなことも知らずに昨日レンタルしてきた映画『カポーティ』を朝っばらから観ていた。

『カポーティ』が劇場公開されたのが半年ぐらい前なんだけど、オイラが恵比寿ガーデンシネマの前を通るたびにカポーティのポスターが目に入ってきて気にはなっていたんだけど、劇場数が少なくて見逃してしまった映画だった。
だからDVD化されるのを待っていたんです。

なぜ陽気なトルーマン・カポーティが『冷血』を発表して以降、新作が書けなくなってしまったのかが描かれている。

カポーティは取材のために面談していた殺人犯に友情感情を抱きはじめ、死刑執行が近づくにつれて冷血な殺人犯の死を受け入れられなくなってしまう。

カポーティが『冷血』を完成させるためには死刑執行まで見届ける必要がある。

そのためにカポーティは死刑執行を早めるための裏工作までしたのに、死を受け入れられず、『冷血』というタイトルも受け入れられず、アル中になって彼も死んでしまう。
そんな映画。

レンタル屋も商売上手で、『カポーティ』のとなりに『冷血』や『ティファニーで朝食を』のDVDがとなりに並んでいて、返却したあとに『冷血』のDVDをつい借りてしまったオイラでした。

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2007年2月26日 (月)

バブル再燃?

今日の産経新聞に『地価バブルの再燃を未然に防ぐ』とある。

国交省や民間団体は、未利用な企業不動産や含み損益を持った企業不動産を把握して、適正な地価評価と不動産の有効活用に取り組むそうだ。

これは、バブルの反省と企業防衛を意味する。

とくに昨今の投資ファンドによる買収騒動をみると、
阪神電鉄のような不動産に含み益を持った企業が狙われている。

今後の地価上昇に備え、不動産市場の健全化につとめるそうだ。

バブルと言えば、現在公開中の映画『バブルへGO!』がヒットしている。
オイラも観たけど、結構楽しめた。
とくにエンディングは大笑い!

レインボーブリッジが3本ですかぁ!?
スキードーム『ザウス』らしき建造物も3つあって、あの合成映像はオイラのツボだった。

オイラがバブルの時代で思い出すのが“スキーブーム”で、1年中スキーを楽しめるように『ザウス』が造られたわけなんだけど、
オープンがバブル崩壊直後という不運もあってか今では姿かたちもなくなってしまった…。

オイラは南船橋にあったザウスの建造着工から解体まで間近で見ていて、
確か着工は80年代の後半で、以前ららぽーとの巨大迷路があった場所に造られた。

完成後には2回ほど遊びに行ったし、以前勤めていた会社の本社が船橋ららぽーとの敷地内にある三井ガーデンビルにあって、窓から外を眺めると、湾岸道路を挟んで真正面にザウスの巨大建物がそびえ立っていた。

数年前に営業休止になって3、4年前にザウスが解体されて更地になったときにはオイラはショックだった…。

今ではその場所に、欧州からやって来た家具屋『IKEA』がある。

とまぁ、オイラにとってザウスはバブルの象徴だったということが言いたかったのです。

近い将来、ザウスのようなスキードームが造られることがあるのでしょうか?
暖冬でスキー場に雪がなくなってしまった今こそ、ザウスの存在が惜しまれる。
でもこれだけは言える。
首都圏に巨大スキードームが出来たとき、間違いなくそれはバブルだ!

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2007年2月 8日 (木)

歴史に葬られた思想が蘇るとき

映画『墨攻』をオイラは先週土曜日の劇場公開の日に早速観てきました。

『墨攻』というタイトルは、作者の酒見賢一さんが考え出した造語で、“墨守”という墨家が存在した名残りの言葉から連想したタイトルなんだそうだ!

辞典で“墨守”という単語を調べてみると、
『国を守ること。転じて、旧習や思想などを固く守って変えないこと。』と書かれている。

つまりこの映画は“墨”の教えに従って国と思想を守りぬく物語だ。

『墨攻』の舞台は、紀元前370年頃の中国戦国時代。

常に中立の立場をとる墨家に梁という小国が守城の援軍を頼んだ。
こちらの梁国は兵と農民あわせても4000人、それに対して相手の趙軍は10万の兵を送り込んでくる。

圧倒的に不利な戦い、しかも援軍に来たのはたった1人の主人公・革離(カクリ)だけ。

革離は墨家の思想を駆使しながら守城に撤する。

まず革離が行なったのが、墨家十論の『尚賢』と『尚同』で、これは自分に指揮権があることを周知させ、一人一人の能力を見定めて人材を配置し、来たる戦に備える。

ただし、墨家の教えには『非攻』や『天志』といった思想があって、無益な殺しはしない。侵略もしない。
武器を捨てた敵や無抵抗な敵は殺さない。

だが戦いの火蓋が切られると敵味方おおぜいの死者を出してしまい、革離は墨家の思想と現実の矛盾に苦しんでしまう。

また革離は、特別な人を愛することは『兼愛』の思想に反するのかと問われてしまったりもする。

とまあ、こんな感じで、墨家思想の魅力とアンディ・ラウの魅力が爆発している映画だ!

オイラがとくに気に入ったのが、女剣士役のファン・ビンビンという女優で、かなりの美貌に見惚れてしまいそうになるし、独特な声がまた良い!
うん、気に入った!

