2009年12月20日 (日)

片山右京さんの遭難について

この報を最初に知ったとき、

“えっ、あの片山右京が富士山なんかで遭難するの?”って驚いてしまった。

登山家の野口健さんが言っていたけど、登山の天敵は風なのだそうだ。その風をしのぐ岩影のない富士山は非常に危険なんだとか。

そして、

あぁ…、これが冒険家の宿命なんだなぁ…って。

まして今回は生死をさ迷う仲間を残して、1人で下山してきたわけだ。それってかなり厳しい決断があったのだろう…。


会見の様子を見ていて、つくづく思う。

右京さんには、はやく笑顔を取り戻してほしい。


今後1年間は、もろもろの活動をすべて自粛するそうだ。レース、自転車、登山、解説者…。東京中日スポーツの右京さんのコラムを楽しみにしている者としても、やっぱり寂しいよ。

確かこの前のトウチューの記事は、ホノルルマラソンのことと、これから旅立つ南極ビンソン・マシフのことが書かれていた。

その南極登山も。

きっと今の右京さんの心は95年のティレルの宙に舞ったF1マシンのように、バラバラになっちゃったのかな…。

だからさ、変に勘ぐった報道はやめてほしい。東スポの節操のない記事には笑えないし。

そっと、さ。

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2009年11月 4日 (水)

トヨタ撤退! F1 からジャパンが消える日…

ついにこの日がやってきてしまった。

トヨタ撤退!  F1<br />
 からジャパンが消える日…

あの世界のトヨタが、F1から撤退することを発表した。悲願だった1勝を手にすることなく…。これで昨年のホンダ、スーパーアグリに続き日本国籍をもつコンストラクターがすべてF1から消えてしまうことになる。

しかも、ブリヂストンが来季限りでF1へのタイヤ供給を終えるという衝撃的な発表をしたばかり。いったい日本のモータースポーツはどうなってしまうのだろうか!?

トヨタ撤退!  F1<br />
 からジャパンが消える日…

今季のトヨタは、レギュレーション大改正の恩恵を受けて、開幕戦を3-4フィニッシュという最高のスタートダッシュで走りはじめた。途中、開発の進捗が鈍ったものの、母国日本グランプリでは2位表彰台をゲットしている!

ラスト2戦ではサードドライバーの小林可夢偉を起用して、その可夢偉が大活躍。王者バトンをねじ伏せるという世界が驚く大シーンを展開して、そのシーンが国際映像で流れたのだ!

これまで国際映像に日本人が映ること自体あまりなかったことなのに、トヨタ可夢偉の走りを国際映像が追い続けた。最終戦アブダビGPではポイントまで獲得している。

来季こそ、正ドライバーへ!という時に肝心かなめのトヨタがいなくなってしまう…。

あぁ、なんたることか…。

トヨタがいなくなる、ということは、日本人F1ドライバーにとっても逆風で日本人不在の危険すらあるのだ。なぜなら、可夢偉も、ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴も、トヨタの育成プログラムの出身、F1でのバックアップもトヨタから受けている。

つまり、トヨタの撤退は、日本人がモータースポーツの最高峰へ渡る最初の一歩を失うことを意味するのだ。

ブリヂストンの撤退もF1界には衝撃的な出来事で、ポスト・ブリヂストンのタイヤメーカーがF1マシンのパワーに耐えられるタイヤを供給できるのかと。

思い出すのは、2005年シーズンのアメリカGPでのこと、ミシュランタイヤの耐久性に疑問をもったミシュランユーザーが決勝を半ばボイコットしたという事件があった。このとき、ブリヂストンタイヤにはまったく問題がなかったという。

そういえば、このときのアメリカGPのポールボジションがトヨタのヤルノ・トゥルーリだったね。でも、予選のときには決勝ボイコットを予期して軽タンクで予選を走ったんだっけ。

ブリヂストンの浜島さんがF1からいなくなるというのも、日本人ドライバーにとってはマイナスだろう。

だが、バックアップがなくてもF1シートを獲得できる者こそ一流のF1ドライバーだ!