この映画を観て思うのは、

墨家はあまりにも異色な『非攻』などの思想を持ったためか歴史から姿を消してしまったけれど、なんか彼らの存在に美しさを感じてしまう。
だって、一度決めた思想を時代にあわないからって変えなかったわけでしょ。

墨家はオンリーワンに拘った人たちなのだから魅力があって当然だし、そんな彼らを美しく思えるのも当然なのかも。

時代が過ぎて日本人も、パワー・オブ・バランスの一員でありながら非攻の精神をもつ日本国憲法を持っている異色な存在だ。
くしくも安倍首相は“美しい国”をキーワードにしている。

美しい国とは、美しい心をもった人たちがいる国のことでしょ。
それ以外に美しい国ってある?

日本人も美しい心をもったオンリーワンの存在になれる要素があると思うな!
オンリーワン、めざそうよ!

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2007年2月 3日 (土)

地球温暖化に警笛が!

地球温暖化に警笛を鳴らすアル・ゴア元米国副大統領のスライドショー『不都合な真実』を観てきた。

96分の上映時間、ゴア氏の講演による地球温暖化を示す科学的なデータと衝撃的な映像をみせられ、オイラは地球環境が想像を絶するほどの危機的な状況であることを思い知らされた。

政治家は人類によってもたらされる温暖化そのものを否定し、温暖化を示すような不都合なデータを信じようとしない。
とゴア氏は言う。

オイラもこれほどのスピードで温暖化が進行しているとは思いもしなかった。

そういった意味ではオイラも米国の指導者と同じで楽観視していたことになる。
現状を理解してないこと自体、悪なのだ!

オイラは最近のニュースをみるまでは、日本は京都議定書のCO2削減数値に限りなく近いところにいて、
排出削減量を他国に売れるものと思っていた。

議定書に批准しない米国をならずものと思っていた。
日本の場合、企業はここ10年間で確実に排出を減らし、エコ技術も進んだ。でも個人から排出されるCO2は急速に増加していてトータルでは削減目標は全然守れてないことを知ってしまった。

この映画の映像をみてると、次世代の人類がこの地球で人生を全うできるのか心配になる。

今日のニュースでも、フロリダでハリケーンが発生して非常事態宣言が出された。
国連も温暖化への警告を発し、ポスト議定書への重要性を求めている。

温暖化による影響かどうかは別にして、今後、カテゴリーの高い“カトリーナ”のようなハリケーンによる犠牲は避けられないのか?

ゴア氏によると、日常生活の中から少しづつ努力することで、地球は劇的に変わると言う。

その言葉を信じて、不都合でも、地球のためにできる事をマナーとして実行しようよ!

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2006年12月 7日 (木)

スパイ殺しと“ダブルオー”

毒を盛られた!?
元ロシアスパイの男が亡命先のロンドンで謎の死を遂げた・・・。
どうやら男の死因は放射性物質『ポロニウム210』によるものらしい。
専門家によると、この物質は持ち運びが簡単で、ガムの包み紙程度のアルミで持ち運びが可能なモノのようだ。

オイラはてっきりピアノマンのときのように映画の宣伝だと思ってましたよぉ!
だって、わざわざ毒を盛って暗殺しなくてもいいように思うし、現に反政府よりの記事を書いた女性ジャーナリストは何者かに射殺されていて、そのほうが確実に・・・。
ましてバレバレの暗殺に40億円以上のお金を使わなくてもよさそう。
それに犯行現場が“すしバー”でしょ!? 『007』の日本向け宣伝活動の一環だと思うよ・・・。
でも、違うようですね。 ロシアのスパイ機関“FSB”による犯行の可能性が高いようだ!
これが本当なら、スパイ小説みたいだと面白がってはいられない!

そんな事件が話題になってるなか、先週、スパイ映画『007/カジノ・ロワイヤル』が公開され、オイラも早速観に行ってきました!

オイラは前2作ぐらいしか『007』シリーズは観ていないので、“若きジェームズ・ボンド”の感覚は全くない。
だから、6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグからスタートして、約半世紀前に製作されたエピソード1のショーン・コネリーに続く感じになる。
きっとオイラの世代ではそんな感じになるのだろう。
“原点回帰”ではなく“出発”となる。

そんな21作目のカジノ・ロワイヤルは、ボンドがダブルオーの称号を与えられた後の初任務が描かれていて、約2時間半の上映時間が「あっ」と言う間に過ぎ去った。

オープニングのアクションシーンからオイラはスクリーンにのめり込み、ダニエル・クレイグのあま~いマスクと肉体美に引き込まれ、ボンドガールのエヴァ・グリーンに惚れ込んで、ストーリーの面白さに時間を忘れてしまいました!
そんな映画です。

次回作の製作も決定しているようなので、こちらも気になる。、
ポロニウムをロンドンに撒き散らしたスパイ殺しの容疑者の事情聴取も気になる。

スパイになった気分でいるオイラでした!

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2006年12月 2日 (土)

ジグソウは最前列にいる

ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』の映画第3弾『SAW3』を観てきましたよぉ!
残虐極まりないシーンの連続なんだけど、とてもスリリングで少し哲学的で面白いのだ。

『ソウ』の世界では必ず“”と“”が存在する。
“生きたければ何分以内に何かを捨てろ、血を流せ”と問いかけ、ゲームが始る。
タイムオーバーとなれば“”を失う・・・

血を流させることで生きていることを感じさせる。 それがジグソウの手口だ!
一方的なゲームだし一方的なルールなので、アンフェアだと思われがちだが、どの世界でも支配者がゲームをつくりルールをつくるのだから、ジグソウだけがアンフェアな訳ではない。 『ソウ』の世界ではジグソウが支配者なのだから、ジグソウのルールに従うしかないのだ!