佐藤琢磨、中嶋一貴、小林可夢偉、これからが本当の勝負で、その真価が問われているぞ!

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2009年8月15日 (土)

シューマッハの復帰断念について

シューマッハの復帰断念について

ミハエル・シューマッハの現役復帰宣言が一転して取り消された…。

あーぁ、なんか残念だなぁ

首の古傷?
シューマッハといえども年齢には逆らえないのか…。

今季のF1は政治的な暗いニュースばかり目立っている。BMWも撤退するしね。そんな中、シューマッハのF1復帰宣言はより明るいニュースとして受け入れられていたんじゃないかな?

確かに、7Timesチャンピオンの復帰には疑問視する意見があるのもわかる。過去の栄光を汚すのかと。体力的にどうなのか、とか、スーパーライセンスが取れるのかという現実的な問題もあった。

それに、あの肉付きのよくなった今のシューマッハの体を見ると、94年にスポット復帰したナイジェル・マンセルのことが思いだされる。

あのときは、レッドファイブと怖れられたナイジェル・マンセルの姿はどこにもなかった。

あれが、ハイテクマシンを駆使して王者になったナイジェル・マンセルなの?

あれが、ブラックフラッグを無視して走り続けた闘争心まるだしのナイジェル・マンセルなの?ってね。

セナが事故死して暗くなったF1界の起爆剤としてマンセルの復帰には期待感が大きかっただけに、失望感も大きかった。

さて、シューマッハの場合はどうなのか。ファンを満足させる走りができるのか。

それは、やってみなければわからないでしょう。まして他人にはわからない。

なんてったって、シューマッハは前人未到の7Times王者。F2007で自主練する男なのだから!

でも、そんな期待感も泡となって消えてしまった。残念だな。

間違いなくオイラのアンチ・シューマッハの血が騒いでいたのに。

あーぁ、見たかったなぁ…。

シューマッハvsハミルトンの新旧王者対決が。

あーぁ、見たかったなぁ…。

シューマッハがKERSマシンをどう使いこなすのかを。

こうなったら、ポスト・シューマッハといわれている、

セバスチャン・ベッテルに頑張ってもらって、

F1を盛り上げてほしいな!

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2009年6月21日 (日)

凄いぞ、一貴予選5位!

『中嶋一貴が予選5位をゲット!』

イギリスGP決勝は、自己最高5番グリッドをゲットしたウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴に期待だ!

一貴にとっての第2の母国イギリス、馴れ親しんだ最後のシルバーストーンでジャパンの勇姿を見せてくれ!

凄いぞ、一貴予選5位!


ひさひざに明るいニュースが飛び込んできたね。

はっきり言って、7戦6勝のポイントリーダー、ジェンソン・バトンに敵対する勢力はなく、1ポイントを争うような壮絶なチャンピオン争いを期待できない今季。

まして来季のF1シリーズから8チームが撤退しようとしている現状をみると、ますますF1レースへの興味が薄れてしまう。

そんな中、唯一の日本人ドライバーとなった中嶋一貴が5番グリッド3列目からスタートするのだ!

レース展開によっては表彰台をも狙える位置だし、大量ポイントも獲得できるぞ!

スタートさえミスらなければ、テレビに長時間映り続けるだろうし、6番手に沈んだポイントリーダーのバトンを抑え込むような走りを見せてくれれば、それだけで爽快だ!

ポールポジションは2戦連続でセバスチャン・ベッテルだ。前戦のトルコでは失敗しちゃったけど、ドライでも勝てる天才の走りが見れるかも。“雨の皇帝”の名は返上だ!

心配なのが王者のルイス・ハミルトン…、予選Q1敗退でまさかの19番手スタートに、王者の風格まったくなし。

しかも、マクラーレンまでKERS装置をはずしてしまった。なんか残念だな。

これはマクラーレンが来季あるいは新シリーズにシフトチェンジしたってこと?