ただし、最新作『SAW3』では少し違ってくる。
拷問機具にかけられている3人は、ある男の行動によって生死が分かれる。
つまりは、3人にとってゲームは存在しないのだ!
100%受け身である。

おそらく、ジグソウの生命が末期にある為に完璧なゲームをつくりあげれないのだとオイラは考える。 それに弟子のアマンダとの若干の不一致もその原因なのだ。

ラストシーンは衝撃的!
ジグソウは間違いなく最前列にいた!!
そしてジグソウはゲームの参加者でもあった!!!
続きは『SAW4』へ・・・ですかね。

オイラが超ビビッタのは、ドクター・リンの手術ですよぉぉぉ・・・。
ジグソウの心拍数は抑えたけど、オイラの心拍数は振りきれました!
それと、強烈な酸に手を突っ込むやつ・・・、オイラにはゼッタイ出来ません。
目を覆いたくなる映像でした!
それでも次回作が楽しみ。

ジグソウが不在となる次回作では、ソウの世界はどうなるのでしょうかね!?

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2006年11月10日 (金)

アメリカ側から見た硫黄島

硫黄島”二部作の第1弾『父親たちの星条旗』はすごく興味深い映画だった。
従軍カメラマン“ジョー・ローゼンタール”が撮影した摺鉢山に突き刺した星条旗の写真が戦時国債の集金プロパガンダに使われた背景や、この写真で星条旗を担いでいた6人の英雄のひとりの“ドク”がその後を人生をどう生きてきたのかが描かれた映画だ。

オイラが身に染みたのが、『戦争の最前線にいた戦争体験者は何も語らない』ということ。
語りたくないのだ! 自分のために語りたくないのだ! 自分の息子にでさえ語りたくないのだ。
常にフラッシュバックのように戦地での悪夢がよみがえり、寝ても覚めても何年たっても地獄のような戦場を思い出してしまう。 それが戦争体験者の後遺症なのだ!

この映画の原作者“ジェームス・ブラッドリー”の父である“ドク”は戦友“イギー”のことを夢の中でも探してしまうのだ。 ドクは実際にイギーが日本兵に拷問され殺された遺体を発見しているのだが、それでも夢の中では探してしまうのだ。

そんな悲しい姿をクリント・イーストウッドが描いている。

硫黄島・・・東京から南へ約1200キロ、グアムとのほぼ中間の地点にある。
この島を日本軍は米国への攻撃拠点としていた。
米軍は逆にこの島を日本本土の攻撃拠点にしようと占拠に乗り出した。
これが“硫黄島の戦い”だ!

クリント・イーストウッドは、硫黄島の戦いを忠実に再現しているそうだ!
そのためか戦争シーンは息を呑んでしまうほど大迫力で、日本軍の戦術もみごとに描かれ壮絶さ悲惨さが伝わってくる。
それだけでも見る価値あり!
12月には“日本側から見た硫黄島の戦い”を描いた『硫黄島からの手紙』も日本で先行上映されるので是非見たい!
ハリウッドが日本軍の“見えない戦術”で米兵を迎え撃った日本兵の姿や気持ちをどう描くのか楽しみだ。 期待したい。

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2006年9月 4日 (月)

『マイアミ・バイス』と『UDON』

マイアミ・バイス
上映時間2時間15分の間、オイラはずっと引き込まれてしまったぁ!

拉致救出シーンと銃撃戦では緊張感が最高潮まで高まって、カメラワークによって自分がその場にいるような感覚に襲われる。
反面、マイアミの夜景がきれいで癒されるし、パワーボートが海を切裂く爽快感、SEXシーンまで最高です。
何よりもこの映画はテンポが良い!

キャスティングも魅力的で、
捜査官のソニーとリコ役のコリン・ファレルジェイミー・フォックスのセクシー&ダンディーコンビは抜群にかっこいいし、犯罪組織側のキャリアウーマン、イザベラ役のコン・リーのクール・ビューティーさにそそられます。

マイアミ・バイスは何回でも飽きずに観たくなる映画ですよぉ!

UDON
まさかこの映画で泣きそうになるとは・・・!?
ベタかもしれないけど、“ゲソ天をしょう油で煮詰めたような顔”のガンコオヤジのあの笑顔は反則ですよぉ!

オイラのこの映画に対する感想は、
“おそるべき讃岐うどん”をあまり感じられないのが残念だったかなぁ・・・。うどんをすする音には食欲をそそられたけど、映像からは讃岐うどんの“おいしさ”は感じられなかった。
でも、映画のあとには“かまたまうどん”を食べましたけど。
あと・・・ホントに香川の人はビニール袋に玉を入れて素手で食べるのですかねぇ?
まぁ、おやつ感覚なんでしょうけど。

オイラは断然にそば派です。
駅の立ち喰いそばが大好物で、駅そばのニオイを嗅ぐだけで腹がへるシンドロームにかかってます。
東京でおいしい讃岐うどん屋ってあるのかなぁ!?
2、3年前には東京で讃岐ブームがあったけど、その時に出店した讃岐うどん屋がどれくらい今でも残っているのか・・・?
オイラがたまに行くのが、恵比寿駅構内にある讃岐うどん屋なんだけど、そこの味はちょっと・・・、トッピングを選ぶと、かるくワンコインを超えるから安いともいえないし。
やっぱり本場へ行かないと、おいしい讃岐うどんを食べられないのですかねぇ

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2006年8月27日 (日)

映画『太陽』

昨日、映画『太陽』を観てきました。
昭和天皇を“神”としてではなく、1人の人間として描かれた映画です。

この映画は上映館が少なく、オイラはチネチッタ川崎まで1時間ちょっとかけて行ってきました。
でも、それだけ遠出しても観る価値あり!