【イギリスGP予選】

PP セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1:19.509
2 ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)1:19.856
3 マーク・ウェーバー(レッドブル)  1:19.868
4 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)    1:20.091
5 中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)  1:20.216


【第7戦トルコGP決勝】
優勝バトン(ブラウンGP)61点
2位ウェーバー(レッドブル)27.5点
3位ベッテル(レッドブル)29点
4位トゥルーリ(トヨタ)19.5点
5位ロズベルグ(ウィリアムズ)11.5点
6位マッサ(フェラーリ)11点
7位クビツァ(BMW)2点
8位グロック(トヨタ)13点

【第6戦モナコGP決勝】
優勝バトン(ブラウンGP)51点
2位バリチェロ(ブラウンGP)35点
3位ライコネン(フェラーリ)9点
4位マッサ(フェラーリ)8点
5位ウェーバー(レッドブル)19.5点
6位ロズベルグ(ウィリアムズ)7.5点
7位アロンソ(ルノー)11点
8位ブルデー(トロロッソ)2点

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2009年5月12日 (火)

跳ね馬とシルバー帝国の今は…

ブラウンの独走は止まらない…

わすが5週間で4レースを行なったアジアラウンドを、圧倒的な強さで3勝を挙げたブラウン&バトンの勢いは欧州ラウンドの初戦スペインGPでも止まらない。

ニューパーツを導入して地位奪還を目論んだ名門チームを尻目に、アジアを制したブラウンGPのジェンソン・バトンがスペインでも独走の今季4勝目を挙げたのだ!

イッタイ、誰がストップ・ザ・B&Bとなるのか?

対する旧2強、マクラーレンとフェラーリは欧州ラウンドにきてもダメダメ。まずはチャンピオンマシンのフェラーリはというと、

跳ね馬とシルバー帝国の今は…

元王者のライコネンはチームの作戦ミスによって、予選Q1で無残な敗退。当然のように決勝ではトップ争いに加われず、マシントラブルでリタイヤ。完全なる凡ミスだ。

一瞬王者のマッサの方はレースの終盤でまさかのガス欠。レースどころか、ただ燃費を抑えるだけのデモ走行レベルに。こりゃ、しばらくはダメだな!

思い起こせば開幕戦、チームの作戦ミスによってマッサが予選Q1でノックアウトされるという失態を演じているのだ。これほどの屈辱感をフェラーリ陣営は忘れてしまったのだろうか?

しかも第2戦のマレーシアでは、イチかバチか、博打的とも言うべきレインタイヤの装着。こんな稚拙な作戦を名門フェラーリチームがやっているのだ。

もっと言うと、昨季の給油ホース引きずり事件からフェラーリは終わっていたのかも。

ワールドチャンプを生んだマクラーレン・メルセデスはというと、

まもなくF1<br /><br />
 日本GPが開幕します1

王者ハミルトンがまさかの周回遅れに。コバライネンのほうは今季まともなレースを1回もしていない。

こっちは改善点がわからないだけにフェラーリ以上に深刻な状況だ。

ただし、旧2強にはKERSという諸刃の剣ともいえる強力な武器がある。

この武器が輝きだしたとき、2強は必ずや復活する!

第5戦スペインGP決勝
優勝バトン(ブラウンGP)41点
2位バリチェロ(ブラウンGP)27点
3位ウェーバー(レッドブル)15.5点
4位ベッテル(レッドブル)23点
5位アロンソ(ルノー)9点
6位マッサ(フェラーリ)3点
7位ハイドフェルト(BMW)6点
8位ロズベルグ(ウィリアムズ)4.5点

第4戦バーレーンGP決勝
優勝バトン(ブラウンGP)31点
2位ベッテル(レッドブル)18点
3位トゥルーリ(トヨタ)14.5点
4位ハミルトン(マクラーレン)9点
5位バリチェロ(ブラウンGP)19点
6位ライコネン(フェラーリ)3点
7位グロック(トヨタ)12点
8位アロンソ(ルノー)5点

リタイア中嶋一貴(ウィリアムズ)0点

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2009年4月21日 (火)

雨の皇帝・ベッテル優勝!