『太陽』は、昭和天皇の人間性を想像した映画で、数少ない資料や取材をもとにロシア人監督によって作られた作品。
だから、GHQと昭和天皇との会談や会食のシーンは全くの想像であるのだけれど、この映画の最大の主張は“天皇の人間宣言”であって、そこに至るまでの重要なシーンで見どころ。
GHQ『現人神は疲れる?』
昭和天皇『楽ではない』 という会話があったりもする。
特にこのシーンは、マッカーサーが人間ヒロヒトに興味をもち、マッカーサーの葉巻から天皇の葉巻へ火を移すという“親交の証”とも思える行動が興味深い。

昭和天皇役を演じたイッセー尾形さんの演技がバツグンに良い!
あれが戦時中の昭和天皇の姿かというと疑問だが、
オイラが知ってる70代頃の昭和天皇のイメージそのまま。
話し方もそうだし、口をパクパクする癖もそうだし、
『あっ、そう』の使い方も似ているんじゃないかなぁ!?

ユーモラスで、話し好きで、カニやナマズの生態について語れるほどの生物好きで・・・、そんな昭和天皇がどこまで軍を統帥できていたのかなぁ・・・と考えさせられる。
もし、昭和天皇が軍に疑念を抱いていたのなら、『富田メモ』の内容にも頷ける部分もあったりする。

こういう映画をロシア人が作って日本で公開されるって、なんか不思議だね。
日本人であるならば、もっと昭和天皇のことを知りたいはずだし、日本人監督ならもっと情報や資料を集められたはずだし、やっぱり今でもタブーなのか!? 残念です。

2時間の上映時間、喜劇俳優・イッセー尾形さんだったから引き付けられたのかも!
昔はよく、1人芝居『イッセー尾形がみたい』をよくテレビやビデオで観てたけど、あれ面白いんだよねぇ!
また観たくなったので、映画からの帰り際にDVDをレンタルしてきました!
『イッセー尾形 ベストコレクション』
これをみて大笑いしたろぉ!!!

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2006年8月17日 (木)

DVD『力道山』はオモシロイ!

昭和”を語るうえで避けて通れない人物の一人が力道山だろう。
敗戦のショックから立ち直りかけ、“豊かになりたい”という一心で頑張り続けた日本人、ただアメリカ人へのコンプレックスは残っていたのだろう。
そんなときに街頭テレビで力道山という男がアメリカ人の大男をなぎ倒していく姿が映し出されて、日本人は熱気した。

オイラは力道山を知らない世代だ。
知っていることといえば、アントニオ猪木とジャイアント馬場の師匠で、日本にプロレスを根付かせた人、ということぐらいか・・・
だから力道山の半生が描かれた『力道山』には興味津々で、2時間半の作品に見入ってしまいました!

正直、驚いたぁ!
オイラの力道山のイメージとこの作品に登場してくる力道山は全く違ったからだ。
あまりにも孤独で、何かに脅え、恐怖と圧力から逃れるために薬に頼り、唯一のプロレスまで奪われようとしていた・・・

これが本当の力道山なのかといえば?マークはつくけど、そういう一面もあったのかなぁ・・・と。

そんな隠れた部分も描かれ、力士時代から死までを描いた『力道山』はホントおもしろかった!
特にプロレスシーンはかなり迫力があって、見どころの1つ!
力道山役のソン・ギョングという役者、オイラは知らなかったけど、格闘家の身体をしてたし、目には殺気を漂わせていて、すばらしい俳優だね。 彼以外に力道山を演じられる役者はいないんじゃないかなぁ!?
そして今は亡き橋本真也が、横綱からプロレスへと転向した東浪(たぶん東富士か?)を演じているのも見どころの1つだね。
あとは武藤敬司、打点の高いドロップキックは今ではこの作品でしか見れない!

うん! やっぱり力道山はずごい!!
戦時中にアメリカへ渡り、プロレスと娯楽を逆輸入し、戦後の日本人を熱狂に導いて日本経済の一役を担いだんだもん。 それに人種差別ともたたかって、今でこそカミングアウトする人が増えてきてはいるけど、そんな土台を築いているのかも。
間違いなく、日本人にとっても、在日の人にとっても、力道山は“ヒーロー”なんだなぁ!

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2006年7月 9日 (日)

映画『不撓不屈』

不撓不屈・・・『困難に屈せず、くじけないこと
まさにこの不撓不屈という言葉は、主人公・飯塚毅さんにぴったりの言葉で、税理士・飯塚毅と国家権力との闘いが描かれた実話を基にした映画です。
かなりシブイ映画だけど、とっても興味深い内容です!