赤い猛牛軍団がF1初優勝!

雨の皇帝・ベッテル優勝!

第2戦のマレーシアに続き、第3戦中国GPも雨。SC先導のスタートでしたが、

そうなると、F1の醍醐味の1つでもある、緊張感あふれ、爆音エキゾーストノートを奏でるシグナルスタートの楽しみが奪われてしまうね。しかも、KERS組のロケットスタートぶりも今季の楽しみの1つなんだけどな。

ポールポジションはレッドブルのセバスチャン・ベッテル。なんと、ワンアタックだけでポールを獲得してしまうという凄腕を予選で見せられしまったわけ。通算2度目のポール獲得!
レッドブルチームにとってはチーム設立5年目にして初ポールという、おまけ付き!

当然のようにベッテルはローリングスタートも決めてしまう。その後は危なげなく雨のレースを支配し、1度もコースアウトすることなく無事にゴールしまう。

昨年の王者ハミルトンでさえ、同じ場所で同じように滑ってコースアウトしてしまうというのにである。

ベッテルの初勝利は昨季のイタリアGP。フェラーリのお膝元で優勝をかっさらったのだ。このときの天候も今回同様、雨。悪コンディションの中、フェラーリ勢に大差をつけて優勝している。しかも誰もが想像すらしなかったトロロッソチームの初優勝である。

今回は赤い猛牛軍団レッドブルに優勝をプレゼント!

まさに初優勝請負人、いや、“雨の皇帝”の誕生だ!

対する、赤い跳ね馬の方は見るも無残に…。元王者のライコネンがトロロッソの新人・ブエミにオーバーテークされるという始末のワルさだ。昨年のチャンピオンマシンが開幕から3戦連続ノーポイントというのは…。

第3戦中国GP決勝
優勝ベッテル(レッドブル)10点
2位ウェーバー(レッドブル)9.5点
3位バトン(ブラウンGP)21点
4位バリチェロ(ブラウンGP)15点
5位コバライネン(マクラーレン)4点
6位ハミルトン(マクラーレン)4点
7位グロック(トヨタ)10点
8位ブエミ(トロロッソ)3点

リタイヤ中嶋一貴(ウィリアムズ)0点

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2009年4月 7日 (火)

ゲリラ雨にも負けず、無敵ブラウン!

暴雨赤旗、レース続行不能!

真っ黒な雨雲とともにやって来たゲリラ・スコール。セパンに雷雨危険警報が発令された!

慌てふためくスタッフに、命からがらピットに戻るF1マシン…。

川のように雨水が流れるコースでは、ウエットタイヤでレースをするどころか徐行走行すらままならない。ましてドライバーの視界は限りなくゼロ!

あまりにも危険だ!

全56周のレースが32周目のところで中断し、そのままレース終了ですか…。規定周回数未満のハーフポイントは17年ぶりのことなのだとか。

でも、年間17レースの中で1回ぐらいハプニングにまみれたグランプリがあってもいいのかな!?

レースを振り返えると、雨が降り始めたのが21周目。22周目にトップから12位走行中のベッテルまでの全車両がスリック→ウエットタイヤに変更している。

そのウエットタイヤ初体験のブラウンGPは雷雨にも負けない異次元の速さでトップ奪回!

まさかの開幕2連勝で笑いが止まらない。

それに対して、跳ね馬の堕落はどうしたものか。

ライコネン車の不可解な18周目のウエット交換は判断ミスという言葉では片付けられないほど御粗末で。半か丁か、イチかバチかの世界でしかない。戦略なきタイヤ交換だったと言えよう。

その後もライコネンはインターミディに履き替えて、これまた失敗…。運も実力のうちとは言うけれど、フェラーリよ、万策尽きたな。

元王者、ルノーのフェルナンド・アロンソのレース展開はさすがだね。他車よりも20キロも多く燃料を搭載したにもかかわらず、スタートで一気に4位へと浮上してしまう。まざまざとKERSの強みをスタートから見せつけた訳だけど、豪雨の中、KERSを駆使したウェーバーとのバトルも見応えがあった!

そんな感じで明暗分かれる開幕2連戦、かつて2強と呼ばれたフェラーリは0点で、マクラーレンは1点のみで終えた。

これは春の珍事なのだろうか?

マレーシアGP決勝

優勝 バトン(ブラウンGP)15点
2位 ハイドフェルト(BMW)4点
3位 グロック(トヨタ)8点
4位 トゥルーリ(トヨタ)8.5点
5位 バリチェロ(ブラウンGP)10点
6位 ウェーバー(レッドブル)1.5点
7位 ハミルトン(マクラーレン)1点
8位 ロズベルグ(ウィリアムズ)3.5点

12位 中嶋一貴(ウィリアムズ)0点

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2009年4月 5日 (日)

マッサ、不覚のノックアウト!

セパンの予選でも衝撃!

なんとチャンピオンマシン、フェラーリのフェリペ・マッサが予選Q1でノックアウトされるという衝撃的な出来事が起こったのだ!

しかも、その敗退の原因が己のチカラを過信したもので、激戦のQ1をライバル達がコース上で戦っている中、マッサは1人マシンを降りて高みの見物をしていたという。

そしたら自分のタイムをライバル達がどんどん抜き去っていき、気が付いてみるとQ1敗退…。

まさに凡ミスも凡ミス。笑い話にもならない。これが昨年の“束の間”の王者のやることなのか?と。

衝撃といえば、マクラーレン勢、特に王者ハミルトンが予選最終ラウンドに進出できないということも、ある意味で衝撃だ。

開幕戦での偽証失格が尾を引いているとは思えないが、ブラウンやトヨタ、ベッテルらにも引き離されてしまう現実がどうにも受けとめられない。王者の決定方法が2転3転して、今までどうりのポイント制に戻った今、ポイントの剥奪が精神的に響いているのかな。

それにしてもトヨタが速い!

マッサ、不覚のノックアウト!

とてつもない速さのブラウンに遅れること僅か100分の9秒、トゥルーリがあわやのポールポジション寸前!

確かトヨタは、何年か前のアメリカGPで決勝棄権を想定した、予選空タン状態でポールポジションを獲得したことはあるけど、実力のポールは時間の問題だろう。

トヨタの優勝はあるのか!?

確定R1オーストラリアGP決勝

優勝 バトン(ブラウンGP)10点
2位 バリチェロ(ブラウンGP)8点
3位 トゥルーリ(トヨタ)6点
4位 グロック(トヨタ)5点
5位 アロンソ(ルノー)4点
6位 ロズベルグ(ウィリアムズ)3点
7位 ブエミ(トロロッソ)2点
8位 ブルデー(トロロッソ)1点

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2009年3月29日 (日)

ブラウン圧勝、奇跡のデビュー戦V!

ジェンソン・バトンがポールtoウィン! 生誕3週間のブラウンGPが開幕戦を制す!!

これは夢なのか幻なのか…、他を寄せ付けぬ抜群の速さでブラウンGPジェンソン・バトンが開幕戦を完全に制圧してしまった!

そしてポディウムの真ん中に立つバトン。でも君が代は流れない…。

ホンダ撤退について

なんか複雑な気分もしないではないが、これが現実なんだな。

さて、早くも問題視されていた幅広のフロントウィングでのクラッシュが発生した。

2位を争うベッテルとクビツァがサイド・バイ・サイドの状態でコーナーに突入し、お互いの“掃除機”が絡み合うという。

今シーズンはこんなシーンが多発するのだろう…。

もはや、お互いのタイヤをぶつけ合うようなサイド・バイ・サイドの大バトルは期待できない。それだけでなく、クロスラインもまた同じ。

ただ、KERSに関しては相当有利な武器になりそうだ。なんせ出来の悪いマクラーレンのマシンが弾丸ロケットのようになるのだから!