内容を少し紹介すると、
税理士・飯塚毅は中小企業の経営を少しでも安定させるために、苦心して考え出した節税対策『別段賞与』をクライアントへ勧めていた。
『別段賞与』とは、従業員に決算賞与の支給を決定して、その賞与を会社が従業員から借り入れる形をとり、経営に再投資するもの。
もちろん当時の税法の解釈では違法性はみられなかったのだが、所管の国税局は別段賞与の取り扱いを認めず、飯塚氏に脱税のあっせん容疑を着せてしまう。
それだけではなく、国税局は飯塚事務所のクライアントにまで嫌がらせまがいの税務調査に入り、クライアント契約の破棄まで迫る。
そんな国家権力の暴挙乱用を許せず、7年にも渡る国税庁・検察庁との対立へ発展していく・・・という内容。

この映画のみどころは、やはり飯塚さんの生き方だ。
国家権力から強力な圧力をかけられようとも、社会から脱税指南のレッテルを貼られようとも、税理士としての使命を尽くし、理想と信念を貫こうとする姿勢に注目です!

飯塚事務所のモットー『他利利自』 今の日本人はこの精神を忘れてしまったかのようだ。 自分の利益のみを追求してしまった結果が、耐震偽造事件であったりインサイダー事件であったり監査法人の不祥事であったりで・・・
正義はどこへいってしまったのか。
自分にウソをつくから、自分の力を信じることができず、その結果、他人をも欺いてしまう。 そしてその繰り返し・・・
この作品は、そんなニセモノだらけの全く美しくない資本主義社会への警笛とも思える。
飯塚さんが生きていたら、これらの事件をみて何を思うのだろうか。

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2006年6月 4日 (日)

映画『間宮兄弟』

先週の日曜日、オイラは『間宮兄弟』を観に行ってきましたぁ!
あぁー楽しかったぁ! 映画のオープニングが始まった瞬間に、日常で溜めこんだオイラのストレスが吹き飛んでしまいましたよぉ!
別に何か事件が起こるわけでもなく、素敵な恋が成就するわけでもなく、
ただ間宮兄弟が楽しんでいる姿をみる・・・

それだけなのに、オイラの心が穏やかになっていくのはなぜだろう・・・
それは間宮兄弟が、時間に追われず、お金に執着せず、好きなことを自分たちのスタイルで楽しみながら穏やかな日常を過ごしているからだぁ!

間宮兄弟は仕事が好き、でも、そこそこに切りあげて、夜はプロ野球をスコアボードを付けながらテレビ観戦、ポップコーンを片手にDVD鑑賞、
休日の午後には昼寝をして、夕方になってから買出しに出かけ、帰り際に餃子ジャンケン(ラーメン屋までグリコのおまけジャンケンで進み、先に到着した方が餃子をおごってもらえる)で楽しむ。

そんな何気ない日常を楽しんでいる間宮兄弟が、ある日、お互いのお目当ての女性を呼んで“カレーパーティー”をしよう!と企画する。
これがこの映画で最大の出来事!
カレーは、ビーフ・チキン・シーフードの3種類。 食後はモノポリーで大爆笑!
この1日が間宮兄弟の人生で最高の盛り上がり、オイラもツラレテ大爆笑!!!
そんな心地よい気持ちになれる映画です。

オイラはこの1週間、“間宮的生活”を実践してみました。
これがなかなか難しい・・・
いつもストレスとプレッシャーを感じながら せわしく仕事をしているし、
いつも何かを計算しながら、あるいは逆算しながら生活していることに気づく。
なんか余裕がない日常で・・・これは“反省会”が必要ですな!

昨日の土曜日、オイラが実践した間宮的生活を公開
 *間宮的生活を意識しながら過ごしてみました*

朝8時30分起床。 即、二度寝。 約1時間寝る。
午前中は家事で終わる。
13時頃、DVD鑑賞(プリズン・ブレイク第5巻) ビールと柿ピー(カレー味)
夕方、近くのマルエツで買い物。
19時、『K-1』をテレビ観戦、と同時に、『古代ミステリー秘宝殿』を見る。
22時頃、行きつけの居酒屋へ行く(友人がいるのを期待するも、友人の姿はなし。1人で飲むはめになる。)
深夜、テレビでプロレス観戦 ビール(エビスビールが好き。)
就寝。

オイラの日常も間宮兄弟と同じで、そんな大したハプニングがあるわけではないようだ!
ただ、間宮兄弟とは決定的に違うところを発見・・・
それは、間宮兄弟は楽しみを共有しているのだ!
オイラは間宮的生活を1人で楽しんでしまったのだ・・・

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2006年5月12日 (金)

海猿にチェックイン!

LIMIT OF LOVE 海猿』 オイラは泣きそうになりましたよぉ!

LIMIT OF LOVE”とタイトルにあるように、伊藤英明が演じる仙崎大輔カンナをつなぐ愛が描かれているんだけど、
オイラは、大輔と吉岡との“バディー愛”に感動ですよぉぉぉ!

バディーの吉岡のほうに感情移入しちゃったもん!
吉岡は潜水士1年目で、女にモテたいが為に潜水士になったお調子者なんだけど、
海猿最終章では大活躍です!
要救助者に『大輔さんは絶対に戻ってくる!』と約束する場面では、“よく言った!”って感じだったし、
脱出中に吉岡だけが身動きがとれなくなってしまい、残圧の少ないボンベを渡され一人残されるシーンでは、『すごく怖い』と言いながらも大輔を信じて握手する。 ここでオイラは泣きそうになったねぇ・・・
これこそ“LIMIT OF LOVE”、バディー愛を感じましたぁ!

大輔の無敵ぶりもいいねぇ!
プロポーズしてないで、はよ逃げろッ、って感じもしないではないけど。

やっぱオトコは身体を鍛えなきゃね!
オイラも何年かぶりに筋トレ始めるべぇ!!!

スピンオフ企画『潜水士・吉岡哲也』の実現を楽しみにしてまっせぇ!

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2006年5月 7日 (日)

Vフォー・ヴェンデッタ

近未来の英国が『V』の舞台で、英国が“圧制”と“検閲”で支配された独裁国家になってしまった、という設定。

夜11時以降は “外出禁止令”が出され、政府による盗聴、自警団による監視・・・とまあ恐ろしい国家になってしまったイギリス。
テレビでは“愛国心”まるだしのキャスターが他国を誹謗中傷してるわけだけど、

こんな国って現実に存在してるから、別に驚かないけどね。

かつての“自由”と“人権”を取り戻すために V は生まれ、白い仮面を被る。

そのへんが面白そうなので、この映画を観たんだけど、
“自由と人権”を取り戻すというのは表むきの目的であって、結局は、自分を人体実験の道具にした政府に対して、血の復讐(ヴェンデッタ)をすることが本当の目的だったのかと・・・
それに、最初から最後まで殺人鬼だったVには共感もできないし、なぜ大勢の人民を動かせたのかもオイラには理解できない。

そんな残念な映画だったけど、“イヴィ”を演じたナタリー・ポートマンが良かった!
丸刈りにされる場面は迫真の演技だったしね!
あと見所といえば、音楽に合わせて裁判所を爆破するシーンかな。

で・・・、Vっていったい何ものだったの!?

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2006年2月27日 (月)

織田裕二主演『県庁の星』

県庁の星』マジでおもしろかったぁ!!

未だに談合事件が発覚したり、採算のとれない高速道路を造ろうとしたり、あまり良いイメージのない行政の役人が、この映画の主人公。

テーマは“改革
とある県庁のエリート役人が、民間のスーパーへ研修にやって来たらどうなるのか!? というエンターテインメント映画だ!

マニュアル人間の野村聡と現場第一主義の二宮あきとの相反する2人が衝突しながらも、三流スーパーを“改革”するために協力しあい、互いのノウハウを融合することによって、より良いスーパーへ、より良い行政事業へと、意識を向けていくストーリー。

この映画には、ココロがくつぐられるような面白さがある!
織田裕二が“満天堂”の赤いエプロンを県庁スーツの上に着けている姿は滑稽だし、
惣菜担当のヘンテコな外国人と能天気なおばちゃん達がサイコーにおもろい!
しなびた揚げ物に水をつけて、揚げ直しているのには、つい笑ってしまったよぉ!?
あと、ケンチョウさんが作ってしまった、あの超高級弁当はありえない! あれじゃぁ売れないぞぉ・・・採算も無視しているし・・・ そのへんが役人丸出しなんだけど。

オイラとしては、織田裕二の店員姿をもっと見たかったかなぁ・・・
あと、原作に登場した“ハッピーマン”が映画に出てこなかったのも残念!
まぁ、2時間の上映時間では、しょうがないか。

原作の記事も書いているので、どうぞ
http://fight-club.cocolog-nifty.com/noglog/2005/10/post_d437.html

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2006年2月18日 (土)

映画『ナイト・オブ・ザ・スカイ』

スゴイ! この映画は『ステルス』を超えたね!!

『ステルス』は、最先端のCGでつくりあげた大迫力映像とスピード感に見入ってしまうけど、
ナイト・オブ・ザ・スカイ』は、フランス空軍の全面協力による“音速の世界”のリアルな映像に引き込まれてしまう!
それプラス、BGMがサイコー!!!

この映画のみどころは、
戦闘機“ミラージュ”による大迫力のドッグファイトだ!
それもCGの技術を極力排除した実写だというのだからスゴイ!

特に、この映画のオープニングでの、3機のミラージュによるドッグファイト、中盤のコックピットから見えるアルプスの景色、そしてラストのパリ上空でのドッグファイトは、一見の価値あり!
そしてこの映画の凄いところは、BGMが映像とピッタリ合うのだぁ
オイラはノリノリ!?でした。

ステルスもそうだったけど、ストーリーはもうどうでもいいぐらい・・・
いやぁ~、完全にオイラの心は掴まれましたよぉ!

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2006年2月11日 (土)

映画『サイレン』

サイレン怖ぇーよぉ!

サイレンが鳴ったら外に出てはならない

あのサイレンの音が鳴り響く“夜美島”の世界が、もの凄く不気味!
まさに堤監督の『TRICK』の世界だ。
島民たちが祭壇の前で島唄を歌いながら宗教儀式らしきことをやっていたり、真っ赤な染物を念仏を唱えながら洗っていたり・・・まさに不思議な世界。

ただ・・・何かに似てるなぁ!?って思いながら観てたんだけど、思い出した!
映画『ビレッジ』の世界に似ている!
“ビレッジ”は赤い物を忌み嫌い、町の外へは出てはいけない。
“サイレン”は赤いものに取り囲まれて、サイレンが鳴ったら外へ出てはいけない。
まぁ、ジャンルは全然違うけど、ミステリアスなところは似てるね!

オイラとしては、ストーリーの結末に不満はあるけど、映像には大満足!
そしてなによりも“音”がよい!
サウンド・サイコ・スリラー”を銘打たれた映画だけのことはある。

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2006年1月 2日 (月)

『ALWAYS 三丁目の夕日』

ALWAYS 三丁目の夕日』を大晦日にみてきましたよぉ!
年末に観る映画としては最適の映画でした。
ひさびさに夕日が見たいとも思える映画で、何か懐かしいような、でもオイラは生まれていない。 なぜ懐かしいのだろう・・・
映画を見終った後、『今日はどっかで平成の夕日を見てやろう!』と思っていたんだけど叶わなかった。なぜなら、その時間にはさいたまスーパーアリーナにいたから・・・残念!