トゥルーリでなくても背後に80馬力プレミアムマシンが追ってくればビビルはずだよ。ましてオーバーテークしやすい環境になっているわけだから。圧倒的な速さをもってないKERS非搭載車は苦労しそうだね。

その出来の悪いマクラーレンだけど、決勝では案外悪くなさそうなので一安心。王者が下位に甘んじるようでは面白くないから!

そして我が侍ジャパン、ウィリアムズの中嶋一貴はリタイヤでした…。あれは一貴のミスなのかな?

見た限りでは、アクセリングのミス。昨季の豪GPのマッサと同じような縁石上でのミス。残念だ…。

次戦は来週のマレーシアGP。連続開催なので、ここもブラウンGP圧勝なのかな!?

R1オーストラリアGP決勝

優勝バトン(ブラウンGP)10点
2位バリチェロ(ブラウンGP)8点
3位ハミルトン(マクラーレン)6点
4位グロック(トヨタ)5位
5位 アロンソ(ルノー)4点
6位 ロズベルグ(ウィリアムズ)3点
7位 ブエミ(トロロッソ)2点
8位 ブルデー(トロロッソ)1点

*3位でチェッカーを受けたトヨタのトゥルーリは、セーフティーカー導入中にハミルトンを追い抜いた為、25秒加算のペナルティーで12位に降格。

リタイア 中嶋一貴

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2009年3月28日 (土)

驚天動地、F1 大変革の年開幕!

ホンダの撤退から4ヵ月、生まれ変わったブラウンGP・F1チームが予選ワン・ツーポジションを独占!

2009年はF1様変わりの年。

F1マシンの形状は大きく変わって、
スリックタイヤが復活する。

マシンの中心部にはKERS(カーズ)というブレーキ時に発生するエネルギーを蓄えて、それをパワーとして再利用するシステムを任意でマシンに搭載することができる。

フロントウィングの一部は可動式となって、ドライバーがステアリングのボタンを押すことで調整できる。

そして、ワールドチャンピオンの決定には総獲得ポイントよりも勝利数の方が優先されるのだ!

もっともっと、挙げばきりがないほど様変わりしているのだが、

最大の様変わりは、旧ホンダチーム・ブラウンGPのトップ独占だろう!

ホンダ撤退について

開幕戦のオーストラリアGPの予選を見ればわかるとおり、

2強と呼ばれたマクラーレンとフェラーリはすっかりと影をひそめ、主役の座からは降りてしまった…。

代わって主役に躍り出たのがブラウンGPのバリチェロ&バトンの2人。予選すべてのステージでワンツータイムを叩きだして、ジェンソン・バトンがポールを獲得!

引退に片足を突っ込んだバリチェロもポールは逃したものの、Q1&Q2をトップで通過し、予選は2番手をゲット!

まさにこれはブラウンGPによる予選制覇宣言だ!

これってF1参戦1戦目でポール獲得って言うのかな!?
同じメルセデスエンジンを搭載するマクラーレンとは雲泥の差だ。

まもなくF1<br />
 日本GPが開幕します1

そのマクラーレン、ルイス・ハミルトンに王者の後光はいっさいなしだ!

予選Q1をギリギリの15位で通過、しかも、まっさきに路面温度的に有利なスーパーソフトを使ってしまうという。王者の余裕はいっさいなし。Q2ではギアトラブルによって姿を消した。

フェラーリもイマイチ。導入したKERSも有利にはならず。でも、ライコネンはKERSを積極的に利用していたみたいだね。テレビ画面にKERSモニターが出てきたときは、ときめいた!

驚天動地、F1<br />
 大変革の年開幕!

あと、ブリヂストンのタイヤ。オーストラリアにはミディアムとスーパーソフトを持ってきたみたいだけど、今季はこういった組み合わせになるのかな?

さあ、決勝はもっと予測不能だ。オフのテストが減少された分、信頼性は各チームとも不透明。まして、圧倒的にテスト不足なブラウンGPはこのまま突っ走しれるとは思えない。

そして、KERS搭載組は本領を発揮できるのか?

日暮れ時の決勝レースに注目だ!

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