映画の舞台は昭和33年の東京。
まだ東京タワーは建設中で、物語の進行とともに完成していく。 この映画の見所でもある! 『三種の神器』はまだ普及していない。

『鈴木オート』にテレビがきた日、近所の人たちが鈴木家に集まって“力道山”を見ながら興奮しているシーンはとても興味深い!
ちなみに、昭和33年の東京では、チャンネル数は3局。『月光仮面』が流行っていたらしい。

また、昭和33年には“集団就職”という言葉があり、地方からたくさんの人が機関車に乗って上京。 “ロクちゃん”という女の子も、東北から『鈴木オート』というオンボロな自動車整備工場に就職する。 住み込みなので、鈴木家の一員となる。
ロクちゃんは自動車会社の秘書を思い描いていたのに現実があまりにも違いすぎていたため、とまどいながらも、そこから夢を見い出す姿がこの映画では描かれていて興味深い!

きっと当時の人々は、つまり高度成長期を支えた人生の先輩方は、こんな思いをしながら就職したんだなぁ! 現在では『雇用のミスマッチ』と呼ばれて問題になっているけど、“働きながら夢をみつける”というお手本、現代人へのメッセージとも思える。

鈴木家の父親の言葉で『あと10年たてば楽になる!』はこの時代の象徴するような言葉で、みんなが戦後の敗戦から立ち直り、“日本を豊かにしていこう!”と頑張っていた、古き良き時代の人々が楽しそうで、なんかうらやましい!
あと、コーラを飲んでいるタバコ屋のおばちゃんに『しょうゆを飲んで死んじまえ!』って言ってたシーンには大笑いした!

あぁ~、夕日が見たくなってきた!
昭和33年の人々は夕日を見ながら、“明日も頑張ろう!”って思っていたんだね!
今では東京で夕日を見るのは難しい・・・なんか寂しいねぇ。

それと、心くばりの出来るやさしい鈴木家の母親役を演じた薬師丸ひろ子さんに注目です!
やさしい母親役が似合うなぁ!
この作品で、日刊スポーツ映画大賞・助演女優賞に輝いたのも頷ける。
『1リットルの涙』『ウメ子』でも母親役を演じていたし・・・大好きです!

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2005年11月10日 (木)

映画『まだまだあぶない刑事』

ハマの街にタカユージが帰ってくる!

1986年のTVシリーズから19年『あぶない刑事』略して『アブデカ』の最新作、
まだまだあぶない刑事』観てきましたよぉ!

ダンディー高山とセクシー大下が横浜港暑に帰ってきたぁ!
7年ぶりの横浜は街並みが変わり、横浜港暑はリニューアル。
驚くことに、町田透が捜査課課長に謎の昇進!

透が 「高山君、大下君」と呼ぶシーンには笑えますよぉ!

ファーストシーンの釜山での銃撃は、これぞアブデカって感じでカッコイイ!

STORYを少し紹介すると、
小型の核爆弾が韓国から日本へ持ち込まれてしまった・・・
なぜかタカとユージに疑いが・・・ついに2人に逮捕命令が出されてしまう。
それでもタカとユージは犯人を追う!
そして舞台はサッカースタジアム、試合終了と同時に核爆弾が・・・

オイラの感想としては、少し不満・・・
もっとハラハラしたかったなぁ・・・
犯人もちょっとねぇ・・・
犯行グループは銀星会が良かったんじゃないかなぁ!?
だってアブデカといえば、銀星会でしょ!

でも、ハーレーに乗ると無敵になるタカが見れて良かった!
それだけでも満足してしまうオイラ!

エンディリング曲の『貴女と・・・/舘ひろし』が特にシブかった・・・

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2005年11月 4日 (金)

『ソウ2』 前作を超えた・・・

映画『ソウ2』 超ビビッたよぉぉぉ
前作以上の残虐さで、オープニングシーンからビビッたよぉぉぉ
今回のソウ2では、ジグソウの正体が明かされる・・・

ソウ2の内容は、
8人の男女がある館に閉じ込められて、ジグソウと命を賭けたゲームが行われる。
しかもこの館には毒ガスが流されていて、館内のどこかに隠されている解毒剤入りの注射器を探し出して自分に打たないと死んでしまう・・・
時間はない! 出口を見つけろ!!
でも出口のカギはどこに!? ってな感じ。

どうもオイラはわからないんだけど、
注射器のあるところには必ず罠があって、注射器を手にした瞬間、罠にハマって死んでしまう・・・
ジグソウはホントのところ、解毒剤を打たす気があったのか?
そもそも出口がホントにあったのかも疑問だし・・・
最初っからマシューズ刑事だけがターゲットだったのか!?
なんか釈然としなかったなぁ

冷静になって、もう一度『SAW2』をじっくり見たい・・・ような。

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2005年10月15日 (土)

映画『 ステルス 』

ステルスが暴走!?
人工頭脳を搭載した無人ステルス戦闘機“エディ”が暴走してしまう!

この映画のオープニング、飛行演習しているステルス戦闘機のド迫力映像にオイラは見入ってしまった!
ストーリーはたいしたことないんだけど、大迫力映像とスピード感がサイコーです!

ステルスが垂直落下しながらビルを爆破するシーン、
給油ステーションの爆発シーン、
まさに圧巻で、ド肝をぬかれた!
何回も言うようだけど、ストーリーはたいしたことない。
エンドロール後のおまけみたいな最終カットも、ありきたりなんだけど、
とにかくステルスの映像が最高なんです!

ステルス“エディ”のポイントは、「人工頭脳」と「無人機」
別に驚くことではない。
むしろ、すでに実戦の戦争で投入されてるんじゃないの?
でも“エディ”は感情をもっている。
さらには、お気に入りのBGMまである!
しまいには、自己犠牲の感情まで生まれる!!
そこがこの映画のみどころ。

いいねぇー、ステルス!

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2005年8月28日 (日)

理想の上司、室井慎次!

容疑者 室井慎次』をみてきましたよぉ!
あっ!? このブログの記事はネタばらしはしてませんので、ご安心を!

青島よ、約束は果たせそうにない・・・。

ん!? 何やらただ事じゃないなぁ・・・
「容疑者~」のタイトルどおり、室井さんが逮捕されてしまう!
容疑は、特別公務員暴行陵虐の共謀共同正犯

刑法は大学時代にかじる程度のオイラの知識では、いまいちピンとこない・・・
早速、六法と刑法総論のテキストを引っ張り出して調べてみると、

特別公務員暴行陵虐とは、警察が被疑者に暴行行為をすることで、刑法195条で禁じている。
つまり、汚職の一種のようだ!
7年以下の懲役又は禁錮・・・けっこう重い罪だよねぇ!?

共謀共同正犯というのは、
ある犯罪を複数の人が共同して実行した場合、全員が正犯となる刑法60条の共同正犯の拡大理論として生まれたもので、犯罪の実行行為には参加しなかったが、謀議・指揮命令をしている者も共同正犯として認めよう、という裁判例で確立されたもの・・・らしい。
学者によっては共謀共同正犯を否定してる人もいて、適用にはグレーな部分もあるそうだ。

現場のやり方が、ときには法やルールに抵触することもあると考える、室井慎次の現場重視がこんな結果になってしまったのだろうか・・・それともハメられたのか・・・

「事件は現場で起こってるんだぁー」 って叫びたくなるよぉ!

あと、劇中に登場する日記をホームページで読んでいるけど、結末が気になりますぅ!!

オイラが「踊る~」の世界に注文したいのは、
この世界の警察組織が、国家機関なのか民間組織なのかハッキリしてくれぇ!ってこと。
テレビドラマシリーズでは、国家機関だったと勝手に解釈している。
というのも、警視庁を「本店」、所轄を「支店」と皮肉まじりに呼んでいるし、キャリアとノンキャリの対立を描いている。
その後、MOVIE2のパンフには、ニッポン警察株式会社が行なった警察改革が記事で紹介されている!
どっち?
「容疑者~」では、警視庁と警察庁の確執が描かれているので、国家機関ということか?
和久さ~ん、教えて!!
次回作では、警察官僚と警察民営化賛成派議員の対立を映画化するのも面白いかも・・・

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2005年6月24日 (金)

貞子が!?・・・うぎゃぁ!!

今日は真夏日だったらしい!
確かに暑かったよぉ!
こんな日の夜は、シネコンでポップコーン片手に映画を見るに限る。
見たのは『THE RING 2』だ!

ただこの映画・・・どうしたいの?って感じでさぁ
貞子・・・じゃなくて、あの化け物をどうしたいの?
あの母親は何がしたいの? 
憑依されてるからって、自分の子供をあんな風に殺そうとできるのか?
シカの攻撃はまったく理解不能!?
ストーリーの出来が悪いのだぁ!!

「リング」シリーズは大好きだから期待していたんだけど、ハリウッド版は前作同様ダメですな!

リングのみどころって言えば、
呪いのテープをコピーするのか、しないのか
他人にテープを見せるのか、見せないのか
テープをコピーすれば、ねずみ算式にコピーが増殖して、それだけの人も死ぬ。
コピーを他人に見せなければ、自分が死ぬ。
どちらも選べないので他の方法を探す、ってところが面白いのに・・・

何も解決してないじゃん!? 何も怖くないし!?

リングの原作は、遺伝子のはなしなんだよぉ。
人の遺伝子は、危機的状況のときに、どのような行動をとるのか?
種の維持か? 利己主義か?
利己主義を選べば、種は絶滅してしまう。
種の維持を選べば、遺伝子はそこで途絶える。

リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』によると、遺伝子の最優先の行動は、自分のコピーを作ること。
この本の有名な部分は、南極の皇帝ペンギンの話だろう。
氷の下に自分達の天敵がいるかもしれないので、仲間を突き落としてみて安全を確認する。仲間が喰われなければ安全だ、ってことで・・・
このペンギンの行動は、遺伝子がそうさせているんだとさ!

貞子の遺伝子も利己的な行動をしているだけなのよ!
世間への恨みが強い怨念となって、テープに遺伝情報を念写した。
そのテープをコピーさせることによって、貞子の遺伝子は生き続けることとなり、それを拒む人は殺す。 ペンギン同様に・・・

ハリウッド版だろうと『リング』を名乗る以上は、貞子の遺伝子の恐ろしさを映画で表現してくれよぉ!
意味不明なストーリーを勝手に作るな!って言いたいよぉ!!

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